JPS6146057Y2 - - Google Patents

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JPS6146057Y2
JPS6146057Y2 JP1981153545U JP15354581U JPS6146057Y2 JP S6146057 Y2 JPS6146057 Y2 JP S6146057Y2 JP 1981153545 U JP1981153545 U JP 1981153545U JP 15354581 U JP15354581 U JP 15354581U JP S6146057 Y2 JPS6146057 Y2 JP S6146057Y2
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JP
Japan
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air
vehicle body
mounting surface
bracket
wall forming
Prior art date
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Application number
JP1981153545U
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JPS5858928U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のフードを車体側にヒンジ結
合するヒンジ取付用のブラケツトに関する。
従来、自動車のエンジンルームは、その上側を
フードで覆われ、これにより、エンジンルーム内
への雨水の侵入を防止している。このフードは前
開き、あるいは後開きが可能となるよう、車体側
にヒンジ結合されるものが多い。この内、後開き
を採用したフードはその先端部が、エンジンルー
ムの車体前方向側を覆う前壁形成板、たとえばラ
ンプサポートパネルにヒンジを介し連結される。
ところで、前壁形成板としてのランプサポートパ
ネルはラジエータの前面側とほぼ同位置に配置さ
れ、ラジエータグリルの開口部より流入する空気
を正面で受けている。このため、ランプサポート
パネルにはその最適位置にエアークリーナへ車外
の空気を供給するための空気供給口が形成される
ことがある。たとえば、第1図に示すように、ラ
ンプサポートパネル1はその最適位置に空気取入
口2としての穴が形成され、その空気供給口2の
エンジンルームE側にはエアーダクト3を介し、
図示しないエアークリーナが連結され、車体前方
向A側はランプサポートパネル1の前取付面4に
取り付けられるウオータプルーフプレート5に覆
われる。この場合、ランプサポートパネル1はエ
アーダクト3を確実に支持することができ、この
エアーダクト3はウオータプルーフプレート5の
働きにより水滴を除去した空気を空気供給口2よ
り吸入して図示しないエアークリーナに供給する
ことができる。しかし、ランプサポートパネル1
は前取付面4にウオータプルーフプレート5を取
り付けることによりスペースを比較的多く使用す
ることになり、その他の装置、たとえばフードヒ
ンジを取り付けるスペースが減少し、このヒンジ
の取り付け位置と重なり合が生じて、ヒンジの取
り付けに不都合を生じることが多い。
この考案は前壁形成板上に、エアークリーナへ
の空気供給口とフードヒンジの取付面とを容易に
配置可能としたフードヒンジのブラケツトを提供
することを目的とする。
この考案によるフードヒンジのブラケツトは、
エンジンルームの車体前方向側を覆うための前壁
形成板にエアクリーナの空気取入口を開口してい
る車両において、上記空気取入口を中心としてそ
の上部、下左部及び下右部の3箇所に設けられる
と共に上記前壁形成板に固着される取付部と、上
記各取付部の各々の幅をほぼ保つたままで車体前
方向へ所定量の隙間幅だけそれぞれ延出する脚部
と、上記脚部の各々の先端よりほぼ車幅方向に延
出して三者一体となつて上記空気取入口の前方側
全面を覆うと共にフードヒンジ取付面を形成した
前面覆い部とを具備し、上記各脚部の内、互いに
隣り合う同志の間に左側、右側及び下側の各大気
開放口を形成し、上記前壁形成板と各脚部と前面
覆い部とにより、上記各大気開放口より上記空気
取入口へ空気を通すT型エア通路を形成する。
このため、前壁形成板上のエアー供給口の配置
位置と隙間幅だけ離れて配置されるフードヒンジ
の取付面とが立体的に一箇所に配置されることに
なり、前壁形成板上のスペースを有効利用できか
つ、フードヒンジとしての剛性をも確保できる。
しかも、フードヒンジの取付面の形成される隙間
覆い部がエアー供給口の車体前方向を所定隙間を
介し覆うことになり、これが車体前方向から直接
エアー供給口に突入しようとする雨水を除去する
ウオータプルーフプレートの働きをすることにな
る。更に、前壁形成板に対するフードヒンジの取
付面の位置を隙間幅を変えることにより調整で
き、最適な位置にフードヒンジの取付面を配置で
きる。
以下、この考案を添付図面と共に説明する。
第2図にはこの考案の一実施例としてのフード
ヒンジのブラケツト(以後単にブラケツトと記
す)6を示した。このブラケツト6は、フロント
エンジン方式の自動車Cのフード7と、車体側の
前壁形成板としてのランプサポートパネル8とを
ヒンジ結合するヒンジ9の取付に使用される。即
ち、ランプサポートパネル8はエンジンルーム1
0の車体前方対向側に左右一対配置され、エンジ
ンルームの前方側の剛性を確保している。各ラン
プサポートパネル8はその中央部にヘツドライト
11の支持位置を配備し、両ランプサポートパネ
ル8の間には図示しないラジエータを配置してい
る。これら両ランプサポートパネル8の内、右側
のランプサポートパネル8の車体中央寄りに空気
供給口13が形成され、この空気供給口13の前
方側に隙間幅hを有したブラケツト6が配置され
る(第4図参照)。ランプサポートパネル8のエ
ンジンルーム10側の裏面14には空気供給口1
3より所定量だけフランジ部131が突出してお
り、このフランジ部131にエアーダクト15を
介し図示しないエアークリーナが連結される。そ
して、ランプサポートパネル8の車体前方向A側
の前取付面16にはブラケツト6が溶接される。
第3図に示すようにこのブラケツト6は前取付面
16上の空気供給口13の配置位置を中心とし、
その上部、下左部及び下右部の3箇所に重合さ
れ、溶接される取付部としての片部603と、3
つの各片部の各々の幅をほぼ保つたままで車体前
方向Aへ隙間幅hだけそれぞれ延出する脚部とし
ての隙間幅形成部602と、3つの隙間幅形成部
の各々の先端より車幅方向Bに延出して三者一体
となつて空気取入口の前方全面を覆う覆い部とし
ての隙間覆い部601とを備え、これら一体的に
剛板により形成される。このブラケツト6は前取
付面16と隙間覆い部601との間の隙間をT型
のエアー通路Rとして形成している。このエアー
通路Rは、隙間幅形成部602の内の左右端部、
および下端部にそれぞれ形成した空気流入口60
4より、中央の空気供給口13に連通する形状を
呈しており、空気供給口13に対し車体前方向A
より直接空気供給口13に突入しようとする空気
や雨水は隙間覆い部601の表面により排除され
る。この場合、空気供給口13に達する空気は、
左右および下側の3つの空気流入口604に対
し、車体の進行方向と直交する方向から進入する
ことになる。このため、ブラケツト6とランプサ
ポートパネル8により形成されたエアー通路Rは
空気中に雨水が含まれていても、雨水を隙間覆い
部601および前取付面16に衝突させ、水滴と
して下方に流すことになり、空気が車体の進行方
向と直交する方向に向うエアー通路Rを通過する
際、空気中の水滴を完全に取り除くことができ
る。
一方、隙間覆い部601は前取付面16より隙
間幅hだけ離れた位置に配置されており、その表
面はヒンジ取付面605として形成される。即
ち、第3図に示すようにヒンジ取付面605の中
央にはヒンジ9をボルト止めするためのナツト穴
606が形成される。このヒンジ取付面605に
ボルト止めされるヒンジ9と、左側ランプサポー
トパネル8側のヒンジ17(第2図参照)とによ
り、フード7は車体に対し、後開き(第2図に示
矢0として示す方向)可能に枢着される。このヒ
ンジ取付面605はランプサポートパネル8上の
空気供給口13と立体的に隙間幅hだけ離れた位
置に配置されることになり、前取付面16上の空
気供給口13の配置位置を、ヒンジ取付面605
の配置位置としても使用でき、前取付面16のス
ペースを有効利用できる。しかも、ブラケツト6
はランプサポートパネル8に対して3つの所定幅
の隙間幅形成部602及び片部603を介し前取
付面16側に固定でき、ヒンジブラケツトとして
十分な剛性を確保できる。
第2図に示したブラケツト6は右側のランプサ
ポートパネル8にのみ取り付けられていたが、場
合によつては、ブラケツト6と同型の図示しない
ブラケツトを単に支持台として使用し、これを左
側のランプサポートパネル8に取り付けてもよ
い。このようにすれば左右同一のヒンジを使用で
き、第2図に示したように左右異なるヒンジ9,
17を使用しなくてもよく、部品数の低減を計れ
る。
上述のごとく、この考案の適用されたブラケツ
トを使用すればヒンジ取付面と空気供給口とを前
壁形成板の前取付面に容易に配設することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aはランプサポートパネルに取り付けら
れるウオータプルーフプレートの斜視図、第1図
bはaの−線断面図、第2図はこの考案の一
実施例としてのブラケツトを取り付けた車体の要
部斜視図、第3図は同上ブラケツトの正面図、第
4図は同上ブラケツトの側断面図である。 6……ブラケツト、7……フード、8……ラン
プサポートパネル、10……エンジンルーム、1
3……空気供給口、601……隙間覆い部、60
2……隙間幅形成部、603……片部、604…
…空気流入口、A……車体前方向、R……エアー
通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンルームの車体前方向を覆う前壁形成板
    にエアクリーナの空気取入口を開口している車両
    において、上記空気取入口を中心としてその上
    部、下左部及び下右部の3箇所に設けられると共
    に上記前壁形成板に固着される取付部と、上記各
    取付部の各々の幅をほぼ保つたままで車体前方向
    へ所定量の隙間幅だけそれぞれ延出する脚部と、
    上記脚部の各々の先端よりほぼ車幅方向に延出し
    て三者一体となつて上記空気取入口の前方側全面
    を覆うと共にフードヒンジの取付面を形成した前
    面覆い部とを具備し、上記各脚部の内、互いに隣
    い合う同志の間に左側、右側及び下側の各大気開
    放口を形成し、上記前壁形成板と各脚部と前面覆
    い部とにより上記各大気開放口より上記空気取入
    口へ空気を通すT型エア通路を形成したことを特
    徴とするフードヒンジのブラケツト。
JP15354581U 1981-10-16 1981-10-16 フ−ドヒンジのブラケツト Granted JPS5858928U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15354581U JPS5858928U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 フ−ドヒンジのブラケツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15354581U JPS5858928U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 フ−ドヒンジのブラケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5858928U JPS5858928U (ja) 1983-04-21
JPS6146057Y2 true JPS6146057Y2 (ja) 1986-12-24

Family

ID=29946159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15354581U Granted JPS5858928U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 フ−ドヒンジのブラケツト

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JP (1) JPS5858928U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062615A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Honda Motor Co Ltd 車両の吸気構造
US8439143B2 (en) * 2011-02-21 2013-05-14 Honda Motor Co., Ltd. Over bulkhead air intake system

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141313U (ja) * 1974-09-24 1976-03-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843665Y2 (ja) * 1978-06-05 1983-10-03 トヨタ自動車株式会社 自動車用機関の空気取入れ口の構造

Patent Citations (1)

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JPS5141313U (ja) * 1974-09-24 1976-03-27

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Publication number Publication date
JPS5858928U (ja) 1983-04-21

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