JPS6242604Y2 - - Google Patents

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JPS6242604Y2
JPS6242604Y2 JP1982128945U JP12894582U JPS6242604Y2 JP S6242604 Y2 JPS6242604 Y2 JP S6242604Y2 JP 1982128945 U JP1982128945 U JP 1982128945U JP 12894582 U JP12894582 U JP 12894582U JP S6242604 Y2 JPS6242604 Y2 JP S6242604Y2
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JP
Japan
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wheel
air duct
air
vehicle body
fender panel
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JP1982128945U
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JPS5932550U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のブレーキ冷却装置の改良であ
る。
一般に、自動車において、例えばデイスクブレ
ーキが配設された車輪の内側には走行風が届かな
いため、別途ブレーキ冷却装置を設けてやる必要
がある。
そのようなブレーキ冷却装置としては、例えば
実開昭52−14642号に記載されるように、ブレー
キに指向させたダクトを設け、該ダクト内に駆動
フアンを設け、それによつてブレーキに対し強制
冷却風を送るようにするものがある。
ところが、このような構造では、ダクトを配置
するスペースに問題があり、また駆動フアンを別
途設けねばならず、高価になるという不具合があ
つた。
ところで、一般に、車輪に付着した雨水、泥、
小石等の飛散から、該車輪上方に位置するホイー
ルエプロン、フロントフエンダパネル等のパネル
類を保護するために、該車輪の上方を覆うマツド
ガードが設けられており、また、前輪より前方位
置でフロントフエンダパネルとホイールエプロン
との間のスペースに例えばウオツシヤタンク、ヘ
ツドランプ等が装備される自動車においてはそれ
らを飛石、泥(水)等から保護するために上記マ
ツドガードの前端部を車体前方に延長してプロテ
クタとしている。
本考案はかかる点に鑑み、フエンダパネルとホ
イールエプロンとの間に空間が存することに着目
してなされたもので、前記空間にエアダクトを配
することにより、配置スペースの問題を生ずるこ
となく、エアダクトにて導入案内される冷却風に
て、前輪内側に位置するブレーキ部(例えば、デ
イスクブレーキ)の冷却を行うことができ、ま
た、エアダクトでマツドガードの前端部を構成し
それにプロテクタとしての機能を持たせることに
より、マツドガードの一部を省略して、安価に製
造することができる自動車のブレーキ冷却装置を
提供することを主目的とするものである。
本考案は、上記目的を達成するために、前輪よ
り前方に位置し、かつフロントフエンダパネルの
車体内方側とホイールエプロンの車体外方側との
間の空間内に、前端がエアダムスカートにおいて
開口する一方後端が前輪の前側部分に対して開口
するエアダクトを配設するとともに、前輪の上方
を覆うマツドガードの前端部を前記エアダクト上
面に接合したことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に沿つて説明す
る。
第1図ないし第4図において、自動車1の前部
で、前輪6より前方に位置し、かつフロントフエ
ンダパネル2の車体内方側とホイールエプロン3
の車体外方側との間の空間内に、エアダクト4が
配置支持されている。このエアダクト4は、前端
がエアダムスカート5において開口する一方、後
端が前輪6の前側部分に対して開口し、それによ
つて、車両走行時に、エアダクト4を通じて前輪
6内側のブレーキ部(図示せず)に空気が供給さ
れ、冷却されるようになつている。
エアダクト4は、基本的にはハツト形状の上側
部材7と下側部材8とが接合されて閉断面形状と
なつている。すなわち、上側部分7は、断面〓形
の基部7aと、該基部7aの側縁より水平側方に
延びるフランジ部7b,7cとからなる一方、下
側部材8は、断面〓形の基部8aと、該基部8a
の内側縁より水平内方に延びるフランジ部8b
と、該基部8aの外側縁より水平外方に延びる延
長部8cと、該延長部8cの側縁より鉛直下方に
延びる鉛直部8dとからなり、しかして下側部材
8のフランジ部8bと延長部8cとに上側部材7
のフランジ部7b,7cがそれぞれ接合固着され
ている。したがつて、断面矩形状の空気通路Aが
形成される。
前記上記部材8の基部8aは、その車体内方側
鉛直部分が断面略L字形の連結ブラケツト9を介
してほぼ水平のアンダカバー10に連結固定され
るとともに、上側水平部分が取付ブラケツト11
を介して、フエンダパネル2とホイールエプロン
3とを連結するフエンダステー12に取付固定さ
れている。
前記アンダカバー10は、上側水平部13a、
中間鉛直部13bおよび下側水平部13cが順に
連設されてなる支持ブラケツト13の該下側水平
部13cに取付固定されている。支持ブラケツト
13の中間鉛直部13bにはホイールエプロン3
の鉛直部3aが接合固定されているので、アンダ
カバー10とホイールエプロン3とは支持ブラケ
ツト13を介して連結されている。
また、ホイールエプロン3の鉛直部3aには、
断面ハツト形状のフロントフレーム14が接合固
定され、車体前後方向に延びる閉断面構造が形成
されている。
前記フエンダステー12は、一端がフエンダパ
ネル2の鉛直部2aに直接に接合固定される一
方、他端が支持ブラケツト13の上側水平部13
aに取付固定されてホイールエプロン3に間接的
に連結されている。
また、エアダクト4の上面を構成する上側部材
7の後端部分には、前輪6の上方を覆うマツドガ
ード16の前端部が接合固定され、それによつて
マツドガード16の一部となつている。
上記のように構成すれば、自動車1の走行時に
は、エアダムスカート5において開口するエアダ
クト4の前端から空気が導入され、該導入空気
が、エアダクト4内部を経て、前輪6の前側部分
に対して開口する後端に至り、それによつて、前
輪6の内側に位置するブレーキ部(図示せず)を
積極的に冷却し、また、エンジンルーム内の雰囲
気温度の低下にも効果がある。
また、エアダクト4上にはウオツシヤタンク
(図示省略)が位置しているので、エアダクト4
はウオツシヤタンクのプロテクタとしての機能、
例えば飛び石に対するプロテクタとしての機能を
有する。
上記実施例では、フエンダパネル2とホイール
エプロン3とを連結するフエンダステー12を用
いているが、第5図に示すように、エアダクト4
の下側部材8における基部8aの外側縁から外側
方に延びる延長接合部8eをフエンダパネル2の
鉛直部2aに接合固定することにより、フエンダ
ステーを省略することもできる。その場合、アン
ダカバー10をホイールエプロン3に連結するブ
ラケツト15は断面L字形状である。
本考案は、上記のように、フエンダパネルとホ
イールエプロンとの間に位置する空間を利用して
エアダクトを配置支持したため、配置スペースの
問題を生ずることなく、前輪内側に位置するブレ
ーキ部の冷却を行うことができ、また、エアダク
トでマツドガードの前端部を構成するため、マツ
ドガードの一部を省略して、安価に製造すること
ができるなどの実用上優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第
1図は自動車の側面図、第2図は第1図における
車両右側部分の−線に沿う断面図、第3図は
マツドガードとエアダクトとの斜視図、第4図は
エアダクト、フエンダステーおよびアンダーカバ
ーの分解斜視図、第5図は変形例についての、第
2図と同様の図である。 1……自動車、2……フロントフエンダパネ
ル、3……ホイールエプロン、4……エアダク
ト、5……エアダムスカート、6……前輪、12
……フエンダステー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前輪より前方に位置し、かつフロントフエンダ
    パネルの車体内方側とホイールエプロンの車体外
    方側との間の空間内に、前端がエアダムスカート
    において開口する一方後端が前輪の前側部分に対
    して開口するエアダクトを配設するとともに、前
    輪の上方を覆うマツドガードの前端部を前記エア
    ダクト上面に接合したことを特徴とする自動車の
    ブレーキ冷却装置。
JP12894582U 1982-08-26 1982-08-26 自動車のブレ−キ冷却装置 Granted JPS5932550U (ja)

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JP12894582U JPS5932550U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 自動車のブレ−キ冷却装置

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JP12894582U JPS5932550U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 自動車のブレ−キ冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS5932550U JPS5932550U (ja) 1984-02-29
JPS6242604Y2 true JPS6242604Y2 (ja) 1987-10-31

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0639915Y2 (ja) * 1989-05-29 1994-10-19 三男 長島 つま切り器
CN109177943B (zh) * 2018-10-30 2020-05-29 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种制动器冷却装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS563079B2 (ja) * 1977-10-13 1981-01-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563079U (ja) * 1979-06-20 1981-01-12

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JPS563079B2 (ja) * 1977-10-13 1981-01-22

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JPS5932550U (ja) 1984-02-29

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