JPS6015690Y2 - トラクタ用キヤビンの空調装置 - Google Patents

トラクタ用キヤビンの空調装置

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Publication number
JPS6015690Y2
JPS6015690Y2 JP16561280U JP16561280U JPS6015690Y2 JP S6015690 Y2 JPS6015690 Y2 JP S6015690Y2 JP 16561280 U JP16561280 U JP 16561280U JP 16561280 U JP16561280 U JP 16561280U JP S6015690 Y2 JPS6015690 Y2 JP S6015690Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outside air
cabin
prevention wall
blower
conditioning system
Prior art date
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Expired
Application number
JP16561280U
Other languages
English (en)
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JPS5786809U (ja
Inventor
謙一 佐藤
峻 吉野
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP16561280U priority Critical patent/JPS6015690Y2/ja
Publication of JPS5786809U publication Critical patent/JPS5786809U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラクタ用キャビンの外気導入における空調
装置に関する。
農用等のトラクタにおいても、キャビン内に外気を導入
する空調装置を設け、運転者の居住性・快適性を良くす
る対策が講じられている。
しかし、この種のキャビンは、機能性を重点に設計され
ており、余分な空間がないので、内部に空調装置を組込
んだ場合、それによって有効面積が大きく制限され、運
転、その他の作業に支障を来たす欠点があり、また、キ
ャビンの上部前端に空調装置が設けられたものにおいて
は、雨天や洗車時に空調装置の空気導入口より水が浸入
する可能性が大であった。
そこで、本考案は上記従来の問題点を解消することを目
的としたものであって、その特徴とするところは、トラ
クタ用キャビン8の上部前端に設けられた外気導入口1
1より、送風装置12を介して外気を導入するようにし
たものにおいて、前記外気導入口11から送風装置12
に至る外気導入路23の途中下面より水浸入防止壁24
が外気導入口11より高く、かつ天井内面と間隙を有し
て立設され、該水浸入防止壁24内面側と天井内面側と
にユニット状とされた送風装置12が取付けられた点に
ある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述すると、第
1図乃至第3図において、1はトラクタ車体、2はボン
ネット、3は計器パネル、4はハンドルである。
5は後輪、6は後輪用フェンダ−で、この左右一対のフ
ェンダ−6間に運転席7が配置される。
8はキャビンで、計器パネル4、運転席7等をおおうよ
うにトラクタ車体1上に搭載されており、このキャビン
8は両側に乗降用のドアー9を有する。
10は空調装置で、第3図に示される如く、前記キャビ
ン8の上部前端に設けられており、外気導入口11、送
風装置12、送風口13等から構成されている。
前記外気導入口11は、キャビン8の上部前面における
天井板14の前端とフロントガラス15の上部支持枠1
6との間にネジ等を介して着脱自在に嵌合装着されたル
ーパー17により構成されており、該ルーパー17はキ
ャビン8の略全幅に渡る長さを有している。
前記送風装置12はモータ18と該モータ18の両側に
設けられたシロッコファン等の送風ファン19を備え、
シロッコファンケース20に、前記モータ18を抱持す
る取付バンド21を介して取付けられたユニット状に構
成されており、該シロッコファンケース20は前記天井
板14内側及び後述する水浸入防止壁24内側にネジ等
の締結具22を介して、着脱自在に装着されている。
また前記シロッコファンケース20の後部室内側に送風
口13が開口形成されている。
そして前記送風装置12を介して、外気導入口11から
送風口13に至る外気導入路23を構成している。
また前記外気導入口11と送風装置12間における外気
導入路23の途中下面、即ち、前記上部支持枠16後端
より、上方向に水浸入防止壁24が立設されており、該
防止壁24はキャビン8の幅方向全域に渡ると共に、前
記外気導入口11より僅か上方まで延設され、天井板1
4内面と間隙を有している。
従って、外気の導入に際しては、第3図矢印で示される
如く、送風装置12の駆動を介して、外気導入口11よ
り外気が導入され、前記防止壁24と天井板14間及び
送風ファン19を介して、送風口13よりキャビン8内
に排出される。
本考案の実施例は以上のように構成されており、キャビ
ン8の上部前端に空調装置10を設けているため、キャ
ビン8内部の空間を制限することもなく、キャビンB内
に十分な空間が確保できる。
また、雨天時における外気導入に際しても、水浸入防止
壁24が立設されているため、外気導入口11より外気
と共に浸入した雨水は、前記防止壁24により、キャビ
ン8室内への浸入が阻止され、再び、外気導入口11下
部よりフロントガラス15前面に流出していく。
従って、雨水浸入が完全に防止でき、外気導入操作が常
に行なえ、運転者に対する冷房効果が犬となり、居住性
・快適性が大である。
また洗車時においても、同様に水の浸入が完全に防止で
きる。
さらに送風装置12をユニット状に構成しているため、
着脱作業が容易に行なえ、メインテナンス性がよい。
また水浸入防止壁24を送風装置12の取付は部に兼用
した構成であり、構造の簡素化が図れる。
また天井の下側に空調装置10を設けているため、車高
高を、招くおそれもない。
また、第3図仮想線だ示す如く、水浸入防止壁20上端
に戻し部25を設ければ、より完全に水の浸入が防止で
きる。
さらに前記ルーパー17の後部にフィルター26や金銅
等を設ければ、ごみや粉塵等の浸入も防止でき、清涼な
空気導入が行なえる。
尚、前記外気導入口11を開閉自在な開閉板により構成
してもよい。
また前記送風口13に連動操作自在な複数枚の変向板を
設けてもよい。
第4図及び第5図は他の実施例を示し、第4図はルーパ
ー17と水浸入防止壁24間における上部支持枠16に
溝部27が設けられたものを示しており、該溝部27は
キャビン8の幅方向に設けられると共に、溝部27の両
端はキャビン8の両側近傍で前方に屈曲猛威されており
、前記外気溝□入口11より浸入した雨水等は前記溝部
27に沿って、キャビン8の両側に案内され、該両側の
溝部27両端より、フロントガラス15上に流し出され
る。
従って、フロントガラス15の両側を前記雨水が流れる
構成であるため、フロントガラス15の前方視界部分が
雨水によって阻害されず、良好な運転のための視界が確
保できる。
また第5図は前記溝部27の代わりに仕切り板28を立
設したものを示しており、前記同様の効果を奏する。
さらに第5図に示される如く、外気導入口11をキャビ
ン8本体に一体として設けてもよく、また、第5図仮想
線で示される如く、前記水浸入防止壁24上端と天井板
14間にフィルター26を設ける構成としてもよい。
本考案は、キャビンの上部前端に空調装置を設けており
、該空調装置の外気導入路中に水浸入防止壁を立設して
いるので、キャビン内の空間を十分に確保でき、また雨
水等の水の浸入も完全に防止できるので、所望の際に常
に外気を導入することができ、運転者の居住性・快適性
が大である。
さらに、外気導入口後方に水浸入防止壁を立設した簡単
な構成であり、製作が容易であるという利点がある。
また送風装置をユニット状に構成しているため、着脱作
業が容易に行なえメインテナンス性がよい。
さらに水浸入防止壁を送風装置の取付は部に兼用した構
成であり、構造の簡素化が図れる。
また天井の下側に空調装置を設ける構成であるため、車
高高を招くおそれもないという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図は第1図
の正面図、第3図は第2図■−■線断面図、第4図及び
第5図は他の実施例を示す要部断面図である。 8・・・・・・キャビン、10・・・・・・空調装置、
11・・・・・・外気導入口、12・・・・・・送風装
置、15・・・・・・フロントガラス、23・・・・・
・外気導入路、24・・・・・・水浸入防止壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクタ用キャビン8の上部前端に設けられた外気導入
    口11より、送風装置12を介して外気を導入するよう
    にしたものにおいて、前記外気導入口11から送風装置
    12に至る外気導入路23の途中下面より水浸入防止壁
    24が外気導入口11より高く、かつ天井内面と間隙を
    有して立設され、該水浸入防止壁24内面側と天井内面
    側とにユニット状とされた送風装置12が取付けられた
    ことを特徴とするトラクタ用キャビンの空調装置。
JP16561280U 1980-11-18 1980-11-18 トラクタ用キヤビンの空調装置 Expired JPS6015690Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16561280U JPS6015690Y2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18 トラクタ用キヤビンの空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16561280U JPS6015690Y2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18 トラクタ用キヤビンの空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5786809U JPS5786809U (ja) 1982-05-28
JPS6015690Y2 true JPS6015690Y2 (ja) 1985-05-17

Family

ID=29524295

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JP16561280U Expired JPS6015690Y2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18 トラクタ用キヤビンの空調装置

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JPS5786809U (ja) 1982-05-28

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