JPS5911769Y2 - 走行車両におけるエアコンの吸込ダクト装置 - Google Patents
走行車両におけるエアコンの吸込ダクト装置Info
- Publication number
- JPS5911769Y2 JPS5911769Y2 JP10227079U JP10227079U JPS5911769Y2 JP S5911769 Y2 JPS5911769 Y2 JP S5911769Y2 JP 10227079 U JP10227079 U JP 10227079U JP 10227079 U JP10227079 U JP 10227079U JP S5911769 Y2 JPS5911769 Y2 JP S5911769Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- air
- intake port
- suction duct
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建設用大型ダンプトラック等の走行車両の運転
室内に設置されるエアコンの吸込ダクト装置に関するも
のである。
室内に設置されるエアコンの吸込ダクト装置に関するも
のである。
建設用大型ダンプトラックの運転室を構戒するキャップ
は車両の一側部に設けられて室内スペースが狭い。
は車両の一側部に設けられて室内スペースが狭い。
一方、運転室内にエアコンを設置する場合にはエアコン
の吸込口に空気取入口に接続した特別なダクトを新設す
る必要があり、ダクト分だけの通路面積が運転内に必要
となり室内スペースが狭くなってしまうので、建設用大
型ダンプトラックの場合には室内スペースがより一層狭
くなって運転室内におけるオペレータの居住性が悪くな
ってしまうとの不具合を有する。
の吸込口に空気取入口に接続した特別なダクトを新設す
る必要があり、ダクト分だけの通路面積が運転内に必要
となり室内スペースが狭くなってしまうので、建設用大
型ダンプトラックの場合には室内スペースがより一層狭
くなって運転室内におけるオペレータの居住性が悪くな
ってしまうとの不具合を有する。
また、空気取入口は新鮮な空気が入ると同時に雨水の浸
入対策のため、複雑な形状を構或する必要がある。
入対策のため、複雑な形状を構或する必要がある。
すなわち、室内スペースの狭い建設用大型ダンプトラッ
クでは第1図に示す如く、車体aの側方に設けたキャッ
プbの前部下方のオペレータ足元部にはスペース的に設
置できないから後方にエアコンユニツ}cを設置し、そ
の空気取入口に設けた吸込用のダク}dを床面に沿って
前方に向けて設置している。
クでは第1図に示す如く、車体aの側方に設けたキャッ
プbの前部下方のオペレータ足元部にはスペース的に設
置できないから後方にエアコンユニツ}cを設置し、そ
の空気取入口に設けた吸込用のダク}dを床面に沿って
前方に向けて設置している。
後方に向けて設けると車輪eにより巻き上るホコリが吸
引されてしまう。
引されてしまう。
このため、吸込用のダクトdの長さが長くなり室内スペ
ースが一層狭くなると共に、前方に新鮮な空気を取入れ
る空気取入口を設ける必要が有するために構造が複雑と
なってしまう等の不具合を有する。
ースが一層狭くなると共に、前方に新鮮な空気を取入れ
る空気取入口を設ける必要が有するために構造が複雑と
なってしまう等の不具合を有する。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的はエアコンを設置したキャップ内のスペースを広くで
きるようにした走行車両におけるエアコンの吸込ダクト
装置を提供することである。
的はエアコンを設置したキャップ内のスペースを広くで
きるようにした走行車両におけるエアコンの吸込ダクト
装置を提供することである。
以下第2図以降を参照して本考案の実施例を説明する。
車体1の前部側方にはキャップ2が設けられキャップ2
の下方に前輪3が位置している。
の下方に前輪3が位置している。
キャップ2は車体1の一部に構戒する前後方向に延びた
一対の断面上向コ字状の縦枠材4,4上に固設した床板
5上に設置してあって運転室を形或していると共に、エ
アコンユニット6は運転室内における走行方向に対して
後方位置にブラケット7、ボルト8を介して設置してあ
る。
一対の断面上向コ字状の縦枠材4,4上に固設した床板
5上に設置してあって運転室を形或していると共に、エ
アコンユニット6は運転室内における走行方向に対して
後方位置にブラケット7、ボルト8を介して設置してあ
る。
一方、前記一対の縦枠材4の前部は前方に向けて開口し
て空気取入口4aとなりかつ床板5とにより第1空気通
路、すなわち第2ダクトイを形或していると共に、一左
の縦枠材4,4におけるエアコンユニット6の下方位置
間に亘って断面上向コ字状の横枠材9が横架固設されて
第2空気通路、すなわち第2ダクト口を形或している。
て空気取入口4aとなりかつ床板5とにより第1空気通
路、すなわち第2ダクトイを形或していると共に、一左
の縦枠材4,4におけるエアコンユニット6の下方位置
間に亘って断面上向コ字状の横枠材9が横架固設されて
第2空気通路、すなわち第2ダクト口を形或している。
また、一対の縦枠材4,4と横枠材9の連結部には開口
10が形戒されて第1・第2ダクトを連通している。
10が形戒されて第1・第2ダクトを連通している。
一方、エアコンユニット6の下面には吸込口6a、側面
には吹出口(図示せず)とがそれぞれ形威され、吸込口
6aは前記床板5に穿孔形戒した第2ダクト口の空気出
口11と連通し、その連通部分はシール材12で気密に
接続していると共に、吹出口6bは運転室内に開口して
いる。
には吹出口(図示せず)とがそれぞれ形威され、吸込口
6aは前記床板5に穿孔形戒した第2ダクト口の空気出
口11と連通し、その連通部分はシール材12で気密に
接続していると共に、吹出口6bは運転室内に開口して
いる。
第2図において、13はキャブ2の周囲に位置するステ
ップ板であり、梯子14よりキャブ2のドア2aまでの
オペレータ通路となっていると共に、ステップ板13の
前部は前記一対の縦枠4,4の開口部、すなわち空気取
入口4a,4aよりも前方に張り出して空気取入口4a
,4aより再水等が浸入することを防止している。
ップ板であり、梯子14よりキャブ2のドア2aまでの
オペレータ通路となっていると共に、ステップ板13の
前部は前記一対の縦枠4,4の開口部、すなわち空気取
入口4a,4aよりも前方に張り出して空気取入口4a
,4aより再水等が浸入することを防止している。
しかして、エアコンユニット6の下面に吸込口6aを設
け、その吸込口6aを床板5の下部に形威したダクトイ
・口を経て空気取入口4aに連通させたから、運転室内
にはエアコンユニット6のみを設ければ良く汎用性の高
いエアコンとなると共に、室内スペースを狭くすること
がない。
け、その吸込口6aを床板5の下部に形威したダクトイ
・口を経て空気取入口4aに連通させたから、運転室内
にはエアコンユニット6のみを設ければ良く汎用性の高
いエアコンとなると共に、室内スペースを狭くすること
がない。
また、前記ダクトイ・口は車体1を構威する縦枠材4,
4と横枠材9とにより形或してあるから特別なダクトを
設ける必要がなく構造が簡単となる。
4と横枠材9とにより形或してあるから特別なダクトを
設ける必要がなく構造が簡単となる。
また、ダクトイ・口を形戒する床板5の下部に設けてあ
るから雨水等が浸入することがない。
るから雨水等が浸入することがない。
また、空気取入口4aは車両前方に配置したから、車輪
3で巻き上げられるホコリを吸込むことなく新鮮な空気
を取り入れることができる。
3で巻き上げられるホコリを吸込むことなく新鮮な空気
を取り入れることができる。
また、ステップ板13は空気取入口4aより前方に張り
出しているから雨氷等が浸入する二とを防止できる。
出しているから雨氷等が浸入する二とを防止できる。
本考案は以上の様になり、エアコンユニット6の下面に
吸込口6aを設け、その吸込口6aを床板5の下部に設
けた横枠材9、縦枠材4の内部を経て空気取入口4aに
連通させたから、運転室内にはエアコンユニット6のみ
を設ければよく汎用性の高いエアコンとなると共に、室
内スペースを狭くすることがない。
吸込口6aを設け、その吸込口6aを床板5の下部に設
けた横枠材9、縦枠材4の内部を経て空気取入口4aに
連通させたから、運転室内にはエアコンユニット6のみ
を設ければよく汎用性の高いエアコンとなると共に、室
内スペースを狭くすることがない。
また、車体1を構或する縦枠材4,4と横枠材9の内部
を空気を流通させるようにしたから、特別なダクトを設
ける必要がなく構造が簡単となる。
を空気を流通させるようにしたから、特別なダクトを設
ける必要がなく構造が簡単となる。
また、縦横枠材4, 4, 9は床板5の下部に設
けてあるからその内部に雨水等が浸入することがない。
けてあるからその内部に雨水等が浸入することがない。
また、空気取入口4aは車輪3よりも車体前方に配置し
たから、車輪3で巻き上げられるホコリを吸込むことな
く新鮮な空気を取り入れることができる。
たから、車輪3で巻き上げられるホコリを吸込むことな
く新鮮な空気を取り入れることができる。
第1図は従来例の斜視図、第2図は本考案の実施例を示
す斜視図、第3図はその要部斜視図、第4図は第3図の
IV−IV線断面図である。 1は車体、2はキャブ、6はエアコンユニット、4aは
空気取入口、イ・口はダクト。
す斜視図、第3図はその要部斜視図、第4図は第3図の
IV−IV線断面図である。 1は車体、2はキャブ、6はエアコンユニット、4aは
空気取入口、イ・口はダクト。
Claims (1)
- 車体1を構或する断面上向コ字状の一対の縦枠材4,4
間に亘って床板5を設けると共に、この床板5上にキャ
ップ2を設け、前記一対の縦枠材4,4間に断面上向コ
字状の横枠材9を架設し、かつその連結部には開口10
を形或して一対の縦枠材4,4内部と横枠材9の内部と
を連通ずると共に、前記床板5には横枠材9の内部に開
口する空気出口11を形戊し、下面に吸入口6aを有す
るエアコンユニット6を床板5に、その吸入口6aが空
気出口11に連通ずるように配設し、さらに前記一対の
縦枠材4の前部を車輪3よりも車体前方に向けて開口し
て空気取入口4aとしたことを特徴とする走行車両にお
けるエアコンの吸込ダクト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10227079U JPS5911769Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 走行車両におけるエアコンの吸込ダクト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10227079U JPS5911769Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 走行車両におけるエアコンの吸込ダクト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5621211U JPS5621211U (ja) | 1981-02-25 |
JPS5911769Y2 true JPS5911769Y2 (ja) | 1984-04-10 |
Family
ID=29334996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10227079U Expired JPS5911769Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 走行車両におけるエアコンの吸込ダクト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911769Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-26 JP JP10227079U patent/JPS5911769Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5621211U (ja) | 1981-02-25 |
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