JPS632325Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632325Y2 JPS632325Y2 JP13771883U JP13771883U JPS632325Y2 JP S632325 Y2 JPS632325 Y2 JP S632325Y2 JP 13771883 U JP13771883 U JP 13771883U JP 13771883 U JP13771883 U JP 13771883U JP S632325 Y2 JPS632325 Y2 JP S632325Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- outside air
- driver
- gap
- raindrops
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、キヤブオーバ型自動車のフロントボ
デイ構造に係り、特に水切り構造の改良に関す
る。
デイ構造に係り、特に水切り構造の改良に関す
る。
第１図は、キヤブオーバ型のたとえばトラツク
を示す。このフロント側の構造は、第２図および
第３図にも示すように、フロントガラス１の下部
側にフロントパネル２が一体的に設けられ、さら
にフロントパネル２の下部側には両サイドにヘツ
ドライト３，３、これらの間にはフロントグリル
４が設けられる。また、上記フロントパネル２と
は間隙を存してダツシユパネル５が並設されてい
て、このダツシユパネル５の運転席６側にはイン
ストルパネル７が備えられるとともに換気孔８が
開口する。
を示す。このフロント側の構造は、第２図および
第３図にも示すように、フロントガラス１の下部
側にフロントパネル２が一体的に設けられ、さら
にフロントパネル２の下部側には両サイドにヘツ
ドライト３，３、これらの間にはフロントグリル
４が設けられる。また、上記フロントパネル２と
は間隙を存してダツシユパネル５が並設されてい
て、このダツシユパネル５の運転席６側にはイン
ストルパネル７が備えられるとともに換気孔８が
開口する。
しかして、運転走行によつてフロントグリル４
から外気がフロントボデイ内にとり入れられ、そ
の一部はフロントパネル２とダツシユパネル５と
の間隙に導びかれ、上記換気孔８から運転席６の
換気をなす。残りの外気はそのままボデイ後方を
介して外部に導びかれる。
から外気がフロントボデイ内にとり入れられ、そ
の一部はフロントパネル２とダツシユパネル５と
の間隙に導びかれ、上記換気孔８から運転席６の
換気をなす。残りの外気はそのままボデイ後方を
介して外部に導びかれる。
しかるに、たとえば雨天下で高速道路の走行時
などでは、図中矢印に示すように走行風に乗つた
雨滴がフロントパネル２とダツシユパネル５との
間にまで侵入することが多い。これは、フロント
グリル４を導通した雨滴の一部が一旦ダツシユパ
ネル５の下部に衝突し、かつ間隙に沿つて上昇す
るためである。上記換気孔８の風入口側には当然
開閉機構や何らかの水切り機構が設けられている
が、それでも雨滴が換気孔６に侵入し運転席６を
濡らす虞れがある。あるいは、ダツシユパネル５
の補強板９を固定する図示しない取付ボルト等を
介して運転席６に侵入したり、シミを作ることが
ある。
などでは、図中矢印に示すように走行風に乗つた
雨滴がフロントパネル２とダツシユパネル５との
間にまで侵入することが多い。これは、フロント
グリル４を導通した雨滴の一部が一旦ダツシユパ
ネル５の下部に衝突し、かつ間隙に沿つて上昇す
るためである。上記換気孔８の風入口側には当然
開閉機構や何らかの水切り機構が設けられている
が、それでも雨滴が換気孔６に侵入し運転席６を
濡らす虞れがある。あるいは、ダツシユパネル５
の補強板９を固定する図示しない取付ボルト等を
介して運転席６に侵入したり、シミを作ることが
ある。
従来においては、雨滴侵入防止のために、フロ
ントグリル４を金網で覆うことが試みられている
が、その効果は充分でない。
ントグリル４を金網で覆うことが試みられている
が、その効果は充分でない。
本考案は、上記事情にもとづきなされたもので
あり、その目的とするところは、運転席への外気
取入れに支障をきたすことなく、雨滴の侵入を確
実に防止して水切り効果を得るキヤブオーバ型自
動車のフロントボデイ構造を提供しようとするも
のである。
あり、その目的とするところは、運転席への外気
取入れに支障をきたすことなく、雨滴の侵入を確
実に防止して水切り効果を得るキヤブオーバ型自
動車のフロントボデイ構造を提供しようとするも
のである。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。なお、トラツクのフロントボデイ構造
は、後述するフロントグリル１０を除き、全て第
１図ないし第３図に示す構成と同一であるので、
同図を適用し説明を省略する。すなわち、上記フ
ロントグリル１０は第４図に示す通り、外気導通
部１１……を上下方向に所定間隔を存して有する
とともにその一部はエンブレム１２で閉塞するよ
うフロントグリル１０に固着する。エンブレム１
２は、上記ダツシユパネル５の下端縁より上方部
位に対向する外気導通部１１……のみを閉塞し、
下端縁より下方部位に対向する外気導通部１１…
…は開放したままとする。
明する。なお、トラツクのフロントボデイ構造
は、後述するフロントグリル１０を除き、全て第
１図ないし第３図に示す構成と同一であるので、
同図を適用し説明を省略する。すなわち、上記フ
ロントグリル１０は第４図に示す通り、外気導通
部１１……を上下方向に所定間隔を存して有する
とともにその一部はエンブレム１２で閉塞するよ
うフロントグリル１０に固着する。エンブレム１
２は、上記ダツシユパネル５の下端縁より上方部
位に対向する外気導通部１１……のみを閉塞し、
下端縁より下方部位に対向する外気導通部１１…
…は開放したままとする。
しかして、たとえば雨天時に高速道路を走行し
ても、雨滴は図中矢印に示すようにエンブレム１
２に衝突して、フロントパネル２とダツシユパネ
ル５との間に侵入することはない。また、エンブ
レム１２より下方の外気導通部１１……には雨滴
が通過するが、これはそのまま後方へ導びかれ、
かつ外部に排出される。フロントパネル２とダツ
シユパネル５との間隙は何ら閉成されていないの
で、外気のみ導通して運転席６の換気をなす。こ
のとき、雨滴が全く含まれず、運転席６が濡れた
り、シミが生じることはない。
ても、雨滴は図中矢印に示すようにエンブレム１
２に衝突して、フロントパネル２とダツシユパネ
ル５との間に侵入することはない。また、エンブ
レム１２より下方の外気導通部１１……には雨滴
が通過するが、これはそのまま後方へ導びかれ、
かつ外部に排出される。フロントパネル２とダツ
シユパネル５との間隙は何ら閉成されていないの
で、外気のみ導通して運転席６の換気をなす。こ
のとき、雨滴が全く含まれず、運転席６が濡れた
り、シミが生じることはない。
なお、上記実施例においては、フロントグリル
１０にエンブレム１２を固着したが、これに限定
されるものではなく、たとえば第５図および第６
図に示すような構造であつてもよい。すなわち、
いずれのフロントグリル１０ａ，１０ｂもダツシ
ユパネル５の下端縁より上方部位と対向する部分
に外気導通部はなく、単なる凹凸状に成形する。
ダツシユパネル５の下端縁より下方部位と対向す
る部分のみ外気導通部１１……を設ければ、上記
実施例と同様の作用効果を奏する。
１０にエンブレム１２を固着したが、これに限定
されるものではなく、たとえば第５図および第６
図に示すような構造であつてもよい。すなわち、
いずれのフロントグリル１０ａ，１０ｂもダツシ
ユパネル５の下端縁より上方部位と対向する部分
に外気導通部はなく、単なる凹凸状に成形する。
ダツシユパネル５の下端縁より下方部位と対向す
る部分のみ外気導通部１１……を設ければ、上記
実施例と同様の作用効果を奏する。
以上説明したように本考案によれば、ダツシユ
パネルの下端縁よりも上方部位と対向するフロン
トグリル部分は閉塞して外気を導通させないよう
にしたから、走行風に乗つて運ばれる雨滴がフロ
ントパネルとダツシユパネルとの間隙に侵入する
のを防止できる。したがつて、運転席の換気に支
障なく確実な水切り作用をなすという実用上の効
果を得るとともにごく簡単な構成であるからコス
トに悪影響を与えずにすむ。
パネルの下端縁よりも上方部位と対向するフロン
トグリル部分は閉塞して外気を導通させないよう
にしたから、走行風に乗つて運ばれる雨滴がフロ
ントパネルとダツシユパネルとの間隙に侵入する
のを防止できる。したがつて、運転席の換気に支
障なく確実な水切り作用をなすという実用上の効
果を得るとともにごく簡単な構成であるからコス
トに悪影響を与えずにすむ。
第１図はキヤブオーバ型トラツクの斜視図、第
２図は本考案の従来例を示すキヤブオーバ型トラ
ツクのフロント側一部正面図、第３図はその概略
的縦断面図、第４図は本考案の一実施例を示すフ
ロントボデイ構造の一部縦断面図、第５図および
第６図はそれぞれ他の実施例を示すフロントボデ
イ構造の一部縦断面図である。 ２……フロントパネル、３……ヘツドライト、
１０……フロントグリル、８……換気孔、５……
ダツシユパネル、１２……エンブレム、１１……
外気導通部。
２図は本考案の従来例を示すキヤブオーバ型トラ
ツクのフロント側一部正面図、第３図はその概略
的縦断面図、第４図は本考案の一実施例を示すフ
ロントボデイ構造の一部縦断面図、第５図および
第６図はそれぞれ他の実施例を示すフロントボデ
イ構造の一部縦断面図である。 ２……フロントパネル、３……ヘツドライト、
１０……フロントグリル、８……換気孔、５……
ダツシユパネル、１２……エンブレム、１１……
外気導通部。
Claims (1)
- フロントパネルの下部に一対のヘツドライトお
よびこれらヘツドライト間にフロントグリルを設
けるとともにこれらフロントパネルとフロントグ
リルの背面側に間隙を存して換気孔を有するダツ
シユパネルを設けてなり、上記フロントグリルか
ら導入する外気を上記間隙に導びき、換気孔を介
して運転席へ導入するものにおいて、上記フロン
トグリルはダツシユパネル下端縁より上方部位と
対向する部分を閉塞したことを特徴とするキヤブ
オーバ型自動車のフロントボデイ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13771883U JPS6045215U (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | キヤブオ−バ型自動車のフロントボデイ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13771883U JPS6045215U (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | キヤブオ−バ型自動車のフロントボデイ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6045215U JPS6045215U (ja) | 1985-03-30 |
| JPS632325Y2 true JPS632325Y2 (ja) | 1988-01-21 |
Family
ID=30309239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13771883U Granted JPS6045215U (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | キヤブオ−バ型自動車のフロントボデイ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045215U (ja) |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP13771883U patent/JPS6045215U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6045215U (ja) | 1985-03-30 |
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