JP2000219159A - 内部スポイラー機能を有する自動車 - Google Patents

内部スポイラー機能を有する自動車

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JP2000219159A
JP2000219159A JP11023411A JP2341199A JP2000219159A JP 2000219159 A JP2000219159 A JP 2000219159A JP 11023411 A JP11023411 A JP 11023411A JP 2341199 A JP2341199 A JP 2341199A JP 2000219159 A JP2000219159 A JP 2000219159A
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opening
air
vehicle
hood
air passage
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JP11023411A
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English (en)
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Yoichi Takesute
洋一 武捨
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車体の外形に際立った突出箇所を設けることな
く、大きなスポイラー機能の発揮が可能なものにする 【解決手段】内部に1本或いは複数本の空気通路2(1
6)を有するボンネットフード1(トランクリッド1
5)を備える。そして、その空気通路2(16)を車体
の走行方向に沿わせて配設し、その空気通路2(16)
の両端に外部に臨む前方開口7(21)と後方開口8
(22)を設け、更に、空気通路2(16)の前方開口
7(21)の面積を後方開口8(22)の面積より大き
くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抗力増大、浮揚力減
少等のスポイラー機能を有する自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のスピンアウトを防止し走
行安定性を確保するため、抗力を増大し浮揚力を減少さ
せる付加物としてスポイラーが使用されている。このス
ポイラーは車体の前後部等に備える板状、棒状等の突起
物であり、空気の流れを撹乱するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなスポイラーは車体の外部に付加する外部スポイラー
であり、その機能を大きくしようとすれば、車体の外形
に大きな変形を加え、突出を大きくしなければならない
等の問題がある。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、車体の外形に際立った突出箇所
等を設けることなく、大きなスポイラー機能の発揮が可
能な内部スポイラー機能を有する自動車を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による内部スポイラー機能を有する自動車に
は内部に1本或いは複数本の空気通路を有するボンネッ
トフードを備える。そして、その空気通路を車体の走行
方向に沿わせて配設し、その空気通路の両端に外部に臨
む前方開口と後方開口を設け、更に空気通路の前方開口
の面積を後方開口の面積より大きくする。
【0006】又、本発明による内部スポイラー機能を有
する自動車には内部に1本或いは複数本の空気通路を有
するトランクリッドを備える。そして、その空気通路を
車体の走行方向に沿わせて配設し、その空気通路の両端
に外部に臨む前方開口と後方開口を設け、更に空気通路
の前方開口の面積を後方開口の面積より大きくする。
【0007】又、本発明による内部スポイラー機能を有
する自動車には上記ボンネットフードと上記トランクリ
ッドとを備えて好ましくする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図1〜4を参照し
て、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明を適
用した乗用車のボンネットフードとトランクリッドとを
部分縦断面図で示した右側面図、図2はその乗用車のボ
ンネットフードの内部構造を主に示す正面図である。こ
のボンネットフード1は車体の前部に設置したエンジン
を覆う開閉可能な蓋であり、その後端部付近を支持して
開閉時における回動の中心にする。そして、ボンネット
フード1の内部に1本或いは複数本の空気通路2を形成
する。例えば8本の空気通路2(2a、……2h)を形
成する場合、ボンネットフード1の構成部材として、2
枚のほぼ同一の形状、大きさを有する表裏用基板3、4
と7枚の仕切板5(5a、……5g)、2枚の端板6
(6a、6b)等を用いる。
【0009】これ等の仕切板5と端板6は大略三角形状
の長辺が湾曲した細長い板にし、設置する場所によって
長さを異ならせる。すると、上下に重ねた表裏用基板
3、4の間に仕切板5と端板6を横方向にほぼ等間隔離
して並べて配置し、それ等の板3、4、5、6を所定位
置で結合することによって、8本の空気通路2をいずれ
も車体の走行方向に沿わせて配設できる。その際、各空
気通路2の上下壁は表裏用基板3、4によって形成し、
左右側壁は隣接する仕切板5により或いは仕切板5と端
板6によって形成する。なお、図2では表用基板3と後
述するラジエーターグリルとを省略している。
【0010】このような各空気通路2の両端に外部に臨
む前方開口7(7a、……7h)と後方開口8(8a、
……8h)を設け、各空気通路2の前方開口7の面積を
後方開口8の面積より大きくする。その際、各空気通路
2の前端部付近をトランペット型に形成し、車体の正面
に前方開口7が開くようにするため、その下壁部分即ち
裏用基板4の前端部付近10をラジエーターの前側を覆
うように湾曲させ、ラジエーターから僅か離して下方に
伸ばす。又、各後方開口8はボンネットフード1の後端
部付近に配置し、車体の上方に向けフロント窓ガラス方
向に開くようにする。
【0011】そして、各前方開口7を閉じるようにその
直近前側に多数の空気孔を有するラジエーターグリル9
を設置する。その際、ラジエーターグリル9はボンネッ
トフード1と結合して一体化してもよく、分離してもよ
い。しかし、そのままでは外部から空気を取り入れてラ
ジエーターを冷却できないので、各空気通路2の前端部
付近を形成する下壁部分10に多数の空気孔を設けてお
く。又、各後方開口8を閉じるようにその直近後側に多
数の空気孔を有する網目状部材(図示なし)を設置す
る。
【0012】又、図3に示すようにボンネットフード1
の各空気通路2をフロント窓ガラス11に対し、前端が
閉じ後端が開いた扇状に配置する。すると、走行時に8
箇所の前方開口7から取り入れた空気を各空気通路2を
通して後方開口8からそれぞれ放出し、フロント窓ガラ
ス11の全面に沿って上昇させ、その左右の隅部付近ま
で空気の流れを生じさせることができる(空気の移動を
矢印で示す)。図中、12(12a、12b)はヘッド
ライト、13(13a、13b)はフロント泥よけ、1
4は屋根である。なお、従来のボンネットフードは表用
基板と格子状に組んだ補強用部材との積層体であるの
で、ボンネットフード1は従来のものと比べると、厚み
が少し増し、強度も増す。
【0013】このような車体の後部に設けた荷物入れが
トランクであり、その開閉蓋がトランクリッド15であ
る。このトランクリッド15もボンネットフード1と大
略同一の構造を有する。しかし、ボンネットフード1と
異なりその前端部付近を支持して回動の中心にする。そ
して、トランクリッド15の内部に1本或いは複数本、
例えば図4に示すように8本の空気通路16(16a、
……16h)を形成する。その際、トランクリッド15
の構成部材として、やはり表裏用基板17、18と7枚
の仕切板19(19a、……19g)、2枚の端板20
(20a、20b)等を用いる。すると、上下に重ねた
表裏用基板17、18の間に仕切板19と端板20を横
方向にほぼ等間隔離して並べて配置し、それ等の板1
7、18、19、20を所定位置で結合することによっ
て、8本の空気通路16をいずれも車体の走行方向に沿
わせて配設できる。
【0014】このような各空気通路16の両端に外部に
臨む前方開口21(21a、……21h)と後方開口2
2(22a、……22h)を設け、各空気通路16の前
方開口21の面積を後方開口22の面積より大きく例え
ば倍以上にする。その際、各前方開口21はトランクリ
ッド15の前端部付近に配置し、車体の上方に向け、リ
ア窓ガラス23の方向に開くようにする。そして、各前
方開口21を閉じるように多数の空気孔を有する網目状
部材(図示なし)を設置する。又、後方開口22はトラ
ンクリッド15の後端部付近に配置し、車体の後上方に
向けて開き、そこを閉じるように多数の空気孔を有する
網目状部材(図示なし)を設置する。
【0015】すると、トランクリッド15の各空気通路
16をリア窓ガラス23に対し、前端が開き後端が閉じ
た扇状に配置することにより、走行時にリア窓ガラス2
3の全面に沿って降下した空気を8箇所の前方開口21
から取り入れ、各空気通路16を通して後方開口22か
らそれぞれ放出できる(空気の移動を矢印で示す)。な
お、24(24a、24b)は左右のリヤ泥よけ、25
はリヤバンパーである。
【0016】これ等のボンネットフード1とトランクリ
ッド15を車体に備えておくと、走行時外部から多量の
空気がラジエーターグリル9を通過してボンネットフー
ド1の各空気通路2内に入っても、その各前方開口7の
面積と比べ、各後方開口8の面積が小さいため、取り入
れた空気が各空気通路2をそのまま円滑に通過すること
ができず、少しずつ移動して後方開口8から押し出され
て行く。そして、各前方開口7の面積と比べ各後方開口
8の面積を小さくすればする程車体に働く空気抵抗によ
る抗力が増大する。又、各後方開口8から車体の上方に
向けて空気を放出すると、車体の下方に力が作用するた
め、車体に働く浮揚力が減少する。それ故、車体の前部
に外部スポイラーたる突起部を付加しなくても、ボンネ
ット1が内部スポイラーとしての機能を発揮し、車体の
直進性と走行安定性に大きく寄与できる。しかも、各後
方開口8から空気を上方に放出すると、その空気がフロ
ント窓ガラス11に溜まろうとする雨、雪、塵埃等を飛
散し、前方透視状態を良好にできる。特に悪天候下の高
速走行時に優れた前方透視効果を発揮できる。
【0017】又、リア窓ガラス23を降下してくる多量
の空気が外部からトランクリッド15の各空気通路16
内に入っても、その各前方開口21の面積と比べ、各後
方開口22の面積が小さいため、取り入れた空気が各空
気通路16をそのまま円滑に通過することができず、少
しずつ押し出されて行く。そして、やはり車体に働く抗
力が増大し、浮揚力が減少する。それ故、トランクリッ
ド15が内部スポイラーとしての機能を発揮し、車体の
直進性と走行安定性に大きく寄与する。なお、トランク
リッド15には各空気通路16の内部に入った雨等が溜
まらないようにするため、その後端部付近に水抜き穴を
設けておく。
【0018】上記実施の形態では車体にボンネットフー
ド1とトランクリッド15の両方を備えた乗用車につい
て説明したが、車体にボンネットフード、トランクリッ
ドの一方を備えた例えばセミボンネットを備えた自動車
等であっても、当然そのボンネットフード或いはトラン
クリッドを上記実施の内部スポイラー機能を有する形態
のものにできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、請求項1
記載の発明ではボンネットフードの内部に車体の走行方
向に沿わせて空気通路を配設し、その空気通路の前方開
口の面積を後方開口の面積より大きくすることにより、
前方開口から取り入れた多くの空気を空気通路を通して
少しずつ移動させ後方開口から上方に押し出すことがで
きる。それ故、車体の前部に外部スポイラーたる突起部
を付加しなくても、車体の抗力が増大し、浮揚力が減少
して、ボンネットが内部スポイラーとしての機能を発揮
し、車体の直進性と走行安定性に大きく寄与できる。
又、後方開口から空気を上方に放出すると、フロント窓
ガラスに溜まろうとする雨、雪、塵埃等を飛散して、前
方透視状態を良好にできる。
【0020】又、請求項2記載の発明ではトランクリッ
ドの内部に車体の走行方向に沿わせて空気通路を配設
し、その空気通路の前方開口の面積を後方開口の面積よ
り大きくすることにより、やはり前方開口から取り入れ
た多くの空気を空気通路を通して少しずつ移動させ後方
開口から上方に押し出すことができる。それ故、車体の
抗力が増大し浮揚力が減少して、トランクリッドが内部
スポイラーとしての機能を発揮し、車体の直進性と走行
安定性に大きく寄与できる。
【0021】又、請求項3記載の発明では請求項1記載
のボンネットフードと請求項2記載のトランクリッドを
備えることにより、車体の前後部で内部スポイラーとし
ての機能を発揮し、一層車体の直進性と走行安定性に大
きく寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した乗用車のボンネットフードと
トランクリッドとを部分縦断面図で示した右側面図であ
る。
【図2】同乗用車のボンネットフードの内部構造を主に
示す正面図である。
【図3】同乗用車の前部付近の平面図である。
【図4】同乗用車の後部付近の平面図である。
【符号の説明】
1…ボンネットフード 2、16…空気通路 3、17
…表用基板 4、18…裏用基板 5、19…仕切板
7、21…前方開口 8、22…後方開口 9…ラジエ
ーターグリル 10…下壁部分 11…フロント窓ガラ
ス 12…ヘッドライト 14…屋根 15…トランク
リッド 23…リヤ窓ガラス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に1本或いは複数本の空気通路を有
    するボンネットフードを備えた自動車において、上記空
    気通路を車体の走行方向に沿わせて配設し、その空気通
    路の両端に外部に臨む前方開口と後方開口を設け、更に
    空気通路の前方開口の面積を後方開口の面積より大きく
    することを特徴とする内部スポイラー機能を有する自動
    車。
  2. 【請求項2】 内部に1本或いは複数本の空気通路を有
    するトランクリッドを備えた自動車において、上記空気
    通路を車体の走行方向に沿わせて配設し、その空気通路
    の両端に外部に臨む前方開口と後方開口を設け、更に空
    気通路の前方開口の面積を後方開口の面積より大きくす
    ることを特徴とする内部スポイラー機能を有する自動
    車。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のボンネットフードと請求
    項2記載のトランクリッドを備えることを特徴とする内
    部スポイラー機能を有する自動車。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006273101A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Mazda Motor Corp 自動車の冷却風導風構造
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