JPH0616861Y2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

自動車の前部車体構造

Info

Publication number
JPH0616861Y2
JPH0616861Y2 JP1987172820U JP17282087U JPH0616861Y2 JP H0616861 Y2 JPH0616861 Y2 JP H0616861Y2 JP 1987172820 U JP1987172820 U JP 1987172820U JP 17282087 U JP17282087 U JP 17282087U JP H0616861 Y2 JPH0616861 Y2 JP H0616861Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
panel
headlamp
body panel
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987172820U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0176370U (ja
Inventor
信広 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1987172820U priority Critical patent/JPH0616861Y2/ja
Publication of JPH0176370U publication Critical patent/JPH0176370U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0616861Y2 publication Critical patent/JPH0616861Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車の前部車体構造に関するものであり、
さらに詳細には、リトラクタブル・ヘッドランプを備え
た自動車の前部車体構造に関するものである。
先行技術 ヘッドランプとバンパーの間に車体パネルを設けた自動
車の前部車体構造が知られている(実開昭61−888
45号など。)。また、リトラクタブル・ヘッドランプ
をフード部材と車体パネルのそれぞれの隅部の一角に設
けた自動車の前部車体構造も知られている。
考案の解決しようとする問題点 しかしながら、リトラクタブル・ヘッドランプをフード
部材と車体パネルのそれぞれの隅部の一角に設ける場合
には、リトラクタブル・ヘッドランプ近傍の車体パネル
の幅が必然的に狭くなり、剛性が低下してしまうという
問題があった。
考案の目的 本考案は、剛性の向上した自動車の前部車体構造を提供
することを目的とするものである。
考案の構成 本考案のかかる目的は、ヘッドランプ部材のリフト時に
ヘッドランプ部材と車体パネルとの間を塞ぐ遮蔽パネル
を車体パネルに結合し、車体パネルの内側に、車幅方向
に延びる閉断面を形成することによって達成される。
本考案は、ヘッドランプ部材のリフト時に、外部より車
体内部が見えないようにするため、ヘッドランプ部材と
車体パネルとの間に設けられている遮蔽パネルを利用し
て、車体パネルとの間に、車幅方向に延びる閉断面を形
成し、剛性の向上を図ったものである。
本考案において、ヘッドランプ部材とは、リトラクタブ
ル・ヘッドランプおよびヘッドランプカバーを意味する
場合と、ヘッドランプカバーのみを意味する場合とを含
む。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本考案の実施例につき、詳
細に説明を加える。
第1図は、本考案の実施例にかかる自動車の前部車体構
造の概略図であり、第2図は、そのリトラクタブル・ヘ
ッドランプ近傍の構造を示す詳細図であり、第3図は、
第2図のA−A線略断面図である。
第1図および第2図において、自動車前部のボンネット
1とバンパー2の間には、車幅方向に延びる車体パネル
3が設けられ、ボンネット1と車体パネル3の隅部の一
角に、フロントフェンダー部材4に接するように、リフ
ト可能なリトラクタブル・ヘッドランプ5が設けられて
いる。第1図には、リトラクタブル・ヘッドランプ5が
収納された状態が示されており、図示のように、車体パ
ネル3のサイド部3aは、リトラクタブル・ヘッドラン
プ5の部分で、中央部3bよりも細くなっている。第2
図に示すように、リトラクタブル・ヘッドランプ5のリ
フト時に、外部より車体内部が見えないようにするた
め、リトラクタブル・ヘッドランプ5と車体パネル3と
の間には、遮蔽パネル6が設けられており、この遮蔽パ
ネル6は、水平状の本体部6aと、車体パネル3の中央
部3b側に起立した側方遮蔽部6bと、車体パネル3の
内側を下方に延びる延長部6cとからなり、この延長部
6cは車体パネル3のサイド部材3aに結合されて、車
幅方向に延びる閉断面7が形成されている。そして、こ
の遮蔽パネル6の外側端部6dは、第3図に示されるよ
うに、ラジェータシュラウドオアネル(図示せず)に支
持されたフロントフェンダーブラケット8にボルト9お
よびナット10によって、結合固定されている。なお、
11はフロントバンパーである。第1図ないし第3図
は、自動車前部の向かって右側の部分の構造のみを示し
ているが、左側の部分も同様に構成されていることはい
うまでもない。
このように、車体パネル3の幅が狭く、車体パネル3の
剛性が十分でないリトラクタブル・ヘッドランプ5の近
傍の車体において、既存の遮蔽パネル6を用いて、車体
パネル3との間に閉断面を形成しているので、簡単な構
造で、ヘッドランプ近傍部分の車体剛性を大幅に向上さ
せることができる。また、遮蔽パネル6の外側端部6d
は、フロントフェンダー部材4を支持しているフロント
フェンダーブラケット8に結合されているため、ヘッド
ランプ5近傍部分の車体剛性を、さらに向上させること
ができる。
本考案は、以上の実施例に限定されることなく実用新案
登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で種々の変更
が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるも
のであることはいうまでもない。
考案の効果 本考案によれば、新たな部材を追加することなく、簡単
な構造で、剛性が大幅に向上した自動車の前部車体構造
を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例にかかる自動車の前部車体構
造の概略図であり、第2図は、そのリトラクタブル・ヘ
ッドランプ近傍の構造を示す詳細図、第3図は、第2図
のA−A線略断面図である。 1……ボンネット、 2……バンパー、 3……車体パネル、 3a……車体パネルのサイド部、 3b……車体パネルの中央部、 4……フロントフェンダー部材、 5……リトラクタブル・ヘッドランプ、 6……遮蔽パネル、 6a……遮蔽パネルの本体部、 6b……遮蔽パネルの側方遮蔽部、 6c……遮蔽パネルの延長部、 6d……遮蔽パネルの外側端部、 7……閉断面、 8……フロントフェンダーブラケット、 9……ボルト、 10……ナット、 11……フロントバンパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フード部材とバンパ部材との間に車体パネ
    ルを備え、該フード部材と該車体パネルの隅部の一角に
    リトラクタブルなヘッドランプ部材を設け、該ヘッドラ
    ンプ部材のリフト時に該ヘッドランプ部材と前記車体パ
    ネルとの間を塞ぐ遮蔽パネルを設けた自動車の前部車体
    構造において、前記遮蔽パネルが前記車体パネルに結合
    され、前記車体パネルの内側に、車幅方向に延びる閉断
    面が形成されていることを特徴とする自動車の前部車体
    構造。
JP1987172820U 1987-11-12 1987-11-12 自動車の前部車体構造 Expired - Lifetime JPH0616861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987172820U JPH0616861Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12 自動車の前部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987172820U JPH0616861Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12 自動車の前部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0176370U JPH0176370U (ja) 1989-05-23
JPH0616861Y2 true JPH0616861Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=31464770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987172820U Expired - Lifetime JPH0616861Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12 自動車の前部車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616861Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0176370U (ja) 1989-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0616861Y2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP3365036B2 (ja) 車両のフロントボディ構造
JPH051498Y2 (ja)
JPH059260Y2 (ja)
JPS641900Y2 (ja)
JPS6322145Y2 (ja)
JPH0618856Y2 (ja) 自動車の前部車体構造
JPS6346246Y2 (ja)
JPS6232942Y2 (ja)
JPS6345408Y2 (ja)
JPH0210027Y2 (ja)
JPS63179235U (ja)
JPS6345407Y2 (ja)
JPS633542Y2 (ja)
JPH04297382A (ja) 車体構造
JPH0629132Y2 (ja) リアバンパーの取付構造
JPS6237821Y2 (ja)
JPH035179Y2 (ja)
JPH0121914Y2 (ja)
JPS6347580Y2 (ja)
JPS6092676U (ja) 自動車の後部車体構造
JPH10203412A (ja) 自動車のエアボックス構造
JPH056175Y2 (ja)
JP2606236Y2 (ja) モールの端末処理構造
JPS6342066Y2 (ja)