JPH056175Y2 - - Google Patents

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JPH056175Y2
JPH056175Y2 JP1986060468U JP6046886U JPH056175Y2 JP H056175 Y2 JPH056175 Y2 JP H056175Y2 JP 1986060468 U JP1986060468 U JP 1986060468U JP 6046886 U JP6046886 U JP 6046886U JP H056175 Y2 JPH056175 Y2 JP H056175Y2
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JP
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back door
door opening
flange
curvature
weather strip
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、幅の大きな荷物でもバツクドア開
口部から容易に出入させ得るようにした車輌のバ
ツクドア開口部の構造に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来の自動車のバツクドア開口部の構造につい
て第7図〜第9図に基づいて説明する。第7図は
自動車の背面図を示し、第8図は第7図の部分
の拡大図を示し、第9図は第8図の−矢視図
を示している。
各図に示すごとく、バツクドア1を設けたバツ
クドア開口部2の周囲にはウエザーストリツプ3
を取付けるためのフランジ4を形成してあり、こ
のフランジ4の開口部底面両端における曲率半径
Rが小さいと、ウエザーストリツプ3がフランジ
4の曲率に追従できなくなるので、そのフランジ
4の曲率半径Rを小さくすることはできない。従
つて、バツクドア開口部2のコーナ部5はフラン
ジ4に合せて円弧状に形成されている。このた
め、第8図仮想線で示す幅の大きな荷物A1は、
その角がコーナ部5に当たるため、車内に積み込
むことができず、第8図実線に示す幅が小さ目の
荷物A2しか車内に積み込むことができないもの
である。
(考案の目的) この考案は、上記問題点を解決するためになさ
れたもので、ウエザーストリツプを取り付けるフ
ランジの曲率半径を小さくすることなく、幅の大
きな荷物でもバツクドア開口部から容易に出入さ
せ得るようにした車輌のバツクドア開口部の構造
を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) この考案の車輌のバツクドア開口部の構造は、
上記目的を達成するために、バツクドア開口部の
底面両端とその両内側面下端でなるコーナ部に、
ウエザーストリツプ取り付け用の円弧部を含むフ
ランジが設けられている車輌のバツクドア開口部
の構造において、前記底面両端、または、その両
内側面下端、もしくは、その両方を、前記フラン
ジの円弧の曲率半径を前記ウエザーストリツプが
追従できる曲率半径とした状態で、前記バツクド
ア開口部の開口面を広げる方向に窪ませたもので
ある。
(実施例) 第1図はこの考案の第1の実施例である自動車
の背面図を示し、第2図は第1図の部分の拡大
図を示し、第3図は同部分の斜視図を示してい
る。
各図において、バツクドア開口部2の底面両端
に窪み6を形成したものである。図から明らかな
ように、窪み6は、前記バツクドア開口部2の開
口面を広げる方向に窪んでいる。その窪み6を形
成しても、コーナ部5のフランジ4の曲率半径R
は従来と同じ、すなわち、ウエザーストリツプ3
が追従できる曲率半径である。従つて、フランジ
4にウエザーストリツプ3を確実に取付けること
ができる。
上記構成によれば、幅の大きな荷物A1を、コ
ーナ部5に邪魔されることなく、バツクドア開口
部2から車内に積み込むことができる。
なお、第3図において、7はリアピアー、8は
ドリツプガイド、9はクオータパネル、10はラ
ンプ用凹部である。
第4図は、この考案の第2の実施例である自動
車の背面図を示し、第5図は第4図の部分の拡
大図を示している。
各図において、バツクドア開口部2の両側面下
端に窪み6を形成したものである。この場合も、
コーナ部5のフランジ4の曲率半径Rは従来と同
じである。
上記構成によれば、幅の大きな荷物A1を、コ
ーナ部5に邪魔されることなく、バツクドア開口
部2から車内に積み込むことができる。
第6図は、この考案の第3の実施例である自動
車の背面図を示している。
上図において、バツクドア開口部2の底面両端
及び両内側面下端に窪み6を形成したものであ
る。
上記構成によれば、幅の大きな荷物A1を、コ
ーナ部5に邪魔されることなく、バツクドア開口
部2から車内に積み込むことができる。
(考案の効果) 以上のように、この考案の車輌のバツクドア開
口部の構造によれば、バツクドア開口部のコーナ
部を前記開口部の開口面を広げる方向に窪ませて
あるから、幅の大きな荷物でもバツクドア開口部
から容易に出入させ得るものである。しかも、ウ
エザーストリツプ取り付け用フランジの円弧の曲
率半径をウエザーストリツプが追従できる曲率半
径とした状態で、前記バツクドア開口部のコーナ
部を窪ませているから、前述のような効果を得る
ことができるにも拘らず、従来と全く同様のウエ
ザーストリツプを用いた防水構造を採用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例である自動車
の背面図、第2図は第1図の部分の拡大図、第
3図は同部分の斜視図である。第4図はこの考案
の第2の実施例である自動車の背面図、第5図は
第4図の部分の拡大図、第6図はこの考案の第
3の実施例である自動車の背面図、第7図は従来
例である自動車の背面図、第8図は第7図の部
分の拡大図、第9図は第8図の−矢視図であ
る。 2……バツクドア開口部、3……ウエザースト
リツプ、4……フランジ、5……コーナ部、6…
…窪み。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バツクドア開口部の底面両端とその両内側面下
    端でなるコーナ部に、ウエザーストリツプ取り付
    け用の円弧部を含むフランジが設けられている車
    輌のバツクドア開口部の構造であつて、 前記底面両端、または、その両内側面下端、も
    しくは、その両方を、前記フランジの円弧の曲率
    半径を前記ウエザーストリツプが追従できる曲率
    半径とした状態で、前記バツクドア開口部の開口
    面を広げる方向に窪ませたことを特徴とする車輌
    のバツクドア開口部の構造。
JP1986060468U 1986-04-21 1986-04-21 Expired - Lifetime JPH056175Y2 (ja)

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JP1986060468U JPH056175Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986060468U JPH056175Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21

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Publication Number Publication Date
JPS62171316U JPS62171316U (ja) 1987-10-30
JPH056175Y2 true JPH056175Y2 (ja) 1993-02-17

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JP1986060468U Expired - Lifetime JPH056175Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21

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JP (1) JPH056175Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5676542U (ja) * 1979-11-20 1981-06-22

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Publication number Publication date
JPS62171316U (ja) 1987-10-30

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