JPH051496Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051496Y2 JPH051496Y2 JP7187886U JP7187886U JPH051496Y2 JP H051496 Y2 JPH051496 Y2 JP H051496Y2 JP 7187886 U JP7187886 U JP 7187886U JP 7187886 U JP7187886 U JP 7187886U JP H051496 Y2 JPH051496 Y2 JP H051496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- inner panel
- quarter
- working hole
- reinforcement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 11
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［考案の目的］
（産業上の利用分野）
この考案は、ワンボツクスカーのクオータパネ
ルを構成するアウタパネルとインナパネルとの結
合構造を改良した車体構造に関する。
ルを構成するアウタパネルとインナパネルとの結
合構造を改良した車体構造に関する。
（従来の技術）
ワンボツクスカーは第４図に示すように、荷物
室ａの底部ｂにはホイルハウスｃが突出してい
る。そしてこのホイルハウスｃは第５図に示すよ
うに荷物室ａのクオータパネルＱを構成するイン
ナパネルｄにスポツト溶接されている。上記ホイ
ルハウスｃをインナパネルｄにスポツト溶接する
には窓ｅの下方に溶接作業用の作業孔ｆを設ける
必要があるが、この作業孔がｆを設けるとクオー
タパネルＱの剛性が低下する。そこで第５図およ
び第６図に示すように、インナパネルｄと別体の
クオータリンフオースｇを外側に向つて折曲し、
これをスポツト溶接により上記作業孔ｆの上下両
縁にわたり溶接するという方法がとられていた。
そして、このリンフオースｇに対して内側に凹陥
部ｈを形成したアウタパネルｉを当接させ、上記
凹陥部ｈにはワンボツクスカーのスライドドアｊ
を案内するセンタレールｋを取付け、このセンタ
レールｋをボルトナツトにより、インナパネルｄ
とアウタパネルｉとに対して固定していた。
室ａの底部ｂにはホイルハウスｃが突出してい
る。そしてこのホイルハウスｃは第５図に示すよ
うに荷物室ａのクオータパネルＱを構成するイン
ナパネルｄにスポツト溶接されている。上記ホイ
ルハウスｃをインナパネルｄにスポツト溶接する
には窓ｅの下方に溶接作業用の作業孔ｆを設ける
必要があるが、この作業孔がｆを設けるとクオー
タパネルＱの剛性が低下する。そこで第５図およ
び第６図に示すように、インナパネルｄと別体の
クオータリンフオースｇを外側に向つて折曲し、
これをスポツト溶接により上記作業孔ｆの上下両
縁にわたり溶接するという方法がとられていた。
そして、このリンフオースｇに対して内側に凹陥
部ｈを形成したアウタパネルｉを当接させ、上記
凹陥部ｈにはワンボツクスカーのスライドドアｊ
を案内するセンタレールｋを取付け、このセンタ
レールｋをボルトナツトにより、インナパネルｄ
とアウタパネルｉとに対して固定していた。
上記のように従来の車体構造ではリンフオース
ｇへの入力がその両端部のインナパネルｄとのス
ポツト溶接部に加わり、強度的に弱く、外れやす
いという不都合がある。また、別部品のクオータ
リンフオースが必要となり、さらにこれをインナ
パネルにスポツト溶接する必要があり、コスト高
になるという欠点があつた。
ｇへの入力がその両端部のインナパネルｄとのス
ポツト溶接部に加わり、強度的に弱く、外れやす
いという不都合がある。また、別部品のクオータ
リンフオースが必要となり、さらにこれをインナ
パネルにスポツト溶接する必要があり、コスト高
になるという欠点があつた。
（考案が解決しようとする問題点）
この考案は上記の事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、クオータリンフオ
ースの強度を向上させるとともに、部品点数およ
びインナパネルに対するスポツト溶接を不要にし
てコストダウンを可能にする車体構造を提供する
ことにある。
で、その目的とするところは、クオータリンフオ
ースの強度を向上させるとともに、部品点数およ
びインナパネルに対するスポツト溶接を不要にし
てコストダウンを可能にする車体構造を提供する
ことにある。
［考案の構成］
（問題点を解決するための手段および作用）
この考案においては、上記目的を達成するた
め、ワンボツクスカーのクオータパネルを構成す
るインナパネルに設けられた作業孔の上下両縁に
わたり、上記インナパネルと一体のクオータリン
フオースを外側に向つて突出するように形成し、
このクオータリンフオースとアウタパネルと当接
させる構成としたものである。このような構成と
することにより、クオータパネルの剛性を増大す
るとともに、クオータリンフオースのインナパネ
ルに対するスポツト溶接作業をなくすことができ
るようにしたことにある。
め、ワンボツクスカーのクオータパネルを構成す
るインナパネルに設けられた作業孔の上下両縁に
わたり、上記インナパネルと一体のクオータリン
フオースを外側に向つて突出するように形成し、
このクオータリンフオースとアウタパネルと当接
させる構成としたものである。このような構成と
することにより、クオータパネルの剛性を増大す
るとともに、クオータリンフオースのインナパネ
ルに対するスポツト溶接作業をなくすことができ
るようにしたことにある。
（実施例）
以下、この考案の一実施例を第１図乃至第３図
を参照して説明する。第１図中１は、ワンボツク
スカーの荷物室であり、この荷物室１の底部１ａ
にはホイルハウス２が突設されていて、フランジ
部２ａを荷物室１のクオータパネルＱを構成する
インナパネル３にスポツト溶接されている。そし
て、上記ホイルハウス２は荷物室１の外部から溶
接する必要があるので、上記インナパネル３の上
記ホイルハウス２の溶接位置の上部には横長の作
業孔４が設けられている。そして、この作業孔４
にはこの作業孔４の上縁から下縁にわたり、クオ
ータリンフオース５がインナパネル３と一体に形
成されている。このクオータリンフオース５は外
側に折曲されていて第２図および第３図に示すよ
うにクオータリンフオース５の外側部には荷物室
１のクオータパネルＱを構成するアウタパネル６
の前後方向に形成された凹陥部７が当接するよう
に構成されている。そして、この凹陥部７の底部
にはワンボツクスカーにスライドドア８を案内す
るセンタレール９が固定されている。このセンタ
レール９は上記凹陥部７およびクオータリンフオ
ース５に設けられた図示しない取付孔を介してボ
ルト１０およびナツト１１により固定されてい
る。したがつてインナパネル３はクオータリンフ
オース５を介してアウタパネル６に固定されてい
る。
を参照して説明する。第１図中１は、ワンボツク
スカーの荷物室であり、この荷物室１の底部１ａ
にはホイルハウス２が突設されていて、フランジ
部２ａを荷物室１のクオータパネルＱを構成する
インナパネル３にスポツト溶接されている。そし
て、上記ホイルハウス２は荷物室１の外部から溶
接する必要があるので、上記インナパネル３の上
記ホイルハウス２の溶接位置の上部には横長の作
業孔４が設けられている。そして、この作業孔４
にはこの作業孔４の上縁から下縁にわたり、クオ
ータリンフオース５がインナパネル３と一体に形
成されている。このクオータリンフオース５は外
側に折曲されていて第２図および第３図に示すよ
うにクオータリンフオース５の外側部には荷物室
１のクオータパネルＱを構成するアウタパネル６
の前後方向に形成された凹陥部７が当接するよう
に構成されている。そして、この凹陥部７の底部
にはワンボツクスカーにスライドドア８を案内す
るセンタレール９が固定されている。このセンタ
レール９は上記凹陥部７およびクオータリンフオ
ース５に設けられた図示しない取付孔を介してボ
ルト１０およびナツト１１により固定されてい
る。したがつてインナパネル３はクオータリンフ
オース５を介してアウタパネル６に固定されてい
る。
したがつて、車体に加わる衝撃力やスライドド
ア８の開閉時における衝撃力がクオータリンフオ
ース５に加わつても、クオータリンフオース５は
その両端がインナパネル３と一体であるためにパ
ネル面で受けることができる。したがつて、クオ
ータリンフオース５のみならず、インナパネル３
の面で受けることができ、剛性アツプが図れる。
ア８の開閉時における衝撃力がクオータリンフオ
ース５に加わつても、クオータリンフオース５は
その両端がインナパネル３と一体であるためにパ
ネル面で受けることができる。したがつて、クオ
ータリンフオース５のみならず、インナパネル３
の面で受けることができ、剛性アツプが図れる。
［考案の効果］
以上説明したように、この考案においてはクオ
ータリンフオースをクオータパネルを構成するイ
ンナパネルと一体とし、入力をパネル面で受ける
ようにしたから、クオータパネルの剛性を増大す
ることができる。また、従来のようにクオータリ
ンフオースをインナパネルにスポツト溶接する必
要がないので作業時間の短縮および材料費の節約
が図れるという効果がある。
ータリンフオースをクオータパネルを構成するイ
ンナパネルと一体とし、入力をパネル面で受ける
ようにしたから、クオータパネルの剛性を増大す
ることができる。また、従来のようにクオータリ
ンフオースをインナパネルにスポツト溶接する必
要がないので作業時間の短縮および材料費の節約
が図れるという効果がある。
第１図乃至第３図はこの考案の一実施例を示
し、第１図はワンボツクスカーのクオータパネル
の一部を切欠して荷物室内部を示す側面図、第２
図は荷物室内部を示す斜視図、第３図は第２図の
−線に沿う断面図、第４図乃至第５図は従来
の車体構造を示し、第４図はワンボツクスカーの
クオータパネルの一部を切欠して荷物室内部を示
す側面図、第５図は荷物室内部を示す斜視図、第
６図は第５図の−線に沿う断面図である。 １……荷物室、３……インナパネル、４……作
業孔、５……クオータリンフオース、６……アウ
タパネル、Ｑ……クオータパネル、。
し、第１図はワンボツクスカーのクオータパネル
の一部を切欠して荷物室内部を示す側面図、第２
図は荷物室内部を示す斜視図、第３図は第２図の
−線に沿う断面図、第４図乃至第５図は従来
の車体構造を示し、第４図はワンボツクスカーの
クオータパネルの一部を切欠して荷物室内部を示
す側面図、第５図は荷物室内部を示す斜視図、第
６図は第５図の−線に沿う断面図である。 １……荷物室、３……インナパネル、４……作
業孔、５……クオータリンフオース、６……アウ
タパネル、Ｑ……クオータパネル、。
Claims (1)
- ワンボツクスカーのクオータパネルをアウタパ
ネルとインナパネルとによつて構成し、このイン
ナパネルに作業孔を設け、この作業孔の上下両縁
にわたり、外側に突出するクオータリンフオース
を設け、このクオータリンフオースを介しアウタ
パネルとインナパネルとを結合する車体構造にお
いて、上記クオータリンフオースの両端部をイン
ナパネルと一体に形成し、クオータリンフオース
への入力をインナパネル面で受けるように形成し
たことを特徴とする車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7187886U JPH051496Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7187886U JPH051496Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62184076U JPS62184076U (ja) | 1987-11-21 |
| JPH051496Y2 true JPH051496Y2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=30914830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7187886U Expired - Lifetime JPH051496Y2 (ja) | 1986-05-15 | 1986-05-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051496Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-15 JP JP7187886U patent/JPH051496Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62184076U (ja) | 1987-11-21 |
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