JPS6237821Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6237821Y2
JPS6237821Y2 JP1833583U JP1833583U JPS6237821Y2 JP S6237821 Y2 JPS6237821 Y2 JP S6237821Y2 JP 1833583 U JP1833583 U JP 1833583U JP 1833583 U JP1833583 U JP 1833583U JP S6237821 Y2 JPS6237821 Y2 JP S6237821Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
side sill
fender panel
front pillar
vehicle body
vehicle
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JP1833583U
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English (en)
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JPS59122973U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車体構造の改良に関する。
従来、第1図〜第4図に示すように、車体2の
A部分における構造は、車体2の外表面よりも車
巾方向内方に奥まつた位置に外側面4aを有する
フロントピラー4と、前端部上面にフロントピラ
ー4の下端部が固着されたサイドシル6とを主な
強度部材として備えており、フロントピラー4部
分から前方の車体外表面を定めるフエンダパネル
8は、その下縁部をサイドシル6の下面に沿うよ
うに延長され更にねじ10によつて同サイドシル
6に固定されていた。
この従来構造によれば、フエンダパネル8をサ
イドシル6に固定するためのねじ10が同サイド
シル6の下面部分に位置するので、該ねじ10が
外観を損ねることをほぼ防止できるが、ねじ10
を下方から締付けるためにその締付けまたは取外
しの作業性が悪いばかりでなく、フエンダパネル
8とサイドシル6との隙間から侵入した泥等が部
分Bに留まつて錆の発生の原因となる不具合があ
り、更に側面視においてフエンダパネル8におけ
るサイドシル6とが重なつている部分は実質上材
料の無駄となつてしまう不具合があつた。
本考案は上記に鑑み創案されたものであつて、
車体外表面よりも車巾方向内方に奥まつた位置に
外側面を有するフロントピラー、前端部上面に上
記フロントピラーの下端部が固着されたサイドシ
ル、上記フロントピラー部分から前方の車体外表
面を定めるフエンダパネル、および上記フロント
ピラーの外側面を覆うドアを備えたものにおい
て、上記サイドシルの前端部は、車体外表面を定
める第1部分と、同第1部分よりも上方にかつ車
巾方向内方に奥まつて位置しかつ上記ドアによつ
て覆われる第2部分とを有し、上記フエンダパネ
ルは、その車体前後方向に延びた下縁が上記サイ
ドシルの第1部分の上縁に対して間隙を存し、か
つその下端部に上記フロントピラーの外側面およ
び上記サイドシルの第2部分の少なくとも一方に
ねじ止めされる取付部分を有することを特徴とす
る車体構造を要旨とする。
以下、本考案の一実施例を第5図〜第8図に従
つて詳細に説明する。なお、図中上記従来構造に
対応する部分には上記で用いたものと同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
本実施例において、フロントピラー4は従来構
造と同様に車体2の外表面よりも車巾方向内方に
奥まつた位置に外側面4aを有している。サイド
シル6の前端部は、車体2の外表面を定める第1
部分6aと、同第1部分6aよりも上方にかつ車
巾方向内方に奥まつて位置しかつドア12によつて
フロントピラー4の外側面4aと共に覆われる第
2部分6bとを有している。フエンダパネル8
は、その車体前後方向に延びた下縁8aがサイド
シル6の第1部分6aの上縁に対して間隙Sを存
している。またフエンダパネル8の下端部にはフ
ロントピラー4の外側面4aおよびサイドシル6
の第2部分6bを貫通するねじ14によつて固定
される取付部分16が形成されている。なお、図
中18はトーボード、20は同トーボード18を
サイドシル6に固着する支持板である。
上記構成によれば、フエンダパネル8の下端部
の取付部分16を車巾方向外方からねじ14によ
つて締付け固定するように構成されているので、
上記従来構造と比べてねじ14の締付けおよび取
外しの作業性が格段に向上するという効果を奏す
る。また、フエンダパネル8の下縁8aとサイド
シル6の第1部分6aの上縁部との間に間隙Sを
存しているので、上記従来構造のようにフエンダ
パネル8の下端内方に泥等が留まるといつた不具
合が大巾に解消されるという効果を奏する。更
に、側面視におけるフエンダパネル8のサイドシ
ル6に対する重なり量も上記従来構造と比べて大
巾に低減されたので、同フエンダパネル8をその
分小型化でき、これにより材料節減および重量低
減という効果を奏する。更にまた、上記構成にお
いてはフエンダパネル8を固定するためのねじ1
4がフロントピラー4およびサイドシル6の両方
を貫通しているので、該ねじ14によつてフロン
トピラー4とサイドシル6との結合強度が向上す
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の車体を示す全体側面図、第2
図は第1図はA部の従来構造例を示す拡大図、第
3図は第2図の−線に沿う矢視断面図、第4
図は第2図の−線に沿う矢視断面図、第5図
は本考案の一実施例を示す要部斜視図、第6図は
第5図の分解斜視図、第7図は第5図の−線
に沿う矢視断面図、第8図は第5図の−線に
沿う矢視断面図である。 2……車体、4……フロントピラー、4a……
外側面、6……サイドシル、6a……第1部分、
6b……第2部分、8……フエンダパネル、12
……ドア、14……ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体外表面よりも車巾方向内方に奥まつた位置
    に外側面を有するフロントピラー、前端部上面に
    上記フロントピラーの下端部が固着されたサイド
    シル、上記フロントピラー部分から前方の車体外
    表面を定めるフエンダパネル、および上記フロン
    トピラーの外側面を覆うドアを備えたものにおい
    て、上記サイドシルの前端部は、車体外表面を定
    める第1部分と、同第1部分よりも上方にかつ車
    巾方向内方に奥まつて位置しかつ上記ドアによつ
    て覆われる第2部分とを有し、上記フエンダパネ
    ルは、その車体前後方向に延びた下縁が上記サイ
    ドシルの第1部分の上縁に対して間隙を存し、か
    つその下端部に上記フロントピラーの外側面およ
    び上記サイドシルの第2部分の少なくとも一方に
    ねじ止めされる取付部分を有することを特徴とす
    る車体構造。
JP1833583U 1983-02-09 1983-02-09 車体構造 Granted JPS59122973U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1833583U JPS59122973U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1833583U JPS59122973U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59122973U JPS59122973U (ja) 1984-08-18
JPS6237821Y2 true JPS6237821Y2 (ja) 1987-09-26

Family

ID=30149537

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1833583U Granted JPS59122973U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 車体構造

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JPS59122973U (ja) 1984-08-18

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