JP2543061Y2 - 車体側部構造 - Google Patents

車体側部構造

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JP2543061Y2
JP2543061Y2 JP1988291U JP1988291U JP2543061Y2 JP 2543061 Y2 JP2543061 Y2 JP 2543061Y2 JP 1988291 U JP1988291 U JP 1988291U JP 1988291 U JP1988291 U JP 1988291U JP 2543061 Y2 JP2543061 Y2 JP 2543061Y2
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fender panel
bumper
lamp
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edge wall
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國彦 竹重
賢一 大里
浩一郎 中村
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車体側部構造、より
詳しく言えば、バンパ側部の上側に、車体側面まで回り
込む形状のランプが配設されてなる車両の車体側部構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両の車体側部構
造として、車体前端または後端における左右のコーナ部
に、車体側面まで回り込む形状のコーナランプが配設さ
れたものは周知である。この場合、該コーナランプは、
バンパの左右のコーナ部及び該コーナ部に連続するバン
パ側部の上側に配置され、該バンパ側部及び上記コーナ
ランプの端末側にはフェンダパネルが位置している。そ
して、該フェンダパネルと上記バンパ側部とは、通常、
各々の端末部に形成された上下方向の取付フランジで相
互にフランジ結合されている(例えば特開昭62−23
841号公報参照)。
【0003】ところで、上記コーナランプのデザイン形
状として、例えば図7に示すように、その下面側が、端
末側に近付くにつれて斜め上方に立ち上がる形状に形成
されたものが知られている。かかる形状のコーナランプ
53を採用した場合、バンパ側部55の上面側も、コー
ナランプ53の下面形状に沿って、端末に近付くにつれ
て斜め上方に立ち上がるように形成する必要があり、バ
ンパ側部55の端末側の上部には、コーナランプ53と
フェンダパネル60との間に位置する部分に鋭角状のエ
ッジ壁部56が形成される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような車体側部
構造において、コーナランプ53とバンパ側部55とを
フェンダパネル60に組み付ける場合、バンパ側部55
とフェンダパネル60の取付フランジ部55f,60fど
うしを対面させた上で、ボルト57,57及びナット5
8,58等により両フランジ部55f,60fが相互に締結
固定されるが、上記エッジ壁部56については、バンパ
側部55の取付フランジ55fの裏面側において、ボル
ト挿入時の作業スペースを確保することが困難である関
係上、ボルト57及びナット58で締め付けて固定する
ことはできない。このため、上記エッジ壁部56のフェ
ンダパネル60に対する組付位置を規制することができ
ず、コーナランプ53とバンパ側部55とをフェンダパ
ネル60に組み付けた際に、上記エッジ壁部56の組付
位置に車幅方向のバラツキが生じ、見映えが損なわれる
という問題があった。
【0005】この考案は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、上記ランプとバンパ側部とを車体フェンダパネ
ルに組み付けるに際して、上記エッジ壁部のフェンダパ
ネルに対する組付位置を規制することができる車体側部
構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、この考案は、
バンパ側部の上側に、端末側に近付くにつれて斜め上方
に立ち上がる下面形状を有するランプが配設される一
方、該ランプ及び上記バンパ側部の端末側にフェンダパ
ネルが配置されてなる車体側部構造において、上記バン
パ側部の上面側が、上記ランプの下面形状に沿って斜め
上方に立ち上がるように形成され、上記バンパ側部の端
末側の上部には、上記ランプと上記フェンダパネルとの
間に位置する部分に鋭角状のエッジ壁部が形成されてお
り、上記バンパ側部と上記フェンダパネルとは、上記エ
ッジ壁部より下方においてフランジ結合される一方、該
エッジ壁部と上記フェンダパネルと上記ランプとは、上
記フランジ結合部よりも上方において位置決めピンで相
互に位置決めされているようにしたものである。
【0007】
【考案の効果】この考案によれば、上記エッジ壁部とフ
ェンダパネルとランプとは、バンパ側部とフェンダパネ
ルとのフランジ結合部よりも上方において位置決めピン
で相互に位置決めされているので、上記ランプとバンパ
側部とを車体フェンダパネルに組み付けた際には、上記
エッジ壁部のフェンダパネルに対する組付位置は、上記
位置決めピンによって確実に規制される。従って、この
エッジ壁部の組付位置に車幅方向のバラツキが生じるこ
とはなくなり、位置決めピンを用いるだけの比較的簡単
な構造で、上記ランプ取付部の見映え低下の問題を有効
に解消することができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を、例えば自動車の
フロント側の車体側部構造に適用した場合について、添
付図面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、
本実施例に係る自動車1の車体前端部には、例えば合成
樹脂製のバンパフェイス3で表面側が覆われたフロント
バンパ2が取り付けられている。上記バンパフェイス3
は、車体の前端面の下部を覆う正面部4と、該正面部4
の左右両端部から後方に折り曲げられて車体側面の下部
を覆うバンパサイド5(バンパ側部)とで構成されてお
り、上記フロントバンパ2は、その正面部分を、バンパ
フェイス3の背面側に配設されたバンパレインフォース
メント(不図示)を介して車体側のフレーム部材(不図示)
に固定する一方、その左右サイド部は、上記バンパサイ
ド5を車体側部のフェンダパネル10に固定することに
よって取り付けられている。
【0009】上記自動車1の前端部には、左右一対のヘ
ッドランプ12と、フロント側におけるコンビランプと
して構成されたフロントコーナランプ13,13とが配
設され、これら各ランプ12,13はいずれも、フロン
トバンパ2の上側に位置している。また、上記ヘッドラ
ンプ12,12の外側にそれぞれ位置する上記コーナラ
ンプ13,13は、車体側面まで回り込む形状に形成さ
れており、このコーナランプ13の端末側には、フェン
ダパネル10の前端部が位置している。上記各コーナラ
ンプ13は、フロントバンパ2の正面部4の車幅方向の
端部及から上記バンパサイド5の端末側にかけて回り込
むように形成されている。
【0010】また、図2から良く分かるように、上記コ
ーナランプ13は、その下面側が、端末側に近付くにつ
れて上方に立ち上がるように形成されている。一方、該
コーナランプ13の下側に位置するバンパサイド5の上
面側も、コーナランプ13の下面形状に沿って、端末側
に近付くにつれて斜め上方に立ち上がる形状に形成され
ており、このバンパサイド5の端末側の上部には、上記
コーナランプ13とフェンダパネル10との間に位置す
る部分に、鋭角状のエッジ壁部6が形成されている。
【0011】上記バンパサイド5の後端部とフェンダパ
ネル10の前端部には、図3及び図4に示すように、車
体内方に張り出す上下方向の取付フランジ5f,10fが
それぞれ形成されており、この両フランジ5f,10fを
対面させた上で、例えばバンパサイド5側の取付フラン
ジ5fの背面側から、複数のボルト部材17が固着され
た取付金具16を装着するとともに、フェンダパネル1
0側の取付フランジ10fの背面側からナット部材18
(図4参照)を螺合締結することにより、上記両フランジ
5f,10fが、つまりバンパサイド5の後端部とフェン
ダパネル10の前端部とが相互にフランジ結合されるよ
うになっている。
【0012】本実施例では、上記バンパサイド5の端末
側の上部に上記エッジ壁部6が形成されており、このエ
ッジ壁部6については、取付フランジ5fの背面側にお
いてボルト挿入時の作業スペースを確保することができ
ないので、上記ボルト部材17,17は、エッジ壁部6
よりも下方に配設されている。そして、このエッジ壁部
6のフェンダパネル10に対する組付位置は、位置決め
ピン20によって規制されるようになっている。
【0013】上記位置決めピン20は、例えば、フェン
ダパネル10側に取り付けられており、該フェンダパネ
ル10の取付フランジ10fの裏面側から挿入され、該
フランジ10fの上部に設けられた取付穴10hを挿通し
た上で、その先端側がバンパサイド5側に向かって伸長
している。一方、上記バンパサイド5の取付フランジ5
fの上部及びエッジ壁部6の上側フランジ部6fには、上
記位置決めピン20を挿通させる位置決め孔5h,6hが
それぞれ設けられるとともに、上記コーナランプ13の
ランプハウジング14の所定箇所にも、上記位置決めピ
ン20を挿通させる位置決め孔14h及び14jが設けら
れている。尚、上記ランプハウジング14は、所定の取
付金具(不図示)等によって車体側部材(不図示)に取り付
けられ、その取付位置及び取付姿勢を微調整することが
できるようになっている。
【0014】また、図5に示すように、上記位置決めピ
ン20のつば部20aの近傍の外周部分には、ラジアル
方向に所定量だけ突出する爪部20bが複数設けられ、
この爪部20bの外面側は山形のテーパ状に形成されて
いる。そして、図6に詳しく示すように、上記位置決め
ピン20を、フェンダパネル10の取付フランジ10f
の裏面側から取付穴10hに挿入することにより、取付
フランジ10fが、上記爪部20b,20bとつば部20a
との間に挟み込まれる。換言すれば、位置決めピン20
が、フェンダパネル10の取付フランジ10f側に係止
されるようになっている。
【0015】上記位置決めピン20の取付穴10h及び
各位置決め孔5h,6h,14h,14jは、バンパサイド5
及びコーナランプ13がフェンダパネル10に組み付け
られた状態で、バンパサイド5とフェンダパネル10と
のフランジ結合部の取付金具16よりも上方において、
略一直線状に並ぶように位置設定されている。従って、
上記位置決めピン20が取り付けられたフェンダパネル
10に対して、上記バンパサイド5とコーナランプ13
とを組み付けた際には、上記位置決めピン20が、上記
各位置決め孔5h,6h,14h,14jを順次挿通すること
により、バンパサイド5の上記エッジ壁部6及びコーナ
ランプ13が、フェンダパネル10に対して位置決めさ
れるようになっている。
【0016】すなわち、上記エッジ壁部6のフェンダパ
ネル10に対する組付位置は、上記位置決めピン20に
よって確実に規制される。この結果、このエッジ壁部6
の組付位置に車幅方向のバラツキが生じることはなくな
り、位置決めピン20を用いるだけの比較的簡単な構造
で、上記コーナランプ13の取付部の見映え低下の問題
を有効に解消することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例に係る自動車の車体前部の斜
視図である。
【図2】 上記実施例に係るコーナランプ取付部の側面
説明図である。
【図3】 上記コーナランプの取付部の分解斜視図であ
る。
【図4】 図1のA−A方向の断面説明図である。
【図5】 上記実施例に係る位置決めピンの斜視図であ
る。
【図6】 上記位置決めピンの取付部の拡大縦断面図で
ある。
【図7】 従来例に係るコーナランプ取付部の側面説明
図である。
【符号の説明】
1…自動車 2…フロントバンパ 5…バンパサイド 5f…取付フランジ 6…エッジ壁部 10…フェンダパネル 10f…取付フランジ 13…コーナランプ 20…位置決めピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中村 浩一郎 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−113943(JP,A) 実開 平2−69539(JP,U) 実開 平4−271973(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパ側部の上側に、端末側に近付くに
    つれて斜め上方に立ち上がる下面形状を有するランプが
    配設される一方、該ランプ及び上記バンパ側部の端末側
    にフェンダパネルが配置されてなる車体側部構造におい
    て、上記バンパ側部の上面側が、上記ランプの下面形状
    に沿って斜め上方に立ち上がるように形成され、上記バ
    ンパ側部の端末側の上部には、上記ランプと上記フェン
    ダパネルとの間に位置する部分に鋭角状のエッジ壁部が
    形成されており、上記バンパ側部と上記フェンダパネル
    とは、上記エッジ壁部より下方においてフランジ結合さ
    れる一方、該エッジ壁部と上記フェンダパネルと上記ラ
    ンプとは、上記フランジ結合部よりも上方において位置
    決めピンで相互に位置決めされていることを特徴とする
    車体側部構造。
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JPH04115950U JPH04115950U (ja) 1992-10-15
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JP6425012B2 (ja) * 2014-08-11 2018-11-21 三菱自動車工業株式会社 車両の前部構造

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