JPH05221275A - 自動車用ワイヤーハーネスの取付構造 - Google Patents
自動車用ワイヤーハーネスの取付構造Info
- Publication number
- JPH05221275A JPH05221275A JP5975392A JP5975392A JPH05221275A JP H05221275 A JPH05221275 A JP H05221275A JP 5975392 A JP5975392 A JP 5975392A JP 5975392 A JP5975392 A JP 5975392A JP H05221275 A JPH05221275 A JP H05221275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- radiator
- panel
- cab
- engine room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用ワイヤーハーネスの組付けを容易に
することである。 【構成】 キャブオーバー型車両における車体2のフロ
ア3上面に沿って室内側からエンジンルーム側にワイヤ
ーハーネス1を配線する自動車用ワイヤーハーネスの取
付構造であって、上記室内側のラジエータトンネルカバ
ー15の裏面に、ワイヤーハーネスクランプ用爪部28
を設けたことにある。
することである。 【構成】 キャブオーバー型車両における車体2のフロ
ア3上面に沿って室内側からエンジンルーム側にワイヤ
ーハーネス1を配線する自動車用ワイヤーハーネスの取
付構造であって、上記室内側のラジエータトンネルカバ
ー15の裏面に、ワイヤーハーネスクランプ用爪部28
を設けたことにある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ワイヤーハーネ
スの取付構造に関する。
スの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】キャブオーバー型トラックおよびワンボ
ックスカー等のキャブオーバー型車両では、フロントシ
ートの下部側にエンジン等が搭載されているため、エン
ジンルームがフロントシートの下部側に設けられてい
る。このエンジンルームから引き出されたワイヤーハー
ネス1は図5に示すように、車体2の前部および後部に
配線されている。
ックスカー等のキャブオーバー型車両では、フロントシ
ートの下部側にエンジン等が搭載されているため、エン
ジンルームがフロントシートの下部側に設けられてい
る。このエンジンルームから引き出されたワイヤーハー
ネス1は図5に示すように、車体2の前部および後部に
配線されている。
【0003】図6はキャブオーバー型トラックの下部車
体構造を示したもので、フロントフロアパネル3の前部
にラジエータトンネルパネル4が、後部にエンジンルー
ムフロントパネル5が配設されている。フロントフロア
パネル3の両側にはフロントホイールハウスフロントロ
ッカ6、フロントホイールハウジングパネル7が設けら
れ、その後部にキャビンバックパネル8の両側下部に配
設されるフロントホイールハウスリヤロッカ9が設けら
れている。10はフレームフロントカバー、11はエン
ジンルームセンタメンバである。
体構造を示したもので、フロントフロアパネル3の前部
にラジエータトンネルパネル4が、後部にエンジンルー
ムフロントパネル5が配設されている。フロントフロア
パネル3の両側にはフロントホイールハウスフロントロ
ッカ6、フロントホイールハウジングパネル7が設けら
れ、その後部にキャビンバックパネル8の両側下部に配
設されるフロントホイールハウスリヤロッカ9が設けら
れている。10はフレームフロントカバー、11はエン
ジンルームセンタメンバである。
【0004】図7は図6の下部車体構造の上部側部品を
示したもので、フロントフロアパネル3の上面にフロン
トフロアマット12が設けられ、その前部にフロントフ
ロアサイレンサ13およびフロントパネルインシュレー
タ14が設けられている。15はラジエータトンネルパ
ネル4の下部外面を覆うラジエータトンネルカバーであ
り、ネジ16を介してネジ留めされている。フロントフ
ロアマット12の後部側には、エンジンルームフロント
パネル5の前面を覆うエンジンルームフロントパネルイ
ンシュレータ17およびエンジンルームフロントパネル
サイレンサ18が設けられている。19はキャビンバッ
クパネルインシュレータであり、20はエンジンルーム
センタメンバインシュレータである。
示したもので、フロントフロアパネル3の上面にフロン
トフロアマット12が設けられ、その前部にフロントフ
ロアサイレンサ13およびフロントパネルインシュレー
タ14が設けられている。15はラジエータトンネルパ
ネル4の下部外面を覆うラジエータトンネルカバーであ
り、ネジ16を介してネジ留めされている。フロントフ
ロアマット12の後部側には、エンジンルームフロント
パネル5の前面を覆うエンジンルームフロントパネルイ
ンシュレータ17およびエンジンルームフロントパネル
サイレンサ18が設けられている。19はキャビンバッ
クパネルインシュレータであり、20はエンジンルーム
センタメンバインシュレータである。
【0005】このエンジンルームからフロントフロアパ
ネル3を通ってインストルメントパネルあるいはフロン
トパネルに向けて配線されるワイヤーハーネス1はラジ
エータトンネルカバー15の内側を通して配線される。
ネル3を通ってインストルメントパネルあるいはフロン
トパネルに向けて配線されるワイヤーハーネス1はラジ
エータトンネルカバー15の内側を通して配線される。
【0006】従来ラジエータトンネルカバー15の内側
にワイヤーハーネス1を配線する場合、図8に示すよう
に、ラジエータトンネルパネル4の表面にスタッドボル
ト21を立て、このスタッドボルト21に樹脂クランプ
22を装着し、この樹脂クランプ22によってワイヤー
ハーネス1を把持している。
にワイヤーハーネス1を配線する場合、図8に示すよう
に、ラジエータトンネルパネル4の表面にスタッドボル
ト21を立て、このスタッドボルト21に樹脂クランプ
22を装着し、この樹脂クランプ22によってワイヤー
ハーネス1を把持している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイヤ
ーハーネス1を組付ける際の作業姿勢が悪くなるため、
車体への組付作業が複雑である。また、スタッドボルト
21をラジエータトンネルパネル4に溶接するため、作
業が煩雑となり、部品コストも高くなる課題があった。
さらに、樹脂クランプ22がない個所では、ワイヤーハ
ーネス1の剛性によって、隙間が一定とならずラジエー
タトンネルカバー15が浮き上がってしまうことがあ
る。
ーハーネス1を組付ける際の作業姿勢が悪くなるため、
車体への組付作業が複雑である。また、スタッドボルト
21をラジエータトンネルパネル4に溶接するため、作
業が煩雑となり、部品コストも高くなる課題があった。
さらに、樹脂クランプ22がない個所では、ワイヤーハ
ーネス1の剛性によって、隙間が一定とならずラジエー
タトンネルカバー15が浮き上がってしまうことがあ
る。
【0008】本発明は上記課題を解決し、組付作業の能
率を向上し得る自動車用ワイヤーハーネスの取付構造を
提供することを目的とする。
率を向上し得る自動車用ワイヤーハーネスの取付構造を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためキャブオーバー型車両における車体のフロア上
面に沿って室内側からエンジンルーム側にワイヤーハー
ネスを配線する自動車用ワイヤーハーネスの取付構造に
おいて、上記室内側のラジエータトンネルカバーの裏面
に、ワイヤーハーネスクランプ用爪部を設けたことにあ
る。
するためキャブオーバー型車両における車体のフロア上
面に沿って室内側からエンジンルーム側にワイヤーハー
ネスを配線する自動車用ワイヤーハーネスの取付構造に
おいて、上記室内側のラジエータトンネルカバーの裏面
に、ワイヤーハーネスクランプ用爪部を設けたことにあ
る。
【0010】
【作用】ラジエータトンネルカバーの裏面に設けられた
凹条に沿って突設されたクランプ用爪部の間にワイヤー
ハーネスを嵌め込んで、凹条に沿ってワイヤーハーネス
を配線する。
凹条に沿って突設されたクランプ用爪部の間にワイヤー
ハーネスを嵌め込んで、凹条に沿ってワイヤーハーネス
を配線する。
【0011】
【実施例】以下図5〜図7と同一部分は同符号を付して
示す。本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。図1〜図3において、23はフロントバンパー
24の後方にラジエータサポートメンバー25に支持さ
れて設けられたラジエータである。このラジエータ23
の室内側にラジエータトンネルパネル4が設けられてい
る。ワイヤーハーネス1はこのラジエータトンネルパネ
ル4とフロントフロアパネル3の室内側を通してエンジ
ンルームとインストルメントパネル等の間を接続されて
いる。
示す。本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。図1〜図3において、23はフロントバンパー
24の後方にラジエータサポートメンバー25に支持さ
れて設けられたラジエータである。このラジエータ23
の室内側にラジエータトンネルパネル4が設けられてい
る。ワイヤーハーネス1はこのラジエータトンネルパネ
ル4とフロントフロアパネル3の室内側を通してエンジ
ンルームとインストルメントパネル等の間を接続されて
いる。
【0012】26はラジエータトンネルパネル4の外側
(室内側)に設けられてワイヤーハーネス1をカバーす
るラジエータトンネルカバーである。このラジエータト
ンネルカバー26には、図4に示すように、裏面側に、
ワイヤーハーネス1を通す凹条27が設けられており、
この凹条27の両側縁に沿って互いに対峙する一対のク
ランプ用爪部28が帯状に設けられている。
(室内側)に設けられてワイヤーハーネス1をカバーす
るラジエータトンネルカバーである。このラジエータト
ンネルカバー26には、図4に示すように、裏面側に、
ワイヤーハーネス1を通す凹条27が設けられており、
この凹条27の両側縁に沿って互いに対峙する一対のク
ランプ用爪部28が帯状に設けられている。
【0013】上記構成によると、ラジエータトンネルカ
バー26のクランプ用爪部28にワイヤーハーネス1を
嵌め込んで部組し、これをラジエータトンネルパネル4
にボルト締めして組付ける。ワイヤーハーネス1はラジ
エータトンネルカバー26のクランプ用爪部28に押し
込むだけで把持されるので、組付作業が容易である。ワ
イヤーハーネス1は配線経路に沿ってクランプ用爪部2
8に把持されるので、ラジエータトンネルカバー26が
浮き上がる等の不具合を防止できる。
バー26のクランプ用爪部28にワイヤーハーネス1を
嵌め込んで部組し、これをラジエータトンネルパネル4
にボルト締めして組付ける。ワイヤーハーネス1はラジ
エータトンネルカバー26のクランプ用爪部28に押し
込むだけで把持されるので、組付作業が容易である。ワ
イヤーハーネス1は配線経路に沿ってクランプ用爪部2
8に把持されるので、ラジエータトンネルカバー26が
浮き上がる等の不具合を防止できる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用ワイヤーハーネスの取付構造によれば、ラジエータト
ンネルカバーの裏面に、ワイヤーハーネスクランプ用爪
部を突設したので、ワイヤーハーネスの組付作業が容易
である。ワイヤーハーネスを固定するためのクランプあ
るいはボルトが不必要となり経済的である。
用ワイヤーハーネスの取付構造によれば、ラジエータト
ンネルカバーの裏面に、ワイヤーハーネスクランプ用爪
部を突設したので、ワイヤーハーネスの組付作業が容易
である。ワイヤーハーネスを固定するためのクランプあ
るいはボルトが不必要となり経済的である。
【図1】自動車用ワイヤーハーネスの取付構造を示す概
念図である。
念図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】ラジエータトンネルカバーを示す斜視図であ
る。
る。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】キャブオーバー型トラックに設けられたワイヤ
ーハーネスを示す斜視図である。
ーハーネスを示す斜視図である。
【図6】キャブオーバー型トラックの乗員席の下部車体
構造を示す分解斜視図である。
構造を示す分解斜視図である。
【図7】図6の下部車体構造の室内側の外側に設けられ
る構造を示す分解斜視図である。
る構造を示す分解斜視図である。
【図8】従来のラジエータトンネルパネルに取付けられ
るワイヤーハーネスの取付構造を示す断面図である。
るワイヤーハーネスの取付構造を示す断面図である。
1 ワイヤーハーネス 2 車体 3 フロントフロアパネル 4 ラジエータトンネルパネル 23 ラジエータ 26 ラジエータトンネルカバー 28 クランプ用爪部
Claims (1)
- 【請求項1】 キャブオーバー型車両における車体のフ
ロア上面に沿って室内側からエンジンルーム側にワイヤ
ーハーネスを配線する自動車用ワイヤーハーネスの取付
構造において、上記室内側のラジエータトンネルカバー
の裏面に、ワイヤーハーネスクランプ用爪部を設けたこ
とを特徴とする自動車用ワイヤーハーネスの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5975392A JPH05221275A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 自動車用ワイヤーハーネスの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5975392A JPH05221275A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 自動車用ワイヤーハーネスの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05221275A true JPH05221275A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=13122333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5975392A Pending JPH05221275A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 自動車用ワイヤーハーネスの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05221275A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0444166A1 (en) * | 1989-08-30 | 1991-09-04 | Irwin Fox | DISPOSABLE FOXIDERS FOR THE REMOVAL OF SULFUR HYDROGEN. |
JP2005297627A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ワイヤーハーネス配索構造 |
JP2006175926A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Nissan Motor Co Ltd | ハイブリッド車のインバータと電動エアコンとの間の強電ハーネスの配策構造 |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP5975392A patent/JPH05221275A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0444166A1 (en) * | 1989-08-30 | 1991-09-04 | Irwin Fox | DISPOSABLE FOXIDERS FOR THE REMOVAL OF SULFUR HYDROGEN. |
AU641931B2 (en) * | 1989-08-30 | 1993-10-07 | M-I L.L.C. | Disposable oxide carrier for scavenging hydrogen sulfide |
EP0444166B1 (en) * | 1989-08-30 | 1995-03-08 | Irwin Fox | Disposable oxide carrier for scavenging hydrogen sulfide |
JP2005297627A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ワイヤーハーネス配索構造 |
JP2006175926A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Nissan Motor Co Ltd | ハイブリッド車のインバータと電動エアコンとの間の強電ハーネスの配策構造 |
JP4617868B2 (ja) * | 2004-12-21 | 2011-01-26 | 日産自動車株式会社 | ハイブリッド車のインバータと電動エアコンとの間の強電ハーネスの配策構造 |
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