JP2004268810A - シート取付け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車体のクロスメンバを利用して、シート取付け部品の取付け精度を容易に向上させる。
【解決手段】車体の両側部でそれぞれ略車両前後方向に延びるサイドメンバ1の上面に、車幅方向に延びるクロスメンバ10の両端がそれぞれリヤフロアパネル16を挟んで連結され、リヤシート取付け用ナット2及びチャイルドシート取付け用フックが固定された第1リンホース4と、リヤシート取付け用ナット11及びリヤシートベルトアンカ取付け用ナットが固定された第3リンホース13と、チャイルドシート取付け用フックが固定された第4リンホース15とが、それぞれクロスメンバ10の上下面に固着されている。
【選択図】 図2
【解決手段】車体の両側部でそれぞれ略車両前後方向に延びるサイドメンバ1の上面に、車幅方向に延びるクロスメンバ10の両端がそれぞれリヤフロアパネル16を挟んで連結され、リヤシート取付け用ナット2及びチャイルドシート取付け用フックが固定された第1リンホース4と、リヤシート取付け用ナット11及びリヤシートベルトアンカ取付け用ナットが固定された第3リンホース13と、チャイルドシート取付け用フックが固定された第4リンホース15とが、それぞれクロスメンバ10の上下面に固着されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両におけるシートの取付け装置、とくに、車体のクロスメンバを利用したシートの取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両におけるリヤシートの取付け装置は、図4(リヤフロアパネルを省略)及び図5に例示されているように、車体後部の両側部でそれぞれサイドメンバ1が略車両前後方向に延びていて、リヤシート取付け用ナット2及びチャイルドシート取付け用フック3が一体的に固着された第1リンホース4と、リヤシート取付け用ナット5及びリヤシートベルトアンカ取付け用ナット6が一体的に固着された第2リンホース7とが、各サイドメンバ1の上面にそれぞれスポット溶接で固着されている。
【0003】
また、車幅方向に延びるクロスメンバ10の両端がそれぞれ各サイドメンバ1に連結され、リヤシート取付け用ナット11及びリヤシートベルトアンカ取付け用ナット12が一体的に固着された断面略ハット状第3リンホース13が、クロスメンバ10の中央部分上面にスポット溶接で固着されている。
【0004】
さらに、左右のチャイルドシート取付け用フック14がそれぞれ一体的に固着された第4リンホース15がリヤフロアパネル16の上面に固着されて、リヤフロアパネル16が両サイドメンバ1に跨がって取り付けられ、ナット2、5、11を利用して図示しないリヤシートがクロスメンバ10の上方に図示しないボルトで取り付けられて、ナット6、12を利用して図示しないリヤシートベルトアンカがクロスメンバ10の上方に図示しないボルトで取り付けられると共に、フック3、14を利用して左右のチャイルドシート20を取り付けることができるように構成されている。
【0005】
しかしながら、上記のように、リヤシート、リヤシートベルトアンカ及びチャイルドシート20の取付け関係部品であるナット2、5、6、11、12とフック3、14とが、サイドメンバ1、クロスメンバ10及びリヤフロアパネル16の車体における主要骨格部品等に対して、それぞれリンホース4、7、13、15を介して個別に事前組付け(サブアッシー)されているため、上記主要骨格部品等の組立て時に上記各取付け関係部品の取付け精度を高く確保することは実際上非常に難しいという問題があり、また、上記主要骨格部品等にそれぞれ上記各取付け関係部品を分散して事前に組み付けておくための工数がかさむと同時に、各事前組付け用の作業場所も個々に必要となって、車体製造コストの増加を招くことは避けられなかった。
【0006】
なお、車体構造として、下記特許文献1に記載されたものが従来から知られている。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−260946号公報
【0008】
この場合には、シートベルトアンカを取り付けた固定部品とフロアパネルとで閉断面構造を形成させ、燃料タンクの支持ブラケットをフロアパネルに接合して、その支持ブラケットにより上記固定部品を補強するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、車体のクロスメンバを利用して、シート取付け部品の取付け精度を容易に向上させようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかるシート取付け装置は、車体の両側部でそれぞれ略車両前後方向に延びるサイドメンバと、上記両サイドメンバの上面に跨がって取り付けられたフロアパネルと、車幅方向に延びて両端部がそれぞれ上記フロアパネルを挟んで上記サイドメンバの上面に連結されたクロスメンバと、上記クロスメンバにそれぞれ一体的に固着されたシート取付け用ナット及びシートベルトアンカ取付け用ナットとを有している。
【0011】
すなわち、シート取付け用ナット及びシートベルトアンカ取付け用ナットの各取付け関係部品がそれぞれ単一のクロスメンバに一体的に固着されているので、このクロスメンバの両端部がそれぞれフロアパネルを挟んでサイドメンバの上面に連結されたとき、上記各取付け関係部品の相対的な位置決め、すなわち、取付け精度を従来よりも容易に、かつ、確実に向上させることができ、また、各取付け関係部品が固着されたクロスメンバの両端部がフロアパネルを挟んでサイドメンバの上面に連結されていて、クロスメンバの下方にフロアパネルが存在しているので、フロアパネルの下方から車室内へ雨水等が侵入することは容易に防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例について、前記従来装置との同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。
【0013】
図1(リヤフロアパネルを省略)〜図3において、車体後部の両側部でそれぞれサイドメンバ1が略車両前後方向に延びていて、リヤフロアパネル16が両サイドメンバ1の上面に跨がって取り付けられ、車幅方向に延びるクロスメンバ10の両端がそれぞれリヤフロアパネル16を挟んでサイドメンバ1の上面にスポット溶接により連結されている。
【0014】
一方、リヤシート取付け用ナット2及びチャイルドシート取付け用フック3が一体的に固着された第1リンホース4と、リヤシート取付け用ナット5及びリヤシートベルトアンカ取付け用ナット6が一体的に固着された第2リンホース7と、リヤシート取付け用ナット11及びリヤシートベルトアンカ取付け用ナット12が一体的に固着された断面略ハット状第3リンホース13とが、クロスメンバ10の下面にそれぞれスポット溶接で固着されている。
【0015】
また、左右のチャイルドシート取付け用フック14がそれぞれ一体的に固着された第4リンホース15がクロスメンバ10の上面に固着され、ナット2、5、11を利用して図示しないリヤシートがクロスメンバ10の上方に図示しないボルトで取り付けられて、ナット6、12を利用して図示しないリヤシートベルトアンカがクロスメンバ10の上方に図示しないボルトで取り付けられると共に、フック3、14を利用して左右のチャイルドシート20を取り付けることができるように構成されている。
【0016】
上記リヤシート取付け装置においては、リヤシート、リヤシートベルトアンカ及びチャイルドシート20の取付け関係部品であるナット2、5、6、11、12とフック3、14とが、それぞれリンホース4、7、13、15を介して単一のクロスメンバ10に一体的に固着されているので、クロスメンバ10の両端部がそれぞれリヤフロアパネル16を挟んでサイドメンバ1の上面に連結されたとき、上記各取付け関係部品の相対的な位置決め、すなわち、取付け精度を従来よりも容易に、かつ、確実に向上させることができ、従って、車体に対するリヤシートやチャイルドシート20の取付け作業が常に簡単となる大きな長所がある。
【0017】
また、取付け関係部品であるナット2、5、6、11、12とフック3、14とが、それぞれリンホース4、7、13、15を介して単一のクロスメンバ10に一体的に固着されているため、これらの取付け関係部品を車体の主要骨格部品等にそれぞれ分散して事前に組み付けておく従来の場合と比較すると、取付け関係部品の固着作業を全体的にみれば容易に簡便化できると共に、その作業場所も少なくてすむので、車体の製造コストを低減させることが可能となる。
【0018】
さらに、各リンホース4、7、13に固着されたナット2、5、6、11、12を利用して、クロスメンバ10の上方にリヤシート及びリヤシートベルトアンカをボルトで取り付けるため、クロスメンバ10にそれぞれのボルト孔が設けられていても、クロスメンバ10の両端部がリヤフロアパネル16を挟んでサイドメンバ1の上面に連結されていて、クロスメンバ10の下方にボルト孔のないリヤフロアパネル16が存在しているので、リヤフロアパネル16の下方から車室内へ雨水等が侵入することは容易に防止することができる特殊な利点がある。
【0019】
なお、図3に示されているように、クロスメンバ10の下方でサイドメンバ1及びリヤフロアパネル16に段差を設けて、クロスメンバ10とリヤフロアパネル16とで閉断面30を形成するようにし、クロスメンバ10付近における車体の剛性を高めるように配慮されている。
【0020】
【発明の効果】
本発明にかかるシート取付け装置においては、シート取付け用ナット及びシートベルトアンカ取付け用ナットの各取付け関係部品がそれぞれ単一のクロスメンバに一体的に固着されていて、クロスメンバの両端部がそれぞれフロアパネルを挟んでサイドメンバの上面に連結されたとき、上記各取付け関係部品の取付け精度を従来よりも容易に、かつ、確実に向上させることができるので、車体に対するシートの取付け作業が常に簡単となり、また、各取付け関係部品が固着されたクロスメンバの両端部がフロアパネルを挟んでサイドメンバの上面に連結されていて、クロスメンバの下方にフロアパネルが存在しているので、フロアパネルの下方から車室内へ雨水等が侵入することは容易に防止することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における要部の概略斜視図。
【図2】図1のII−II縦断面図。
【図3】図1の III−III 縦断面拡大図。
【図4】従来装置における要部の概略斜視図。
【図5】図4のV−V縦断面図。
【符号の説明】
1 サイドメンバ
2、5、6、11、12 ナット
3、14 フック
4、7、13、15 リンホース
10 クロスメンバ
16 リヤフロアパネル
20 チャイルドシート
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両におけるシートの取付け装置、とくに、車体のクロスメンバを利用したシートの取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両におけるリヤシートの取付け装置は、図4(リヤフロアパネルを省略)及び図5に例示されているように、車体後部の両側部でそれぞれサイドメンバ1が略車両前後方向に延びていて、リヤシート取付け用ナット2及びチャイルドシート取付け用フック3が一体的に固着された第1リンホース4と、リヤシート取付け用ナット5及びリヤシートベルトアンカ取付け用ナット6が一体的に固着された第2リンホース7とが、各サイドメンバ1の上面にそれぞれスポット溶接で固着されている。
【0003】
また、車幅方向に延びるクロスメンバ10の両端がそれぞれ各サイドメンバ1に連結され、リヤシート取付け用ナット11及びリヤシートベルトアンカ取付け用ナット12が一体的に固着された断面略ハット状第3リンホース13が、クロスメンバ10の中央部分上面にスポット溶接で固着されている。
【0004】
さらに、左右のチャイルドシート取付け用フック14がそれぞれ一体的に固着された第4リンホース15がリヤフロアパネル16の上面に固着されて、リヤフロアパネル16が両サイドメンバ1に跨がって取り付けられ、ナット2、5、11を利用して図示しないリヤシートがクロスメンバ10の上方に図示しないボルトで取り付けられて、ナット6、12を利用して図示しないリヤシートベルトアンカがクロスメンバ10の上方に図示しないボルトで取り付けられると共に、フック3、14を利用して左右のチャイルドシート20を取り付けることができるように構成されている。
【0005】
しかしながら、上記のように、リヤシート、リヤシートベルトアンカ及びチャイルドシート20の取付け関係部品であるナット2、5、6、11、12とフック3、14とが、サイドメンバ1、クロスメンバ10及びリヤフロアパネル16の車体における主要骨格部品等に対して、それぞれリンホース4、7、13、15を介して個別に事前組付け(サブアッシー)されているため、上記主要骨格部品等の組立て時に上記各取付け関係部品の取付け精度を高く確保することは実際上非常に難しいという問題があり、また、上記主要骨格部品等にそれぞれ上記各取付け関係部品を分散して事前に組み付けておくための工数がかさむと同時に、各事前組付け用の作業場所も個々に必要となって、車体製造コストの増加を招くことは避けられなかった。
【0006】
なお、車体構造として、下記特許文献1に記載されたものが従来から知られている。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−260946号公報
【0008】
この場合には、シートベルトアンカを取り付けた固定部品とフロアパネルとで閉断面構造を形成させ、燃料タンクの支持ブラケットをフロアパネルに接合して、その支持ブラケットにより上記固定部品を補強するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、車体のクロスメンバを利用して、シート取付け部品の取付け精度を容易に向上させようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかるシート取付け装置は、車体の両側部でそれぞれ略車両前後方向に延びるサイドメンバと、上記両サイドメンバの上面に跨がって取り付けられたフロアパネルと、車幅方向に延びて両端部がそれぞれ上記フロアパネルを挟んで上記サイドメンバの上面に連結されたクロスメンバと、上記クロスメンバにそれぞれ一体的に固着されたシート取付け用ナット及びシートベルトアンカ取付け用ナットとを有している。
【0011】
すなわち、シート取付け用ナット及びシートベルトアンカ取付け用ナットの各取付け関係部品がそれぞれ単一のクロスメンバに一体的に固着されているので、このクロスメンバの両端部がそれぞれフロアパネルを挟んでサイドメンバの上面に連結されたとき、上記各取付け関係部品の相対的な位置決め、すなわち、取付け精度を従来よりも容易に、かつ、確実に向上させることができ、また、各取付け関係部品が固着されたクロスメンバの両端部がフロアパネルを挟んでサイドメンバの上面に連結されていて、クロスメンバの下方にフロアパネルが存在しているので、フロアパネルの下方から車室内へ雨水等が侵入することは容易に防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例について、前記従来装置との同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。
【0013】
図1(リヤフロアパネルを省略)〜図3において、車体後部の両側部でそれぞれサイドメンバ1が略車両前後方向に延びていて、リヤフロアパネル16が両サイドメンバ1の上面に跨がって取り付けられ、車幅方向に延びるクロスメンバ10の両端がそれぞれリヤフロアパネル16を挟んでサイドメンバ1の上面にスポット溶接により連結されている。
【0014】
一方、リヤシート取付け用ナット2及びチャイルドシート取付け用フック3が一体的に固着された第1リンホース4と、リヤシート取付け用ナット5及びリヤシートベルトアンカ取付け用ナット6が一体的に固着された第2リンホース7と、リヤシート取付け用ナット11及びリヤシートベルトアンカ取付け用ナット12が一体的に固着された断面略ハット状第3リンホース13とが、クロスメンバ10の下面にそれぞれスポット溶接で固着されている。
【0015】
また、左右のチャイルドシート取付け用フック14がそれぞれ一体的に固着された第4リンホース15がクロスメンバ10の上面に固着され、ナット2、5、11を利用して図示しないリヤシートがクロスメンバ10の上方に図示しないボルトで取り付けられて、ナット6、12を利用して図示しないリヤシートベルトアンカがクロスメンバ10の上方に図示しないボルトで取り付けられると共に、フック3、14を利用して左右のチャイルドシート20を取り付けることができるように構成されている。
【0016】
上記リヤシート取付け装置においては、リヤシート、リヤシートベルトアンカ及びチャイルドシート20の取付け関係部品であるナット2、5、6、11、12とフック3、14とが、それぞれリンホース4、7、13、15を介して単一のクロスメンバ10に一体的に固着されているので、クロスメンバ10の両端部がそれぞれリヤフロアパネル16を挟んでサイドメンバ1の上面に連結されたとき、上記各取付け関係部品の相対的な位置決め、すなわち、取付け精度を従来よりも容易に、かつ、確実に向上させることができ、従って、車体に対するリヤシートやチャイルドシート20の取付け作業が常に簡単となる大きな長所がある。
【0017】
また、取付け関係部品であるナット2、5、6、11、12とフック3、14とが、それぞれリンホース4、7、13、15を介して単一のクロスメンバ10に一体的に固着されているため、これらの取付け関係部品を車体の主要骨格部品等にそれぞれ分散して事前に組み付けておく従来の場合と比較すると、取付け関係部品の固着作業を全体的にみれば容易に簡便化できると共に、その作業場所も少なくてすむので、車体の製造コストを低減させることが可能となる。
【0018】
さらに、各リンホース4、7、13に固着されたナット2、5、6、11、12を利用して、クロスメンバ10の上方にリヤシート及びリヤシートベルトアンカをボルトで取り付けるため、クロスメンバ10にそれぞれのボルト孔が設けられていても、クロスメンバ10の両端部がリヤフロアパネル16を挟んでサイドメンバ1の上面に連結されていて、クロスメンバ10の下方にボルト孔のないリヤフロアパネル16が存在しているので、リヤフロアパネル16の下方から車室内へ雨水等が侵入することは容易に防止することができる特殊な利点がある。
【0019】
なお、図3に示されているように、クロスメンバ10の下方でサイドメンバ1及びリヤフロアパネル16に段差を設けて、クロスメンバ10とリヤフロアパネル16とで閉断面30を形成するようにし、クロスメンバ10付近における車体の剛性を高めるように配慮されている。
【0020】
【発明の効果】
本発明にかかるシート取付け装置においては、シート取付け用ナット及びシートベルトアンカ取付け用ナットの各取付け関係部品がそれぞれ単一のクロスメンバに一体的に固着されていて、クロスメンバの両端部がそれぞれフロアパネルを挟んでサイドメンバの上面に連結されたとき、上記各取付け関係部品の取付け精度を従来よりも容易に、かつ、確実に向上させることができるので、車体に対するシートの取付け作業が常に簡単となり、また、各取付け関係部品が固着されたクロスメンバの両端部がフロアパネルを挟んでサイドメンバの上面に連結されていて、クロスメンバの下方にフロアパネルが存在しているので、フロアパネルの下方から車室内へ雨水等が侵入することは容易に防止することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における要部の概略斜視図。
【図2】図1のII−II縦断面図。
【図3】図1の III−III 縦断面拡大図。
【図4】従来装置における要部の概略斜視図。
【図5】図4のV−V縦断面図。
【符号の説明】
1 サイドメンバ
2、5、6、11、12 ナット
3、14 フック
4、7、13、15 リンホース
10 クロスメンバ
16 リヤフロアパネル
20 チャイルドシート
Claims (5)
- 車体の両側部でそれぞれ略車両前後方向に延びるサイドメンバと、上記両サイドメンバの上面に跨がって取り付けられたフロアパネルと、車幅方向に延びて両端部がそれぞれ上記フロアパネルを挟んで上記サイドメンバの上面に連結されたクロスメンバと、上記クロスメンバにそれぞれ一体的に固着されたシート取付け用ナット及びシートベルトアンカ取付け用ナットとを有するシート取付け装置。
- 請求項1において、上記シート取付け用ナット及びシートベルトアンカ取付け用ナットがそれぞれ複数であるシート取付け装置。
- 請求項1または請求項2において、上記クロスメンバに一体的に固着されたチャイルドシート取付け用フックを有するシート取付け装置。
- 請求項3において、上記チャイルドシート取付け用フックが複数であるシート取付け装置。
- 請求項1または請求項2において、上記ナットがそれぞれリンホースを介して上記クロスメンバに固着されたシート取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003064462A JP2004268810A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | シート取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003064462A JP2004268810A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | シート取付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004268810A true JP2004268810A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33125749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003064462A Pending JP2004268810A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | シート取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004268810A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071644A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車のリヤサスペンション部構造 |
CN109795377A (zh) * | 2017-11-17 | 2019-05-24 | 宝沃汽车(中国)有限公司 | 车辆及其座椅的安装结构 |
US10795241B2 (en) | 2017-08-16 | 2020-10-06 | Sercomm Corporation | IP camera with heat-conducting element for preventing dew condensation |
CN112677834A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-04-20 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种轻量化后排座椅安装结构及车辆 |
-
2003
- 2003-03-11 JP JP2003064462A patent/JP2004268810A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071644A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車のリヤサスペンション部構造 |
US10795241B2 (en) | 2017-08-16 | 2020-10-06 | Sercomm Corporation | IP camera with heat-conducting element for preventing dew condensation |
CN109795377A (zh) * | 2017-11-17 | 2019-05-24 | 宝沃汽车(中国)有限公司 | 车辆及其座椅的安装结构 |
CN112677834A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-04-20 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种轻量化后排座椅安装结构及车辆 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Effective date: 20050628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
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Effective date: 20080122 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080521 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |