JP2510536Y2 - 車両の前部車体構造 - Google Patents

車両の前部車体構造

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JP2510536Y2
JP2510536Y2 JP6995590U JP6995590U JP2510536Y2 JP 2510536 Y2 JP2510536 Y2 JP 2510536Y2 JP 6995590 U JP6995590 U JP 6995590U JP 6995590 U JP6995590 U JP 6995590U JP 2510536 Y2 JP2510536 Y2 JP 2510536Y2
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JP
Japan
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suspension tower
vehicle
front frame
suspension
body structure
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JP6995590U
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敏憲 富岡
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両の前部車体構造に関する。
(従来の技術) 車両の前部車体構造は、一般に、実開昭64−21072号
公報に示すように、フロントフレームが車体前後方向に
延び、そのフロントフレームよりも車幅方向外方側にサ
スペンションタワーが配設されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記前部車体構造にあっては、サスペンショ
ンタワーに、該サスペンションタワー内に配設されるサ
スペンションによってサスペンション荷重が作用するこ
とになり、その関係上、サスペンションタワーの剛性を
できるだけ向上させることが望まれている。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、サスペンションタワーの剛性を効果的に向上させる
車両の前部車体構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために本考案にあっては、 フロントフレームが車体前後方向に延び、該フロント
フレームよりも車幅方向外方側にサスペンションタワー
が配設されている車両の前部車体構造において、 前記サスペンションタワーの上部と前記フロントフレ
ームとがバッテリキャリアを介して連結されている、 構成としてある。
上述の構成により、サスペンションタワー上部とフロ
ントフレームとがバッテリキャリアを介して連結される
ことから、既存のバッテリキャリアが、サスペンション
タワーの補強のため補強部材として有効に利用されるこ
とになる。このため、特別に補強部材を設けなくても、
効果的にサスペンションタワーの剛性を向上させること
ができることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図は車両の前部車体構造の片側を示すも
ので、1はエプロンレインフォースメント、2はフロン
トフレームである。エプロンレインフォースメント1は
車体前部において車体前後方向に延びており、フロント
フレーム2は、エプロンレインフォースメント1よりも
車幅方向内方側(第2図中、左方側)でかつ下方におい
て、車体前後方向に延びている。
前記エプロンレインフォースメント1と前記フロント
フレーム2との間には、サスペンション3を収納するサ
スペンションタワー4が設けられている。そのサスペン
ションタワー4は、板状のサスペンションタワーアッパ
5と、サスペンションタワーロア6とからなっている。
サスペンションタワーアッパ5は、その板面を上下方向
に向けてエプロンレインフォースメント1から車幅方向
内方に向けて突出されており、そのサスペンショタワー
アッパ5によりサスペンション荷重が受けられるように
なっている。サスペンショタワーロア6は、サスペンシ
ョンタワーアッパ5の下方を囲むようにして配設されて
おり、該サスペンションタワーロア6の上端部はサスペ
ンションタワーアッパ5の周縁部に接続され、該サスペ
ンションタワーロア6の下端部は前記フロントフレーム
2に接続されている。
前記フロントフレーム2上には、前記サスペンション
タワー4に隣接してバッテリキャリア7が配設されてい
る。そのバッテリキャリア7は、バッテリ8を保持する
バッテリ保持台部9と、背部10とを有している。バッテ
リ保持台部9は略板状に形成されており、そのバッテリ
保持台部9は、その板面を上下方向に向けてフロントフ
レーム2上面に配置され、そのバッテリ保持台部9の一
部はフロントフレーム2より車幅方向内方に向けて突出
されている。このバッテリ保持台部9は複数のボルト11
(本実施例においては2本)によりフロントフレーム2
に固定されている。このバッテリ保持台部9の上面は、
各ボルト11位置上面において、他の部分における上面よ
りも下方に引込んで、ボルト11の頭部が上記他の部分に
おける上面よりも突出しないようになっており、これに
より、バッテリ保持台部9上に、バッテリ8が安定状態
をもって載置できるようになっている。また、このバッ
テリ保持台部9の裏面には、フロントフレーム2よりも
車幅方向内方側において、エンジンマウントブラケット
の一つであるエンジンマウントブラケット12(ラバー等
は省略)がボルト13により固定されており、このエンジ
ンマウントブラケット12を介してバッテリキャリア7が
エンジン(図示略)を支持するようになっている。この
場合、上記固定用ボルト13の頭部がバッテリ8の載置に
支障を与えないようにするため、前述同様、バッテリ保
持台部9におけるボルト13位置上面が他の部分における
上面よりも引込められて、ボルト13の頭部が上記他の部
分における上面によりも突出しないようになっている。
前記背部10は、前記バッテリ保持台部9のサスペンシ
ョンタワー4側端部に連続して設けられている。この背
部10は、サスペンションタワーロア6の板面に沿いつつ
上方に延び、その上端部は、折曲されて、サスペンショ
ンタワーアッパ5の一部を覆うようになっていて、その
背部10の上端部とサスペンションタワーアッパ5とはボ
ルト14とナット15とを用いて固定されている。
尚、第1図中、16はタイヤである。
したがって、上記構造においては、バッテリキャリア
7が、フロントフレーム2とサスペンションタワーアッ
パ5とを連結していることから、該バッテリキャリア7
は、該サスペンションタワー4に対する補強部材として
機能することになり、既存のバッテリキャリア7を補強
部材として有効に利用できることになる。したがって、
特別に補強部材を設けなくてもサスペンションタワー4
を効果的に補強できることになる。
(考案の効果) 本考案は以上述べたように、特別に補強部材を設けな
くても効果的にサスペンションタワーの剛性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を説明する斜視図、 第2図は第1図のII−II線断面図である。 2……フロントフレーム 4……サスペンションタワー 5……サスペンションアッパ 7……バッテリキャリア

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントフレームが車体前後方向に延び、
    該フロントフレームよりも車幅方向外方側にサスペンシ
    ョンタワーが配設されている車両の前部車体構造におい
    て、 前記サスペンションタワーの上部と前記フロントフレー
    ムとがバッテリキャリアを介して連結されている、 ことを特徴とする車両の前部車体構造。
JP6995590U 1990-06-29 1990-06-29 車両の前部車体構造 Expired - Lifetime JP2510536Y2 (ja)

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JPH0426881U JPH0426881U (ja) 1992-03-03
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JP4608523B2 (ja) * 2007-07-23 2011-01-12 本田技研工業株式会社 エンジンマウントの取付構造

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JPH0426881U (ja) 1992-03-03

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