JPH0327027Y2 - - Google Patents

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JPH0327027Y2
JPH0327027Y2 JP1986100199U JP10019986U JPH0327027Y2 JP H0327027 Y2 JPH0327027 Y2 JP H0327027Y2 JP 1986100199 U JP1986100199 U JP 1986100199U JP 10019986 U JP10019986 U JP 10019986U JP H0327027 Y2 JPH0327027 Y2 JP H0327027Y2
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JP
Japan
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rear fender
battery
battery case
bracket
fender
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JP1986100199U
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JPS634881U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動二輪車のリヤフエンダに関する
もので、構造が簡単で取付が容易なバツテリケー
スを兼ねるリヤフエンダの取付構造に係るもので
ある。
〔従来の技術〕
一般に自動二輪車のリヤフエンダは、前後に分
割され、前部はメンテナンス上便利なように合成
樹脂にて、後部は鋼板等にて形成されている。そ
して、これら前後部に分割されたリヤフエンダ
は、自動二輪車の枠体を形成する車体フレームに
ブラケツトを介してボルト・ビス等にて固着され
ている。
一方、点火装置、前照灯、尾灯等各種電気機器
作動のためのバツテリについては、車体フレーム
に固着したブラケツトにバツテリケースを介して
装備している。
例えば、第3図に示すように、リヤフエンダ1
は前部フエンダ1aと後部フエンダ1bとからな
り、略中央で重合することにより、一個のフエン
ダとして後車輪2を覆つている。そして、このリ
ヤフエンダ1は、車体フレームを構成するシート
レール3およびリヤフレーム4に固着したブラケ
ツト(図示せず)にボルト・ビス等により締着さ
れている。
一方、バツテリ5はメインフレーム6に固着し
たブラケツト7にバツテリケース8を介して載置
し、該バツテリ5の上方でシートレール3に固着
した図示しないフツクにゴムバンド9等を引掛け
ることにより搭載している。先行技術としては、
実公昭52−32526号や実開昭53−16262号がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記の如き構成の場合、リヤフエン
ダ1の取付けのためのブラケツトおよびバツテリ
搭載のためのブラケツトを、それぞれ別個に車体
フレームに設けなければならず、非常に面倒であ
り、その溶接作業も大変であつた。
また、バツテリを載置するためのバツテリケー
スを別途製作しなければならず、それらの部品お
よびそれらの締付・固着のために締付部材を多数
要し、製作作業並びに部品管理作業に多大の労力
を要していた。
〔考案の目的〕
本考案は上記課題を解決すべくなされたもの
で、リヤフエンダにバツテリケースを一体に形成
することにより、リヤフエンダの取付およびバツ
テリの搭載を簡便化しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
(1) 前後に分割し、これらを重合することにより
後車輪を覆うようにした自動二輪車のリヤフエ
ンダである。
(2) 前部リヤフエンダの先端部にバツテリケース
を一体に形成し、該ケースの底部に突起を形成
して、この突起を車体フレームのブラケツトに
嵌合して位置決めするものである。
(3) 前部リヤフエンダのバツテリケースにバツテ
リを載置し、バツテリの上部を車体フレームに
固着したブラケツトにボルト、ビス等により締
付けて、又はゴムバンド等により押え付けて、
前部リヤフエンダを固定するものである。
〔作用〕
上記構成のリヤフエンダの取付構造では、前部
リヤフエンダの先端部にバツテリケースを一体に
形成しており、このバツテリケースの底部に形成
した突起を、車体フレーム(リヤフレーム)に固
着したブラケツトに嵌合することにより、前部リ
ヤフエンダの位置決めが行われる。
そして、このバツテリケースにバツテリを載置
し、バツテリ上方を、ボルト・ビス等の締付部材
にて、車体フレーム(シートレール)に固着した
ブラケツトに締付けることにより、バツテリと前
部リヤフエンダが共にバツテリの重量を利用して
強固に固着されることになる。
〔実施例〕
本考案によるリヤフエンダの取付構造について
図面により説明する。
第1図は、一実施例の要部を示す一部断面側面
図である。同図において、第3図と同じ符号のも
のは同一物を示し、詳細な説明は省略する。10
はリヤフエンダで、該リヤフエンダ10は、前部
10aと後部10bとからなり、これらを重合す
ることにより、後車輪2の略上半分を覆つてい
る。
そして、この前部リヤフエンダ10aの先端部
には、第2図示のようにバツテリケース11が一
体的に形成されており、且つその底部に突起12
が一体的に形成されている。
第2図において、13はブラケツトで、該ブラ
ケツト13は車体フレームの一部を構成するリヤ
フレーム4(第1図参照)に固着されており、こ
のブラケツト13には上記バツテリケース11の
底部に形成した突起12に対向して穴14が削設
さている。この穴14に突起12を嵌合させるこ
とにより、前部リヤフエンダ10aの位置決めを
行うとともに、前後左右の移動を阻止するもので
ある。
そしてバツテリ5の上方は、車体フレームの一
部を構成するシートレール3(第1図)に固着し
たブラケツト15(第1図参照)に鋼板製のバン
ド16を掛け渡し、ダンパー17を介してボル
ト・ビス等の締付部材18にて締付・固着する。
これにより、上記の前部リヤフエンダ10aは、
バツテリ5の重量が付加されて上下方向の移動も
阻止され、固着される。
なお、本実施例ではリヤフエンダ10が前後2
分割のものを示したが、これに限定するものでは
なく、一体のもの、又は3分割以上のものでもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案によるリヤフエンダの取付構造によれ
ば、分割された前部のリヤフエンダの先端部にバ
ツテリケースを一体に形成し、その底部に突起を
形成して位置決めし、バツテリを載置すると同時
に前部リヤフエンダを固着するようにしたので、
前部リヤフエンダの取付が非常に簡便化された。
それに常に前部リヤフエンダにはバツテリの重
量がかかつているので、前部リヤフエンダの取付
が強固に行われ、ビビリ等の振動が生じなくなつ
た。
また、前部リヤフエンダとバツテリケースとを
一体にしているため、これら各々の締付部材およ
び取付のためのブラケツト等が必要なくなり、部
品点数を著しく削減でき、しかも構造が簡素化さ
れ、組立作業が著しく向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるリヤフエンダの取付構造
の要部を示す一部断面側面図、第2図は前部リヤ
フエンダの構造を示す断面展開図、第3図は従来
のリヤフエンダの取付構造を示す一部断面側面図
である。 2……後車輪、3……シートレール(車体フレ
ーム)、4……リヤフレーム(車体フレーム)、5
……バツテリ、10……リヤフエンダ、10a…
…前部リヤフエンダ、10b……後部リヤフエン
ダ、11……バツテリケース、12……突起、1
3……ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後に分割し、これらを重合することにより後
    車輪を覆うようにした自動二輪車のリヤフエンダ
    において、前部リヤフエンダの先端部にバツテリ
    ケースを一体に形成するとともに、該ケース底部
    に突起を形成し、該突起を車体フレームのブラケ
    ツトに嵌合し、前部リヤフエンダのバツテリケー
    スにバツテリを載置し、バツテリの上部を車体フ
    レームに固着したブラケツトにボルト、ビス等に
    より締付けて、又はゴムバンド等により押え付け
    て、前部リヤフエンダを固定したことを特徴とす
    るリヤフエンダの取付構造。
JP1986100199U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0327027Y2 (ja)

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JPS634881U JPS634881U (ja) 1988-01-13
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854984B2 (ja) * 1976-06-08 1983-12-07 イビデン株式会社 化粧板の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854984U (ja) * 1981-10-09 1983-04-14 本田技研工業株式会社 二輪車用物入れ

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854984B2 (ja) * 1976-06-08 1983-12-07 イビデン株式会社 化粧板の製造方法

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JPS634881U (ja) 1988-01-13

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