JPS60259718A - ラジエ−タ用電動フアンの取付けブラケツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ラジェータの冷却用ファンとして用いられる
電動ファンの取付はブラケット、特に電動ファンの取付
はブラケットとラジェータ取付はブラケットをラジコア
パネルに共締めする際の仮止め技術に関する。

（従来の技術） ラジコアパネルにラジェータと電動ファンを取付ける場
合、従来では、第５図および第６図に示すように、ラジ
コアパネル３０に突設したウェルドポルト３１にラジェ
ータ取付はブラケット３２と電動ファンの取付はブラケ
ット３３とをナツト３４により共締めするのが一般的で
ある。（実開昭５３−５８２３６号参照） そして、前述のようにラジェータ取付はブラケット３２
と電動ファンの取付けブラケット３３を共締めするに際
しては、まずウェルドポルト３１にラジェータ取付はブ
ラケット３２を仮止めし、次にこの上から電動ファンの
取付はブラケット３３を重合し、ナツト３４をウェルド
ポルト３１に螺合して締め付けていた。

（発明が解決しようとする間顕点） しかしながら、従来にあっては、電動ファンの取付はブ
ラケット３３がウェルドポルト３１から外れないように
、該電動ファンを押えつけておく必要があるし、又、電
動ファンの重量がナツト３４の締め付は相手となるウェ
ルドポル）３１に加わっているため、該ナツト３４の締
め付けが重くなり、それだけ作業性が低下するばかりか
、ナツト３４の締め付は状態が不十分となり、これがガ
タの原因になるといった問題があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、かかる従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、ラジェータ取付は
ブラケットと電動ファンの取付はブラケットをラジコア
パネルに共締めにより取付けるに際し、電動ファンを押
えつけておく必要がなく、またナツトの締め付けが楽に
、しかも確実に行なえるようにすることにあり、この目
的達成のための技術的手段として、本発明では、ラジコ
アパネルから突設させたウェルドポルトに対し、ラジェ
ータ取付はブラケットとは、重合状態でナツトにより共
締めされるラジェータ用電動ファンの取付はブラケット
において、前記ラジコアパネルに設けた係止受体に係合
する係止体を前記電動ファンの取付はブラケットに設け
、該係止体と係止受体とによる保合状態で、電動ファン
が増刊は位置に仮止めされるように構成させた。

（作　用） 従って、本発明の電動ファンの取付はブラケットを用い
ると、取付はブラケットに設けた係止体をラジコアパネ
ルに設けた係止受体に係合すれば、その保合状態で電動
ファンはラジコアパネルに仮止めされることになり、電
動ファンから手を放しても電動ファンが脱落するといっ
たことはなく、又、電動ファンの重量が係止体で支えら
れるためナツトの螺合相手であるウェルドポルトに電動
ファンの重量が加わることはなく、さらに電動ファンの
重量がナツトの締め付けに対する抵抗として作用するこ
とはない。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に示して説明する。

第１図および第２図はラジェータｌおよび電動ファン２
の取付は構造を示しており、その構造は、ラジコアパネ
ル３の背面フランジ部４にウェルドボルト５，５が左右
１対に後向きに突設され、該ウェルドポルト５を共通の
取付は部材としてラジェータ１の上部および電動ファン
２の上部が取付けられている。

そして、この場合の取付は方は、ラジェータｌの左右上
端部に突設されたラジェータ取付はブラケット６の取付
は穴７をウェルドポルト５に嵌合するとともに、ラジェ
ータロアマウント部８をラジコアパネル３に設けたロア
ブラケット９の取付は穴１０に差し込むことでラジェー
タ１をラジコアパネル３に仮止めする。

次に、この仮止めしたラジェータｌの上から電動ファン
２を取付けるもので、アッパーフレーム１１の両端に設
けた取付はブラケット１２の取付は穴１３を前記ウェル
ドポルト５に嵌合して、前記ラジェータ取付はブラケッ
ト６と電動ファン２の取付はブラケット１２とを重合さ
せ、この状態でナラ）１４をウェルドポルト５に螺合し
て、前記再取付はブラケット６．１２を共締めすること
になる。

そして、前記電動ファン２の取付けに際し、該電動ファ
ン２をラジコアパネル３に仮止めするもので、この場合
、本実施例では、ラジコアパネル３の上面板部１５に係
止受体としての係止穴１６．１６が形成され、他方、電
動ファン２の取付はブラケット１２には前記係止穴１６
に係合する係止体としての鉤形状の係止片１７．１７が
１一端から延設され、該係止片１７を前記係止穴１６に
係合した状態で、電動ファン２が所定の取付は位置に仮
止めされるようにした仮止め構造となっている。

尚、図中１８で示すものは電動ファン２のロアフレーム
で、両端の取付はブラケッ）１９．１９を車体のフロア
２０上にボルト２１によって取付けることで電動ファン
２の下部を固定することになる。

又、２２はシュラウドで、電動ファン２の背面側を覆う
状態で、ビス２３によりラジェータｌの側面ブラケット
２４に取付けられるものである。

従って木実流側では、電動ファン２を取付けるに際し、
ラジコアパネル３にラジェータｌを仮止めしたのち、電
動ファン２の取付はブラケット１２に設けた係止片１７
をラジコアパネル３の係止穴１６に係合すれば、該電動
ファン２は所定の取付は位置、即ち、取付はブラケット
１２の取付は穴１３がウェルドポルト５に嵌合する位置
に仮止めされることから、ナツト１４をウェルドポルト
５に螺合して締め付ける際に、該電動ファン２を手を押
えつけておくといった作業を行なう必要はなく、又、係
止片１７によって電動ファン２はラジコアパネル３に垂
下状態で支持されるため、該電動ファン２の重量は係止
片１７に作用することになり、ナラ）１４の締め付は相
手であるウェルドポルト５に加わる重量が軽減されて、
ナツト１４の締め付けが楽に行なえるものである。

以上、本発明の実施例について図面により説明したが、
本発明の具体的な構成は、実施例に限定されるものでは
ない。

例えば、係止受体と係止体について、実施例ではラジコ
アパネル１に形成した係止穴１６を係止受体とし、取付
はブラケット１２に延設した係止片１７を係止体とした
が、これとは逆に、ラジコアパネルに係止受体となる係
止突起を突設し、該係止突起に係合する係止穴を有する
係止板を係止体として取付はブラケットに設けるように
してもよく、又、互いに係合する係止フックを係止受体
および係止体としてそれぞれラジコアパネルと取付はブ
ラケットに設けるなど、係止受体と係ＩＩ−，体の具体
的係合構造に限定はない。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、ラジコアパネルに
突設したウェルドボルトに対して、ラジェータ取付はブ
ラケットと電動ファンの取付はブラケットをナツトによ
り共線めする取付は構造において、電動ファンの取付は
作業に際し、該電動ファンヲ、ラジコアパネルに設けた
係止受体と、取付はブラケットに設けた係止体と、で所
定の取付は位置に仮止めすることができるので、該電動
ファンを押えつけておく必要はなく、しかもナツトの締
め付は相手となるウェルドボルトに加わる重量が軽減さ
れるためナツトの締め付けが楽に、しかも確実に行なえ
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の取付はブラケットを用いた電動
ファンの取付は構造を示す分解斜視図、第２図は該取付
は構造の背面図、第３図は該取付は構造の要部を示す平
面図、第４図は該要部の側面図、第５図は従来構造の平
面図、第６図は該従来構造の側面図である。 １・・・ラジェータ ２・・・電動ファン ３・・・ラジコアパネル ５・・・ウェルドボルト ６・・・ラジェータ取付はブラケット １４・・・ナツト １６・・・係止穴（係止受体） １７・・・係止片（係止体） 特　許　出　願　人 日産自動車株式会社 第２図 −１１６− 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）　ラジコアパネルから突設させたウェルドポルトに
   対し、ラジェータ取付はブラケットとは重合状態でナツ
   トにより共締めされるラジェータ用電動ファンの取付は
   ブラケットにおいて、前記ラジコアパネルに設けた係止
   受体に係合する係止体を前記電動ファンの取付はブラケ
   ットに設け、該係止体と係止受体とによる係合状態で、
   電動ファンが取付は位置に仮止めされるように構成させ
   たことを特徴とするラジェータ用電動ファンの取付はブ
   ラケット。