JP3663013B2 - カーテンウォールにおけるユニットパネルの連結装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はカーテンウォールにおけるユニットパネルの連結装置に関するものである。すなわち、ユニットパネルに備えたブラケットと躯体との間にファスナー(通常、座金枠と本体枠とから成る)を介在させてユニットパネルを躯体に固定してカーテンウォールを形成する際、互いに隣接する一対のユニットパネルを連結するために用いる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ユニットパネルの両端に設けたブラケットのそれぞれをファスナーを介して躯体に取付け、隣接するユニットパネル同士は前記ファスナーを介して互いに連結する構成を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来例は、ユニットパネルの両端に設けたブラケットそれぞれをファスナーを介して躯体にボルトによって固定するため、その作業が煩雑であるのみならず、固定作業上ユニットパネルの両側に作業員を要している。
【0004】
本発明は斯様な従来例の欠点に着目して創案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
一方のユニットパネルに設けたブラケットを、ファスナーを介して躯体に固定し、該ブラケットの上端に縦設した切欠に、前記一方のユニットパネルに隣接する他の一方のユニツトパネルに設けたブラケットを掛止すると共に、前記ファスナーに受支させて前記一方のユニットパネルの高さを調節する高さ調節ボルトを一方のユニットパネルの前記ブラケットに組付け、該高さ調節ボルトの上端に取付けた接合ナットに、他の一方のユニットパネルの前記ブラケットに頭部を係止した接合ボルトを螺合した構成とするのである。
【0006】
【実施例】
図面は本発明に係るカーテンウォールにおけるユニットパネルの連結装置の一実施例を示し、図1は正面図、図2は図1の横断面図である。
【0007】
1は一方のユニットパネル、2は該一方のユニットパネル1に隣接する他の一方のユニットパネル、3は一方のユニットパネル1の、他の一方のユニットパネル2側の端部にねじ5とこれに螺合したナット6とで取付けたブラケット、4は前記他の一方のユニットパネル2の、一方のユニットパネル1側の端部にねじ5とこれに螺合したナット6とで取付けたブラケットである。
【0008】
一方のユニットパネル1側のブラケット3は、パネル1から屋内方向に突出した受止部片3aの屋内端にコ形部片3bを連設し、該コ形部片3bの両端に組付け部片3c,3cを連設して構成したブラケット主体3Aのコ形部片3bの屋内側にL字形のブラケット副材3Bの垂直部片3B″をボルト7およびナット8で締付け、前記受止部片3aの上端には適宜の深さにして切欠9を縦設して構成し、前記一方のユニットパネル1は、このブラケット3においてファスナー10を介して躯体27に固定してある。
【0009】
ファスナー10は、前面を円曲させた座金部片11aの上端に水平方向にして受支部片11bを連設した座金枠11の座金部片11aと受支部片11bとの隅角部に、水平方向に配した取付部片12aの先端に緊締受部片12bを立設した本体枠12の緊締受部片12bの上端を位置させて座金枠11と本体枠12を互いに組合わせて構成したもので、固定ボルト15を緊締受部片12b、座金部片11aおよび組付け部片3cに順次貫通させ、組付け部片3cより突出する固定ボルト15の先端に固定ナット16を螺合締付け、前記の通り、一方のユニットパネル1を躯体27に固定するものである。
【0010】
なお、ファスナー本体枠12の取付部片12aは、ボルト17およびナット18によって躯体27に固定してある。
【0011】
図中、13は受支部片11b上に受支させた高さ調節ボルトで、高さ調節ボルト13は上端に接合ナット19を備え、前記ブラケット副材3Bの水平部片3B′を通じて前記の通り受支部片11bに受支させ、中間部に螺合した調節ナット14が前記水平部片3B′の下面に当接するように配したものである。すなわち、固定ボルト15および固定ナット16を用いたファスナー10ないし躯体27に対するブラケット3ないし一方のユニットパネル1の固定前に、受支部片11b上に受支させた高さ調節ボルト13に螺合した調節ナット14を縦動させることにより前記ブラケット副材3Bの水平部片3B′を縦動させてブラケット3すなわち一方のユニットパネル1の高さ調節を行うのである。
【0012】
他の一方のユニットパネル2側の前記ブラケット4は、一方のユニットパネル1側の前記ブラケット3より上方側に配して前記の通り、ねじ5とナット6とで他の一方のユニットパネル2に固定したもので、断面ほぼL字形のブラケット本体4Aの屋内端側の部片4aを一方のユニットパネル1側のブラケット3の受止部片3aと直交する位置に配し、該部片4aの上部側にL字形のブラケット副材4Bの垂直部片4B″をボルト21およびナット22で固定して構成したもので、部片4aを前記切欠9に係合掛止させ、副材4Bの水平部片4B′に頭部23aを係止した接合ボルト23を前記接合ナット19に螺合して締付けて、ブラケット3ないし一方のユニットパネル1によるブラケット4ないし他の一方のユニットパネル2の受止状態が確実に維持するようにしてある。
【0013】
なお、一方のユニットパネル1の他の一端側には、他の一方のユニットパネル2に備えたブラケット4が、また、他の一方のユニットパネル2の他の一端側には一方のユニットパネル1に備えたブラケット3がそれぞれ設けられ、それぞれが隣接するユニットパネルと本装置と同様の装置によって順次連結されている。
【0014】
【発明の効果】
本発明は前記の通りの構成であるから、一方のパネルに設けたブラケットに、他の一方のパネルに設けたブラケットを掛止するだけで、ユニットパネルを連結することができ、人員コストの削減を図り、組立て作業を省力化したユニットパネル方式のカーテンウォールを提供できる。
【0015】
また、一方のユニットパネルの高さ調節ボルトに設けた接合ナットに接合ボルトを螺合するから、一方のユニットパネル側のブラケットに対し、他の一方のユニットパネル側のブラケットの結合関係は確実に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図。
【図2】図1の横断面図。
【符号の説明】
1 一方のユニットパネル
2 他の一方のユニットパネル
3 ブラケット
4 ブラケット
9 切欠
Claims (1)
- 一方のユニットパネルに設けたブラケットを、ファスナーを介して躯体に固定し、該ブラケットの上端に縦設した切欠に、前記一方のユニットパネルに隣接する他の一方のユニツトパネルに設けたブラケットを掛止すると共に、前記ファスナーに受支させて前記一方のユニットパネルの高さを調節する高さ調節ボルトを一方のユニットパネルの前記ブラケットに組付け、該高さ調節ボルトの上端に取付けた接合ナットに、他の一方のユニットパネルの前記ブラケットに頭部を係止した接合ボルトを螺合した、カーテンウォールにおけるユニットパネルの連結装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP20179796A JP3663013B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | カーテンウォールにおけるユニットパネルの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20179796A JP3663013B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | カーテンウォールにおけるユニットパネルの連結装置 |
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---|---|
JPH1046718A JPH1046718A (ja) | 1998-02-17 |
JP3663013B2 true JP3663013B2 (ja) | 2005-06-22 |
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ID=16447100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20179796A Expired - Fee Related JP3663013B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | カーテンウォールにおけるユニットパネルの連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3663013B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP20179796A patent/JP3663013B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH1046718A (ja) | 1998-02-17 |
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