JPS6113698Y2 - - Google Patents

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JPS6113698Y2
JPS6113698Y2 JP12509980U JP12509980U JPS6113698Y2 JP S6113698 Y2 JPS6113698 Y2 JP S6113698Y2 JP 12509980 U JP12509980 U JP 12509980U JP 12509980 U JP12509980 U JP 12509980U JP S6113698 Y2 JPS6113698 Y2 JP S6113698Y2
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JP
Japan
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exhaust pipe
heat shield
pipe clamp
shield plate
tongue piece
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JP12509980U
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JPS5749517U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車の排気管用クランプに関す
るもので、さらに詳しくは排気管に取り付ける遮
熱板の取付部も兼ね具えた排気管用クランプに係
るものである。
従来の排気管用クランプとしては、例えば第1
図に示すようなものである。
同図において、符号2は排気管用クランプ1に
おける環状部にして、この環状部2は一端側が開
放されてほぼC字状に形成され、その両開放端か
らボルト締付部3a,3bが延設されている。符
号4は締付用ボルト、5はボルト孔である。また
排気管用クランプ1には、剛性を下げるために、
まず環状部2にその円周方向に沿つて長孔状切抜
部6aが穿設され、さらに環状部2とボルト締付
部3a,3bとほぼ境目近傍に、剛性を上げるた
めの補強ビード6bが突設されている。
そしてボルト締付部3a,3bをボルト4で締
め付けることにより当該排気管用クランプ1を、
排気管7に固定し、ボルト締付部3a,3bを介
して、この排気管7をフロア(図示せず)の裏側
等に適宜に固定するようにしたものである。
ところで排気管7には、通常遮熱板8が付設さ
れる。このため従来例においては、遮熱板取付用
ブラケツト9が、排気管用クランプ1とは別途に
溶接等によつて排気管7に取り付けられていた。
遮熱板取付用ブラケツト9における符号10は
ウエルドナツトであり、また11は遮熱板取付用
のボルト、12は遮熱板取付孔である(例えば昭
和54年10月日産自動車(株)発行サービス周報第
402号参照)。
しかしながら、上記のような従来の排気管用ク
ランプ1は、排気管7の支持用、または排気管7
の差込継手部の締結を兼ねた排気管支持用のみに
使用されていたため、遮熱板8の取り付けには、
別途に遮熱板取付用ブラケツト9の配設が必要と
されるので、部品点数および全体重量等の増加を
もたらしてしまうという問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、排気管用クランプにおける還
状部から舌片を切起し、この舌片に遮熱板の取付
部を形成することにより、上記問題点を解決する
ことを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
なお、第2図以下の各図において前記第1図と
同一乃至均等の部材または部位については、前記
と同一の符号を以つて示し、重複した説明を省略
する。
第2図および第3図は、この考案の実施例を示
す図である。
まず構成を説明すると、この考案においては、
環状部2から舌片14a,14bが切り起され、
各舌片14a,14bにバーリングタツプ加工に
よりねじ孔15が設けられて遮熱板8の取付部1
6が形成されている。
舌片は第3図に符号14aと14bとで示すよ
うに、一例として、環状部7の相対向する部位か
ら両側方に向けて2個切り起されている。また舌
片14a,14bの切り起しにより環状部2に形
成される穿設跡は、そのまま前記従来例と同様の
長孔状切抜部6aとされ、さらに切込み端部(舌
片14a,14bの切り起し根本部)には、それ
ぞれ小孔17が設けられている。
次に取り付けおよび作用を説明する。
まず、環状部2により排気管7を抱持させるよ
うにして、排気管用クランプ1を当該排気管7の
所要部にあてがつたのち、ボルト締付部3a、3
bをボルト4で締め付けて、排気管用クランプ1
を排気管7に固定し、ボルト締付部3bの延長部
(図示せず)等を介して排気管7をフロアの裏側
等に取り付ける。
次いで、遮熱板取付用のボルト11を、遮熱板
取付孔12に挿通した上で、ねじ孔15にねじ込
み、取付部16を介して遮熱板8を排気管7に固
定する。
遮熱板8を取付部16にボルト締めにより取り
付ける際、または取付後において、小孔17が配
設されていることにより、切込端部への応力集中
が避けられて、き裂の発生が防止される。
因みに、排気管用クランプ1を、排気管7の差
込継手部(図示せず)上に固定したときは、この
排気管クランプ1により当該差込継手部の締結も
兼ねさせることができる。
なお、上述の実施例においては、第3図に示し
たように舌片14a,14bを環状部2の相対向
する部位に2個設けたが、この考案は、舌片は2
個を配設する場合に限らず、1個のみの配設とし
てもよい。
舌片を1個だけ配設した排気管用クランプによ
つて遮熱板を排気管に取り付ける場合は、例えば
2個以上の排気管用クランプをそれぞれの舌片
が、排気管7を中心として交互に逆方向に張り出
されるようにして当該排気管7に固定し、一方遮
熱板8における遮熱板取付孔12も、上記のよう
な舌片の交互張出し位置に対応した位置に予め穿
設しておけばよい。
なお、舌片14bは排気管用クランプ1のボル
ト孔5に遮熱板取付孔12の一方を利用すれば省
略することができる。
以上説明してきたように、この考案によれば、
その構成を排気管用クランプにおける環状部から
舌片を切起し、この舌片に遮熱板の取付部を形成
したため、遮熱板取付用ブラケツトを排気管用ク
ランプとは別途に配設する必要がなくなり、部品
点数の減少、および全体重量の軽減を図ることが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の排気管用クランプを示す分解斜
視図、第2図はこの考案に係る排気管用クランプ
の実施例を示す分解斜視図、第3図は第2図のA
矢視図である。 1……排気管用クランプ、2……環状部、3
a,3b……ボルト締付部、4,11……ボル
ト、7……排気管、8……遮熱板、14a,14
b……舌片、15……ねじ孔、16……取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が開放され且つ排気管を抱持する環状部
    と、該環状部における両開放端から延設されたボ
    ルト締付部とを具えた排気管用クランプにおい
    て、前記環状部から舌片を切起し、該舌片に遮熱
    板の取付部を形成したことを特徴とする排気管用
    クランプ。
JP12509980U 1980-09-04 1980-09-04 Expired JPS6113698Y2 (ja)

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JP12509980U JPS6113698Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04

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JP12509980U JPS6113698Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04

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JPS5749517U JPS5749517U (ja) 1982-03-19
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Families Citing this family (4)

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JPH02177700A (ja) * 1988-06-10 1990-07-10 Mitsubishi Electric Corp 複合型スピーカー装置
JP6142439B2 (ja) * 2015-08-26 2017-06-07 株式会社アカギ 配管支持具
JP6142440B2 (ja) * 2015-09-01 2017-06-07 株式会社アカギ 配管支持具
JP6142441B2 (ja) * 2015-09-15 2017-06-07 株式会社アカギ 配管支持具

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JPS5749517U (ja) 1982-03-19

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