JPS633564Y2 - - Google Patents

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JPS633564Y2
JPS633564Y2 JP1982201187U JP20118782U JPS633564Y2 JP S633564 Y2 JPS633564 Y2 JP S633564Y2 JP 1982201187 U JP1982201187 U JP 1982201187U JP 20118782 U JP20118782 U JP 20118782U JP S633564 Y2 JPS633564 Y2 JP S633564Y2
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JP
Japan
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flange
engine undercover
engine
undercover
resin
Prior art date
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JP1982201187U
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JPS59102482U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、エンジンルームの下側開口の少く
とも一部を被うようにボデイ側に取付けられ、こ
れによつてエンジンルームのシール性を向上させ
るための自動車の樹脂製エンジンアンダカバーの
取付構造に関する。
従来、例えば第1図に示されるような自動車の
樹脂製エンジンアンダカバー1は、その両側端部
1A及び後端部1Bにおいて、フレーム又はボデ
イ本体にボルト締めされ、前端部1Cは、第2図
に示されるように、シールゴム2を介して、ラジ
エータサポート3の下端から後方に突出したフラ
ンジ3Aに取付け、これによつて、フレーム又は
ボデイ本体側とラジエータサポート3との組立て
誤差を吸収し、かつ、簡単な作業によつて、シー
ル性を低下させることなく取付けられ得るように
されている。
このような従来の樹脂製エンジンアンダカバー
1の取付構造は、シールゴム2及びラジエータサ
ポート3のフランジ3Aの精度が高ければシール
性は良好であるが、両側端部1Aあるいは後端部
1Bと異なり、前端部1Cをラジエータサポート
3に固定していないため、特に、アンダカバーが
合成樹脂より形成されていることから、経年変
化、熱変化によつて樹脂製エンジンアンダカバー
1が塑性変形を生じ、このため、シールゴム2に
よつては、ラジエータサポート3のフランジ3A
と前端部1Cのの隙間をカバーすることが不可能
となり、シール性が低下してしまうという問題点
があつた。
また、一般的に、ボデイまたはフレーム側とラ
ジエータサポート3間には、自動車走行中に相対
的振動が生じ、このため、変形したエンジンアン
ダカバー1がラジエータサポート3から脱落する
おそれもある。
この考案は上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、簡単な構造でシールゴムを用いる
ことなく、ボデイ側のフランジとの隙間が生じた
り、あるいは脱落したりすることなく、かつ、取
付が容易であつて、自動車の走行中における振動
の影響を小さくできるようにした自動車の樹脂製
エンジンアンダカバーの取付構造を提供すること
を目的とする。
この考案は、エンジンルーム下側開口の少くと
も一部を被うようにボデイ側に取付けられる自動
車の樹脂製エンジンアンダカバーの取付構造にお
いて、前記ボデイ側から前記エンジンアンダカバ
ー方向に突出する略水平方向のフランジと、この
フランジに対向する前記エンジンアンダカバーの
略水平方向の先端縁を、前記フランジに沿つて、
複数の分割し、かつ、各分割部分の先端を、交互
に上下方向に屈曲させ、先端から前記フランジを
差込み可能とした差込み部と、を設け、且つこの
差込み部を、その基端から離間した先端寄位置
で、前記フランジを上下方向から弾力的に挟持す
るように構成して上記目的を達成するものであ
る。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
この実施例は、第3図及び第4図に示されるよ
うに、エンジンルーム4下側開口の一部を被うよ
うにフレーム5Aを含むボデイ5側に取付けられ
る自動車の樹脂製エンジンアンダカバー11の取
付構造において、前記ボデイ5側のラジエータサ
ポート3から前記エンジンアンダカバー11方向
に突出する略水平方向のフランジ3Aと、このフ
ランジ3Aに対向する前記エンジンアンダカバー
11の略水平方向の先端縁11Cを、前記フラン
ジ3Aに沿つて、複数に分割し、かつ、各分割部
分6A,6Bの先端を、交互に上下方向に屈曲さ
せ、先端から前記フランジ3Aの差込み可能とし
た差込み部6と、を設けたものである。
前記差込み部6は、第4図に拡大して示される
ように、その基端6Cから離間した先端寄位置
で、前記フランジ3Aを上下方向から弾力的に挟
持するようにされている。
図の符号7は前記エンジンアンダカバー11の
両側端部11A及び後端部11Bに形成され、前
記エンジンアンダカバー11をフレーム5Aに締
め付け固定するためのボルト挿通用のボルト孔を
示す。
この実施例においては、エンジンアンダカバー
11の取付けに際しては、まずその先端縁11C
に形成された差込み部6をラジエータサポート3
のフランジ3Aに、第4図に示されるように差込
み、次いでボルト孔7にボルトを挿通してフレー
ム5Aに締め付け固定する。
従つて、エンジンアンダカバー11の締め付け
固定に際して、差込み部6をフランジ3Aに差込
むことによつて、樹脂製エンジンアンダカバー1
1をワンタツチで仮止めすることができるので組
付け作業性は大幅に向上される。
またこの時、ボデイ5側とラジエータサポート
3との相対誤差も差込み部6の長手方向の隙間お
よび、分割部分6A,6Bの厚さ方向の弾力性に
よつて吸収することができる。
更に、取付状態においては、エンジンアンダカ
バー11は、差込み部6を介してラジエータサポ
ート3のフランジ3Aに弾力的に係合されている
ので、自動車の運転時に、フレーム5Aに対する
ラジエータサポート3の相対振動、あるいは、こ
れらボデイ5及びラジエータサポート3に対する
エンジンアンダカバー11の相対振動は、差込み
部6により吸収され、振動によりエンジンアンダ
カバー11が損傷されたり、又変形したりするこ
とが防止される。
更に、樹脂製エンジンアンダカバー11自体の
経年変化も差込み部6によつて吸収されるので、
エンジンアンダカバー11の先端がフランジ3A
から外れたりすることはない。
なお上記実施例は、樹脂製エンジンアンダカバ
ー11の両側端部11A,後端部11Bを、フレ
ーム5Aにボルト締めするとともに、先端縁11
Cをラジエータサポート3に差込むものである
が、本考案はこれに限定されるものでなく、モノ
コツクボデイ車においては、ボデイ側にボルト締
めされるものであればよく、また、先端縁11C
はラジエータサポート3以外のボデイ側に差込む
ようにしてもよく、更に、先端縁11C以外の部
分をボデイ側に差込むようにしもよい。
本考案は上記のように構成したので、簡単な構
成でしかもシールゴムを用いることなく、ワンタ
ツチでエンジンアンダカバーを取付けることがで
きるとともに、ボデイ側との相対振動も吸収し
て、その影響を防止でき、更に、経年変化あるい
は熱による変形に基づくエンジンアンダカバーの
脱落を防止することができるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車の樹脂製エンジンアンダ
カバーを示す斜視図、第2図は同従来の樹脂製エ
ンジンアンダカバーの取付状態の要部を拡大して
示す第1図の−線相当部分の断面図、第3図
は本考案に係る自動車の樹脂製エンジンアンダカ
バーの取付構造の実施例を示す分解斜視図、第4
図は同実施例の取付状態を示す第3図の−線
相当部分の拡大断面図である。 3……ラジエータサポート、3A……フラン
ジ、4……エンジンルーム、5……ボデイ、6…
…差込み部、6A,6B……分割部分、6C……
基端、11……樹脂製エンジンアンダカバー、1
1C……先端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンルーム下側開口の少くとも一部を被う
    ようにボデイ側に取付けられる自動車の樹脂製エ
    ンジンアンダカバーの取付構造において、前記ボ
    デイ側から前記エンジンアンダカバー方向に突出
    する略水平方向のフランジと、このフランジに対
    向する前記エンジンアンダカバーの略水平方向の
    先端縁を、前記フランジに沿つて、複数に分割
    し、かつ、各分割部分の先端を、交互に上下方向
    に屈曲させ、先端から前記フランジを摺動自在に
    差込み可能とした差込み部と、を設け、前記差込
    み部を、その基端から離間した先端寄位置で、前
    記フランジを上下方向から弾力的に挟持するよう
    にしたことを特徴とする自動車の樹脂製エンジン
    アンダカバーの取付構造。
JP20118782U 1982-12-23 1982-12-23 自動車の樹脂製エンジンアンダカバ−の取付構造 Granted JPS59102482U (ja)

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JP20118782U JPS59102482U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 自動車の樹脂製エンジンアンダカバ−の取付構造

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JP20118782U JPS59102482U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 自動車の樹脂製エンジンアンダカバ−の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS59102482U JPS59102482U (ja) 1984-07-10
JPS633564Y2 true JPS633564Y2 (ja) 1988-01-28

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ID=30426693

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JP20118782U Granted JPS59102482U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 自動車の樹脂製エンジンアンダカバ−の取付構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7077703B2 (ja) * 2018-03-23 2022-05-31 マツダ株式会社 車体後部下面構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523205U (ja) * 1978-07-25 1980-02-14

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JPS5523205U (ja) * 1978-07-25 1980-02-14

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JPS59102482U (ja) 1984-07-10

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