JP2519233Y2 - 車両の燃料タンク取付装置 - Google Patents

車両の燃料タンク取付装置

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JP2519233Y2
JP2519233Y2 JP1990049592U JP4959290U JP2519233Y2 JP 2519233 Y2 JP2519233 Y2 JP 2519233Y2 JP 1990049592 U JP1990049592 U JP 1990049592U JP 4959290 U JP4959290 U JP 4959290U JP 2519233 Y2 JP2519233 Y2 JP 2519233Y2
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tank
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fuel tank
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泰信 遠藤
尚之 田村
秀樹 近藤
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Honda Motor Co Ltd
Yachiyo Industry Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Yachiyo Industry Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、車両、主として自動車の燃料タンク取付装
置に関するものである。
(2)従来の技術 従来、車両の車体に燃料タンクを締付バンドを用いて
取付けた、車両の燃料タンク取付装置は、たとえば特公
平1-145825号公報に開示される。
(3)考案が解決しようとする課題 一般に自動車の車体に燃料タンクを取付けるには、車
体に形成した収納空間に収納した燃料タンクを、ボル
ト、ナット等の固着具をもって車体の取付部に取付ける
か、あるいは前記公報に示されるように燃料タンクを車
体に締付固定される可撓性締付バンドを以て取付けるの
が一般的である。このうち締付バンドによる取付手段は
該締付バンドが燃料タンクの外周面に沿うように撓曲で
きるため燃料タンクを簡単、確実に取付けられるという
利点があるが、燃料タンクを車体に縦置き、すなわち対
をなす前、後タンク半体の外向き接合フランジの接合線
が車体の上下方向を向くように車体に配置される場合に
は、前記外向き接合フランジの一部が燃料タンクの底面
にくるようになるので、締付バンドが前記外向き接合フ
ランジを横切ることとなって該締付バンドを燃料タンク
の外面に密に沿わせることができなくなるという不具合
を生じることになり、この不具合を解消するには、外向
き接合フランジの一部に可撓性の締付バンドを通すため
の加工を施す必要を生じ、これがコスト高の原因となる
という課題がある。
また燃料タンクを車体のタンク収納室内に取付けるの
に従来では、作業員がタンク収納室内に収納される燃料
タンクを支えながら、別の作業員が燃料タンクの取付作
業を行う必要があるため、燃料タンクの取付けには少な
くとも二名の作業員が必要となってその取付コストが嵩
むという課題もある。
本考案は上記実情にかんがみてなされたもので、車体
に燃料タンクを縦置きする場合にも、該燃料タンクに、
その取付けのための加工を施すことなく可撓性締付バン
ドを簡単、確実に取付けることができ、しかも一人の作
業員によって車体に燃料タンクを簡単に取付けることが
できるようにした、新規な車両の燃料タンク取付装置を
提供することを目的とするものである。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 前記目的達成のため、本考案によれば、対をなす前、
後タンク半体の外向き接合フランジを合掌接合してなる
燃料タンクを、前記接合フランジの接合線が上下方向を
向くようにして車体に形成したタンク収納室内に収納
し、前記燃料タンクを、前記タンク収納室に設けた上、
下部取付部に両端を固定される締付バンドを以て取付け
るようにした車両の燃料タンク取付装置において、前記
締付バンドは、燃料タンクの外面に沿うように撓曲し得
る可撓性のバンド部分と、このバンド部分に連接され
る、剛性を有するタンク受部分とを備え、前記タンク受
部分は、前記接合フランジを迂回するタンク迂回部と、
前記燃料タンクを当接させるタンク受面と、前記下部取
付部の、タンク収納室に向かうように傾斜する取付面に
1本の取付ボルトを以て締付固定される取付端部とを有
していて、前記取付ボルトを緩めた時には該タンク受部
分が、燃料タンクを支承する上方位置と同タンクを解放
する下方位置との間で該取付ボルト回りに回動し得るよ
うに構成され、更に前記取付端部には、前記下部取付部
に設けた爪穴に対し前記取付ボルトの締付方向に嵌入し
て前記タンク受部分を前記上方位置に仮止めし得る爪片
が突設される。
(2)作用 上記構成によれば、締付バンドは、縦置きされる燃料
タンクの接合フランジを難なく迂回できるようになるた
め、燃料タンクに締付バンドを通すための加工を特別に
施さなくても、また接合フランジの下端を締付バンドか
ら特別に逃がさなくてもタンクの的確な緊締支持が可能
となる。
また特に燃料タンクの組付けに際しては、タンク受部
分の取付端部を予めタンク収納空間下部の傾斜取付面に
取付ボルトで緩く仮ねじ止めして該タンク受部分を下方
位置におくことができ、この状態では締付バンド(特に
剛直なタンク受部分)をタンク収納空間より下方に極力
離間させることができるから、燃料タンクをタンク収納
空間に収納させる際に締付バンドが邪魔になる心配はな
く(即ちタンク収納空間下側を極力広く開放でき)、タ
ンク収納室へのタンク収納作業を能率よく容易に行なう
ことができる。またその収納作業後は、タンク受部分を
取付ボルト回りに上方位置まで反転回動させ且つタンク
収納空間下部の爪孔に取付端部の爪片を嵌入させるだけ
で、タンク受部分を上方位置に確実に保持して燃料タン
クをタンク収納空間に的確に仮止めすることができる。
そしてこのタンク仮止め状態のまま取付ボルトを締付け
るとタンク組付作業が終了するが、このボルト締付の際
には、爪片の爪孔への係合深さがボルト締付に伴い益々
深くなることから、タンク受部分に対するボルト軸線回
りの回り止め(即ち上方位置への仮止め)、延いては燃
料タンクの支持が終始安定よく確実に行なわれる。また
このようなタンク仮止め後のボルト締付作業は、取付面
に予め仮ねじ止めしてある取付ボルトに対して行なわれ
るから、作業が頗る簡単であると共に締付ストローク
(締付完了までのボルトの軸方向移動量)も比較的少な
くて済み、それだけ作業の迅速化が図られる。
(3)実施例 次に図面により本考案を乗用車に実施した場合の一実
施例について説明する。
第1図は本考案装置の縦断側面図、第2図は第1図II
-II線に沿うその横断面図、第3図は、締付バンドの一
部省略斜視図であり、これらの図において、乗用車の車
体Boには、フロントバルクヘッド1とリヤバルクヘッド
2とによりリヤシートSとトランクルームあるいはエン
ジンルームR間に燃料タンクTのタンク収納室Cが画成
される。
前記タンク収納室Cには、それぞれプレス成形され
た、対をなす前、後タンク半体3,4の外向き接合フラン
ジ部31,41を一体に合掌接合してなる、燃料タンクTが
縦置き、すなわち前記接合フランジ31,41の接合線が上
下方向を向くようにして収納され、該燃料タンクTは第
2図に示すように二組の締付バンドB,Bによってタンク
収納室C内に取付けられる。
各締付バンドBは、本実施例ではロアー締付バンドBl
とアッパ締付けバンドBuより構成される。前記ロアー締
付バンドBlは前記燃料タンクTの外面に馴染むべく可撓
性を有するバンド部分5と、その一端に一体に連接され
る剛性を有するタンク受部分6とを備え、前記バンド部
分5は可撓性金属帯体51の、タンク当り面側にゴムより
なる弾性帯52を被覆してなり、また前記タンク受部分6
は前記金属帯体51と一体の幅広の端部分を剛性を保有さ
せるべく断面チャンネル状に屈曲形成してなり、そのバ
ンド部分5との接続側には、タンク受面61が、またその
中間部には前記タンクTの接合フランジ部31,41を迂回
すべくタンク迂回部62が弯曲形成され、さらにその端部
に車体への取付端部63が屈曲形成され、この取付端部63
には、只1つのボルト挿通孔hと、該孔hの周辺で後述
する取付面81に接離可能に対面する平坦な被取付面6a3
とを備えており、またその取付端部63の一側には回り止
め用爪片64が、後述する取付ボルト9の締付方向に起立
して形成される。
また前記バンド部分5の、前記タンク受部分6と反対
側の自由端には補強片13により補強されたアッパ締付バ
ンドBuへの取付端部53が一体に屈曲形成されている。
一方、前記アッパ締付バンドBuは、燃料タンクTの外
面に馴染むべく可撓性を有する金属帯体71のタンク当り
面側にゴムよりなる弾性帯72を被覆してなるバンド部分
7の両端部に、車体Boへの取付端部73,74が一体に屈曲
形成して構成され、それらの取付端部73,74は補強片14,
15によって補強され、一方の取付端部73には回り止め用
爪片75が起立形成される。
第1図に示すようにフロントバルクヘッド1の下部の
クロスメンバには、前記ロアー締付バンドBlの下部取付
部8が形成され、この下部取付部8の取付面81はタンク
収納室Cに向うように傾斜され、該取付面81には取付孔
82と爪孔83が穿設されており、その取付孔82の背面側開
口部には、次に説明する取付ボルト9を螺挿させるナッ
トが固着されている。前記取付面81にはロアー締付バン
ドBlの、タンク受部分6側の取付端部63が1本の取付ボ
ルト9をもって締付固定され、その際、爪片64は爪孔83
に嵌入してロアー締付バンドBlの回り止めがなされる。
而してタンク受部分6は、前記取付ボルト9を緩めた
状態では燃料タンクTを支承する上方位置6U(第1図の
実線位置及び第4図の鎖線位置)と同タンクTを解放す
る下方位置6D(第4図の実線位置)との間で該ボルト9
回りに回動し得るように構成されており、特に上方位置
6Uに回動された時には前記爪片64が爪穴83に対し取付ボ
ルト9の締付方向に嵌入してタンク受部分6を該上方位
置6Uに仮止めし得るようになっている。
またタンク収納室Cの上壁、すなわちフロントバルク
ヘッド1の上部には、上部取付部10が溶接され、該取付
部10の取付面101には、取付孔102と爪孔103が穿設され
る。そして前記上部取付部10の取付面101には、前記ア
ッパ締付バンドBuの一方の取付端部73が取付ボルト11を
以て締付固定され、その際爪片75は爪孔103に嵌入して
アッパ締付バンドBuの回り止めがなされる。アッパ締付
バンドBuの他方の取付端部74と、前記ロアー締付バンド
Blの他方の取付端部53相互は連結ボルト12を以て相互に
緊締連結される。
次に燃料タンクTをタンク収納室Cに二組の締付バン
ドB,Bを以て取付ける手順について説明する。
アッパ締付バンドBuの一方の取付端部73を、上部取付
部10に取付ボルト11を以て締付固定し、一方、ロアー締
付バンドBlのタンク受部分6側の取付端部63を下部取付
部8の傾斜した取付面81に取付ボルト9を以て、該ロア
ー締付バンドBlが該ボルト9の軸線l-l回りに回動でき
るように緩く仮りねじ止めする。そして第4図実線に示
すようにロアー締付バンドBlのタンク受部分6は、これ
を前記軸線l-l回りに下方に回動垂下させることで、タ
ンク受面61がタンク収納室Cから反転離間して燃料タン
クTを解放し得る下方位置6Dに回動保持され、これに伴
い同バンドBlのバンド部分5も前記軸線l-l回りに下方
に回動垂下する。かくして、タンク収納室Cの下面側が
広く開放される。
次に作業員が燃料タンクTを把持してこれをタンク収
納室Cの開放下面より該室C内に縦置き、すなわちその
前タンク半体3を前方に位置させ、接合フランジ31,41
の接合線が上下方向を向くようにして収納する。
次いで同じ作業員がロアー締付バンドBlを取付ボルト
9の軸線l-l回りに約180°上向きに回動する。これによ
り、該バンドBlのタンク受部分6は、第4図鎖線及び第
1図実線に示す上方位置6Uまで回動し、この位置でタン
ク収納室C側に臨むタンク受面61が燃料タンクTの底面
に当接すると共に、爪片64が爪孔83に嵌入することで、
該タンク受部分6(延いてはロアー締付バンドBl)の回
り止めをして該タンクTをこのタンク受部分6によって
仮止め支持する。これにより作業員が該タンクTから手
を離しても該タンクTはその位置に保持され、この状態
で取付ボルト9を締付固定する。
この場合、ボルト9の締付力が爪片64を爪孔83へ益々
食い込む方向(即ち爪孔83への嵌入深さを深める方向)
に作用するため、ボルト締付けの際のタンク受部分6の
ボルト軸線回りの回り止め(即ち上方位置6Uへの仮止
め)が終始安定よく確実に行なわれて、燃料タンクTの
支持をボルト締付中も常に安定させることができる。ま
たこのようなタンク仮止め後のボルト締付作業は、前述
の如く取付面81に予め仮ねじ止めしてある取付ボルト9
に対して行なわれるから、作業が頗る簡単であると共に
締付ストロークも比較的少なくて済み、それだけ締付作
業の迅速化が図られる。更にタンク受部分6のタンク迂
回部62は、燃料タンクTの接合フランジ31,41を迂回し
てこれと干渉することがない。
最後にロアーおよびアッパ締付バンドBl,Buを燃料タ
ンクTの外面に沿わせつつ、それら両バンドBl,Buの取
付端部53,74相互を連結ボルト12を以て連結、緊締す
る。
以上により第1図に示すように燃料タンクTをタンク
収納室C内に堅固に取付けることができる。
而して前記〜のタンク取付作業は一人の作業員に
より簡単、容易に行うことができる。
なお、前記実施例では本考案を乗用車に実施した場合
を説明したが、これを他の車両にも実施できることは勿
論である。また前記実施例では、二組の締付バンドによ
り燃料タンクをタンク収納室に取付ける場合を説明した
が一組、あるいは三組以上の締付バンドにより燃料タン
クをタンク収納室に取付けるようにしてもよい。また各
組の締付バンドは本実施例では、アッパおよびロアー締
付バンドの二本により構成したがこれを一本、あるいは
三本以上に構成してもよいことは勿論である。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、燃料タンクの締付バン
ドに設けた剛直なタンク受部分が、燃料タンクの接合フ
ランジを迂回するタンク迂回部と、同タンクを支承する
タンク受面と、タンク収納室に設けた下部取付部の、タ
ンク収納室に向かうように傾斜する取付面に1本の取付
ボルトを以て締付固定される取付端部とを有するので、
縦置きされる燃料タンクの接合フランジを締付バンドが
難なく迂回でき、従って燃料タンクに締付バンドを通す
ための加工を特別に施すことなく、また接合フランジの
下端を締付バンドから特別に逃がさなくても燃料タンク
をタンク収納室に的確に緊締支持することができる。
また特にタンク受部分は、取付ボルトを緩めた時に燃
料タンクを支承する上方位置と同タンクを解放する下方
位置との間で該取付ボルト回りに回動し得るように構成
され、しかも取付端部には、下部取付部に設けた爪穴に
対し取付ボルトの締付方向に嵌入してタンク受部分を前
記上方位置に仮止めし得る爪片が突設されるので、燃料
タンクの組付けに際しては、前記取付端部を予めタンク
収納空間下部の傾斜取付面に取付ボルトで緩く仮ねじ止
めすることでタンク受部分を下方位置におくことがで
き、この状態では締付バンド(特に剛直なタンク受部
分)をタンク収納空間より下方に極力離間させることが
できるため、燃料タンクをタンク収納空間に収納させる
際に締付バンドが邪魔になるのを効果的に回避できて収
納作業を能率よく容易に行なうことができる。またその
収納作業後は、タンク受部分を取付ボルト回りに上方位
置まで反転回動させ且つタンク収納空間下部の爪孔に取
付端部の爪片を嵌入させるだけで、タンク受部分を上方
位置に確実に保持して燃料タンクをタンク収納空間に的
確に仮止めすることができる。そしてこの仮止め状態の
まま取付ボルトを締付けると、その際に締付力が爪片を
爪孔へ益々食い込む方向(即ち爪孔への嵌入深さを深め
る方向)に作用するため、ボルト締付けの際のタンク受
部分に対するボルト軸線回りの回り止め(即ち上方位置
への仮止め)が終始安定よく確実に行なわれて、燃料タ
ンクの支持をボルト締付中も常に安定させることができ
る。またこのようなタンク仮止め後のボルト締付作業
は、取付面に予め仮ねじ止めしてある取付ボルトに対し
て行なわれるから、その作業が頗る簡単であると共に締
付ストロークも比較的少なくて済み、作業の迅速化が図
られる。以上の結果、比較的容量の大きな燃料タンクを
只一人の作業員によっても簡単迅速且つ的確にタンク収
納室に取付けることができるようになり、その組付け作
業能率を著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案燃料タンク取付装置の一実施例を示すもの
で、第1図はその縦断側面図、第2図は第1図II-II線
に沿うその平面図、第3図は締付バンドの一部省略斜視
図、第4図はタンク取付前の締付バンドの状態を示す、
前記装置の概略側面図である。 3……前タンク半体、31……接合フランジ、4……後タ
ンク半体、41……接合フランジ、5……バンド部分、6
……タンク受部分、61……タンク受面、62……タンク迂
回部、63……取付端部、8……下部取付部、81……取付
面、10……上部取付部、Bo……車体、C……タンク収納
室、T……燃料タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 近藤 秀樹 栃木県宇都宮市平出町4268 ハイツ柏 106 (56)参考文献 特開 昭58−49523(JP,A) 実開 昭64−39140(JP,U) 実開 昭64−37731(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対をなす前、後タンク半体(3,4)の外向
    き接合フランジ(31,41)を合掌接合してなる燃料タン
    ク(T)を、前記接合フランジ(31,41)の接合線が上
    下方向を向くようにして車体(Bo)に形成したタンク収
    納室(C)内に収納し、前記燃料タンク(T)を、前記
    タンク収納室(C)に設けた上、下部取付部(10,8)に
    両端を固定される締付バンド(B)を以て取付けるよう
    にした、車両の燃料タンク取付装置において、 前記締付バンド(B)は、燃料タンク(T)の外面に沿
    うように撓曲し得る可撓性のバンド部分(5)と、この
    バンド部分(5)に連接される、剛性を有するタンク受
    部分(6)とを備え、 前記タンク受部分(6)は、前記接合フランジ(31,
    41)を迂回するタンク迂回部(62)と、前記燃料タンク
    (T)を当接させるタンク受面(61)と、前記下部取付
    部(8)の、タンク収納室(C)に向かうように傾斜す
    る取付面(81)に1本の取付ボルト(9)を以て締付固
    定される取付端部(63)とを有していて、前記取付ボル
    ト(9)を緩めた時には該タンク受部分(6)が、燃料
    タンク(T)を支承する上方位置(6U)と同タンク
    (T)を解放する下方位置(6D)との間で該取付ボルト
    (9)回りに回動し得るように構成され、 更に前記取付端部(83)には、前記下部取付部(8)に
    設けた爪穴(83)に対し前記取付ボルト(9)の締付方
    向に嵌入して前記タンク受部分(6)を前記上方位置
    (6U)に仮止めし得る爪片(64)が突設されることを特
    徴とする、車両の燃料タンク取付装置。
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JPS62134822A (ja) * 1985-12-06 1987-06-17 Sony Corp 磁気記録媒体

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