JPS6030149Y2 - 自動車のスペアタイヤキヤリヤ - Google Patents

自動車のスペアタイヤキヤリヤ

Info

Publication number
JPS6030149Y2
JPS6030149Y2 JP17596880U JP17596880U JPS6030149Y2 JP S6030149 Y2 JPS6030149 Y2 JP S6030149Y2 JP 17596880 U JP17596880 U JP 17596880U JP 17596880 U JP17596880 U JP 17596880U JP S6030149 Y2 JPS6030149 Y2 JP S6030149Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
spare tire
carrier base
carrier
hanger member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17596880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5797777U (ja
Inventor
辰男 鈴木
Original Assignee
スズキ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スズキ株式会社 filed Critical スズキ株式会社
Priority to JP17596880U priority Critical patent/JPS6030149Y2/ja
Publication of JPS5797777U publication Critical patent/JPS5797777U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6030149Y2 publication Critical patent/JPS6030149Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のスペアタイヤを固定するためのスペア
タイヤキャリヤに関する。
(従来の技術) 従来、特に、リヤゲートを有する自動車において、この
リヤゲート部にスペアタイヤを取付ける形式のスペアタ
イヤキャリヤは、当該キャリヤの取部部を自動車のボデ
ィ側とし、他端をリヤゲートに固定する方式であった。
(考案が解決しようとする問題点) そのため、スペアタイヤの交換を行うにあたっては、ま
ず。
スペアタイヤキャリヤの開放作業を行なった後、リヤゲ
ートへのスペアタイヤの固定を解除するという手順を必
要としている。
したがって、スペアタイヤの交換作業が煩雑になると共
に、スペアタイヤキャリヤ自体の構造も複雑となり、重
量も大きく、車体への組付作業工数も多くなるという問
題点を有していた。
さらに、従来のスペアタイヤキャリヤは、車体よりも大
きく突出した構造であるため、このスペアタイヤキャリ
ヤの存在のために車体寸法が制限されてしまうという問
題点をも有していた。
本考案はこのような問題点を解決すべくなされたもので
、構造を単純化すると共に車体寸法が極力制限されるこ
とのないスペアタイヤキャリヤを提供しようとするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案のスペアタイヤキャリヤは大別すると、キャリヤ
ベースとタイヤハンガ一部材とタイヤ固定用ボルトとの
三つの部材から構成されている。
これらを説明すると、まず、キャリヤベースがリヤゲー
ト部などの車体側に固定されており、このキャリヤベー
スの上端部にスペアタイヤのディスクホイール部分と係
合するタイヤハンガ一部材が軸着されている。
このタイヤハンガ一部材の軸着部にはコイルスプリング
等の弾性手段が取付けられており、使用時即ちスペアタ
イヤ固定時にはタイヤハンガ一部材がキャリヤベースよ
りも突出する方向に回動可能となっている。
そして、非使用時即ちスペアタイヤを固定していない時
には、上記の弾性手段の付勢力によりタイヤハンガ一部
材がキャリヤベースよりも突出しない位置にある収納位
置に自動的に復帰できるようになっている。
タイヤハンガ一部材が軸着されている上記キャリヤベー
スの上端部よりも下方の部分には、スペアタイヤのディ
スクホイール部分を締着するためのタイヤ固定用ボルト
が軸着されている。
このタイヤ固定用ボルトは、上記タイヤハンガ一部材と
同様に、使用時にはキャリヤベースよりも突出する方向
に回動可能となっている。
そして、非使用時にはタイヤ固定用ボルトの先端部が自
重によって垂れ下がるようになっており、キャリヤベー
スよりも突出しないようになっている。
(作 用) このように構成されるスペアタイヤキャリアを用いてス
ペアタイヤの交換作業を行うには次のようにする。
まず、スペアタイヤを取付ける場合には、タイヤハンガ
一部材を手前側に回動させ、タイヤハンガ一部材をスペ
アタイヤのディスクホイールの一方の側に係合させる。
次いで、タイヤ固定用ボルトを手前側に回動させ、スペ
アタイヤのディスクホイールの他方の側に設けられてい
るボルト孔にこのタイヤ固定用ボルトを挿通させる。
そして、ナツト等によりこのディスクホイールの他方の
側を締着することにより、スペアタイヤの取付けが完了
する。
スペアタイヤを取外す場合には上記と逆の手順により行
えばよい。
すなわち、ディスクホイールの他方の側を締着している
ナツト等を取外し、タイヤ固定用ボルトをディスクホイ
ールから引抜く。
すると、タイヤ固定用ボルトの先端部は自重により下方
に垂れ下がることとなる。
次いで、ディスクホイールの一方の側とタイヤハンガ一
部材との係合を解除させれば、タイヤハンガ一部材は弾
性手段の付勢力により上述した収納位置へ自動復帰する
この状態においては、タイヤハンガ一部材及びタイヤ固
定用ボルト双方ともキャリヤベースよりも突出していな
い状態となっている。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図に基き説明す
る。
スペアタイヤキャリヤは大別すると、キャリヤベース1
、タイヤハンガ一部材2、タイヤ固定用ボルト3とから
戒っている。
これらの部材を説明すると、まず、中央部に形成された
凸部1aを有するキャリヤベース1が車体側のりャゲー
ト4に固定されている。
この固定はキャリヤベース1に設けられた複数のボルト
孔lb(第2図参照)にボルト(図示せず)を挿通し、
このボルトをリヤゲート4に溶着したナツトに螺合させ
ることにより行う。
キャリヤベース1の上端部にはピボット軸5が水平方向
に配設され、ピボット軸5にタイヤハンガ一部材2が取
付けられている。
すなわち、タイヤハンガ一部材2は、第1図に示すよう
に、キャリヤベース1の上端部にA−A’力方向回動可
能に軸着されている。
タイヤハンガ一部材2の軸着部即ちピボット軸5には弾
性手段としてのコイルスプリング6が取付けられており
、コイルスプリング6は常時A′方向へ弾発付勢されい
る。
つまり、タイヤハンガ一部材2は使用時には、第1図の
実線で示した位置即ちキャリヤベース1よりも突出した
位置まて回動可能であり、非使用時にはコイルスプリン
グ6の付勢力により二点鎖線で示した位置即ちキャリヤ
ベース1より突出しない収納位置に自動的に復帰できる
ようになっている。
そして、タイヤハンガ一部材2は、スペアタイヤ7(第
4図参照)のデ゛イスクホイール8が係合するプロテク
タ2aと、プロテクタ2aによって保護されるアーム2
bと、アーム2bに対して直角方向に起立するホルダ2
cとによって構成されている。
一方、タイヤハンガ一部材2が軸着されたキャリヤベー
ス1の上端部よりも下方の部分即ち凸部1aの中間部に
はタイヤ固定用ボルト3が軸着されている。
つまり、凸部1a内にパイプ9が水平方向に配設され、
パイプ9の両側開口部に、中途で直角に屈曲された一対
のタイヤ固定用ボルト3の基端部3a挿入されおり、コ
ツタピン10によりパイプ9に固定されている。
そして、タイヤ固定用ボルト3は第1図においてB−B
’力方向回動が自在であり、使用時には第1図の二点鎖
線で示した位置即ちキャリヤベース1よりも突出した位
置まで回動可能であり、非使用時にはネジ部を有する先
端部3bが自重によって第1図の実線で示した位置即ち
キャリヤベース1よりも突出しない位置に垂下されるよ
うなっている。
尚、第4図において11はキャリヤベース1とスペアタ
イヤ7との衝撃を緩和するためのクッションであり、キ
ャリヤベース1及びリヤゲート4の適当箇所に配されて
いるものである。
次に以上のようなスペアタイヤキャリヤを用いてスペア
タイヤ7の交換作業を行う場合につき説明する。
当初、スペアタイヤ7が未だ取付けられていないときに
は、タイヤハンガ一部材2はコイルスプリング6の付勢
力により、第1図の二点鎖線で示す収納位置に、タイヤ
固定用ボルト3は第1図の実線で示す位置にあり、共に
キャリヤベース1よりも突出していない状態にある。
そして、この状態からスペアタイヤ7を取付けるには、
まず、タイヤハンガ一部材2を手前側即ち第1図のA方
向へ向けて回動させ、ディスクホイール8の一方の側を
プロテクタ2a及びホルダ2Cに係合させる。
次いで、タイヤ固定用ボルト3を第1図のB′方向へ向
けて回動させ、先端部3bをディスクホイール8の他方
の側に設けられているボルト孔に挿通させる。
そして、第4図に示すように、ナツト12によりディス
クホイール8の他方の側を締着することによりスペアタ
イヤ7の取付けが完了する。
スペアタイヤ7を取外すには上記と逆の手順により、簡
単に行うことができる。
そして、スペアタイヤ7が取外されると、タイヤ固定用
ボルト3の先端部3bは自重により垂下され、タイヤハ
ンガ一部材2はコイルスプリング6の付勢力によりもと
の収納位置に自動復帰する。
(考案の効果) 本考案は上述のように構成されるものであり、以下の効
果を有する。
■ スペアタイヤの取付けを行う場合は、タイヤハンガ
一部材とタイヤ固定用ボルトを回動させた後ナツトで締
付けるのみでよく、スペアタイヤを取外す場合にはナツ
ト取外すだけで容易に行える。
したがって、スペアタイヤの交換作業が著しく簡単にな
る。
■ スペアタイヤを取付けていない場合には、タイヤハ
ンガ一部材及びタイヤ固定用ボルトの双方が、自動的に
キャリヤベースよりも突出しない状態になる。
したがって、スペアタイヤキャリヤの存在のために車体
寸法が制限されることが少くなり、充分な車体寸法を確
保することが可能になる。
■ スペアタイヤを取付けていない場合には、車体から
極端に突出する部材がなくなるので1、自動車が後進す
る場合に障害物等を破損する事故が少くなり、また、外
観も向上する。
さらに、自動車を船便等で輸送する際には、スペアタイ
ヤを取外して自動車の全長を短縮し、効率的な積載を行
うことができる。
■ 構造が総じて単純であり、製作工数及び車体への組
付工数を削減することができる。
特に、タイヤ固定用ボルトについては、重力を利用して
その先端部を垂下させることとしであるため、キャリヤ
ベースよりも突出しない状態にするのに弾性手段等を取
付ける必要がなくなり、コスト的にも非常に有利なもの
となっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のスペアタイヤキャリヤの側面図
、第2図はその正面図、第3図はその平面図、第4図は
スペアタイヤを取付けた状態の要部側面図である。 1・・・・・・キャリヤベース、2・・・・・・タイヤ
ハンガ一部材、3・・・・・・タイヤ固定用ボルト、3
b・・・・・・先端部、4・・・・・・リヤゲート(車
体側)、6・・・・・・コイルスプリング(弾性手段)
、7・・・・・・スペアタイヤ、8・・・・・・ディス
クホイール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に固定されたキャリヤベースと、該キャリヤベース
    の上端部に軸着され使用時には該キャリヤベースよりも
    突出する方向に回動可能であり非使用時には軸着部に取
    付けた弾性手段により該キャリヤベースよりも突出しな
    い位置にある収納位置への自動復帰が可能であり且つス
    ペアタイヤのディスクホイールと係合可能なタイヤハン
    ガ一部材と、上記キャリヤベースの上端部よりも下方の
    部分に軸着され使用時には先端部が該キャリヤベースよ
    りも突出する方向に回動可能であり非使用時には先端部
    が自重により垂下され且つ上記スペアタイヤのディスク
    ホイールを締着するタイヤ固定用ボルトとから戊ること
    を特徴とする自動車のスペアタイヤキャリヤ。
JP17596880U 1980-12-08 1980-12-08 自動車のスペアタイヤキヤリヤ Expired JPS6030149Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17596880U JPS6030149Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08 自動車のスペアタイヤキヤリヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17596880U JPS6030149Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08 自動車のスペアタイヤキヤリヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5797777U JPS5797777U (ja) 1982-06-16
JPS6030149Y2 true JPS6030149Y2 (ja) 1985-09-10

Family

ID=29968599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17596880U Expired JPS6030149Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08 自動車のスペアタイヤキヤリヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6030149Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6076573U (ja) * 1983-10-31 1985-05-29 スズキ株式会社 スペアタイヤキヤリア
JP6500695B2 (ja) * 2015-08-21 2019-04-17 トヨタ車体株式会社 スペアタイヤのキャリア

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5797777U (ja) 1982-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4932724A (en) Wheel trim attachment system
US4515233A (en) Universal automotive battery holddown system
JPS6030149Y2 (ja) 自動車のスペアタイヤキヤリヤ
US5076477A (en) Spare tire cover
US5096263A (en) Wheel trim attachment system
JPS633783B2 (ja)
US6003955A (en) Hubcap retaining brackets
JP4013296B2 (ja) ストラットユニット組付治具
US1811494A (en) Fender protector
FR2568527A1 (fr) Antivol pour poste autoradio et amplificateur avec fixation sur la tole de la carrosserie
JPS632373Y2 (ja)
JPH0413268Y2 (ja)
JPS646123U (ja)
JPS6323265Y2 (ja)
JPH0428284Y2 (ja)
JP2530898Y2 (ja) 自動車のケーブル取付構造
JPS6140622Y2 (ja)
JPH081973Y2 (ja) 車両用エアスポイラー
JPS6311024Y2 (ja)
JPS6243898Y2 (ja)
JP2776523B2 (ja) 大型車輛用ホイールカバー
JPS6219503Y2 (ja)
JPS6347587Y2 (ja)
JPH018439Y2 (ja)
JPS61268575A (ja) 自動二輪車の灯器取付構造