JPH081973Y2 - 車両用エアスポイラー - Google Patents

車両用エアスポイラー

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JPH081973Y2
JPH081973Y2 JP1990045611U JP4561190U JPH081973Y2 JP H081973 Y2 JPH081973 Y2 JP H081973Y2 JP 1990045611 U JP1990045611 U JP 1990045611U JP 4561190 U JP4561190 U JP 4561190U JP H081973 Y2 JPH081973 Y2 JP H081973Y2
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JP
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air spoiler
connector
lamp device
lamp
vehicle
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JP1990045611U
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弘光 水口
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両に装備されるエアスポイラーに関す
る。
(従来の技術) 従来より、空力特性改善のため、例えば、第6図に示
すように、車両ボデー1のバックドア1aの上端にエアス
ポイラー2が装着されることがあり、しかもそのエアス
ポイラー2に、ブレーキ動作により点灯するランプ装置
が装着されることがある。
第7図にその種の従来のエアスポイラー2の断面図を
示す。同図に示すように、このエアスポイラー2は、閉
断面形状に仕上げられたエアスポイラー本体3と、この
エアスポイラー本体3の後端中央に取付けられたランプ
装置4と、そのランプ装置4から引き出されたランプ側
ハーネス5と、そのハーネス5の端部に取付けられたラ
ンプ装置側コネクタ6とを備えている。
このエアスポイラー2を車両ボデー1のバックドア1a
に取付けるには、まずランプ装置側ハーネス5を第1挿
通穴3aを介してエアスポイラー本体3内に挿入してか
ら、第2挿通穴1bに通して外部に引き出す。
次に、第7図想像線に示すように、エアスポイラー2
を反転して車両ボデー1のルーフ1bの後端に仮置きす
る。
そして、この仮置き状態で、一方の手でランプ装置側
ハーネス5のコネクタ6を持ち、他方の手で車両ボデー
1側から引き出されたハーネス7のコネクタ8を持っ
て、両コネクタ6,8を接続する。
その後、エアスポイラー本体3およびバックドア1a内
より引き出された余分なハーネス5,7をコネクタ6,8とと
もに第2挿通穴3bを介してエアスポイラー本体3内に収
容しながら、エアスポイラー本体3の取付面3cをバック
ドア1aの所定位置に配置して、図示しない固着具により
エアスポイラー本体3をバックドア1aに固定する。
(考案が解決しようとする課題) このように、コネクタ6,8はエアスポイラー本体3お
よびバックドア1aに固定されずに自由に引き出せる構造
となっているため、両手で作業を行う必要があり、した
がってエアスポイラー2の取付作業を行なおうとする
と、両コネクタ6,8を接続する際にエアスポイラー2を
車両ルーフ1b上に仮置きしておく必要がある。このた
め、その仮置きによりエアスポイラー2と車両ルーフ1b
が接触してその接触部分で傷が付くおそれがある。ま
た、エアスポイラー2を仮置きした状態で両コネクタ6,
8を接続するためには、第7図想像線で示すようにハー
ネス5,7の長さ寸法を大きくする必要があり、その結
果、コネクタ6,8の接続完了後において、ハーネス5,7を
コネクタ6,8とともにエアスポイラー本体3内へ収容す
る作業が繁雑になるという問題があった。
また、そのようにハーネス5,7をエアスポイラー本体
3内に収容できるように、あらかじめエアスポイラー本
体3内にランプ側ハーネス5を挿通しておかねばなら
ず、その挿通作業が繁雑であるという問題もあった。
また、コネクタ6,8はエアスポイラー本体3内に単に
収容されるだけで固定されていないため、車両走行中に
がたついて異音を発生したり、場合によってはハーネス
5,7が挿通穴3a,3bの周縁角部で断線する恐れがあった。
(考案の目的) この考案は、上記従来技術の問題を解消し、コネクタ
の接続作業と車両ボデーへの取付作業を車両ボデー上に
仮置きすることなく1人の作業員により容易に行なえ、
しかも車両走行中の異音の発生や断線のおそれもない車
両用エアスポイラーを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案は、エアスポイラー本体と、このエアスポイ
ラー本体に取付けられたランプ装置と、このランプ装置
から引き出されたランプ装置側コネクタ付きのランプ装
置側ハーネスとを備え、前記ランプ装置側コネクタを車
両ボデー側から引き出されたボデー側ハーネスのボデー
側コネクタに接続して、前記エアスポイラー本体を前記
車両ボデーに取付けるようにした車両用エアスポイラー
において、前記エアスポイラー本体の後部下面側に前記
ランプ装置が収容されるランプ収容凹部を形成するとと
もに、前記ランプ収容凹部への前記ランプ装置の収容時
に前記ランプ装置側コネクタが収容されるコネクタ収容
凹部を前記エアスポイラー本体の下面に形成し、前記コ
ネクタ収容凹部に収容された前記ランプ装置側コネクタ
に下側から当接して前記ランプ装置側コネクタを前記エ
アスポイラー本体に固定するコネクタ押え片を前記ラン
プ装置に設け、前記エアスポイラー本体に固定された前
記ランプ装置側コネクタへの前記ボデー側コネクタの結
線用凹部を、前記コネクタ収容凹部に連続して形成した
ことを特徴としている。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例である車両用エアスポイ
ラー12の車両ボデー11への取付けを説明するための分解
斜視図、第2図は車両用エアスポイラー12を裏面側から
見た分解斜視図、第3図は第1図のIII-III線組立断面
図である。これらの図に示すように、このエアスポイラ
ー12は、閉断面形状に仕上げられたエアスポイラー本体
13と、ランプ装置14とを有している。
エアスポイラー本体13は、その中央領域における後部
下面側にランプ収容凹部13aが形成されるとともに、前
部下面側がバックドア11aの上部外表面形状に倣って仕
上げられて取付面13bが形成される。さらに、ランプ収
容凹部13aの前端部から上記取付面13bにかけてランプフ
ランジ取付面13cが形成される。
ランプフランジ取付面13cには、その一側領域の一部
が内方へ凹陥形成されてコネクタ収容凹部13dが形成さ
れるとともに、コネクタ収容凹部13dの側方領域が切欠
かれて、結線用凹部である結線用穴13eが形成される。
第4図に第1図のIV-IV線断面図、第5図に第1図の
V−V線断面図をそれぞれ示す。両図に示すように、エ
アスポイラー本体13の取付面13bには、複数の埋込ボル
ト30が突設されるとともに、複数のクリップ31が突設さ
れる。
一方、ランプ装置14には、その装置内から引き出され
るようにしてランプ装置側ハーネス15が取付けられると
ともに、そのハーネス15の端部にランプ装置側コネクタ
16が取付けられる。さらに、ランプ装置14には、上記エ
アスポイラー本体13のランプフランジ取付面13cに対応
して、複数個のランプフランジ19が突出するように形成
される。
複数のランプフランジ19のうち上記コネクタ収容凹部
13dに対応しているランプフランジ19の先端には、コネ
クタ押え片20が突出するよう形成される。
このランプ装置14のエアスポイラー本体12への取付け
は、まずコネクタ16をコネクタ収容凹部13d内に収容す
る。この場合、コネクタ16の接続側端面を結線用穴13e
に対向させるように配置する。次に、コネクタ押え片20
によりコネクタ16をコネクタ収容凹部13d内に押え込む
ようにしながら、各ランプフランジ19をランプフランジ
取付面13c上に配置して、ランプ装置14をランプ収容凹
部13a内に収容する。
つづいて、ボルト21を、各ランプフランジ19に貫通さ
せてエアスポイラー本体13に埋設されたナット22に締結
する。これにより、コネクタ16がコネクタ押え片20によ
りコネクタ収容凹部13d内に押し込まれて固定された状
態で、ランプ装置14がエアスポイラー本体13に取付けら
れる。
このように構成されたエアスポイラー12の車両ボデー
11への取付けを以下に説明する。なお、車両ボデー11の
バックドア11aには、エアスポイラー本体13の上記埋込
ボルト30およびクリップ31にそれぞれ対応して、取付穴
11cが形成されている。また、ボデー側ハーネス17が、
バックドア11a内を通ってその上面の挿通穴より引き出
され、そのハーネス17の先端にボデー側ハーネス18が取
付けられている。
エアスポイラー12の取付けは、まず、エアスポイラー
12を一方の手でささえておいて、他方の手でボデー側コ
ネクタ18を持ってランプ側コネクタ16に接続する。この
場合、ランプ側コネクタ16はコネクタ収容凹部13d内に
固定されているため、片手で簡単に両コネクタ16,18を
接続することができる。
次に、埋込ボルト30およびクリップ31をバックドア11
aの対応する各取付穴11c内に挿通あるいは係合させ、埋
込ボルト30にはバックドア11aの車内側より図示しない
ナットを締結して、エアスポイラー12を車両ボデー11に
取付ける。
このエアスポイラー12によれば、ランプ側コネクタ16
をエアスポイラー本体13に固定しているため、片手でエ
アスポイラー12を持ちながら、もう片方の手でコネクタ
16,18を接続でき、従来のようにエアスポイラー12を仮
置きする必要がない。このため、エアスポイラー12とル
ーフ11bとの接触による傷つきが防止される。また、エ
アスポイラー12をバックドア11aに近づけてコネクタ16,
18を接続することができるため、ハーネス15,17の寸法
を、その接続を考慮して従来のように余分に長くしてお
く必要がなく、したがって余分のハーネスをエアスポイ
ラー本体13内に収容するという従来行なわれていた作業
を当然に省略できる。また、余分なハーネス15,17をエ
アスポイラー本体13内に収容する必要がないので、あら
かじめエアスポイラー本体13内にランプ側ハーネス15を
挿通しておく必要もなく、その繁雑な挿通作業を省略で
きる。また、ランプ側コネクタ16がエアスポイラー本体
13に固定され、そのランプ側コネクタ16にボデー側コネ
クタ18が接続されるため、車両走行中の振動により両コ
ネクタ16,18ががたつくようなことはなく、異音の発生
が防止されるとともに、バックドア11aの挿通穴の角部
でのハーネス17の断線も防止される。
しかも、ランプ側コネクタ16の接続側端部に対応し
て、エアスポイラー本体13に結線用穴13eを形成してい
るため、その結線用穴13eを利用することにより、コネ
クタ接続時の作業スペースが十分に確保されて、両コネ
クタ16,18の接続作業が容易に行えるとともに、コネク
タ接続状態でのボデー側コネクタ18の取付スペースも確
保される。
また、ランプ側コネクタ16を固定するためのコネクタ
押え片20をランプフランジ19に一体的に突設するように
しているため、部材点数が増加することもない。
(考案の効果) 以上のように、この考案の車両用エアスポイラーによ
れば、エアスポイラー本体に形成されたランプ収容凹部
およびコネクタ収容凹部それぞれにランプ装置およびラ
ンプ装置側コネクタを収容して、コネクタ押え片により
ランプ装置側コネクタをエアスポイラー本体に固定した
ため、両コネクタの接続作業と車両ボデーへの取付け作
業を車両ボデー上に仮置きすることなく1人の作業員に
より簡単に行うことができ、車両走行中における異音の
発生や断線を防止できる。
さらに、エアスポイラー本体に対してその外側からラ
ンプ装置およびランプ装置側コネクタを組み付けること
ができるため、エアスポイラー内部に一切のハーネスを
挿通する必要がなく、しかも結線用凹部においてランプ
装置側コネクタにボデー側コネクタを接続,結線するよ
うにしたため、ボデー側コネクタの接続作業スペースを
確保でき、組付作業の作業効率の向上を図ることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である車両用エアスポイラ
ーの車両ボデーへの取付けを説明するための分解斜視
図、第2図はそのエアスポイラーを裏面側から見た斜視
図、第3図は第1図のIII-III線組立断面図、第4図は
第1図のIV-IV線断面図、第5図は第1図のV−V線断
面図、第6図は従来のエアスポイラーが取付けられた車
両を示す斜視図、第7図は従来のエアスポイラーを示す
断面図である。 11……車両ボデー、12……エアスポイラー、13……エア
スポイラー本体、13a……ランプ収容凹部、13d……コネ
クタ収容凹部、13e……結線用穴、14……ランプ装置、1
5,17……ランプ装置側,ボデー側ハーネス、16,18……
ランプ装置側,ボデー側コネクタ、20……コネクタ押え

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアスポイラー本体と、このエアスポイラ
    ー本体に取付けられたランプ装置と、このランプ装置か
    ら引き出されたランプ装置側コネクタ付きのランプ装置
    側ハーネスとを備え、前記ランプ装置側コネクタを車両
    ボデー側から引き出されたボデー側ハーネスのボデー側
    コネクタに接続して、前記エアスポイラー本体を前記車
    両ボデーに取付けるようにした車両用エアスポイラーに
    おいて、 前記エアスポイラー本体の後部下面側に前記ランプ装置
    が収容されるランプ収容凹部を形成するとともに、 前記ランプ収容凹部への前記ランプ装置の収容時に前記
    ランプ装置側コネクタが収容されるコネクタ収容凹部を
    前記エアスポイラー本体の下面に形成し、 前記コネクタ収容凹部に収容された前記ランプ装置側コ
    ネクタに下側から当接して前記ランプ装置側コネクタを
    前記エアスポイラー本体に固定するコネクタ押え片を前
    記ランプ装置に設け、 前記エアスポイラー本体に固定された前記ランプ装置側
    コネクタへの前記ボデー側コネクタの結線用凹部を、前
    記コネクタ収容凹部に連続して形成したことを特徴とす
    る車両用エアスポイラー。
JP1990045611U 1990-04-26 1990-04-26 車両用エアスポイラー Expired - Lifetime JPH081973Y2 (ja)

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JPS62449U (ja) * 1985-06-20 1987-01-06
JPH0314745A (ja) * 1989-06-12 1991-01-23 Koito Mfg Co Ltd 車輌用灯具装置

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