JPH0433155Y2 - - Google Patents

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JPH0433155Y2
JPH0433155Y2 JP1989028850U JP2885089U JPH0433155Y2 JP H0433155 Y2 JPH0433155 Y2 JP H0433155Y2 JP 1989028850 U JP1989028850 U JP 1989028850U JP 2885089 U JP2885089 U JP 2885089U JP H0433155 Y2 JPH0433155 Y2 JP H0433155Y2
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lamp
cover
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spoiler
bolt
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JP1989028850U
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JPH02121352U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車に装着されるスポイラにランプ
を組込むための装置に関するものである。
(従来の技術) 例えばリヤスポイラにハイマウントストツプラ
ンプを取付けたり、フロントスポイラにフオグラ
ンプを取付けるようなことは既に行なわれている
が、従来のものはランプ及びランプのカバーに取
付けボルトの挿通口を設け、そこにボルトを通し
てボルト軸方向に締め付け、かつ前後方向への固
定も行なつている(実開平1−138873参照)。
そのため従来の構造では、スポイラのランプの
収容部に最初にランプを固定し、次にカバーをか
ぶせ、固定しなければならない。その結果、組立
の手順が制約され、かつまた位置合わせをしなが
らのボルト締めを強いられるので、作業性がよく
ない問題を生じていた。またランプとカバーを
別々に取付ける場合は、部品点数も重量も組立工
数も増えるのでさらに好ましくない。
(技術的課題) 本考案の課題は前記の点を解決することにあ
り、カバーとランプの取付け手順の制約がなく、
ボルト取付けの位置合わせ及び部品点数が必要最
小限度で良く、大変良好な作業性が得られるよう
にすることにある。
(技術的手段) 前記課題を解決するため本考案はスポイラ本体
1の前縁又は後縁に、上下いずれか1方向と前後
いずれか1方向の2面に連続して開口する収容凹
部2を設け、前記上下方向の開口を覆うカバー3
の後縁又は前縁に、収容凹部方向へ突出する係止
爪4を設け、ボルト9によりカバーを本体に緩く
止めた状態で本体とカバーとの間を通つて、前後
方向より収容凹部におさまる大きさ、形状にラン
プ5を形成し、該ランプの後縁又は前縁に前記係
止爪と係合するための係合溝6を形成し、さらに
ランプ挿入方向に開いたボルト導入用の切欠7が
形成された固定部8をランプに突設し、カバーを
本体に結合する前記ボルトにより前記固定部をカ
バーとともに本体に締結し、かつまたカバーの前
記係止爪を介してランプの抜け出しを防止するよ
うに構成したものである。
前記ランプ5を設けるスポイラはフロントでも
リヤでも良いが、リヤスポイラの場合ランプは後
向きに、またフロントスポイラの場合ランプは前
向きに取付けられるので、夫々の収容凹部2には
後向き又は前向きに開口がそなわる。
(実施例) 以下図面を参照して説明すると、実施例はリヤ
スポイラにハイマウントランプを組込む例であ
る。スポイラは左右方向に細長く、かつ揚力が下
向きに働く翼断面形状を有し、そのスポイラ本体
1の後部下面に、下方と後方に開口し、左右の側
壁11,12と天面13及び後壁14によつて区
画される収容凹部2が、横長のランプ5の収容が
可能なように設けられている。15は天面に固着
されたナツトで、ボルト9の螺合用である。
ランプ5は収容凹部2の天面13とカバー3で
囲まれ、かつそれらによつて固定されるような大
きさを有する。ランプ5の内端部には複数個の固
定部8が突設され、各固定部8には挿入方向へ開
いた切欠7が形成されている。ランプ5が後方を
向くリヤスポイラの場合、挿入方向は前方にな
る。ランプ5はそれを収容凹部2内に安定させか
つ後方抜け出しを防ぐために長さ方向に沿つて設
けた段状の係合溝6を有し、これに次に述べるカ
バー3の後端が係止して前後方向の固定がなされ
る。
カバー3は従つて収容凹部2の下方開口を覆う
部材であると同時にランプ5の前後方向の抜け止
めを行なう部材であり、かつまたスポイラの一部
をなすための外面を有する多機能部材で、本体1
にボルト9で止められる。23はその通孔を示
す。前記係合溝6と、これに係合する係止爪4と
は自動車の発進、停車に伴なうあらゆる加減速に
耐える強度を備えており、加速度の変化はこの係
合部とカバー3を止着したボルト止め部分によつ
て処理される。
16は前述のナツト15の周りの座面、17,
18はカバー3の左右側辺、19は後辺で、夫々
収容凹部2の左右側壁11,12及び後壁14に
接し得る。また21はランプ通電用のコード,2
4はコードの引き出し口、22はスポイラ支柱、
20は車体を示す。
このようなスポイラ本体1にランプ5を取付け
る場合、ランプ5の配線は完了していて本体内か
ら引出された通電コード21につながれてはいる
が、収容凹部2の外に出された状態にある。
(作用) ランプ5の取付けにあたり、カバー3の通孔2
3をスポイラ本体1のナツト15の位置にあわ
せ、ボルト9をそれらにねじ通して緩く止めてお
く。このときカバー3はボルト9に規制されて前
後左右には殆んど動かないが上下即ち軸方向には
締め方に応じて動かせる状態にある。
そこでランプ5う収容凹部2に組込むときにカ
バー3の後縁を開き、後部開口を一時的に大きく
し、その係止爪4をくぐらせてランプ5を奥へ挿
し入れるとことにより、導入用の切欠7をボルト
9に嵌め、かつ係止爪4に係合溝6を係合させる
ことができ、ここにランプ5は定位置セツト状態
に置かれる。つまり、カバー3を不完全に取付け
た状態でその取付ボルト9が基準となり、またラ
ンプ5はそのカバー3の後端をすべつて収容凹部
2内におさまるから、あとはボルト9を単に締め
付けるだけで良い。
なお、初めにランプ5を定位置におき、次にカ
バー3で覆い、それらの切欠7、通孔23をナツ
ト15位置にあわせて、ボルト9を挿入する従来
の方法でも組立てはできる。しかしそれではラン
プ5を押えながらカバー3をボルト9止めしなけ
ればならないが、本案装置では予め緩く止めたカ
バー3がランプ5挿入のガイドになり、収容凹部
2内に挿入後はランプ5をカバー3で押えながら
ボルト止め出来るので、作業性は著しく向上す
る。
(効果) 本考案は以上の如く構成されているので、カバ
ー3やランプ5の取付け手順が制約されず、特に
はじめにカバー3を緩くボルト9で本体1に止
め、その後ランプ5を定位置に組込む手順が可能
になり、それによりカバー3を押えている必要が
なくなる。組込みのときランプ5はそのカバー3
上をすべらせて収容凹部2内におさめられ、ラン
プ5の位置決めをボルト9への切欠7の係合によ
つて行なえる。従つて本案装置は作業性を著しく
向上することができる効果を奏する。さらにラン
プ5はボルト止めされたカバー3に係合し、かつ
また同じボルト9によつて締結もされているので
取付強度及び精度も十分に高く維持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
上方から見た斜視図、第2図は下方から見た分解
斜視図、第3図は中央断面図、第4図はランプカ
バーの平面図、第5図は使用状態を示す斜視図で
ある。 1……スポイラ本体、2……収容凹部、3……
カバー、4……係止爪、5……ランプ、6……係
合溝、7……切欠、8……固定部、9……ボル
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スポイラ本体1の前縁又は後縁に、上下いずれ
    か1方向と前後いずれか1方向の2面に連続して
    開口する収容凹部2を設け、前記上下方向の開口
    を覆うカバー3の後縁又は前縁に、収容凹部方向
    へ突出する係止爪4を設け、ボルト9によりカバ
    ーを本体に緩く止めた状態で本体とカバーとの間
    を通つて、前後方向より収容凹部におさまる大き
    さ、形状にランプ5を形成し、該ランプの後縁又
    は前縁に前記係止爪と係合するための係合溝6を
    形成し、さらにランプ挿入方向に開いたボルト導
    入用の切欠7が形成された固定部8をランプに突
    設し、カバーを本体に結合する前記ボルトにより
    前記固定部をカバーとともに本体に締結し、かつ
    またカバーの前記係止爪を介してランプの抜け出
    しを防止するように構成されたスポイラ用ランプ
    の組込装置。
JP1989028850U 1989-03-13 1989-03-13 Expired JPH0433155Y2 (ja)

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JP1989028850U JPH0433155Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13

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JPH02121352U JPH02121352U (ja) 1990-10-02
JPH0433155Y2 true JPH0433155Y2 (ja) 1992-08-10

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JP1989028850U Expired JPH0433155Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078385Y2 (ja) * 1988-03-17 1995-03-01 トヨタ自動車株式会社 リヤスポイラ

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JPH02121352U (ja) 1990-10-02

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