JPS58336Y2 - ハ−ネス等保持用クリツプ - Google Patents
ハ−ネス等保持用クリツプInfo
- Publication number
- JPS58336Y2 JPS58336Y2 JP1978117563U JP11756378U JPS58336Y2 JP S58336 Y2 JPS58336 Y2 JP S58336Y2 JP 1978117563 U JP1978117563 U JP 1978117563U JP 11756378 U JP11756378 U JP 11756378U JP S58336 Y2 JPS58336 Y2 JP S58336Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harness
- clip
- fixing device
- holding
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用ハーネス等の取付けに供されるクリッ
プに関する。
プに関する。
従来、自動車のりャコンビネーションランプ1のハーネ
ス5の取付けに際しては、第1図に示す如くランプハウ
ジング2の一部にクリップ3を一体成形し、このクリッ
プ3にハーネス5を掛着すると共に、ハウジング2はレ
ンズ4と共に、該レンズ4に植設したボルト6を以って
車体パネル7に共線めするようにしていた。
ス5の取付けに際しては、第1図に示す如くランプハウ
ジング2の一部にクリップ3を一体成形し、このクリッ
プ3にハーネス5を掛着すると共に、ハウジング2はレ
ンズ4と共に、該レンズ4に植設したボルト6を以って
車体パネル7に共線めするようにしていた。
しかし、かかる従来のハウジング一体型のクリップでは
ハウジングとレンズとの共線作業が伴うため組付性が悪
く、またハウジング2の成形性が悪くなってしまうとい
う不具合がある。
ハウジングとレンズとの共線作業が伴うため組付性が悪
く、またハウジング2の成形性が悪くなってしまうとい
う不具合がある。
また、特に、最近ではトランクルーム内のスペースを広
く確保する関係上、ハウジング2の奥行きが狭められる
ようになってきており、益々クリップ3の一体成形が難
かしくなってきている現状であり、中でも共線作業が伴
わないようにハウジング2とレンズ4とを一体化するよ
うにしたものもあり、この場合にはもはやクリップ3の
一体成形は不可能となってしまうものであった。
く確保する関係上、ハウジング2の奥行きが狭められる
ようになってきており、益々クリップ3の一体成形が難
かしくなってきている現状であり、中でも共線作業が伴
わないようにハウジング2とレンズ4とを一体化するよ
うにしたものもあり、この場合にはもはやクリップ3の
一体成形は不可能となってしまうものであった。
なお、第1図中8はランプ、9はレフL/クタ、10は
締付ナツトを示す。
締付ナツトを示す。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、取付けが簡単で、一
旦装着した後は不用意に離脱することのないハーネス保
持用のクリップを得んとするもので、クリップをランプ
ハウジングと別体にし、ハウジング、レンズ取付用の固
定具にクリップの固定具挿入孔を介してクリップを支持
させる構造とし、むき出しの固定具の有効利用を図り、
かつ、固定具を中心に円周方向にハーネス等抱持部の位
置に任意に選択できるようにしたものである。
旦装着した後は不用意に離脱することのないハーネス保
持用のクリップを得んとするもので、クリップをランプ
ハウジングと別体にし、ハウジング、レンズ取付用の固
定具にクリップの固定具挿入孔を介してクリップを支持
させる構造とし、むき出しの固定具の有効利用を図り、
かつ、固定具を中心に円周方向にハーネス等抱持部の位
置に任意に選択できるようにしたものである。
以下その実施例を図面と共に詳述する。
第2図は本考案クリップを自動車のりャコンビネーショ
ンランプのハーネス取付用に供した場合を例示している
が、これに限定されるものではなくあらゆるハーネス取
付用に供し得ることは勿論である。
ンランプのハーネス取付用に供した場合を例示している
が、これに限定されるものではなくあらゆるハーネス取
付用に供し得ることは勿論である。
リヤコンビネーションランプ1は、ハウジング2とレン
ズ4とが予め一体化(レンズ4周縁をハウジング2開口
縁に接着しである)して構成されており、該ハウジング
2の取付フランジ2aには取付ボルト6が植設され、該
取付ボルト6を車体パネル7の外側から貫通させて車体
パネル7の裏側においてナツト10にて締め固定しであ
る。
ズ4とが予め一体化(レンズ4周縁をハウジング2開口
縁に接着しである)して構成されており、該ハウジング
2の取付フランジ2aには取付ボルト6が植設され、該
取付ボルト6を車体パネル7の外側から貫通させて車体
パネル7の裏側においてナツト10にて締め固定しであ
る。
11は本考案クリップを示し、合成樹脂等を以って一体
成形され、前記取付ボルト6のボルトネジ部6aに挿入
して支持させる固定具挿入孔20を有するベース部12
と、該ベース部12に付帯成形され、リヤコンビネーシ
ョンランプ1に接続されるハーネス5を支持するハーネ
ス抱持部13とから構成されている。
成形され、前記取付ボルト6のボルトネジ部6aに挿入
して支持させる固定具挿入孔20を有するベース部12
と、該ベース部12に付帯成形され、リヤコンビネーシ
ョンランプ1に接続されるハーネス5を支持するハーネ
ス抱持部13とから構成されている。
前記ベース部12の固定具挿入孔20は第3,4図にも
示すように、取付ボルト6のボルトネジ部6aが挿入さ
れる嵌挿孔14と、−側部に該嵌挿孔14に連なって前
記ボルト6に螺装された締付ナツト10に外嵌するナツ
ト用凹部15とで構成している。
示すように、取付ボルト6のボルトネジ部6aが挿入さ
れる嵌挿孔14と、−側部に該嵌挿孔14に連なって前
記ボルト6に螺装された締付ナツト10に外嵌するナツ
ト用凹部15とで構成している。
尚凹部15はナツト係合用Φ第5図に示すようなソケッ
トレンチのような12山の角穴15′をもうけてもよい
。
トレンチのような12山の角穴15′をもうけてもよい
。
また、嵌挿孔14の周面には係合部としてボルトネジ部
6aに係合する多数の鋸肉条16を、ナツト係合凹部1
5と反対側のベース部端面側に一方向に向けて傾斜成形
して、ボルトネジ部6aへの挿入時には該鋸肉条16が
順方向となって挿入荷重が小さく、かつ、一旦挿入した
後は接方向に力が作用しても鋸肉条16がボルトネジ部
6aに強く係合する逆止方向となって抜荷重が犬となる
ようはしである。
6aに係合する多数の鋸肉条16を、ナツト係合凹部1
5と反対側のベース部端面側に一方向に向けて傾斜成形
して、ボルトネジ部6aへの挿入時には該鋸肉条16が
順方向となって挿入荷重が小さく、かつ、一旦挿入した
後は接方向に力が作用しても鋸肉条16がボルトネジ部
6aに強く係合する逆止方向となって抜荷重が犬となる
ようはしである。
以上の構成により、クリップ11の取付りに際しては取
付ボルト6のボルトネジ部6aに、ベース部12の嵌挿
孔14を押込んで、ベース部12端部の凹部15を締付
ナツト10に外嵌することにより、ベース部12の回り
止めが行われると共に、嵌挿孔14の鋸肉条16は抜荷
重に対してボルトネジ部6aに強く喰い込むようになる
ため簡単に離脱することがなくしっかりと取付けること
ができ、クリップ11の固定保持にパネル材7を貫通し
たむき出しの取付ボルト6および締付ナツト10の有効
利用を図ることができる。
付ボルト6のボルトネジ部6aに、ベース部12の嵌挿
孔14を押込んで、ベース部12端部の凹部15を締付
ナツト10に外嵌することにより、ベース部12の回り
止めが行われると共に、嵌挿孔14の鋸肉条16は抜荷
重に対してボルトネジ部6aに強く喰い込むようになる
ため簡単に離脱することがなくしっかりと取付けること
ができ、クリップ11の固定保持にパネル材7を貫通し
たむき出しの取付ボルト6および締付ナツト10の有効
利用を図ることができる。
しかも、このようにワンタッチで取付けが行えるため作
業性を著しく向上することができるのである。
業性を著しく向上することができるのである。
また、ベース部12が前述のように確実に回り止めされ
るため、ハーネス抱持部13でハーネス5を安定し7て
保持することができる。
るため、ハーネス抱持部13でハーネス5を安定し7て
保持することができる。
更に、前記固定具に固定具挿入孔を挿入する際、固定具
を中心に円周方向にハーネス等の抱持部の位置を選択す
ることができるので、ハーネス等の配線位置の許容性を
もたせることが可能となるものであり、構造は簡単であ
るがその実用上の効果は多大である。
を中心に円周方向にハーネス等の抱持部の位置を選択す
ることができるので、ハーネス等の配線位置の許容性を
もたせることが可能となるものであり、構造は簡単であ
るがその実用上の効果は多大である。
尚嵌挿孔14の肉条は鋸肉条16に限定するものでなく
、リング溝又はボルトネジ部に係合する雌ネジを形成し
てもよいことは勿論である。
、リング溝又はボルトネジ部に係合する雌ネジを形成し
てもよいことは勿論である。
リング溝の場合は第6図に示すように雄ネジと係合する
部分16′と非保合部16“とを互いにもうけることが
望ましい。
部分16′と非保合部16“とを互いにもうけることが
望ましい。
なお、ハーネス等の保持はクリップの固定と同時にハー
ネス等をパネル材の所定位置に沿わせてハーネス等を囲
繞して保持する。
ネス等をパネル材の所定位置に沿わせてハーネス等を囲
繞して保持する。
また、取付ボルトにクリップを挿入固定した後、パネル
材とハーネス等抱持部の端部との間を押し開いてハーネ
ス等をハーネス等抱持部とパネル材との間に保持させて
もよい。
材とハーネス等抱持部の端部との間を押し開いてハーネ
ス等をハーネス等抱持部とパネル材との間に保持させて
もよい。
更にまた、実施例では前述の如くハーネス等抱持部とパ
ネル材との間でハーネス等を保持する構成を採っている
が、ハーネス等を保持する構成はこれに限らず、ハーネ
ス等抱持部独自でハーネス等を保持させるようにしても
よい。
ネル材との間でハーネス等を保持する構成を採っている
が、ハーネス等を保持する構成はこれに限らず、ハーネ
ス等抱持部独自でハーネス等を保持させるようにしても
よい。
また、第7図に示すようにハーネス抱持部13の端部に
爪部13′を折返し形成しておけば、ボルトネジ部にク
リップ11を挿着した後でも該爪部13′を指で摘んで
引くことによって車体パネル7の内側面とハーネス抱持
部13端との開口を開いてハーネス5を容易に抱持部1
3に抱持させることができる。
爪部13′を折返し形成しておけば、ボルトネジ部にク
リップ11を挿着した後でも該爪部13′を指で摘んで
引くことによって車体パネル7の内側面とハーネス抱持
部13端との開口を開いてハーネス5を容易に抱持部1
3に抱持させることができる。
なお、実施例では固定具挿入孔を嵌挿孔とナツト用凹部
とで構成しているが、固定具としてナツトを用いないも
のにあってはナツト用凹部をなくして嵌挿孔のみでもよ
い。
とで構成しているが、固定具としてナツトを用いないも
のにあってはナツト用凹部をなくして嵌挿孔のみでもよ
い。
第1図は従来のクリップの構造を示す断面図、第2図は
本考案クリップの取付状態を示す断面図、第3図は同拡
大断面図、第4図はクリップの斜視図、第5図はナツト
逃げ凹部の異なる例を示す側面図、第6図は肉条の異な
る例を示す側面図、第7図はハーネス抱持部の異なる例
を示す断面図である。 5・・・・・・ハーネス、6・・・・・・取付ボルト、
6a・・・・・ボルトネジ部、7・・・・・・パネル材
、10・・・・・締付ナツト、11・・・・・・クリッ
プ、12・・・・・・ベース部、13・・・・・・ハー
ネス抱持部、14・・・・・・嵌挿孔、15・・・・・
・ナツト係合凹部、16・・・・・・鋸肉条、20・・
・・・・固定具挿入孔。
本考案クリップの取付状態を示す断面図、第3図は同拡
大断面図、第4図はクリップの斜視図、第5図はナツト
逃げ凹部の異なる例を示す側面図、第6図は肉条の異な
る例を示す側面図、第7図はハーネス抱持部の異なる例
を示す断面図である。 5・・・・・・ハーネス、6・・・・・・取付ボルト、
6a・・・・・ボルトネジ部、7・・・・・・パネル材
、10・・・・・締付ナツト、11・・・・・・クリッ
プ、12・・・・・・ベース部、13・・・・・・ハー
ネス抱持部、14・・・・・・嵌挿孔、15・・・・・
・ナツト係合凹部、16・・・・・・鋸肉条、20・・
・・・・固定具挿入孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ハーネス等抱持部とベース部とを合成樹脂によって
一体的に形成し、該ベース部にパネル材を貫通した固定
具に前記ハーネス等抱持部の位置を該固定具を中心に円
周方向に選択可能に挿入する固定具挿入孔を形成すると
共に、該固定具挿入孔に前記固定具に係合する係合部を
形成し、前記固定具に固定具挿入孔を嵌挿して該固定具
と係合部との係合によりベース部を固定できるようにし
たことを特徴とするハーネス等保持用クリップ。 2 固定具が取付ボルトであり、かつ固定具挿入孔の係
合部が該取付ボルトのネジ部に係合する肉条である実用
新案登録請求の範囲第1項記載のハーネス等保持用クリ
ップ。 3 肉条が取付ボルトのネジ部に係合する多数の鋸肉条
であって、該鋸肉条は挿入荷重が小で抜荷型が犬となる
如く一方向に傾斜成形してなる実用新案登録請求の範囲
第2項記載のハ・−ホス等保持用クリップ。 4 肉条が取付ボルトのネジ部に係合するリング溝又は
酸ネジである実用新案登録請求の範囲第2項記載のハー
ネス等保持用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978117563U JPS58336Y2 (ja) | 1978-08-26 | 1978-08-26 | ハ−ネス等保持用クリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978117563U JPS58336Y2 (ja) | 1978-08-26 | 1978-08-26 | ハ−ネス等保持用クリツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5535834U JPS5535834U (ja) | 1980-03-07 |
JPS58336Y2 true JPS58336Y2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=29071123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978117563U Expired JPS58336Y2 (ja) | 1978-08-26 | 1978-08-26 | ハ−ネス等保持用クリツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58336Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE8034763U1 (de) * | 1980-12-29 | 1981-06-04 | Tucker Gmbh, 6300 Giessen | Plastikschelle zur halterung von rohren o.dgl. |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4524211Y1 (ja) * | 1967-05-08 | 1970-09-22 |
-
1978
- 1978-08-26 JP JP1978117563U patent/JPS58336Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4524211Y1 (ja) * | 1967-05-08 | 1970-09-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5535834U (ja) | 1980-03-07 |
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