JP2604442Y2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
- Publication number
- JP2604442Y2 JP2604442Y2 JP1993005500U JP550093U JP2604442Y2 JP 2604442 Y2 JP2604442 Y2 JP 2604442Y2 JP 1993005500 U JP1993005500 U JP 1993005500U JP 550093 U JP550093 U JP 550093U JP 2604442 Y2 JP2604442 Y2 JP 2604442Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- lamp socket
- insertion hole
- fixed
- fixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、天井に埋設したダウ
ンライト等の照明器具に関するものである。
ンライト等の照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の照明器具を図4ないし図6に示
す。図4において、30は器具本体であり、31は器具
本体30内に設置した反射板である。また、32はラン
プソケットであり、ソケット固定金具33を介して器具
本体30にねじ34にて固定されている。ランプソケッ
ト32は、反射板31に形成したソケット挿通孔35に
挿通され、かつランプ36が装着されている。
す。図4において、30は器具本体であり、31は器具
本体30内に設置した反射板である。また、32はラン
プソケットであり、ソケット固定金具33を介して器具
本体30にねじ34にて固定されている。ランプソケッ
ト32は、反射板31に形成したソケット挿通孔35に
挿通され、かつランプ36が装着されている。
【0003】図5および図6は他の従来例であり、図6
に示すようにソケット固定金具37には、ランプソケッ
ト32をねじ止めするためのソケット取付用孔38と、
器具本体30にねじ止めするためのタップ孔39ならび
に位置決め用ボス40が形成されている。ソケット固定
金具37は、ボス40を器具本体30に形成した凹部
(図示せず)に嵌合して位置決めを行い、ねじ41(図
5)を器具本体30に挿通しかつタップ孔39に締結し
て、器具本体30に固定する。
に示すようにソケット固定金具37には、ランプソケッ
ト32をねじ止めするためのソケット取付用孔38と、
器具本体30にねじ止めするためのタップ孔39ならび
に位置決め用ボス40が形成されている。ソケット固定
金具37は、ボス40を器具本体30に形成した凹部
(図示せず)に嵌合して位置決めを行い、ねじ41(図
5)を器具本体30に挿通しかつタップ孔39に締結し
て、器具本体30に固定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の照明器具の場
合、ランプソケット32をソケット固定金具33,37
にて器具本体30に固定した状態で、反射板31を器具
本体30内に設置している。このため、反射板31のソ
ケット挿通孔35は、ランプソケット32が傾斜した姿
勢でも入るように、ランプソケット32の外径よりもか
なり大きめの内径を有している。したがって、ランプソ
ケット32の周囲に大きな隙間が生じ、気密性ならびに
防音性に劣るという問題があった。
合、ランプソケット32をソケット固定金具33,37
にて器具本体30に固定した状態で、反射板31を器具
本体30内に設置している。このため、反射板31のソ
ケット挿通孔35は、ランプソケット32が傾斜した姿
勢でも入るように、ランプソケット32の外径よりもか
なり大きめの内径を有している。したがって、ランプソ
ケット32の周囲に大きな隙間が生じ、気密性ならびに
防音性に劣るという問題があった。
【0005】また、ソケット挿通孔35の径が大きいた
め、ランプソケット32の回り止めとして、ソケット固
定金具33,37の2箇所を器具本体30に固定してい
る。すなわち、図4の従来例では、2本のねじ34にて
固定しており、図5の従来例では、ボス40で位置決め
しておいて、ねじ41にて固定している。このように、
ランプソケット32の回り止めのために、2本のねじ3
4やボス40等が必要となり、構造が複雑化し、コスト
も高くなるという問題があった。
め、ランプソケット32の回り止めとして、ソケット固
定金具33,37の2箇所を器具本体30に固定してい
る。すなわち、図4の従来例では、2本のねじ34にて
固定しており、図5の従来例では、ボス40で位置決め
しておいて、ねじ41にて固定している。このように、
ランプソケット32の回り止めのために、2本のねじ3
4やボス40等が必要となり、構造が複雑化し、コスト
も高くなるという問題があった。
【0006】したがって、この考案の目的は、気密性な
らびに防音性に優れ、構造が簡単でコストの低減が図
れ、ランプソケットの固定が確実に行え、しかもランプ
ソケットと反射板の絶縁保護が確実に行える照明器具を
提供することである。
らびに防音性に優れ、構造が簡単でコストの低減が図
れ、ランプソケットの固定が確実に行え、しかもランプ
ソケットと反射板の絶縁保護が確実に行える照明器具を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案の照明器具は、
ランプソケットの外径より若干大きく形成したソケット
挿通孔を有した反射板と、前記ソケット挿通孔に挿通し
たランプソケットと、前記ランプソケットの後端部から
外嵌して前端を前記ソケット挿通孔の縁部に対面する有
底筒状の防音パッキングと、一端を前記ランプソケット
の後端部に前記防音パッキングを介して固着具にて固定
し他端を前記反射板の外面に1本の固着具にて固定しか
つ前記防音パッキンの前端を前記ソケット挿通孔の縁部
に押し付けるソケット固定具とを備え、前記反射板が中
間部に段部のある略ラッパ形をなし、前記ソケット固定
具の前記他端を当接する平面を前記反射板の頂部に前記
1本の固着具が取付けられる程度の大きさに形成し、か
つ前記ソケット挿通孔を前記段部から離れた前記反射板
の頂部側に形成したことを特徴とするものである。
ランプソケットの外径より若干大きく形成したソケット
挿通孔を有した反射板と、前記ソケット挿通孔に挿通し
たランプソケットと、前記ランプソケットの後端部から
外嵌して前端を前記ソケット挿通孔の縁部に対面する有
底筒状の防音パッキングと、一端を前記ランプソケット
の後端部に前記防音パッキングを介して固着具にて固定
し他端を前記反射板の外面に1本の固着具にて固定しか
つ前記防音パッキンの前端を前記ソケット挿通孔の縁部
に押し付けるソケット固定具とを備え、前記反射板が中
間部に段部のある略ラッパ形をなし、前記ソケット固定
具の前記他端を当接する平面を前記反射板の頂部に前記
1本の固着具が取付けられる程度の大きさに形成し、か
つ前記ソケット挿通孔を前記段部から離れた前記反射板
の頂部側に形成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】この考案の構成によれば、ランプソケットに有
底筒状の防音パッキングを外嵌し、ソケット固定具の一
端を固着具にて防音パッキングを介してランプソケット
の後端部に固定し、他端を反射板の外面に固着具にて固
定したので、反射板を器具本体内に設置する前に、直接
反射板にランプソケットを挿通して取り付けることがで
きる。このため、反射板に形成したソケット挿通孔は、
ランプソケットの外径より若干大きく形成してあれば、
ランプソケットを挿通することができる。このように、
ソケット挿通孔の内径をランプソケットの外径より若干
大きめに形成したので、ランプソケットがソケット挿通
孔の内周に当接し回り止めされる。したがって、ソケッ
ト固定具と反射板との固定を、1本の固着具にて行って
も、ランプソケットの回り止めが確実に行える。また防
音パッキングの前端がソケット挿通孔の縁部に密接する
ので、ランプソケットの周囲に隙間がほとんどなく、気
密性ならびに防音性に優れ、しかも1本の固着具で固定
しているので、構造が簡単でコストの低減が図れる。ま
た、ソケット固定具にてランプソケットを反射板に確実
に固定でき、ランプソケットが安定すると共に、防音パ
ッキングも固着具にて強固に固定でき、ランプ着脱時に
ランプソケットの口金と反射板の絶縁保護が確実に行な
える。さらに例えばラッパ形の反射板の頂部に2本以上
の固着具で固定できる大きさの平面を形成したもので
は、頂部の曲面が少なくなるとともに平面部分と段部と
の距離が短くなるのでソケット挿通孔が段部にかかり防
音パッキングをソケット挿通孔の縁部に隙間なく密着さ
せるために押え具が別途に必要であり、押え具を固定す
るためにも固着具が2本以上必要になってくるのに対し
て、本考案では1本の固着具が固定できる程度の大きさ
の平面を形成したので、頂部の曲面を多くとることがで
き反射板として好ましいとともに、平面部分と段部との
間の距離を長くできソケット挿通孔を段部にかからずに
頂部側に位置させることができるので、押え具を必要と
することなく防音パッキングの前端をソケット挿通孔の
縁部に隙間なく密接でき、そのため部品点数を削減でき
る。
底筒状の防音パッキングを外嵌し、ソケット固定具の一
端を固着具にて防音パッキングを介してランプソケット
の後端部に固定し、他端を反射板の外面に固着具にて固
定したので、反射板を器具本体内に設置する前に、直接
反射板にランプソケットを挿通して取り付けることがで
きる。このため、反射板に形成したソケット挿通孔は、
ランプソケットの外径より若干大きく形成してあれば、
ランプソケットを挿通することができる。このように、
ソケット挿通孔の内径をランプソケットの外径より若干
大きめに形成したので、ランプソケットがソケット挿通
孔の内周に当接し回り止めされる。したがって、ソケッ
ト固定具と反射板との固定を、1本の固着具にて行って
も、ランプソケットの回り止めが確実に行える。また防
音パッキングの前端がソケット挿通孔の縁部に密接する
ので、ランプソケットの周囲に隙間がほとんどなく、気
密性ならびに防音性に優れ、しかも1本の固着具で固定
しているので、構造が簡単でコストの低減が図れる。ま
た、ソケット固定具にてランプソケットを反射板に確実
に固定でき、ランプソケットが安定すると共に、防音パ
ッキングも固着具にて強固に固定でき、ランプ着脱時に
ランプソケットの口金と反射板の絶縁保護が確実に行な
える。さらに例えばラッパ形の反射板の頂部に2本以上
の固着具で固定できる大きさの平面を形成したもので
は、頂部の曲面が少なくなるとともに平面部分と段部と
の距離が短くなるのでソケット挿通孔が段部にかかり防
音パッキングをソケット挿通孔の縁部に隙間なく密着さ
せるために押え具が別途に必要であり、押え具を固定す
るためにも固着具が2本以上必要になってくるのに対し
て、本考案では1本の固着具が固定できる程度の大きさ
の平面を形成したので、頂部の曲面を多くとることがで
き反射板として好ましいとともに、平面部分と段部との
間の距離を長くできソケット挿通孔を段部にかからずに
頂部側に位置させることができるので、押え具を必要と
することなく防音パッキングの前端をソケット挿通孔の
縁部に隙間なく密接でき、そのため部品点数を削減でき
る。
【0009】
【実施例】この考案の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。図1において、10は天井に埋設した器
具本体であり、11は器具本体10内に設置した反射板
である。この反射板11は、図1に示すように中間部に
段部のある略ラッパ形をなし、ソケット固定具13の端
部を当接する平面を反射板11の頂部に1本の固着具が
取付けられる程度の大きさに形成し、かつソケット挿通
孔14を段部から離れた反射板11の頂部側に形成して
いる。また、12はランプソケットであり、ソケット固
定具13にて反射板11に固定されている。
いて説明する。図1において、10は天井に埋設した器
具本体であり、11は器具本体10内に設置した反射板
である。この反射板11は、図1に示すように中間部に
段部のある略ラッパ形をなし、ソケット固定具13の端
部を当接する平面を反射板11の頂部に1本の固着具が
取付けられる程度の大きさに形成し、かつソケット挿通
孔14を段部から離れた反射板11の頂部側に形成して
いる。また、12はランプソケットであり、ソケット固
定具13にて反射板11に固定されている。
【0010】図2は、ランプソケット12の取付部分を
表しており、反射板11に形成したランプソケット12
より若干大きめのソケット挿通孔14にランプソケット
12が挿通してある。図3は、ソケット固定具13の斜
視図を表しており、Z形鋼にて形成され、一端に一対の
ソケット取付用孔15を有し、他端に1個のタップ孔1
6を有している。
表しており、反射板11に形成したランプソケット12
より若干大きめのソケット挿通孔14にランプソケット
12が挿通してある。図3は、ソケット固定具13の斜
視図を表しており、Z形鋼にて形成され、一端に一対の
ソケット取付用孔15を有し、他端に1個のタップ孔1
6を有している。
【0011】ランプソケット12は、図2に示すよう
に、ソケット固定具13のソケット取付用孔15に挿通
した一対のねじ17にて、ソケット固定具13に締結固
定されている。ソケット固定具13は、固着具である1
本のねじ18を反射板11の中央天面に設けた挿通孔に
挿通しタップ孔16に締結して、反射板11に固定され
ている。
に、ソケット固定具13のソケット取付用孔15に挿通
した一対のねじ17にて、ソケット固定具13に締結固
定されている。ソケット固定具13は、固着具である1
本のねじ18を反射板11の中央天面に設けた挿通孔に
挿通しタップ孔16に締結して、反射板11に固定され
ている。
【0012】図1において、ランプソケット12に装着
したランプ19の中心は、反射板11の中心に位置して
いる。さらに、ランプソケット12の外周面にはゴム製
の防音パッキング20が取付られている。すなわち、ラ
ンプソケット12に有底筒状の防音パッキング20を外
嵌し、ソケット固定具13の一端を固着具17にて防音
パッキング20を介してランプソケット12の後端部に
固定し、防音パッキング20の前端をソケット挿通孔1
4の縁部に押付けている。このように構成された照明器
具によると、ランプソケット12はソケット固定具13
を介して反射板11に取付られているので、ランプソケ
ット12を反射板11に形成したソケット挿通孔14に
真っ直ぐに挿入することができる。したがって、ソケッ
ト挿通孔14の内径はランプソケット12の外径より若
干大きめに形成すればよく、ランプソケット12の外周
がソケット挿通孔14の内周に当接して回り止めとな
る。よって、ソケット固定具13と反射板11の固定を
1本のねじ18で行っても、ランプソケット12の回り
止めが確実に行える。このように、ランプソケット12
の周囲に隙間がほとんどなく、気密性ならびに防音性に
優れている。
したランプ19の中心は、反射板11の中心に位置して
いる。さらに、ランプソケット12の外周面にはゴム製
の防音パッキング20が取付られている。すなわち、ラ
ンプソケット12に有底筒状の防音パッキング20を外
嵌し、ソケット固定具13の一端を固着具17にて防音
パッキング20を介してランプソケット12の後端部に
固定し、防音パッキング20の前端をソケット挿通孔1
4の縁部に押付けている。このように構成された照明器
具によると、ランプソケット12はソケット固定具13
を介して反射板11に取付られているので、ランプソケ
ット12を反射板11に形成したソケット挿通孔14に
真っ直ぐに挿入することができる。したがって、ソケッ
ト挿通孔14の内径はランプソケット12の外径より若
干大きめに形成すればよく、ランプソケット12の外周
がソケット挿通孔14の内周に当接して回り止めとな
る。よって、ソケット固定具13と反射板11の固定を
1本のねじ18で行っても、ランプソケット12の回り
止めが確実に行える。このように、ランプソケット12
の周囲に隙間がほとんどなく、気密性ならびに防音性に
優れている。
【0013】また、一本のねじ18でソケット固定具1
3を反射板11に固定するので、従来の2本のねじ止め
やボスにる位置決め構造に比べ、構造が簡単となり、組
立性が良く、コストの低減が図れる。さらに、ランプソ
ケット12に有底筒状の防音パッキング20を外嵌し、
ソケット固定具13の一端をねじ17にて防音パッキン
グ20を介してランプソケット12の後端部に固定し、
他端を反射板11の外面に固着具ねじ18にて固定した
ので、ソケット固定具13にてランプソケット12を反
射板11に確実に固定でき、ランプソケット12が安定
すると共に、防音パッキング20もねじ17にて強固に
固定でき、ランプ着脱時にランプソケット12の口金と
反射板11の絶縁保護が確実に行える。
3を反射板11に固定するので、従来の2本のねじ止め
やボスにる位置決め構造に比べ、構造が簡単となり、組
立性が良く、コストの低減が図れる。さらに、ランプソ
ケット12に有底筒状の防音パッキング20を外嵌し、
ソケット固定具13の一端をねじ17にて防音パッキン
グ20を介してランプソケット12の後端部に固定し、
他端を反射板11の外面に固着具ねじ18にて固定した
ので、ソケット固定具13にてランプソケット12を反
射板11に確実に固定でき、ランプソケット12が安定
すると共に、防音パッキング20もねじ17にて強固に
固定でき、ランプ着脱時にランプソケット12の口金と
反射板11の絶縁保護が確実に行える。
【0014】
【考案の効果】この考案の構成によれば、ランプソケッ
トに有底筒状の防音パッキングを外嵌し、ソケット固定
具の一端を固着具にて防音パッキングを介してランプソ
ケットの後端部に固定し、他端を反射板の外面に固着具
にて固定したので、反射板を器具本体内に設置する前
に、直接反射板にランプソケットを挿通して取り付ける
ことができる。このため、反射板に形成したソケット挿
通孔は、ランプソケットの外径より若干大きく形成して
あれば、ランプソケットを挿通することができる。この
ように、ソケット挿通孔の内径をランプソケットの外径
より若干大きめに形成したので、ランプソケットがソケ
ット挿通孔の内周に当接し回り止めされる。したがっ
て、ソケット固定具と反射板との固定を、1本の固着具
にて行っても、ランプソケットの回り止めが確実に行え
る。また防音パッキングの前端がソケット挿通孔の縁部
に密接するので、ランプソケットの周囲に隙間がほとん
どなく、気密性ならびに防音性に優れ、しかも1本の固
着具で固定しているので、構造が簡単でコストの低減が
図れる。また、ソケット固定具にてランプソケットを反
射板に確実に固定でき、ランプソケットが安定すると共
に、防音パッキングも固着具にて強固に固定でき、ラン
プ着脱時にランプソケットの口金と反射板の絶縁保護が
確実に行なえる。さらに例えはラッパ形の反射板の頂部
に2本以上の固着具で固定できる大きさの平面を形成し
たものでは、頂部の曲面が少なくなるとともに平面部分
と段部との距離が短くなるのでソケット挿通孔が段部に
かかり防音パッキングをソケット挿通孔の縁部に隙間な
く密着させるために押え具が別途に必要であり、押え具
を固定するためにも固着具が2本以上必要になってくる
のに対して、本考案では1本の固着具が固定できる程度
の大きさの平面を形成したので、頂部の曲面を多くとる
ことができ反射板として好ましいとともに、平面部分と
段部との間の距離を長くできソケット挿通孔を段部にか
からずに頂部側に位置させることができるので、押え具
を必要とすることなく防音パッキングの前端をソケット
挿通孔の縁部に隙間なく密接でき、そのため部品点数を
削減できる。
トに有底筒状の防音パッキングを外嵌し、ソケット固定
具の一端を固着具にて防音パッキングを介してランプソ
ケットの後端部に固定し、他端を反射板の外面に固着具
にて固定したので、反射板を器具本体内に設置する前
に、直接反射板にランプソケットを挿通して取り付ける
ことができる。このため、反射板に形成したソケット挿
通孔は、ランプソケットの外径より若干大きく形成して
あれば、ランプソケットを挿通することができる。この
ように、ソケット挿通孔の内径をランプソケットの外径
より若干大きめに形成したので、ランプソケットがソケ
ット挿通孔の内周に当接し回り止めされる。したがっ
て、ソケット固定具と反射板との固定を、1本の固着具
にて行っても、ランプソケットの回り止めが確実に行え
る。また防音パッキングの前端がソケット挿通孔の縁部
に密接するので、ランプソケットの周囲に隙間がほとん
どなく、気密性ならびに防音性に優れ、しかも1本の固
着具で固定しているので、構造が簡単でコストの低減が
図れる。また、ソケット固定具にてランプソケットを反
射板に確実に固定でき、ランプソケットが安定すると共
に、防音パッキングも固着具にて強固に固定でき、ラン
プ着脱時にランプソケットの口金と反射板の絶縁保護が
確実に行なえる。さらに例えはラッパ形の反射板の頂部
に2本以上の固着具で固定できる大きさの平面を形成し
たものでは、頂部の曲面が少なくなるとともに平面部分
と段部との距離が短くなるのでソケット挿通孔が段部に
かかり防音パッキングをソケット挿通孔の縁部に隙間な
く密着させるために押え具が別途に必要であり、押え具
を固定するためにも固着具が2本以上必要になってくる
のに対して、本考案では1本の固着具が固定できる程度
の大きさの平面を形成したので、頂部の曲面を多くとる
ことができ反射板として好ましいとともに、平面部分と
段部との間の距離を長くできソケット挿通孔を段部にか
からずに頂部側に位置させることができるので、押え具
を必要とすることなく防音パッキングの前端をソケット
挿通孔の縁部に隙間なく密接でき、そのため部品点数を
削減できる。
【図1】この考案の一実施例の断面図である。
【図2】この考案の一実施例の部分断面図である。
【図3】この考案の一実施例のソケット固定具の斜視図
である。
である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】他の従来例の断面図である。
【図6】従来例のソケット固定金具の斜視図である。
10 器具本体 11 反射板 12 ランプソケット 13 ソケット固定具 14 ソケット挿通孔 18 固着具
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−53026(JP,U) 実開 平5−57704(JP,U) 実開 昭55−123123(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21V 19/00 F21S 8/02
Claims (1)
- 【請求項1】 ランプソケットの外径より若干大きく形
成したソケット挿通孔を有した反射板と、前記ソケット
挿通孔に挿通したランプソケットと、前記ランプソケッ
トの後端部から外嵌して前端を前記ソケット挿通孔の縁
部に対面する有底筒状の防音パッキングと、一端を前記
ランプソケットの後端部に前記防音パッキングを介して
固着具にて固定し他端を前記反射板の外面に1本の固着
具にて固定しかつ前記防音パッキンの前端を前記ソケッ
ト挿通孔の縁部に押し付けるソケット固定具とを備え、
前記反射板が中間部に段部のある略ラッパ形をなし、前
記ソケット固定具の前記他端を当接する平面を前記反射
板の頂部に前記1本の固着具が取付けられる程度の大き
さに形成し、かつ前記ソケット挿通孔を前記段部から離
れた前記反射板の頂部側に形成したことを特徴とする照
明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993005500U JP2604442Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993005500U JP2604442Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664319U JPH0664319U (ja) | 1994-09-09 |
JP2604442Y2 true JP2604442Y2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=11612946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993005500U Expired - Lifetime JP2604442Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604442Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7569060B2 (ja) * | 2020-05-14 | 2024-10-17 | アイリスオーヤマ株式会社 | 照明装置 |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP1993005500U patent/JP2604442Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0664319U (ja) | 1994-09-09 |
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