JPH078385Y2 - リヤスポイラ - Google Patents

リヤスポイラ

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JPH078385Y2
JPH078385Y2 JP1988035550U JP3555088U JPH078385Y2 JP H078385 Y2 JPH078385 Y2 JP H078385Y2 JP 1988035550 U JP1988035550 U JP 1988035550U JP 3555088 U JP3555088 U JP 3555088U JP H078385 Y2 JPH078385 Y2 JP H078385Y2
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JP
Japan
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lighting device
rear spoiler
spoiler
lower cover
vehicle
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JP1988035550U
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English (en)
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JPH01138873U (ja
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勉 清水
幹雄 片嶋
裕之 高橋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両に取り付けられるリヤスポイラに関する。
[従来の技術] 車両高速走行時の車両走行安定性を図るため車両のラツ
ゲージドアにはリヤスポイラが取り付けられる(実開昭
61-124482号)。
このリヤスポイラは車両のラツゲージドア上に取り付け
られるため、走行中後続車からの視認性が高いことか
ら、近年リヤスポイラにストツプランプ等の灯火装置を
取り付ける場合が多くなっている。
しかし、従来リヤスポイラに灯火装置を取りつける場合
は第7図に示すようにリヤスポイラ80の後方側部にボル
ト孔82(想像線で示す)を形成し、灯火装置84をリヤス
ポイラ後部下方に配置して前記ボルト孔82にボルト86
(想像線で示す)等の締結具を挿入してリヤスポイラ80
に灯火装置84を固着して取り付けていた。
しかし、このようにして灯火装置84を取り付けたリヤス
ポイラ80はリヤスポイラ80と灯火装置84とが別体である
ため、車両後部の意匠が好ましくなかった。
そこで、リヤスポイラの本体後部に切欠部を形成し、こ
の切欠部にストツプランプ等の灯火装置を収容して灯火
装置を取り付けたリヤスポイラが提案されている(実開
昭61-190779号)。
しかし、車両購入者には自己の好み等からリヤスポイラ
に灯火装置を取り付けない者も多くいる。
ところが、上述したようなリヤスポイラ本体に切欠部を
形成したタイプのリヤスポイラでは灯火装置を取り付け
ないと切欠部が切り欠かれた状態のままなので、リヤス
ポイラの剛性が弱くなるため、物の合せが悪くなると共
に、見切り線がきれいにとれず見栄えが悪くなったり、
切欠部から雨水等がリヤスポイラ本体内に入ってしまう
という問題があった。
このため、灯火装置を取り付ける場合と取り付けない場
合を考慮して切欠部を形成したリヤスポイラと切欠部を
形成しないリヤスポイラの二種類のリヤスポイラを製造
する必要がありコストが高くなるという不具合があっ
た。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記事実を考慮して、リヤスポイラにストツプ
ランプ等の灯火装置を取り付けるか否かに拘らず、一種
類のリヤスポイラで兼用可能にすると共に、灯火装置を
取り付けても車両後方の意匠が損なわれることなく、ま
た剛性が強いリヤスポイラを提供することが目的であ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案はアツパカバーとロアカバーとが結合されて内方
に空間部が形成されたリヤスポイラであって、このリヤ
スポイラ内部に前記アツパカバーとロアカバーの双方若
しくはどちらか一方に平面視でコ字形状に立設されリヤ
スポイラ後端面とで灯火装置収容室を形成する壁部を有
し、前記灯火装置収容室に対応する部分のリヤスポイラ
後端面に開口部を形成し、前記灯火装置収容室には灯火
装置を収容可能にしたことを特徴としている。
[作用] 上記構成の本考案では、リヤスポイラ内部に独立した灯
火装置収容室を形成してこの灯火装置収容室内に灯火装
置を収容することができるので灯火装置を取り付けた場
合でも車両後方の意匠を損なわないリヤスポイラにな
る。
また、灯火装置を取り付けるためリヤスポイラ後端面に
開口部を形成してもリヤスポイラ内には壁部が立設され
ているため、リヤスポイラの剛性が弱くなることはな
い。
[実施例] 第1図乃至第6図には、車両の後方に設置されたウイン
グタイプのリヤスポイラ10が示されている。
第2図で示すようにこのリヤスポイラ10は、中央に配置
されるメインスポイラ11及びその両側に配置されるサブ
スポイラ11Aとから構成されている。
第1図に示されるように、このメインスポイラ11は、ロ
アカバー12とアツパカバー14とから形成されている。
ロアカバー12は樹脂製で上面に開口部が形成され断面が
第1図に示すように皿状に形成されており、周縁の端面
は上方に向けられている。
このロアカバー12のラツゲージドア対応面には、ボルト
18が螺入され、これによりメインスポイラ11は車両に固
着されている。
また、このロアカバー12の端面は、内方半分が全周に亘
って突出され、この結果、ロアカバー12の端面には、低
位面22と高位面24が形成されている。
ここで、この低位面22と高位面24とは、急傾斜の斜面部
26で連続されている。
さらに、ロアカバー12からは上方へ向けて支持壁28が立
設されている。第2図で示す如くこの支持壁28は、ロア
カバー12の車両上方から見てコ字形に立設され、第3図
で示すように先端部の車両前方方向に切欠部30が設けら
れていて、段差が形成されている。この支持壁28と前記
低位面22及び斜面部26とでアツパカバー14が支持されて
いる。
アツパカバー14は、ロアカバー12と同様に樹脂製で下面
に開口部が形成され断面が第1図に示すように皿状に形
成されている。このアツパカバー14の端面の肉厚は、ロ
アカバー12の低位面22の幅と同等にされている。また、
アツパカバー14の底面には、前記支持壁28の切欠部30に
対応して、突出壁32が形成されている。
このアッパカバー14の端面がロアカバー12の低位面22と
当接することにより、支持壁28の切欠部30と突出壁32の
端面が当接するようになっている。
そして、アツパカバー14とロアカバー12の前記当接面は
接着材34により密着接合されている。
従って、第2図に示すようにメインスポイラ11内には三
方をコ字形の支持壁28及び突出壁32からなる壁部33で、
一方をメインスポイラ11の後端面36で囲まれた灯火装置
収容室38が形成されることになる。
これによりメインスポイラ11の内部は灯火装置収容室38
とメインスポイラ本体室40とに完全に区分されることに
なる。
灯火装置収容室38を形成するメインスポイラ11の後端面
36の中間部にはメインスポイラ11の長手方向に沿って開
口部42がウオータジエツト加工等の適宜手段で形成され
ている。
第3図で示すようにこの灯火装置収容室38に対応するロ
アカバー12は切り欠きされている。そして、灯火装置収
容室38には灯火装置である発光ダイオード式ハイマウン
トストツプランプ(以下「LED44」と称す。)の発光部4
5が開口部42に対応して収容されている。
このLED44の車両前方方向側には肉厚の薄い継手部46が
形成されている。
また、第3図及び第4図に示すように灯火装置収容室38
内には予めリテーナ48が固着配設されており、前記継手
部46は前記リテーナ48と縦断面ハツト状のカバー50とに
より挟持されねじ52及びナツト54により固着されてい
る。
前記ねじ52に対応するカバー50の凹部56には補助カバー
58が嵌合されている。
次に本考案の実施例の作用について説明する。
メインスポイラ11の灯火装置収容室38にLED44を配設し
た場合、LED44はメインスポイラ11内に完全に収容され
るためLED44はリヤスポイラ10と一体となるので車両後
方部の意匠が悪くなるというようなことはない。
また、雨や跳ね水等が開口部42から灯火装置収容室38内
に入っても灯火装置収容室38の車両前方側及び左右両側
には支持壁28と突出壁32とにより壁部33が形成されてい
るので雨や跳ね水はメインスポイラ本体室40迄入ること
はない。このため、メインスポイラ本体室40から水が車
両本体内に入ったり、また経時的にリヤスポイラ10から
の水漏れ等は発生しない。
また、メインスポイラ11にLED44を取り付けない場合で
もメインスポイラ11の大部分を占めるメインスポイラ本
体室40には開口部は形成されていないのでメインスポイ
ラ11の剛性が弱くなることはない。
[考案の効果] 以上説明した如く、アツパカバーとロアカバーとが結合
されて内方に空間部が形成されたリヤスポイラであっ
て、このリヤスポイラ内部に前記アツパカバーとロアカ
バーの双方若しくはどちらか一方に平面視でコ字形状に
立設されリヤスポイラ後端部とで灯火装置収容室を形成
する壁部を有し、前記灯火装置収容室に対応する部分の
リヤスポイラ後端面に開口部を形成し、前記灯火装置収
容室には灯火装置を収容可能にしたので灯火装置をリヤ
スポイラに取り付けても灯火装置とリヤスポイラは一体
となるので車両後部の意匠が悪くなることはない。
また、灯火装置を取り付けるためにリヤスポイラ後端面
に開口部を形成してもリヤスポイラ内部には壁部が形成
されているのでリヤスポイラの剛性が弱くなるようなこ
とはない。
従って、リヤスポイラにストツプランプ等の灯火装置を
取り付けるか否かに拘らず、一種類のリヤスポイラで兼
用可能にすると共に、灯火装置を取り付けても車両後方
の意匠が損なわれることなく、また剛性が強いという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図には本考案に係るリヤスポイラが示さ
れており、第1図は縦断面図、第2図は全体斜視図、第
3図は灯火装置を収納した状態のリヤスポイラの部分縦
断面図、第4図は第3図のIV-IV線矢視断面図、第5図
はリヤスポイラの一部平面図、第6図は第5図における
VI-VI線矢視断面図、第7図は従来のリヤスポイラの縦
断面図である。 10……リヤスポイラ、12……ロアカバー、14……アツパ
カバー、28……支持壁、32……突出壁、33……壁部、36
……後端面(リヤスポイラ後端面)、38……灯火装置収
容室、42……開口部、44……LED(灯火装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高橋 裕之 愛知県西加茂郡三好町大字福谷字大沢14番 地 内浜工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−38230(JP,A) 実開 昭61−192980(JP,U) 実開 昭63−51848(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アツパカバーとロアカバーとが結合されて
    内方に空間部が形成されたリヤスポイラであって、この
    リヤスポイラ内部に前記アツパカバーとロアカバーの双
    方若しくはどちらか一方に平面視でコ字形状に立設され
    リヤスポイラ後端面とで灯火装置収容室を形成する壁部
    を有し、前記灯火装置収容室に対応する部分のリヤスポ
    イラ後端面に開口部を形成し、前記灯火装置収容室には
    灯火装置を収容可能にしたことを特徴とするリヤスポイ
    ラ。
JP1988035550U 1988-03-17 1988-03-17 リヤスポイラ Expired - Lifetime JPH078385Y2 (ja)

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