JPH0525964Y2 - - Google Patents

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JPH0525964Y2
JPH0525964Y2 JP1986162369U JP16236986U JPH0525964Y2 JP H0525964 Y2 JPH0525964 Y2 JP H0525964Y2 JP 1986162369 U JP1986162369 U JP 1986162369U JP 16236986 U JP16236986 U JP 16236986U JP H0525964 Y2 JPH0525964 Y2 JP H0525964Y2
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JP
Japan
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harness
harness protector
protector
vehicle body
attached
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JP1986162369U
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JPS6369065U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、自動車における各種のハーネスを
整然と配線して固定するためのハーネスプロテク
タの支持構造に関する。
《従来の技術》 周知のように、自動車には何本ものハーネスが
引き回されて配線されている。そして、これらハ
ーネスを狭いスペースの所に通す場合に、車体に
当たつて損傷しないように当該ハーネスを包囲し
て保護するとともに、所定の姿態に保持してハー
ネスの要所要所を車体の所定箇所に固定するため
に、ハーネスプロテクタが用いられている。例え
ば実開昭55−130529号公報に開示されているよう
に、車体パネル側に簡単な作業で正確に取付けら
れるようにした各種のハーネスプロテクタが考案
されている。
《考案が解決しようとする問題点》 一般的な自動車おいても、車体の同一箇所に2
本のハーネスが近接して配線される場合がある。
このような場合従来は、第1ハーネスに保持する
第1ハーネスプロテクタを車体パネル側に取付け
るとともに、第2ハーネスを保持する第2ハーネ
スプロテクタをやはり車体パネル側に取付けてい
た。
このように二つのハーネスプロテクタを近接し
た位置でそれぞれ車体パネル側に取付けるには、
設置スペースの面で取付が非常に面倒になつた
り、車体パネル側に二つのハーネスプロテクタを
取付けるための面倒な加工が必要であつたり、取
付け位置の関係で二つのハーネスを望ましい姿態
で保持できないなどの問題を生じていた。
そこで、二つのハーネスを一つのハーネスプロ
テクタでまとめて保持し、これを車体パネル側に
取付けることが考えられる。しかしこの場合、メ
ンテナンス等で二つのハーネスを別々に取扱う際
に非常に不便になる、という別の新たな問題が生
じてしまう。
また、オプシヨンが追加されるなどして、狭い
配設スペースの所に新たに別のハーネスを追加し
て通したいという要求が生じた場合、車体への当
たりを考えると、この新たなハーネスにもプロテ
クタを設ける必要がある。しかし、もともとスペ
ース的に厳しい状況にあるため、車体側に追加ハ
ーネスのプロテクタ用の取付部を設けることは困
難である。
そこで、実開昭55−104554号公報に開示されて
いるように、既設のプロテクタに予め追加ハーネ
ス用のプロテクタを形成しておくことも考えられ
るが、その狭い所に配設されたプロテクタに、後
から追加ハーネスを押し込んで挿通させるのは困
難で作業性が悪く、組立性に難がある。
この考案は上述した従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は、二つのハーネスをそれぞ
れ単独で取扱うことができ、しかも車体パネル側
に対する取付け上の制約が少なくなり、かつ追加
ハーネスを配設する場合の取付け作業性を向上し
得るようにしたハーネスプロテクタの支持構造を
提供することにある。
《問題点を解決するための手段》 そこでこの考案では、第1ハーネスを保持する
第1ハーネスプロテクタを車体パネル側の取付母
体に取付けるとともに、第2ハーネスを保持する
第2ハーネスプロテクタを、当該第2ハーネスプ
ロテクタと上記第1ハーネスプロテクタとに設け
た係合部によつて上記第1ハーネスプロテクタに
着脱自在に取付けるようにした。
《作用》 上記第2ハーネスプロテクタは上記第1ハーネ
スプロテクタを介して間接的に車体パネル側の取
付母体に支持される。上記第1ハーネスプロテク
タから上記第2ハーネスプロテクタを取外せば、
二つのハーネスは別々に取扱える。また特に、上
記第2ハーネスが販売店などで装着されるオプシ
ヨン品の追加ハーネスであるときは、まず追加ハ
ーネスとしての第2ハーネスに第2ハーネスプロ
テクタを装着してから、この第2ハーネスプロテ
クタをすでに車体側に取り付けられている第1ハ
ーネスプロテクタに固定すれば良いから、その組
み付け作業性が格段に良くなる。
《実施例》 第1図はこの考案の一実施例の構造を示してい
る。1は前述の第1ハーネスに相当するダツシユ
ハーネスで、メータやスイツチそれにヒユーズ関
係の多数の電線を結束したもので、ダツシユボー
ド下に配線され、その一端はヒユーズボツクス2
に接続されている。
ヒユーズボツクス2はヒンジピラーの内側に当
たる車体パネル3に、ブラケツト4を介してネジ
止めで固定されている。
5はダツシユハーネス1のヒユーズボツクス2
近い部分を保持する第1ハーネスプロテクタで、
ダツシユハーネス1を内挿する樋状のプラスチツ
ク部品である。この第1ハーネスプロテクタ5は
車体パネル3に固定されたヒユーズボツクス2の
側面に取付けられる。つまりヒユーズボツクス2
が車体パネル側の取付母体である。図示省略して
いるが、第1ハーネスプロテクタ5にはヒユーズ
ボツクス2のクリツプに嵌合するクリツプが一体
に形成してあり、これらクリツプの弾性的な嵌合
によつてプロテクタ5がヒユーズボツクス2の側
面に着脱自在に取付けられている。
6は前述の第2ハーネスに相当するフロントハ
ーネスで、エンジンルーム内から車室床面に沿つ
て配設される。このフロントハーネス6の途中に
やはり樋状のプラスチツク部品である第2ハーネ
スプロテクタ7が装着され、この第2ハーネスプ
ロテクタ7が第1ハーネスプロテクタ5に着脱自
在に取付けられる。
つまり、第1ハーネスプロテクタ5の外面にク
リツプ5aが一体的に形成されているとともに、
これに対応して第2ハーネスプロテクタ7の外面
にクリツプ7aが一体に形成されている。クリツ
プ5aに対してクリツプ7aを所定方向からスラ
イドさせて嵌合させると、これらの弾性によつて
両者はしつかりと結合される。また、クリツプ5
aとクリツプ7aの結合は着脱自在であり、また
両部品の位置決めの機能も持つている。
以上の実施例で明らかなように、第1ハーネス
プロテクタ5は車体パネル3側の取付母体である
ヒユーズボツクス2に取付けられ、第2ハーネス
プロテクタ7は第1ハーネスプロテクタ5と第2
ハーネスプロテクタ7とに設けた係合部(クリツ
プ5a,7a)によつて第1ハーネスプロテクタ
5に着脱自在に取付けられている。
第2図はこの考案の他の実施例を示している。
同図において、50は第1ハーネスプロテクタ、
70は第2ハーネスプロテクタである。第1ハー
ネスプロテクタ50には、これを車体パネル側の
取付母体に着脱自在に取付けるためのクリツプ5
1,52と、これに第2ハーネスプロテクタ70
を取付けるためのクリツプ53とが一体に形成さ
れている。第2ハーネスプロテクタ72は、第1
ハーネスプロテクタ50のクリツプ53に着脱自
在に嵌合するクリツプ71が一体に形成されてい
る。このクリツプ71とクリツプ53との係合に
よつて、第2ハーネスプロテクタ70は第1ハー
ネスプロテクタ50に取付けられる。
《考案の効果》 以上詳細に説明したように、この考案に係るハ
ーネスプロテクタの支持構造によれば、車体パネ
ル側の取付母体には第1ハーネスプロテクタのみ
を取付けるための構造を設ければよく、取付部分
のスペース面の制約は少なくなる。第2ハーネス
プロテクタは第1ハーネスプロテクタを介して車
体パネル側に固定され、しかも第2ハーネスプロ
テクタは第1ハーネスプロテクタに対して着脱自
在であるので、二つのハーネスをそれぞれ単独で
取扱うことができ、メンテナンスなどには非常に
好都合である。さらに、第2ハーネスが販売店な
どで装着されるオプシヨン品の追加ハーネスであ
るときは、まず追加ハーネスとしての第2ハーネ
スに第2ハーネスプロテクタを装着してから、こ
の第2ハーネスプロテクタをすでに車体側に取り
付けられている第1ハーネスプロテクタに固定す
れば良いから、その組み付け作業性が格段に良く
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による支持構造を
示す分解斜視図、第2図はこの考案の第2実施例
による第1ハーネスプロテクタと第2ハーネスプ
ロテクタを示す正面図である。 1……ダツシユハーネス(第1ハーネス)、2
……ヒユーズボツクス(取付母体)、3……車体
パネル、4……ブラケツト、5……第1ハーネス
プロテクタ、5a……クリツプ(係合部)、6…
…フロントハーネス(第2ハーネス)、7……第
2ハーネスプロテクタ、7a……クリツプ(係合
部)、50……第1ハーネスプロテクタ、53…
…クリツプ(係合部)、70……第2ハーネスプ
ロテクタ、71……クリツプ(係合部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1ハーネスを保持する第1ハーネスプロテク
    タを車体パネル側の取付母体に取付けるととも
    に、第2ハーネスを保持する第2ハーネスプロテ
    クタを、当該第2ハーネスプロテクタと上記第1
    ハーネスプロテクタとに設けた係合部によつて上
    記第1ハーネスプロテクタに着脱自在に取付けた
    ことを特徴とするハーネスプロテクタの支持構
    造。
JP1986162369U 1986-10-24 1986-10-24 Expired - Lifetime JPH0525964Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986162369U JPH0525964Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986162369U JPH0525964Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6369065U JPS6369065U (ja) 1988-05-10
JPH0525964Y2 true JPH0525964Y2 (ja) 1993-06-30

Family

ID=31089567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986162369U Expired - Lifetime JPH0525964Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

Country Status (1)

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JP (1) JPH0525964Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116184Y2 (ja) * 1979-01-17 1986-05-19
JPS61150508U (ja) * 1985-03-08 1986-09-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6369065U (ja) 1988-05-10

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