JPH0717596Y2 - 自動車用ダッシュハーネス配索構造 - Google Patents

自動車用ダッシュハーネス配索構造

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JPH0717596Y2
JPH0717596Y2 JP18496486U JP18496486U JPH0717596Y2 JP H0717596 Y2 JPH0717596 Y2 JP H0717596Y2 JP 18496486 U JP18496486 U JP 18496486U JP 18496486 U JP18496486 U JP 18496486U JP H0717596 Y2 JPH0717596 Y2 JP H0717596Y2
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JP
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harness
dash
instrument
instrument panel
wiring structure
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JP18496486U
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智朗 川崎
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Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のダッシュ部に配索されるダッシュハー
ネスの配索構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種の自動車用ダッシュハーネス配索構造とし
てはたとえば第3図に示すようなものがある(NISSANブ
ルーバードU11型車ダッシュハーネス配索図参照)。す
なわち100はダッシュハーネスで、車室内のダッシュア
ッパ部101下面に沿って配索されていた。このダッシュ
ハーネス100の一端はダッシュサイドにてマルチジャン
クション(集中結線部)102を介してエンジンルームの
バッテリ側のエンジンルームハーネスと接続され、他端
がブロワモータMやワイパモータ等に接続されていた。
また103はインストルメントパネル104に設けられるメー
ター,オーディオ,スイッチ等のインスト補機部品に接
続される補機部品用ハーネス106をユニット化したイン
ストサブハーネスであり、専用のマルチジャンクション
105によってエンジンルーム側のエンジンルームハーネ
スと接続されていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし斯かる従来例の場合には、インスト補機部品用ハ
ーネスであるインストサブハーネス103をインストルメ
ントパネル104に取付けた状態でインストルメントパネ
ル104が車体に組付けられるために、インストサブハー
ネス103の位置が制約されてしまいマルチジャンクショ
ン102に接続する際の作業性が悪いという問題があっ
た。またインストルメントパネル104にインストサブハ
ーネス103を組付けているので、インストルメントパネ
ル104自体の重量が重くなって作業性を一層悪くしてい
た。
本考案は上記した従来技術の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、インストサブ
ハーネスをインストルメントパネルとユニット化しない
で各インスト補機部品に配索し得る自動車用ダッシュハ
ーネス配索構造を提供し、もってダッシュハーネスの配
索およびインストルメントパネルの取付作業の作業性を
向上させることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案にあっては、車体ダ
ッシュ部の車室側に配索される自動車用ダッシュハーネ
ス配索構造において、インストルメントパネル内部を貫
通して両端がダッシュサイドに結合され、車体の車幅方
向に直線状に延びるインストメンバを前記インストルメ
ントパネルとは別体に構成し、複数のハーネス取付用ブ
ラケットの取付け穴がすべて同一直線上、同一方向を向
くようにして適宜間隔でもって前記インストメンバに固
設され、さらに、前記ハーネス取付用ブラケットの取付
け穴に嵌合される嵌合部を備えたホルダークランプを介
してダッシュハーネスが係止固定され、前記インストル
メントパネルに配設される補機部品に接続可能とした補
機部品用ハーネスを前記ダッシュハーネスから分岐せし
めて成ることを特徴とする。
(作用) 而してダッシュハーネスはインストルメントパネルを車
体に組付ける前に、複数のハーネス取付用ブラケットの
取付け穴がすべて同一直線上、同一方向を向くようにし
て適宜間隔でもって前記インストメンバに固設され、前
記ハーネス取付用ブラケットの取付け穴にホルダークラ
ンプを介してダッシュハーネスが係止固定され、その後
インストルメントパネルを組付けてダッシュハーネスか
ら分岐した各補機部品用ハーネスを各種インスト補機部
品に接続する。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。本考
案の一実施例に係る自動車用ダッシュハーネス配索構造
を示す第1図および第2図において、1はダッシュハー
ネスを示しており、このダッシュハーネス1は車体のダ
ッシュ部両側の左,右ダッシュサイド2,3に両端が剛結
されたインストメンバ4に配索されている。インストメ
ンバ4はインストルメントパネル5内部を貫通して車体
の幅方向に直線状に延びており、このインストルメント
パネル5とは別体に構成されている。
上記インストメンバ4には、複数のハーネス取付用のブ
ラケット6,・・・の取付け穴がすべて同一直線上、同一
方向を向くようにして適宜間隔でもって固着されてい
て、上記ダッシュハーネス1はこのブラケット6の取付
け穴に嵌合される嵌合部7aを備えたホルダクランプ7を
介して係止固定されている。而してダッシュハーネス1
の一端はダッシュサイド2にてエンジンルーム側からの
ハーネスとマルチジャンクション8を介して接続され
る。一方ダッシュハーネス1の他端はダッシュパネル9
とインストルメントパネル5の間に配置されたブロワユ
ニット10やワイパ等に接続されている。尚、11,12はク
リーニングユニットおよびヒータユニットである。
またダッシュハーネス1にはその中途部からインスト補
機部品に接続するための補機部品用ハーネス13が分岐し
ていて、インストルメントパネル5に配置される各種メ
ータ,オーディオ,スイッチ等に結線されるようになっ
ている。
上記構成の自動車用ダッシュハーネス配索構造として
は、インストルメントパネル5を車体に組付ける前に、
上記インストメンバ4にブラケット6の同一直線上、同
一方向を向く取付け穴にダッシュハーネス1のホルダー
クランプ7を挿入し固定することで配索され、インスト
ルメントパネル5を組付けた後にダッシュハーネス1か
ら分岐する各種補機部品用ハーネス13,…を各種インス
ト補機部品に結線する。このように補機部品用ハーネス
13をダッシュハーネス1と共にユニット化しているの
で、補機部品用ハーネス13をダッシュハーネス1と別個
に電源側に接続する必要は無く、インストルメントパネ
ル5の組付作業が極めて容易となる。また補機部品用ハ
ーネス13はダッシュハーネス1と共にインストメンバ4
に保持されているので、インストルメントパネル5の軽
量化を図ることができ、作業性が一層向上する。さら
に、ダッシュハーネス1はインストメンバ4と平行に直
線状に配索されるので、ダッシュハーネス1に曲がった
部分が無く断線のおそれが少なくなる。さらにまた補機
部品用ハーネス13専用のマルチジャンクションが不要と
なり部品点数を削減することができると共に、ダッシュ
サイドのスペース効率を高めることができる。
(考案の効果) 本考案は以上の構成および作用から成るもので、ダッシ
ュハーネスをインストルメントパネルを貫通する直線状
に延びるインストメンバにある複数のハーネス取付用ブ
ラケットの同一直線上、同一方向を向く取付け穴にホル
ダークランプを介して係止固定し、この係止固定された
ダッシュハーネスからインストルメントパネルの各種補
機部品に接続するための補機部品用ハーネスを分岐させ
るようにしたので、従来のようにインストルメントパネ
ルにインストサブハーネスを組付けた後にマルチジャン
クションに接続する不具合が無くなって作業性が向上す
る。また、直線状になったダッシュハーネスのホルダー
クランプを直線状に延びるインストメンバに取付けられ
た同一直線上、同一方向を向くブラケットの取付け穴に
押し込むことで簡単に短時間で組付けでき、さらに、イ
ンストサブハーネスをインストルメントパネルに組付け
ない分インストルメントパネルの軽量化を図ることがで
き作業性を一層向上させることができる。さらにインス
トサブハーネスおよびマルチジャンクションが不要とな
るので部品点数を削減することができると共にスペース
効率も高めることができる等の種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る自動車用ダッシュハー
ネス配索構造の概略斜視図、第2図は第1図のII-II線
拡大断面図、第3図は従来の自動車用ダッシュハーネス
配索構造の概略斜視図である。 符号の説明 1……ダッシュハーネス 2,3……ダッシュサイド、4……インストメンバ 5……インストルメントパネル 9……ダッシュパネル 13……補機部品用ハーネス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体ダッシュ部の車室側に配索される自動
    車用ダッシュハーネス配索構造において、 インストルメントパネル内部を貫通して両端がダッシュ
    サイドに結合され、車体の車幅方向に直線状に延びるイ
    ンストメンバを前記インストルメントパネルとは別体に
    構成し、 複数のハーネス取付用ブラケットの取付け穴がすべて同
    一直線上、同一方向を向くようにして適宜間隔でもって
    前記インストメンバに固設され、 さらに、前記ハーネス取付用ブラケットの取付け穴に嵌
    合される嵌合部を備えたホルダークランプを介してダッ
    シュハーネスが係止固定され、 前記インストルメントパネルに配設される補機部品に接
    続可能とした補機部品用ハーネスを前記ダッシュハーネ
    スから分岐せしめて成ることを特徴とする自動車用ダッ
    シュハーネス配索構造。
JP18496486U 1986-12-02 1986-12-02 自動車用ダッシュハーネス配索構造 Expired - Lifetime JPH0717596Y2 (ja)

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JPS6389858U JPS6389858U (ja) 1988-06-10
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JPH0635817Y2 (ja) * 1987-09-16 1994-09-21 日産ディーゼル工業株式会社 メインハーネスの取付構造

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JPS6389858U (ja) 1988-06-10

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