JPH0635817Y2 - メインハーネスの取付構造 - Google Patents

メインハーネスの取付構造

Info

Publication number
JPH0635817Y2
JPH0635817Y2 JP1987141249U JP14124987U JPH0635817Y2 JP H0635817 Y2 JPH0635817 Y2 JP H0635817Y2 JP 1987141249 U JP1987141249 U JP 1987141249U JP 14124987 U JP14124987 U JP 14124987U JP H0635817 Y2 JPH0635817 Y2 JP H0635817Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument
main harness
harness
main
wire harness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987141249U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6445560U (ja
Inventor
伸 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP1987141249U priority Critical patent/JPH0635817Y2/ja
Publication of JPS6445560U publication Critical patent/JPS6445560U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0635817Y2 publication Critical patent/JPH0635817Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、メインハーネスの取付構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、トラック等のキャブオーバ型車両に於ては、第
7図に示すようにインストルメント1内の空調ユニット
3の上部にメインハーネス5の専用スペースを設け、そ
して、このメインハーネス5から直接に、或いは実開昭
56−54645号公報に開示される取付パネル等を用いて、
空調ユニット3や照明,計器装置等の機器類(図示せ
ず)にワイヤハーネス5aを分岐し、配線していた。
尚、図中、7はフランジ9を介してフロントインナパネ
ル11に取り付く空調用のダクト、13は上記空調ユニット
3やシート15が取り付くフロアパネル、又、17はインス
トルメント1の構造体であるハット型のインストルメン
トメンバ(以下、「インストメンバ」という)で、この
インストメンバ17と平行に上記ダクト7が配置され、そ
して、当該インストメンバ17にアンダーカバー19がビス
21で取り付けられ、更に、当該アンダーカバー19とイン
ストルメントパネル23がビス止めされた構造となってい
る。又、上記インストメンバ17の両端部は、第8図に示
すようにボルト25,ナット27を介してインストルサポー
ト29に固着されている。
又、第9図に示すように、空調ユニット3がフランジ31
を介してインストメンバ17にボルト締めされ、そして、
アンダーカバー19がインストルメントパネル23にビス止
めされた構造も知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、昨今の電子制御機器を始めとする車両の搭載
機器の増加や空調性能の向上に伴い、メインハーネス5
やダクト7等の断面積が拡大しているため、インストル
メント1内にメインハーネス5の専用スペースを確保す
ることが次第に難しくなり、又、メインハーネス5が機
器の取り付けに支障を来す虞もあった。
〔考案の目的〕
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、インスト
ルメントの構造体であるインストメンバに着目し、メイ
ンハーネスの取付けに際しこのインストメンバを利用す
ることによって、インストルメント内にワイヤハーネス
の専用スペースを設ける必要がなく、然も、機器の取り
付けに支障を来す虞がなく、またメインハーネス及びワ
イヤハーネスの配線がし易く、更にメインハーネスがビ
ス等の締結部材の軸部先端によって損傷することのない
ワイヤハーネスの取付構造を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するために、本考案は、インストルメ
ント内部に、メインハーネスを配線すると共に、締結部
材で固着したインストルメントメンバを配設したメイン
ハーネスの取付構造において、上記インストルメントメ
ンバを、その開口を上側にして配設すると共にそのイン
ストルメントメンバを、頭部を上部側にし軸部先端を下
部側にした上記締結部材で固着し、前記インストルメン
トメンバ内にメインハーネスを這わせ、そのインストル
メントメンバの相対する側壁の一方を他方側よりも低く
してその低い側壁からメインハーネスより分岐したワイ
ヤハーネスを配線したことを特徴とするものである。
〔考案の作用〕
本考案によれば、インストルメント内にメインハーネス
の専用スペースを設けずとも、メインハーネスはインス
トメンバ内を這ってインストルメント内に取り付く。そ
して、インストメンバ内に取り付くメインハーネスは、
インストルメント内の機器の設置に支障を来すことなく
各機器にワイヤハーネスを分岐することができる。
また、メインハーネスが締結部材の軸部先端により損傷
させるとなく、更にメインハーネス及びメインハーネス
から分岐したワイヤハーネスの配線がし易くなる。
〔考案の実施例〕 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
尚、上記従来例と同一要素は同一符号を以って表示す
る。
第1図は本考案の第一実施例を示し、本実施例は、メイ
ンハーネス5の取付けの際にインストルメント1内に開
口を上側にして配設されたハット型のインストメンバ17
に着目し、メインハーネス5を当該インストメンバ17内
に這わせて取り付け、そして、インストメンバ17内に取
り付けたメインハーネス5がビス締結部材21の軸部先端
21aによって損傷することのないように、アンダーカバ
ー19のインストメンバ17へのビス止めの際にその頭部21
bをメインハーネス5側に位置させ、つまり、ビス21の
頭部21bをインストメンバ17の開口する上部側に位置さ
せ、軸部先端21aをインストメンバ17の下部側に位置さ
せる。又、第2図に示すようにインストメンバ17の両端
部の相対峙する側壁17a,17bのうち、一方の側壁17aの高
さを他方の側壁17bよりも低くして、分岐したワイヤハ
ーネス5aの配線を行ない易くしたものである。尚、本実
施例にあっては、第3図に示すようにメインハーネス5
から分岐したワイヤハーネス5aにプロテクタ25を巻着し
て、ワイヤハーネス5aとインストメンバ17のフランジ17
cとの干渉によるワイヤハーネス5aの損傷を防ぐことが
望ましい。
本実施例はこのように構成されているから、インストメ
ンバ17内に取り付くメインハーネス5が、インストルメ
ント1内の機器の設置に支障を来すことなく各機器にワ
イヤハーネス5aを分岐することとなる。
従って、本実施例によれば、従来の如くインストルメン
ト1内にメインハーネス5の専用スペースを確保する必
要がなくなるため、昨今の電子制御機器を始めとする車
両の搭載機器の増加等に対応することができ、然も、メ
インハーネス5が機器の取り付けに支障を来す虞もな
い。
また、インストメンバ17の開口を上側にしたため、メイ
ンハーネス5の配線は、開口するインストメンバ17内に
単に挿入するだけでよく、配線が簡単に行なわれる。
更に、メインハーネス5から分岐したワイヤハーネス5a
の配線を、開口する両側壁17a,17bがあるインストメン
バ17の低くした一方の側壁17aから行なうようにしたた
め、ワイヤハーネス5aの配線も行ない易くなる。
第4図は本考案の第二実施例を示し、図に於て、7′は
インストルメントパネル1内に配設されたダクトで、こ
のダクト7′はインストメンバ17と並列していた従来の
ダクト7に代えて、これを大型化してインストルメント
1内に配設したものである。そして、本実施例は、斯か
るダクト7′をインストメンバ17に隣接させ、ダクト
7′側に位置するインストメンバ17のフランジ17cをダ
クト7′の側面に当接させると共に、他方のフランジ17
dにビス21でインストルメントパネル23とアンダーカバ
ー19をビス止めしたものである。尚、本実施例に於て
も、上記フランジ17dにインストルメントパネル23とア
ンダーカバー19をビス止めする際に、ビス21の軸部先端
21aがワイヤハーネス5aを損傷させることのないよう
に、図示の如くビス21の頭部21bをワイヤハーネス5a
側、即ち、インストメンバ17の開口する上部側に位置さ
せることが望ましい。その他の構成は上記第一実施例と
同様であるので、それらの構造説明は省略する。
そして、本実施例によれば、上記第一実施例と同様、イ
ンストルメント1内にメインハーネス5の専用スペース
を確保する必要がなくなり、又、メインハーネス5が機
器の取り付けに支障を来す虞もない。更に、本実施例
は、インストメンバ17のフランジ17cをダクト7′に当
接させたので、インストメンバ9内にメインハーネス5
を這わせて各機器にワイヤハーネス5aを分岐した場合、
ダクト7′がワイヤハーネス5aとフランジ17cとの干渉
を防止するため、プロテクタが不要となり、又、ダクト
7′を大型化したために空調性能の向上に対応できる利
点を有する。
第5図は本考案の更に他の実施例を示し、この実施例
は、上記第二実施例の構造に加え、更に、ダクト7′の
インストメンバ17側側面にフランジ27を取り付け、この
フランジ27とインストメンバ17のフランジ17cとをビス
止めしたものである。そして、本実施例に於ても、その
ビス止めの際に、ビス21の軸部先端21aがワイヤハーネ
ス5aを損傷させることのないように、図示の如くビス21
の頭部21bをワイヤハーネス5a側に位置させることが望
ましい。その他の構成は上記第二実施例と同一であるの
で、それらの構造説明は省略する。
そして、本実施例によっても、上記各実施例と同様、所
期の目的を達成することができることは勿論、本実施例
によれば、上記第二実施例に比し大型化したダクト7′
をインストルメント1内に強固に取り付けられる利点を
有する。
第6図は第9図に示す取付構造に本考案を適用したもの
で、この実施例も上記各実施例と同様、インストメンバ
17内にワイヤハーネス5aを這わせて取り付け、又、イン
ストメンバ17内に取り付けたメインハーネス5がボルト
締結部材25の軸部先端25aによって損傷することのない
ように、その頭部25bをメインハーネス5側に位置させ
たものである。尚、図示しないが、本実施例に於ても第
3図の如くメインハーネス5から分岐したワイヤハーネ
ス5aにプロテクタを巻着して、ワイヤハーネス5aとイン
ストメンバ17のフランジ17cとの干渉によるワイヤハー
ネス5aの損傷を防ぐことが望ましい。
そして、この実施例によっても、上記各実施例と同様、
所期の目的を達成することが可能である。
尚、上記各実施例はハット型のインストメンバ5を用い
た例に付いて説明したが、本考案はZ型のインストメン
バに付いても適用できるものである。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、インストルメント内
にメインハーネスの専用スペースを確保する必要がなく
なるため、昨今の電子制御機器を始めとする車両の搭載
機器の増加等に対応することができ、然も、メインハー
ネスが機器の取り付けに支障を来すことがなくなった。
また、締結部材の軸部先端によってメインハーネスが損
傷することがなくなり、更には、メインハーネス及びワ
イヤハーネスの配線が行ない易くなる効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るメインハーネスの取付構造の第一
実施例を示す要部断面図、第2図は本考案の第一実施例
に於けるインストメンバの端部拡大斜視図、第3図はプ
ロテクタを装着したワイヤハーネスとインストメンバの
フランジとの干渉状態を示す要部拡大図、第4図は本考
案の第二実施例を示す要部断面図、第5図は本考案の更
に他の実施例に係るメインハーネスの取付構造の要部断
面図、第6図は他の取付構造に於ける本考案実施例の要
部断面図、第7図は従来のメインハーネスの取付構造を
示す要部断面図、第8図は従来のインストメンバとイン
ストサポートとの結合部の断面図、第9図は従来の他の
取付構造の断面図である。 1……インストルメント、3……空調ユニット、5……
メインハーネス、5a……ワイヤハーネス、7,7′……ダ
クト、17……インストメンバ、17a,17b……側壁、21…
…ビス、21a……ビスの軸部先端、21b……ビスの頭部、
25……ボルト、25a……ボルトの軸部先端、25b……ボル
トの頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメント内部に、メインハーネス
    を配線すると共に、締結部材で固着したインストルメン
    トメンバを配設したメインハーネスの取付構造におい
    て、上記インストルメントメンバを、その開口を上側に
    して配設すると共にそのインストルメントメンバを、頭
    部を上部側にし軸部先端を下部側にした上記締結部材で
    固着し、前記インストルメントメンバ内にメインハーネ
    スを這わせ、そのインストルメントメンバの相対する側
    壁の一方を他方側よりも低くしてその低い側壁からメイ
    ンハーネスより分岐したワイヤハーネスを配線したこと
    を特徴とするメインハーネスの取付構造。
JP1987141249U 1987-09-16 1987-09-16 メインハーネスの取付構造 Expired - Lifetime JPH0635817Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987141249U JPH0635817Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16 メインハーネスの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987141249U JPH0635817Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16 メインハーネスの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6445560U JPS6445560U (ja) 1989-03-20
JPH0635817Y2 true JPH0635817Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=31406155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987141249U Expired - Lifetime JPH0635817Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16 メインハーネスの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635817Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019111915A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 いすゞ自動車株式会社 カバー固定構造

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4155009B2 (ja) * 2002-11-21 2008-09-24 日産自動車株式会社 車両用インストルメントパネル部構造
EP2925590A1 (en) * 2012-11-30 2015-10-07 Volvo Truck Corporation Instrument panel frame to be fixed to the body-in-white of a cab, cab including such an instrument panel frame and method for assembling such a cab

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58218451A (ja) * 1982-06-11 1983-12-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用ハ−ネスの配索構造
JPS5940653A (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 Mita Ind Co Ltd 静電像の現像方法
JPH0717596Y2 (ja) * 1986-12-02 1995-04-26 日産自動車株式会社 自動車用ダッシュハーネス配索構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019111915A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 いすゞ自動車株式会社 カバー固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6445560U (ja) 1989-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0635817Y2 (ja) メインハーネスの取付構造
US4979776A (en) Fabric cover and tie down system for pick-up trucks
US6494526B2 (en) Console box mounting structure of vehicle
JPH11189154A (ja) 車両床下機器用カウルカバーの固定装置
JPS6116670B2 (ja)
JP2996307B2 (ja) 電気接続箱の自動車車体への取付け方法
JPS606336Y2 (ja) エンジンル−ム防音材の取付構造
JP2000247257A (ja) バス車体床下の配線,配管取付構造
JPH0525964Y2 (ja)
JPS6130407Y2 (ja)
JP2539402Y2 (ja) バッテリー支持装置
JPH0542702Y2 (ja)
JPH0535023Y2 (ja)
JPH0534993Y2 (ja)
JPH0539930Y2 (ja)
JPS628166Y2 (ja)
JPH05221275A (ja) 自動車用ワイヤーハーネスの取付構造
JPH0139251Y2 (ja)
JPH0346994Y2 (ja)
JPS6336862Y2 (ja)
JPH069919Y2 (ja) 自動車のワイヤハーネス取付け構造
JPH0139667Y2 (ja)
JPS62114848U (ja)
JP3525974B2 (ja) 車両用エアバックコントローラの取付構造
JPH0434119Y2 (ja)