JP2539402Y2 - バッテリー支持装置 - Google Patents
バッテリー支持装置Info
- Publication number
- JP2539402Y2 JP2539402Y2 JP5953891U JP5953891U JP2539402Y2 JP 2539402 Y2 JP2539402 Y2 JP 2539402Y2 JP 5953891 U JP5953891 U JP 5953891U JP 5953891 U JP5953891 U JP 5953891U JP 2539402 Y2 JP2539402 Y2 JP 2539402Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- bracket
- positioning plate
- support device
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のバッテリー支
持装置に関するものである。
持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は自動車における従来のバッテリー
支持装置を示している。この装置では、ブラケット1が
車体の例えばフェンダエプロン等に固定されている。そ
して、バッテリー2は、ブラケット1上に載置され、ホ
ルダ3によってブラケット1に支持される。ホルダ3
は、押圧ビーム4と位置決めプレート5とを十字状に固
着したもので、位置決めプレート5の両端部に形成した
爪5a,5aをバッテリー2の側縁2a,2aに係合さ
せ、ビーム4の両端4a,4aとブラケット1の側壁1
a,1aとの間にボルト6,6を差渡し、該ボルト6,
6にナット7,7を締結することによって、バッテリー
2をブラケット1に支持させる。
支持装置を示している。この装置では、ブラケット1が
車体の例えばフェンダエプロン等に固定されている。そ
して、バッテリー2は、ブラケット1上に載置され、ホ
ルダ3によってブラケット1に支持される。ホルダ3
は、押圧ビーム4と位置決めプレート5とを十字状に固
着したもので、位置決めプレート5の両端部に形成した
爪5a,5aをバッテリー2の側縁2a,2aに係合さ
せ、ビーム4の両端4a,4aとブラケット1の側壁1
a,1aとの間にボルト6,6を差渡し、該ボルト6,
6にナット7,7を締結することによって、バッテリー
2をブラケット1に支持させる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、自動車で
は、搭載電装品の変更、車体装備品の変更、付設等によ
ってバッテリー2を変更する必要が生じる。例えば、現
在搭載しているバッテリー2よりも大型のバッテリーを
搭載しようとした場合には、爪5a,5a間の距離が小
さいため、現在使用しているホルダ3が使用できなくな
り、ホルダ3も交換しなければならない。
は、搭載電装品の変更、車体装備品の変更、付設等によ
ってバッテリー2を変更する必要が生じる。例えば、現
在搭載しているバッテリー2よりも大型のバッテリーを
搭載しようとした場合には、爪5a,5a間の距離が小
さいため、現在使用しているホルダ3が使用できなくな
り、ホルダ3も交換しなければならない。
【0004】そこで、本考案の目的は、1つのホルダで
異なった大きさのバッテリーを支持することができるバ
ッテリー支持装置を提供することにある。
異なった大きさのバッテリーを支持することができるバ
ッテリー支持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のバッテリー支持
装置は、ブラケット上にバッテリーを載置し、押圧ビー
ムと位置決めプレートとを十字状に固着してなるホルダ
を上記バッテリー上に配置し、上記位置決めプレートの
両端に形成した爪を上記バッテリーの側縁に係合させる
とともに、上記ビームの両端と上記ブラケットとの間に
ボルトを差渡し、上記ビームを上記ブラケットに締結さ
せて、上記バッテリーを上記ブラケットに支持させるバ
ッテリー支持装置において、上記位置決めプレートの端
部を外方へ延長し、該端部に切起しによって爪を付設し
ている。
装置は、ブラケット上にバッテリーを載置し、押圧ビー
ムと位置決めプレートとを十字状に固着してなるホルダ
を上記バッテリー上に配置し、上記位置決めプレートの
両端に形成した爪を上記バッテリーの側縁に係合させる
とともに、上記ビームの両端と上記ブラケットとの間に
ボルトを差渡し、上記ビームを上記ブラケットに締結さ
せて、上記バッテリーを上記ブラケットに支持させるバ
ッテリー支持装置において、上記位置決めプレートの端
部を外方へ延長し、該端部に切起しによって爪を付設し
ている。
【0006】
【作 用】本考案のバッテリー支持装置では、搭載する
バッテリーの大きさに合わせて爪を選択する。例えば大
きなバッテリーを搭載する場合には、切起しによって形
成した爪を上方へ折上げて逃がし、位置決めプレートの
両端の爪を使用してバッテリーを保持する。
バッテリーの大きさに合わせて爪を選択する。例えば大
きなバッテリーを搭載する場合には、切起しによって形
成した爪を上方へ折上げて逃がし、位置決めプレートの
両端の爪を使用してバッテリーを保持する。
【0007】
【実施例】図1乃至図3は、本考案に係るバッテリー支
持装置の一実施例を示している。
持装置の一実施例を示している。
【0008】この装置では、ブラケット11が図1に示
したように、車体のエンジンルーム内に装架されたフレ
ーム12等に溶接されている。このブラケット11は、
底壁11aと側壁11b,11bとを有しており、両側
壁11bには長孔11cが形成されている。
したように、車体のエンジンルーム内に装架されたフレ
ーム12等に溶接されている。このブラケット11は、
底壁11aと側壁11b,11bとを有しており、両側
壁11bには長孔11cが形成されている。
【0009】また、この装置は、ホルダ13を有してい
る。ホルダ13は、押圧ビーム14と位置決めプレート
15とを十字状に溶接したものである。
る。ホルダ13は、押圧ビーム14と位置決めプレート
15とを十字状に溶接したものである。
【0010】押圧ビーム14は、図2に示したように、
上壁14aと側壁14b,14bとによって断面がコ字
状に形成され、さらに各側壁14bの下端に外方へ延び
たフランジ部14cを有している。さらに、この押圧ビ
ーム14は、両端に孔14dと切欠14eとを有してい
る。
上壁14aと側壁14b,14bとによって断面がコ字
状に形成され、さらに各側壁14bの下端に外方へ延び
たフランジ部14cを有している。さらに、この押圧ビ
ーム14は、両端に孔14dと切欠14eとを有してい
る。
【0011】位置決めプレート15は、押圧ビーム14
を跨ぎ、端部15a,15bがビーム14から遠ざかる
方向に延びている。そして、端部15a,15bの先端
は、下方へ折曲げられ、爪15c,15dを形成してい
る。また、このプレート15の一端部15aには、切起
しによって爪15eが形成されている。
を跨ぎ、端部15a,15bがビーム14から遠ざかる
方向に延びている。そして、端部15a,15bの先端
は、下方へ折曲げられ、爪15c,15dを形成してい
る。また、このプレート15の一端部15aには、切起
しによって爪15eが形成されている。
【0012】そして、バッテリー16は、該バッテリー
16をブラケット11上に載置するとともに、ホルダ1
3をバッテリー16上に載置し、図2に示したように、
位置決めプレート15の爪15e,15dをバッテリー
16の側縁16a,16bに係合させ、ブラケット11
の孔11cと押圧ビーム14の孔14dに係合させたボ
ルト17と、ブラケット11の他の孔11cと押圧ビー
ム14の切欠14eに係合させたボルト18によって、
図1に示したように、ブラケット11に支持される。こ
の装置で使用されているボルト17,18は、先端にフ
ックを有し、該フックをブラケット11の孔11cに引
掛けてブラケット11に係合する。また、押圧ビーム1
4は、ボルト17,18に螺合させたナット17a,1
8aを締付けることによってバッテリー16に圧接され
る。
16をブラケット11上に載置するとともに、ホルダ1
3をバッテリー16上に載置し、図2に示したように、
位置決めプレート15の爪15e,15dをバッテリー
16の側縁16a,16bに係合させ、ブラケット11
の孔11cと押圧ビーム14の孔14dに係合させたボ
ルト17と、ブラケット11の他の孔11cと押圧ビー
ム14の切欠14eに係合させたボルト18によって、
図1に示したように、ブラケット11に支持される。こ
の装置で使用されているボルト17,18は、先端にフ
ックを有し、該フックをブラケット11の孔11cに引
掛けてブラケット11に係合する。また、押圧ビーム1
4は、ボルト17,18に螺合させたナット17a,1
8aを締付けることによってバッテリー16に圧接され
る。
【0013】バッテリー16を大きなバッテリー16′
に交換しようとする場合には、図3に示したように、爪
15eを上方へ折曲げ、爪15c,15dを使用し、そ
れらの爪15c,15dをバッテリー16′の側縁1
6′a,16′bに係合させればよい。
に交換しようとする場合には、図3に示したように、爪
15eを上方へ折曲げ、爪15c,15dを使用し、そ
れらの爪15c,15dをバッテリー16′の側縁1
6′a,16′bに係合させればよい。
【0014】上記実施例では、位置決めプレート15の
一端部15aに1つの切起し爪15eを形成している。
したがって、この装置では、図2および図3に示した2
つの大きさの異なるバッテリー16,16′を支持する
ことができる。
一端部15aに1つの切起し爪15eを形成している。
したがって、この装置では、図2および図3に示した2
つの大きさの異なるバッテリー16,16′を支持する
ことができる。
【0015】なお、この装置を3種以上のバッテリーに
適用しようとする場合には、ホルダ13の切起し爪の数
を増やせばよい。図4に示したホルダ13では、位置決
めプレート15の両端部15a,15bにそれぞれ1つ
の切起し爪15e,15fを形成している。このような
装置によれば、4種の異なる大きさL1,L2,L3,L4の
バッテリーを支持することができる。
適用しようとする場合には、ホルダ13の切起し爪の数
を増やせばよい。図4に示したホルダ13では、位置決
めプレート15の両端部15a,15bにそれぞれ1つ
の切起し爪15e,15fを形成している。このような
装置によれば、4種の異なる大きさL1,L2,L3,L4の
バッテリーを支持することができる。
【0016】
【考案の効果】上記したように、本考案に係るバッテリ
ー支持装置では、1つのホルダで複数種の異なる大きさ
のバッテリーを支持でき、しかも切起し爪を位置決めプ
レートに形成するだけなので構造が極めて単純である。
ー支持装置では、1つのホルダで複数種の異なる大きさ
のバッテリーを支持でき、しかも切起し爪を位置決めプ
レートに形成するだけなので構造が極めて単純である。
【図1】本考案に係るバッテリー支持装置を示した斜視
図である。
図である。
【図2】本考案に係るバッテリー支持装置の使用態様を
示した要部斜視図である。
示した要部斜視図である。
【図3】本考案に係るバッテリー支持装置の他の使用態
様を示した要部斜視図である。
様を示した要部斜視図である。
【図4】本考案に係るバッテリー支持装置の他の実施例
を概念的に示した要部断面図である。
を概念的に示した要部断面図である。
【図5】従来から採用されているバッテリー支持装置を
示した斜視図である。
示した斜視図である。
11 ブラケット 11a 底壁 11b 側壁 11c 長孔 13 ホルダ 14 押圧ビーム 14a 上壁 14b 側壁 14c フランジ部 14d 孔 14e 切欠 15 位置決めプレート 15a,15b 端部 15c,15d 爪 15e,15f 切起し爪 16,16′ バッテリー 16a,16′a,16b,16′b 側縁 17,18 ボルト 17a,18a ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 ブラケット上にバッテリーを載置し、押
圧ビームと位置決めプレートとを十字状に固着してなる
ホルダを上記バッテリー上に配置し、上記位置決めプレ
ートの両端に形成した爪を上記バッテリーの側縁に係合
させるとともに、上記ビームの両端と上記ブラケットと
の間にボルトを差渡し、上記ビームを上記ブラケットに
締結させて、上記バッテリーを上記ブラケットに支持さ
せるバッテリー支持装置において、上記位置決めプレー
トの端部を外方へ延長し、該端部に切起しによって爪を
付設したことを特徴とするバッテリー支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5953891U JP2539402Y2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | バッテリー支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5953891U JP2539402Y2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | バッテリー支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053049U JPH053049U (ja) | 1993-01-19 |
JP2539402Y2 true JP2539402Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=13116147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5953891U Expired - Lifetime JP2539402Y2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | バッテリー支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539402Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3529674B2 (ja) * | 1999-09-01 | 2004-05-24 | 本田技研工業株式会社 | 自動車用バッテリの支持構造 |
JP6948594B2 (ja) * | 2017-11-09 | 2021-10-13 | スズキ株式会社 | 車両用バッテリの固定構造 |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP5953891U patent/JP2539402Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH053049U (ja) | 1993-01-19 |
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