JP3525974B2 - 車両用エアバックコントローラの取付構造 - Google Patents

車両用エアバックコントローラの取付構造

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JP3525974B2 JP10372396A JP10372396A JP3525974B2 JP 3525974 B2 JP3525974 B2 JP 3525974B2 JP 10372396 A JP10372396 A JP 10372396A JP 10372396 A JP10372396 A JP 10372396A JP 3525974 B2 JP3525974 B2 JP 3525974B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】近年、自動車にエアバックを
装備することが一般的になってきており、衝撃を感知す
るセンサ(Gセンサという)も取り付けられる。本発明
はGセンサの収納された車両用エアバックコントローラ
の取付構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】自動車にエアバックを装備する場合、ス
テアリングやインストルメントパネルに格納し、Gセン
サは乗員の近くに設置するようになっている。一般に、
Gセンサを収納したエアバックコントローラはフロアパ
ネルの中央部で、シフトレバー取付部よりも前方の位置
に取り付けられることが多い。このフロアパネルには各
種取付用のブラケット孔が明けられているので、エアバ
ックコントローラの台座部となる取付ブラケットを介し
てエアバックコントローラを取り付ける。 【0003】一例として、図4に示すように、フロアパ
ネル1に取付ブラケット2がねじ3で固定されているも
のでは、エアバックコントローラ4の取付位置が決めら
れ、取付ブラケット2上にねじ5で固定される。エアバ
ックコントローラ4はコネクタ6を介して、エアバック
作動部から配線したハーネス7と接続され、ハーネス7
は取付ブラケット2端部に用意されたクランプ8で固定
されている。 【0004】エアバックコントローラ4内にGセンサを
収納したタイプでは、車両のサービスのため、エアバッ
クコントローラ4を着脱する作業時に、電源オンかつ、
ハーネス7が接続された状態で落下させるとエアバック
が作動してしまう。このようにサービス時の事故防止の
ため、コネクタ6を外さなければエアバックコントロー
ラ4を脱着できないようにするのが通例であった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、着脱作
業の手順において、エアバックコントローラ4が取付ブ
ラケット2に固定されている状態で取付ブラケット2を
フロアパネル1から外すと、エアバックコントローラ4
とハーネス7が一緒に持ち上がることになり、しかも、
ハーネス7が長くぶらぶらした状態であれば、全体を高
く持ち上げられて、うっかり落とした時にはGセンサが
働き、エアバックが作動してしまうことになる。 【0006】また、持ち上げるときにハーネス7がぶら
ぶらしないように他のクランプ用ブラケットをフロアパ
ネル1に共締めしても良いが、煩雑な作業になり、逆
に、クランプ用ブラケットを使用せず、ハーネス7をフ
ロアパネル1に直付けにする場合は、ライン上では問題
ないがサービス時に面倒である。 【0007】本発明は、エアバックコントローラの着脱
作業において、エアバックコントローラが動作可能状態
で自由にしないようにした車両用エアバックコントロー
ラの取付構造を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、エアバックコントローラにコネクタを介し
てハーネスを連結し、前記エアバックコントローラを取
付ブラケットに、該取付ブラケットの車体へ取付ける締
付部材を覆うようにして装着すると共に、前記ハーネス
を前記取付ブラケットに配したクランプに固定したこと
を特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】エアバックを装備する自動車の、
Gセンサを収納したエアバックコントローラを車体から
取り外したときに、ハーネスにより通電され、かつ、接
続されたハーネスが長くてぶらぶらしている状態ではエ
アバックコントローラを落としたときに衝撃が加わって
作動する可能性がある。このとき、エアバックコントロ
ーラが取付ブラケット毎、簡単に取り外せないようにす
ることが一案である。このため、車体に固定した取付ブ
ラケットの締付部材が、エアバックコントローラの取付
位置に重なり、エアバックコントローラを取り付けたと
きに締付部材が隠れるようにする。 【0010】さらに上記の構成において、コネクタに近
いハーネス部分を、エアバックコントローラの隣接位置
に配したクランプに固定してハーネスがぶらぶらしない
ようにする。クランプは取付ブラケットに固定する。こ
れによって、エアバックコントローラを取り外すとき、
手順が限定される。 【0011】 【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1、図2に示すようにエアバックコントロ
ーラ4は両側に板状の取付部4aが形成され、側面にコネ
クタ6の受け部9が設けられている。また、コネクタ6
にはハーネス7が接続され、コネクタ6に近いハーネス
部分にはクランプ8が取り付けられている。 【0012】エアバックコントローラ4を装着する取付
ブラケット2には、フロアパネル(車体)1に明けられ
た汎用の孔1aに整合して孔2aが形成され、ねじ(締付部
材)3で固定される。また、図3に示すように端部に突
出した板部10にクランプ取付用の孔10a が形成されてい
る。取付ブラケット2にはエアバックコントローラ4を
装着するために台11が形成され、台上に明けた3つの取
付孔2bにねじ5を締め込み、エアバックコントローラ4
を装着する。このようにすると、エアバックコントロー
ラ4を装着したときに、汎用の孔1aに締め込んだねじ3
が覆われるようになる。 【0013】このようにエアバックコントローラ4を装
着したことで、取付ブラケット2はエアバックコントロ
ーラ4を外した後でなければねじ3をゆるめて取り出す
ことはできなくなっている。したがって、従来、エアバ
ックコントローラ4と取付ブラケット2とが連結して取
り外せていたが、手順が限定される、すなわちエアバッ
クコントローラ4を取り外そうとすると、必然的にハー
ネス7のコネクタ6をエアバックコントローラ4から外
さなければならないので、エアバックコントローラ4に
衝撃が加わって作動するという誤動作を防げるようにな
る。また、取付ブラケット2を固定するねじ3の位置が
エアバックコントローラ4下部になるので、クランプ8
を装着する板部10を取付ブラケット2の端部に形成して
もスペースに余裕があり、また、このようにしてクラン
プ8が固定されるので、フロアパネル1にクランプ取付
用孔を明ける必要もなく、従来通り、汎用の孔だけ明い
ていれば良いものである。 【0014】 【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あるので、取付ブラケットを固定するねじの位置による
スペースの拡大を防ぎ、クランプの取付用の板部をブラ
ケットに形成することができ、取付用の板部の設計、自
由度が大幅に増すため、適正、かつ、安価なクランプ方
式が選択できる。さらに、従来、車体にハーネスのクラ
ンプを取り付けるような場合、このクランプの取付用の
板部を形成した取付ブラケットを使用することにより、
エアバック車だけにコストが掛かることになり、装備し
ていない車のコストダウンが可能となる。また、取付ブ
ラケットを固定するねじの位置がエアバックコントロー
ラに隠れるので、装着の手順が規制され、エアバックコ
ントローラの着脱作業が簡易になるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による実施例の車両用エアバックコント
ローラの取付構造を示す上面図である。 【図2】図1に示す取付構造の展開図である。 【図3】図1に示すハーネスの取付構造を説明する展開
図である。 【図4】従来の車両用エアバックコントローラの取付構
造を示す斜視図である。 【符号の説明】 1車体 2取付ブラケット 3締付部材 4エアバックコントローラ 6コネクタ 7ハーネス 8クランプ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 エアバックコントローラにコネクタを介
    してハーネスを連結し、前記エアバックコントローラを
    取付ブラケットに、該取付ブラケットの車体へ取付ける
    締付部材を覆うようにして装着すると共に、前記ハーネ
    スを前記取付ブラケットに配したクランプに固定したこ
    とを特徴とする車両用エアバックコントローラの取付構
    造。
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