JPH08258651A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH08258651A JPH08258651A JP7066454A JP6645495A JPH08258651A JP H08258651 A JPH08258651 A JP H08258651A JP 7066454 A JP7066454 A JP 7066454A JP 6645495 A JP6645495 A JP 6645495A JP H08258651 A JPH08258651 A JP H08258651A
- Authority
- JP
- Japan
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- case
- airbag
- air bag
- mounting
- lid
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- Withdrawn
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
- B60R2021/2173—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together the module or part thereof being movably mounted on the vehicle
- B60R2021/2175—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together the module or part thereof being movably mounted on the vehicle using energy absorbing means
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケースに多数の孔を設けなくとも、エアバッ
グ装置を所定位置に配置させるための取付用ブラケット
を塑性変形させるようにして、エアバッグの非膨張時に
加わる衝撃力のエネルギーを円滑に吸収できるエアバッ
グ装置を提供すること。 【構成】 エアバッグ装置１は、折り畳まれたエアバッ
グ２を収納するケース５が、所定位置に配置させるため
の取付用ブラケット６・６を備える。取付用ブラケット
６・６は、塑性変形可能な板金から形成されるととも
に、屈曲部６ｂ６ｂ・６ｂを備えて形成されている。
グ装置を所定位置に配置させるための取付用ブラケット
を塑性変形させるようにして、エアバッグの非膨張時に
加わる衝撃力のエネルギーを円滑に吸収できるエアバッ
グ装置を提供すること。 【構成】 エアバッグ装置１は、折り畳まれたエアバッ
グ２を収納するケース５が、所定位置に配置させるため
の取付用ブラケット６・６を備える。取付用ブラケット
６・６は、塑性変形可能な板金から形成されるととも
に、屈曲部６ｂ６ｂ・６ｂを備えて形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のインストルメ
ントパネル・ドア・シート等に配置されるエアバッグ装
置に関する。
ントパネル・ドア・シート等に配置されるエアバッグ装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のエアバッグ装置において、エアバ
ッグが膨張しない状態で衝撃力が作用した際に、その衝
撃力を吸収できるように構成したものとしては、特開平
６−１２７３２４号公報等で知られているように、折り
畳まれたエアバッグを収納するケースの周壁に多数の孔
を設け、ケース自体を塑性変形させて、衝撃力のエネル
ギーを吸収するように構成していた。
ッグが膨張しない状態で衝撃力が作用した際に、その衝
撃力を吸収できるように構成したものとしては、特開平
６−１２７３２４号公報等で知られているように、折り
畳まれたエアバッグを収納するケースの周壁に多数の孔
を設け、ケース自体を塑性変形させて、衝撃力のエネル
ギーを吸収するように構成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
のエアバッグ装置では、エアバッグを収納したケースに
多数の孔が形成されているために、孔を介して、ケース
内に異物が混入する虞れがあった。
のエアバッグ装置では、エアバッグを収納したケースに
多数の孔が形成されているために、孔を介して、ケース
内に異物が混入する虞れがあった。
【０００４】また、ケースに設ける孔は、プレス加工等
で打ち抜いて形成することとなるが、加工後にバリが発
生する場合があり、そのバリがエアバッグを損傷しない
ように、打ち抜き作業を行なった後に、バリ取り作業が
必要となって、ケースの製造に手間がかかっていた。
で打ち抜いて形成することとなるが、加工後にバリが発
生する場合があり、そのバリがエアバッグを損傷しない
ように、打ち抜き作業を行なった後に、バリ取り作業が
必要となって、ケースの製造に手間がかかっていた。
【０００５】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、ケースに多数の孔を設けなくとも、エアバッグ装置
を所定位置に配置させるための取付用ブラケットを塑性
変形させるようにして、エアバッグの非膨張時に加わる
衝撃力のエネルギーを円滑に吸収できるエアバッグ装置
を提供することを目的とする。
り、ケースに多数の孔を設けなくとも、エアバッグ装置
を所定位置に配置させるための取付用ブラケットを塑性
変形させるようにして、エアバッグの非膨張時に加わる
衝撃力のエネルギーを円滑に吸収できるエアバッグ装置
を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
装置は、折り畳まれたエアバッグを収納するケースが、
所定位置に配置させるための取付用ブラケットを備えて
いるエアバッグ装置において、前記取付用ブラケット
が、塑性変形可能な材質から形成されるとともに、屈曲
部を備えて形成されていることを特徴とする。
装置は、折り畳まれたエアバッグを収納するケースが、
所定位置に配置させるための取付用ブラケットを備えて
いるエアバッグ装置において、前記取付用ブラケット
が、塑性変形可能な材質から形成されるとともに、屈曲
部を備えて形成されていることを特徴とする。
【０００７】
【発明の作用・効果】本発明に係るエアバッグ装置で
は、エアバッグ装置を所定位置に配置させるためのケー
スから延びる取付用ブラケットを、塑性変形可能な材質
から形成するとともに、屈曲部を配置させて構成してい
る。
は、エアバッグ装置を所定位置に配置させるためのケー
スから延びる取付用ブラケットを、塑性変形可能な材質
から形成するとともに、屈曲部を配置させて構成してい
る。
【０００８】そのため、エアバッグの非膨張時に、衝撃
力が作用すると、取付用ブラケットの屈曲部を設けた部
位に応力集中が生し易いことから、取付用ブラケットの
屈曲部を中心として、取付用ブラケットが塑性変形して
曲がり、衝撃力のエネルギーを吸収することができる。
力が作用すると、取付用ブラケットの屈曲部を設けた部
位に応力集中が生し易いことから、取付用ブラケットの
屈曲部を中心として、取付用ブラケットが塑性変形して
曲がり、衝撃力のエネルギーを吸収することができる。
【０００９】したがって、本発明に係るエアバッグ装置
では、エアバッグの非膨張時に加わる衝撃力のエネルギ
ーを円滑に吸収でき、また、ケースに多数の孔を設けな
くとも良いことから、ケース内への異物混入を防止で
き、さらに、孔の加工後のバリ取り作業を不要にできて
ケースの製造が容易となる。
では、エアバッグの非膨張時に加わる衝撃力のエネルギ
ーを円滑に吸収でき、また、ケースに多数の孔を設けな
くとも良いことから、ケース内への異物混入を防止で
き、さらに、孔の加工後のバリ取り作業を不要にできて
ケースの製造が容易となる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【００１１】実施例のエアバッグ装置１は、図１・４に
示すように、自動車の助手席前方のインストルメントパ
ネル１５に配置されるものであり、折り畳まれたエアバ
ッグ２と、折り畳まれたエアバッグ２を膨張させるため
のガスを供給するインフレーター４と、折り畳まれたエ
アバッグ２を覆う蓋体１３と、エアバッグ２・インフレ
ーター４・蓋体１３を収納保持するケース５と、ケース
５から延びる２つずつの取付用ブラケット６・７と、を
備えて構成されている。
示すように、自動車の助手席前方のインストルメントパ
ネル１５に配置されるものであり、折り畳まれたエアバ
ッグ２と、折り畳まれたエアバッグ２を膨張させるため
のガスを供給するインフレーター４と、折り畳まれたエ
アバッグ２を覆う蓋体１３と、エアバッグ２・インフレ
ーター４・蓋体１３を収納保持するケース５と、ケース
５から延びる２つずつの取付用ブラケット６・７と、を
備えて構成されている。
【００１２】エアバッグ２は、下部に円形のガス流入用
の開口２ａを備えた袋状として、開口２ａの周縁部位２
ｂを円環状のリテーナ３に押えられて、ケース５に取り
付けられている。
の開口２ａを備えた袋状として、開口２ａの周縁部位２
ｂを円環状のリテーナ３に押えられて、ケース５に取り
付けられている。
【００１３】リテーナ３は、図示しない複数のボルトを
下方へ突設させており、これらのボルトを、エアバッグ
２の周縁部位２ｂ・ケース５・インフレーター４の後述
するフランジ部４ｃを貫通させ、ナット止めすることに
より、ケース５に対してエアバッグ２とインフレーター
４とを取り付けている。
下方へ突設させており、これらのボルトを、エアバッグ
２の周縁部位２ｂ・ケース５・インフレーター４の後述
するフランジ部４ｃを貫通させ、ナット止めすることに
より、ケース５に対してエアバッグ２とインフレーター
４とを取り付けている。
【００１４】インフレーター４は、複数のガス吐出口４
ｂを備えた円柱状の本体４ａと、本体４ａの周面から突
出するフランジ部４ｃと、を備えて構成されている。
ｂを備えた円柱状の本体４ａと、本体４ａの周面から突
出するフランジ部４ｃと、を備えて構成されている。
【００１５】ケース５は、板金製として、図１〜７に示
すように、挿通孔５ｂを備えた底壁５ａと、底壁５ａの
外周縁から延びる四角筒形状の周壁５ｅと、を備えて構
成されている。挿通孔５ｂは、インフレーター４のガス
吐出口４ｂを備えた円柱状の本体４ａを下方から挿入す
る部位となり、挿通孔５ｂ周縁には、既述のリテーナ３
の図示しないボルトを挿通させるための複数の取付孔５
ｃ（図７参照）が形成されている。
すように、挿通孔５ｂを備えた底壁５ａと、底壁５ａの
外周縁から延びる四角筒形状の周壁５ｅと、を備えて構
成されている。挿通孔５ｂは、インフレーター４のガス
吐出口４ｂを備えた円柱状の本体４ａを下方から挿入す
る部位となり、挿通孔５ｂ周縁には、既述のリテーナ３
の図示しないボルトを挿通させるための複数の取付孔５
ｃ（図７参照）が形成されている。
【００１６】また、底壁５ａの下面には、蓋体１３をケ
ース５に保持させるための連結プレート１０を取り付け
る２つのボルト５ｄが突設されている。連結プレート１
０は、各ボルト５ｄを挿通させる貫通孔１０ａを備え、
各ボルト５ｄを貫通孔１０ａに挿入させてナット１１止
めすることにより、図６・７に示すように、連結プレー
ト１０がケース５に取り付けられている。
ース５に保持させるための連結プレート１０を取り付け
る２つのボルト５ｄが突設されている。連結プレート１
０は、各ボルト５ｄを挿通させる貫通孔１０ａを備え、
各ボルト５ｄを貫通孔１０ａに挿入させてナット１１止
めすることにより、図６・７に示すように、連結プレー
ト１０がケース５に取り付けられている。
【００１７】この連結プレート１０は、蓋体１３の取付
片部１３ｃに巻き掛けられる２つのベルト１２を挿通さ
せる２つの連結孔１０ｂを備え、ベルト１２とともに、
蓋体１３をケース５に取り付ける役目を果す。
片部１３ｃに巻き掛けられる２つのベルト１２を挿通さ
せる２つの連結孔１０ｂを備え、ベルト１２とともに、
蓋体１３をケース５に取り付ける役目を果す。
【００１８】なお、蓋体１３は、ケース５と取付用ブラ
ケット６・６とを覆うようにインストルメントパネル１
５の開口１５ａに配置される本体１３ａと、本体１３ａ
の一端側に形成されて２つのベルト１２を挿通させる連
結孔１３ｄを有した取付片部１３ｃと、本体１３ａの他
端に形成されて開口１５ａ周縁のインストルメントパネ
ル１５とケース周壁５ｅとの間に挿入される挿入片部１
３ｅと、を備えて構成されている。なお、図５〜７に示
すリブ１３ｂは、本体１３ａ下面に形成され、取付用ブ
ラケット６に当接して、蓋体本体１３ａのケース５側へ
の落ち込みを防止するものである。
ケット６・６とを覆うようにインストルメントパネル１
５の開口１５ａに配置される本体１３ａと、本体１３ａ
の一端側に形成されて２つのベルト１２を挿通させる連
結孔１３ｄを有した取付片部１３ｃと、本体１３ａの他
端に形成されて開口１５ａ周縁のインストルメントパネ
ル１５とケース周壁５ｅとの間に挿入される挿入片部１
３ｅと、を備えて構成されている。なお、図５〜７に示
すリブ１３ｂは、本体１３ａ下面に形成され、取付用ブ
ラケット６に当接して、蓋体本体１３ａのケース５側へ
の落ち込みを防止するものである。
【００１９】そして、２つの取付用ブラケット６は、ケ
ース５の周壁５ｅの周縁における左右方向で対向する部
位から外方へ延びるように、塑性変形可能な板金製のケ
ース５と一体的に形成されており、端部に２つずつの取
付孔６ａを備えるとともに、応力集中が生じ易いよう
に、３つの屈曲部６ｂ・６ｂ・６ｂを備えて構成されて
いる。これらの取付用ブラケット６は、インストルメン
トパネル１５の開口１５ａ周縁に形成された取付ボス１
５ｂに対して、取付孔６ａを経てねじ８を螺着させるこ
とにより、インストルメントパネル１５に連結されるこ
ととなる（図３・４参照）。
ース５の周壁５ｅの周縁における左右方向で対向する部
位から外方へ延びるように、塑性変形可能な板金製のケ
ース５と一体的に形成されており、端部に２つずつの取
付孔６ａを備えるとともに、応力集中が生じ易いよう
に、３つの屈曲部６ｂ・６ｂ・６ｂを備えて構成されて
いる。これらの取付用ブラケット６は、インストルメン
トパネル１５の開口１５ａ周縁に形成された取付ボス１
５ｂに対して、取付孔６ａを経てねじ８を螺着させるこ
とにより、インストルメントパネル１５に連結されるこ
ととなる（図３・４参照）。
【００２０】２つの取付用ブラケット７は、それぞれ、
一端をケース５の底壁５ａに溶着させて、塑性変形可能
な板金製としており、他端側に、取付孔７ａを備えてい
る。また、底壁５ａ近傍と中間部位とには、応力集中が
生じ易いように、屈曲部７ｂが形成されている。これら
の取付用ブラケット７は、車両のリンフォース１７に固
着されているブラケット１８の取付孔１８ａに対して、
取付孔７ａを経てねじ９を螺着させることにより、ブラ
ケット１８に連結されることとなる。なお、ブラケット
１８の取付孔１８ａは、ナット１８ｂが配設されて構成
されている。
一端をケース５の底壁５ａに溶着させて、塑性変形可能
な板金製としており、他端側に、取付孔７ａを備えてい
る。また、底壁５ａ近傍と中間部位とには、応力集中が
生じ易いように、屈曲部７ｂが形成されている。これら
の取付用ブラケット７は、車両のリンフォース１７に固
着されているブラケット１８の取付孔１８ａに対して、
取付孔７ａを経てねじ９を螺着させることにより、ブラ
ケット１８に連結されることとなる。なお、ブラケット
１８の取付孔１８ａは、ナット１８ｂが配設されて構成
されている。
【００２１】このエアバッグ装置１の組立てと車両への
装着について説明すると、図示しないリテーナ３のボル
トを周縁部位２ｂから突出させるように、エアバッグ２
内にリテーナ３を配置させて、エアバッグ２を折り畳
み、エアバッグ２とインフレーター４とをケース５の底
壁５ａに配置させるとともに、リテーナ３の図示しない
ボルトを取付孔５ｃやインフレーターフランジ部４ｃに
挿通させてナット止めし、予め、連結プレート１０とベ
ルト１２とを介して蓋体１３を取り付けておいたケース
５に対して、エアバッグ２とインフレーター４とを取り
付ける。
装着について説明すると、図示しないリテーナ３のボル
トを周縁部位２ｂから突出させるように、エアバッグ２
内にリテーナ３を配置させて、エアバッグ２を折り畳
み、エアバッグ２とインフレーター４とをケース５の底
壁５ａに配置させるとともに、リテーナ３の図示しない
ボルトを取付孔５ｃやインフレーターフランジ部４ｃに
挿通させてナット止めし、予め、連結プレート１０とベ
ルト１２とを介して蓋体１３を取り付けておいたケース
５に対して、エアバッグ２とインフレーター４とを取り
付ける。
【００２２】そして、蓋体１３をインストルメントパネ
ル１５の開口１５ａに配置させるとともに、ねじ８・９
を利用して、各取付用ブラケット６・７をインストルメ
ントパネル１５の取付ボス１５ｂとリンフォース１７に
固着されたブラケット１８に取り付ければ、エアバッグ
装置１の組み立てと車両への装着が完了することとな
る。
ル１５の開口１５ａに配置させるとともに、ねじ８・９
を利用して、各取付用ブラケット６・７をインストルメ
ントパネル１５の取付ボス１５ｂとリンフォース１７に
固着されたブラケット１８に取り付ければ、エアバッグ
装置１の組み立てと車両への装着が完了することとな
る。
【００２３】そして、エアバッグ装置１を車両に装着し
た後、インフレーター４のガス吐出口４ｂからガスが吐
出されれば、エアバッグ２が、蓋体１３を押して、挿入
片部１３ｅをケース５とインストルメントパネル１５と
の間から離脱させることから、蓋体１３を開かせ、大き
く膨張することとなる。
た後、インフレーター４のガス吐出口４ｂからガスが吐
出されれば、エアバッグ２が、蓋体１３を押して、挿入
片部１３ｅをケース５とインストルメントパネル１５と
の間から離脱させることから、蓋体１３を開かせ、大き
く膨張することとなる。
【００２４】また、エアバッグ１の非膨張時に、衝撃力
Ｆが蓋体１３の本体１３ａ作用すると、各取付用ブラケ
ット６・７の屈曲部６ｂ・７ｂを設けた部位に応力集中
が生し易いことから、取付用ブラケット６・７の屈曲部
６ｂ・７ｂを中心として、図１・４の二点鎖線で示すよ
うに、取付用ブラケット６・７が塑性変形して曲がり、
衝撃力Ｆのエネルギーを吸収することができ、既述の発
明の作用・効果の欄で述べたと同様な効果を得ることが
できる。
Ｆが蓋体１３の本体１３ａ作用すると、各取付用ブラケ
ット６・７の屈曲部６ｂ・７ｂを設けた部位に応力集中
が生し易いことから、取付用ブラケット６・７の屈曲部
６ｂ・７ｂを中心として、図１・４の二点鎖線で示すよ
うに、取付用ブラケット６・７が塑性変形して曲がり、
衝撃力Ｆのエネルギーを吸収することができ、既述の発
明の作用・効果の欄で述べたと同様な効果を得ることが
できる。
【００２５】なお、実施例では、ケース５から延びる取
付用ブラケット６・７として、インストルメントパネル
１５とリンフォース１７に固定されたブラケット１８と
に連結されるものを示したが、どちらか一方の取付用ブ
ラケットの使用でも良く、また、取付用ブラケットが取
り付けられる部位は、これらのインストルメントパネル
１５やリンフォース１７に固着されたブラケット１８に
限るものではない。
付用ブラケット６・７として、インストルメントパネル
１５とリンフォース１７に固定されたブラケット１８と
に連結されるものを示したが、どちらか一方の取付用ブ
ラケットの使用でも良く、また、取付用ブラケットが取
り付けられる部位は、これらのインストルメントパネル
１５やリンフォース１７に固着されたブラケット１８に
限るものではない。
【００２６】また、実施例のエアバッグ装置１では、蓋
体本体１３ａの下面に、取付用ブラケット７に当接する
リブ１３ｂを設けているため、衝撃力Ｆが作用しない時
には、蓋体１３のケース５側への落ち込みを防止でき、
さらに、衝撃力Ｆが作用した際には、取付用ブラケット
６をリブ１３ｂで押すことができるため、取付用ブラケ
ット６を円滑に塑性変形させることができる。
体本体１３ａの下面に、取付用ブラケット７に当接する
リブ１３ｂを設けているため、衝撃力Ｆが作用しない時
には、蓋体１３のケース５側への落ち込みを防止でき、
さらに、衝撃力Ｆが作用した際には、取付用ブラケット
６をリブ１３ｂで押すことができるため、取付用ブラケ
ット６を円滑に塑性変形させることができる。
【図１】本発明の一実施例のエアバッグ装置の使用態様
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図２】同実施例のエアバッグ装置における図１のII方
向から見た図である。
向から見た図である。
【図３】図２のIII −III 部位の断面図である。
【図４】図２のIV−IV部位の断面図である。
【図５】図２のＶ−Ｖ部位の断面図である。
【図６】図２のVI−VI部位の断面図である。
【図７】同実施例に使用するケース・取付用ブラケット
・蓋体をケースの底壁側から見た図である。
・蓋体をケースの底壁側から見た図である。
１…エアバッグ装置。 ２…エアバッグ、 ５…ケース、 ６・７…取付用ブラケット、 ６ｂ・７ｂ…屈曲部。
Claims (1)
- 【請求項１】 折り畳まれたエアバッグを収納するケー
スが、所定位置に配置させるための取付用ブラケットを
備えているエアバッグ装置において、 前記取付用ブラケットが、塑性変形可能な材質から形成
されるとともに、屈曲部を備えて形成されていることを
特徴とするエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7066454A JPH08258651A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7066454A JPH08258651A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08258651A true JPH08258651A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13316243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7066454A Withdrawn JPH08258651A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08258651A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006232000A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Mazda Motor Corp | 車両用歩行者保護装置 |
| US7552939B2 (en) | 2006-02-02 | 2009-06-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Airbag apparatus having support member attached to vehicle via easily-deformable brackets at both ends |
| CN103249603A (zh) * | 2010-11-30 | 2013-08-14 | 高田株式会社 | 副驾驶席用气囊的充气机安装结构 |
| CN111894511A (zh) * | 2020-09-14 | 2020-11-06 | 西南石油大学 | 一种随钻井下防喷模拟装置 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP7066454A patent/JPH08258651A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006232000A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Mazda Motor Corp | 車両用歩行者保護装置 |
| JP4529725B2 (ja) * | 2005-02-23 | 2010-08-25 | マツダ株式会社 | 車両用歩行者保護装置 |
| US7552939B2 (en) | 2006-02-02 | 2009-06-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Airbag apparatus having support member attached to vehicle via easily-deformable brackets at both ends |
| CN103249603A (zh) * | 2010-11-30 | 2013-08-14 | 高田株式会社 | 副驾驶席用气囊的充气机安装结构 |
| CN111894511A (zh) * | 2020-09-14 | 2020-11-06 | 西南石油大学 | 一种随钻井下防喷模拟装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |