JP3334389B2 - 産業車両のパネル取付構造 - Google Patents

産業車両のパネル取付構造

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JP3334389B2 JP32846394A JP32846394A JP3334389B2 JP 3334389 B2 JP3334389 B2 JP 3334389B2 JP 32846394 A JP32846394 A JP 32846394A JP 32846394 A JP32846394 A JP 32846394A JP 3334389 B2 JP3334389 B2 JP 3334389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、産業車両のパネル取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】フォークリフト等の産業車両は、エンジ
ンルームもしくはバッテリルームを覆うトップパネルの
上部に運転座席が設けられる。
【0003】このトップパネルはヒンジにより開閉可能
に設けられると共に、その開閉操作力を軽減するための
ガス圧式スティが備えられる(NISSAN FORK
LIFT JO1/JO2 SERIES…日産自動車
株式会社1993年2月発行等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなフォークリ
フト等における日常の点検はトップパネルを開いて行う
が、運転座席を設けていること等によりトップパネルの
開角度に制限があり、このため整備時にはトップパネル
を取外すことが多い。
【0005】しかし、この場合ヒンジとガス圧式スティ
とを車体側に独立に取付けているため、トップパネルを
取外すためには、ヒンジとガス圧式スティの両方を外す
必要があり、作業性が良くなかった。
【0006】また、再取付け時に、トップパネル、ヒン
ジ、ガス圧式スティの位置を調整しなければならず、手
間がかかっていた。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、エンジン
ルームもしくはバッテリルームを覆うトップパネルをヒ
ンジを介して開閉可能に支持すると共に、その開閉操作
力を軽減するガス圧式スティを配設する産業車両のパネ
ル取付構造において、ヒンジおよびガス圧式スティの一
端をトップパネルに取付け、ヒンジおよびガス圧式ステ
ィのもう一端を車体に取付けかつ取外し可能な同一の支
持部材に取付ける。
【0009】第2の発明は、前記支持部材はヒンジを取
付ける部材とガス圧式スティを取付ける部材とを溶接ま
たはボルトにより結合した一体のブラケットからなる。
【0010】第3の発明は、前記支持部材はヒンジ側の
取付部位を車体側に締結するようになっている。
【0011】
【作用】第1の発明では、車体に取付けかつ取外し可能
な同一の支持部材にヒンジおよびガス圧式スティの一端
を取付けるので、車体から支持部材を取外せば、ヒンジ
とガス圧式スティを外さずとも、トップパネルを取外せ
る。
【0012】第2の発明では、溶接またはボルト結合に
より、支持部材の形成を容易に行える。
【0013】第3の発明では、支持部材のヒンジ側の取
付部位を車体側に止めるので、トップパネルの支持を確
実に行える。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1〜図4において、10はフォークリフ
トのエンジンルームもしくはバッテリルームを覆うトッ
プパネルである。
【0016】トップパネル10は、運転座席(図示しな
い)が設置される天板11と、左右下方およびその前面
側に設けられる台板部12とから形成され、床面に台板
部12が置かれる。
【0017】トップパネル10の後側には、車体にヘッ
ドガードピラー13を固定するための支柱14が設けら
れ、この支柱14にヒンジ15およびガス圧式スティ1
6の支持ブラケット17が取付けられる。
【0018】支持ブラケット17は、ヒンジ15の一端
を取付けるボルト用ネジ穴18を設けたヒンジ用部材1
9と、ガス圧式スティ16の一端を取付けるボルト用ネ
ジ穴20を設けたスティ用部材21とが一体に形成され
る。
【0019】ヒンジ用部材19は、支柱14の上部に合
わせられる基板部22に、前記ネジ穴18と共に支柱1
4への取付用のボルト穴23が設けられ、支柱14にボ
ルト(図示しない)を介して取付け、取外し可能に形成
される。
【0020】スティ用部材21は、基端24がヒンジ用
部材19の基板部22から下方に所定長さに折り曲げ形
成した端部に、そのネジ穴20の部位を基板部22と反
対方向に向けて溶接される。
【0021】支柱14に支持ブラケット17がボルトを
介して取付けられ、その支持ブラケット17にヒンジ1
5の一端およびガス圧式スティ16の一端がそれぞれボ
ルト(図示しないおよび25)を介して取付けられる。
【0022】ヒンジ15の他端は、ボルト(図示しな
い)を介してトップパネル10の天板11に取付けら
れ、ガス圧式スティ16の他端は、トップパネル10の
天板11の所定位置に設けたアイプレート26にボルト
25を介して取付けられる。
【0023】なお、ヒンジ用部材19とスティ用部材2
1とはボルトにより結合しても良く、また図5のように
一体構造としても良い。
【0024】このように構成したため、トップパネル1
0を取外す際は、支柱14に支持ブラケット17を取付
けているボルトを外すことにより、トップパネル10を
簡単に取外せる。このため、整備時の作業性が良好とな
る。
【0025】また、支持ブラケット17のボルトを外す
だけなので、トップパネル10、ヒンジ15、ガス圧式
スティ16の相互の位置が変わることがなく、このため
取付時にそれぞれの位置を調整する必要がなく、再取付
けを容易に行え、作業性が一層向上する。
【0026】また、ヒンジ用部材19とスティ用部材2
1とを溶接もしくはボルト結合して支持ブラケット17
を形成するので、複雑な形状の場合でも支持ブラケット
17の形成は容易である。
【0027】また、ヒンジ15を取付ける支持ブラケッ
ト17の基板部22を支柱14に固定するので、ヒンジ
15を確実に支持でき、トップパネル10の支持を確実
に行える。
【0028】なお、支持ブラケット17の取付ボルト
を、手動により着脱可能なノブ付きボルトとすれば、取
付け、取外しをより簡単に行える。
【0029】図6、図7は本発明の他の実施例を示す。
【0030】この場合、リンク式のヒンジ30が用いら
れ、トップパネル10の天板11の裏面および支持ブラ
ケット31の基板部32の裏面に取付けられる。
【0031】支持ブラケット31は、基板部32が車体
側の支柱33の上面にボルト(図にはボルト穴35を示
す)取付け、取外し可能に形成され、基板部22から下
方に所定長さに折り曲げ形成した端部に、一端をトップ
パネル10の天板11に取付けたガス圧式スティ34の
他端が取付けられる。
【0032】これによれば、支持ブラケット31の形状
が簡単になり、容易に形成される。
【0033】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、エン
ジンルームもしくはバッテリルームを覆うトップパネル
をヒンジを介して開閉可能に支持すると共に、その開閉
操作力を軽減するガス圧式スティを配設する産業車両の
パネル取付構造において、ヒンジおよびガス圧式スティ
の一端をトップパネルに取付け、ヒンジおよびガス圧式
スティのもう一端を車体に取付けかつ取外し可能な同一
の支持部材に取付けたので、トップパネルの取付け、取
外しを容易に行え、整備作業性が向上する。
【0034】第2の発明によれば、支持部材を容易に形
成できる。
【0035】第3の発明によれば、トップパネルを確実
に支持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】部分平面図である。
【図3】部分側面図である。
【図4】ブラケット部分の斜視図である。
【図5】他の実施例のブラケットの斜視図である。
【図6】他の実施例の部分平面図である。
【図7】その部分側面図である。
【符号の説明】
10 トップパネル 14 支柱14 15 ヒンジ 16 ガス圧式スティ 17 支持ブラケット 18 ボルト用ネジ穴 19 ヒンジ用部材 20 ボルト用ネジ穴 21 スティ用部材 22 基板部 23 ボルト穴 30 ヒンジ 31 支持ブラケット 32 基板部 33 支柱 34 ガス圧式スティ 35 ボルト穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルームもしくはバッテリルーム
    を覆うトップパネルをヒンジを介して開閉可能に支持す
    ると共に、その開閉操作力を軽減するガス圧式スティを
    配設する産業車両のパネル取付構造において、ヒンジお
    よびガス圧式スティの一端をトップパネルに取付け、ヒ
    ンジおよびガス圧式スティのもう一端を車体に取付けか
    つ取外し可能な同一の支持部材に取付けたことを特徴と
    する産業車両のパネル取付構造。
  2. 【請求項2】 前記支持部材はヒンジを取付ける部材と
    ガス圧式スティを取付ける部材とを溶接またはボルトに
    より結合した一体のブラケットからなる請求項1に記載
    の産業車両のパネル取付構造。
  3. 【請求項3】 前記支持部材はヒンジ側の取付部位を車
    体側に締結するようになっている請求項1に記載の産業
    車両のパネル取付構造。
JP32846394A 1994-12-28 1994-12-28 産業車両のパネル取付構造 Expired - Fee Related JP3334389B2 (ja)

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