JP2575493Y2 - 助手席エアバッグ装置 - Google Patents

助手席エアバッグ装置

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JP2575493Y2
JP2575493Y2 JP1992064413U JP6441392U JP2575493Y2 JP 2575493 Y2 JP2575493 Y2 JP 2575493Y2 JP 1992064413 U JP1992064413 U JP 1992064413U JP 6441392 U JP6441392 U JP 6441392U JP 2575493 Y2 JP2575493 Y2 JP 2575493Y2
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Japan
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airbag module
lid
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safety pad
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稔 志賀
和俊 阪本
憲司 津村
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、助手席前方のインス
トルメントパネルに設けられた助手席エアバッグ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の助手席エアバッグ装置は例えば図
5或いは図6に示すように構成されている。
【0003】装置の一部切断右側面図である図5に示す
ように、助手席前方のインストルメントパネル1に形成
された開口部2の内側にエアバッグモジュール3が配設
され、エアバッグモジュール3のリッド4の周縁が開口
部2の段部に当接して開口部2がリッド4により閉塞さ
れると共に、ブラケット5及びボルト6,ナット7によ
りエアバッグモジュール3がピラーメンバー8に固定さ
れている。尚、図5において、9はエアコンユニットで
ある。
【0004】このとき、エアバッグモジュール3のリッ
ド4とインストルメントパネル1とが同一表面を形成す
るようにエアバッグモジュール3が配設されている。
【0005】一方、図6も図5と同様に構成された助手
席エアバッグ装置を示し、図6において、10はインス
トルメントパネル、11はインストルメントパネル10
の開口部の内側に配設されたエアバッグモジュール、1
2はエアバッグモジュール11のリッドであり、この場
合も、リッド12とインストルメントパネル10とが同
一表面を形成するように配設されている。
【0006】ところで、このようにエアバッグモジュー
ル3,11のリッド4,12とインストルメントパネル
1,10とが同一表面をなすようにするには、エアバッ
グモジュールのリッド形状に合うようインストルメント
パネルそのものを換えたり、従来車種毎のインストルメ
ントパネル1,10の形状に合わせて、或いは同一車種
であっても、インストルメントパネルの形状が異なる場
合にはこれらのインストルメントパネルに合わせてリッ
ドの形状を変え、同一表面をなす形状のリッドを適宜選
定している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように形
状の異なるリッドを多数準備することは、インストルメ
ントパネルの形状に応じた専用のリッドが必要となり、
エアバッグモジュールの部品数の増加を招くという問題
点がある。
【0008】そこでこの考案は、上記のような問題点を
解消するためになされたもので、インストルメントパネ
ルの形状が異なる場合であっても同じリッド形状の同一
構造のエアバッグモジュールを配設できるようにするこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案に係る助手席エ
アバッグ装置は、助手席前方のインストルメントパネル
に形成された開口部の内側にエアバッグモジュールを配
設してなる助手席エアバッグ装置において、前記エアバ
ッグモジュールのリッドとほぼ同一形状の開口が形成さ
れたセーフティパッドの前記開口の周側部に段部が形成
され、リッドの表面とセーフティパッドの表面とが同一
表面をなすと共にリッドの下面周縁部が段部に当接した
状態で、前記エアバッグモジュールが配設され、セーフ
ティパッド前記インストルメントパネルに装着され
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】この考案においては、エアバッグモジュールの
リッドの表面と同一表面をなすセーフティパッドをイン
ストルメントパネルに装着したため、インストルメント
パネルの形状が異なる場合であっても、従来のようにイ
ンストルメントパネルを取り換えたり、インストルメン
トパネルに合わせて形状の異なるリッドを準備する必要
がなく、同一構造のエアバッグモジュールを配設するこ
とが可能になる。また、リッドの下面周縁部が段部に当
接した状態で、前記エアバッグモジュールを配設するこ
とによって、リッドの周縁部でセーフティパッドを固定
保持できる利点もある。
【0011】
【実施例】(第1実施例) 図1はこの考案の助手席エアバッグ装置の第1実施例の
斜視図、図2は一部の切断右側面図である。
【0012】これらの図に示すように、助手席前方のフ
ラットなトレー部20を有するインストルメントパネル
21に開口部22が形成され、この開口部22の内側に
エアバッグモジュール23が配設されて図外のピラーメ
ンバー等に固定され、このときエアバッグモジュール2
3のリッド24が開口部22の外部に露出するようにエ
アバッグモジュール23が配設され、開口部22を閉塞
しかつリッド24と同一表面をなすセーフティパッド2
5がインストルメントパネル21に装着されている。
尚、図2において、26はフロントガラスである。
【0013】このとき、セーフティパッド25にはリッ
ド24とほぼ同一形状の開口27が形成され、この開口
27の周側部には段部28が形成され、図2に示すよう
にリッド24の下面周縁部が段部28に当接した状態で
エアバッグモジュール23が配設されている。
【0014】従って、セーフティパッド25を用いたた
め、インストルメントパネル21の形状がいろいろ異な
る場合であっても、インストルメントパネルやリッドを
取り換える必要がなく、これらのインストルメントパネ
ル21の形状に合ったセーフティパッド25を準備する
ことにより同一構造のエアバッグモジュール23を配設
することができ、エアバッグモジュール23の部品数の
増加を招くことを防止できる。また、リッド24の下面
周縁部が段部28に当接した状態で、エアバッグモジュ
ール23が配設されることによって、リッド24の周縁
部でセーフティパッド25を固定保持できる利点があ
る。
【0015】(第2実施例) つぎに、図3はこの考案の第2実施例の切断右側面図で
あり、同図(a),(b)は異なる状態におけるものを
示す。
【0016】図3(a)に示すように、エアバッグモジ
ュールを装備しない車種であってすでにセーフティパッ
ド31が装着されているインストルメントパネル32に
オプション等によりエアバッグモジュールを新たに取り
付ける場合、既設のセーフティパッド31が取り外され
たのち、図3(b)に示すように、インストルメントパ
ネル32に開口部33が形成され、この開口部33の内
側にエアバッグモジュール34が配設されて図外のピラ
ーメンバー等に固定され、その後上記した第1実施例と
同様エアバッグモジュール34のリッド35と同一表面
をなす新たなセーフティパッド36がインストルメント
パネル32に装着されている。尚、37はフロントガラ
スである。
【0017】従って、このようにすでにセーフティパッ
ド31が装着されているインストルメントパネル31に
オプション等により別途エアバッグモジュール34を取
り付ける場合であっても、セーフティパッド36を用い
ることにより、エアバッグモジュールを標準装備する車
種に適用するエアバッグモジュールと同一構造のエアバ
ッグモジュールを配設することが可能になり、インスト
ルメントパネルを取り換えたりエアバッグモジュール3
4のリッド35を形状の異なるものに取り換えたりする
必要がなく、第1実施例と同様エアバッグモジュール3
4の部品数の増加を招くこともない。
【0018】(第3実施例) 図4はこの考案の第3実施例の一部の分解斜視図であ
る。
【0019】図4は上記した第1,第2実施例における
インストルメントパネル21,32と異なる形状のイン
ストルメントパネルにエアバッグモジュールを取り付け
る場合の例であり、助手席前方のインストルメントパネ
ル41に開口部42が形成され、この開口部42の上方
を包被するようにセーフティパッド43がインストルメ
ントパネル41に装着される。
【0020】このとき、セーフティパッド43の周側及
びインストルメントパネル41の開口部42の周側に形
成された凸状体及び凹穴の嵌合によってセーフティパッ
ド43が装着されている。
【0021】さらに、セーフティパッド43の開口部4
2に対向する位置にはエアバッグモジュール44のリッ
ド45が嵌まり込む開口46が形成され、この開口46
の周側部には段部47が形成され、この段部47にエア
バッグモジュール44のリッド45の下面周縁部が当接
した状態でエアバッグモジュール44とセーフティパッ
ド43とが固定され、リッド45とセーフティパッド4
3とにより同一表面が形成されている。
【0022】従って、第3実施例によれば、第1,第2
実施例と同等の効果を得ることができる。
【0023】なお、インストルメントパネルの形状,セ
ーフティパッドの形状等は上記各実施例のものに限定さ
れないのは勿論である。
【0024】
【考案の効果】以上のように、この考案の助手席エアバ
ッグ装置によれば、エアバッグモジュールのリッドとほ
ぼ同一形状の開口が形成されたセーフティパッドの前記
開口の周側部に段部が形成され、リッドの表面とセーフ
ティパッドの表面とが同一表面をなすと共にリッドの下
面周縁部が段部に当接した状態で、前記エアバッグモジ
ュールが配設され、セーフティパッドが前記インストル
メントパネルに装着されたものであり、インストルメン
トパネルの形状が異なる場合であっても、従来のように
インストルメントパネルを取り換えたり、インストルメ
ントパネルに合わせて形状の異なるリッドを準備する必
要がなく、同一構造のエアバッグモジュールを配設する
ことが可能になり、エアバッグモジュールの部品数の増
加を招くことを防止でき、エアバッグモジュールの汎用
化を図ることができる。しかも、リッドの下面周縁部が
段部に当接した状態で、エアバッグモジュールを配設す
ることによって、リッドの周縁部でセーフティパッドを
固定保持できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の助手席エアバッグ装置の第1実施例
の斜視図である。
【図2】図1の切断右側面図である。
【図3】この考案の第2実施例の切断右側面図である。
【図4】この考案の第3実施例の一部の分解斜視図であ
る。
【図5】従来の助手席エアバッグ装置の一部切断右側面
図である。
【図6】他の従来の助手席エアバッグ装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
21,32,41 インストルメントパネル 22,33,42 開口部 23,34,44 エアバッグモジュール 24,35,45 リッド 25,36,44 セーフティパッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 助手席前方のインストルメントパネルに
    形成された開口部の内側にエアバッグモジュールを配設
    してなる助手席エアバッグ装置において、 前記エアバッグモジュールのリッドとほぼ同一形状の開
    口が形成されたセーフティパッドの前記開口の周側部に
    段部が形成され、リッドの表面とセーフティパッドの表
    面とが同一表面をなすと共にリッドの下面周縁部が段部
    に当接した状態で、前記エアバッグモジュールが配設さ
    れ、セーフティパッド前記インストルメントパネルに
    装着されたことを特徴とする助手席エアバッグ装置。
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