JPH0343886Y2 - - Google Patents

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JPH0343886Y2
JPH0343886Y2 JP15796786U JP15796786U JPH0343886Y2 JP H0343886 Y2 JPH0343886 Y2 JP H0343886Y2 JP 15796786 U JP15796786 U JP 15796786U JP 15796786 U JP15796786 U JP 15796786U JP H0343886 Y2 JPH0343886 Y2 JP H0343886Y2
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JP
Japan
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wire harness
working hole
center pillar
gutter
connector
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JP15796786U
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JPS6363243U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車に配線されるワイヤハーネスの
クランプ構造に関するものである。従来の技術 自動車には多種多用な電装品が装備されてお
り、各種電装品と車室内に設けたスイツチ類、各
種電装品同士或いは各種電装品と車載されたバツ
テリとの接続にはワイヤハーネスが用いられる。
従つて、、自動車の車体上には多数のワイヤハー
ネスが配線されており、又ワイヤハーネス同士は
必要に応じてコネクタを用いて接続されている。
第3図及び第4図は上記ワイヤハーネスの車体
上での配線例を示すものであり、図中1は車体フ
ロア部のサイドメンバ、2はサイドメンバ1から
上方に延びるセンターピラー、3はセンターピラ
ー2に形成された作業穴、4はセンターピラー2
の車室内側の面に装着したトリムである。5はサ
イドメンバ1に沿つて車体の前後方向に配線され
たフロアハーネス、6はフロアハーネス5から分
岐した第1のワイヤハーネス、7はセンターピラ
ー2の作業穴3形成個所の下方部分に設置した、
第1のワイヤハーネス6を支持するためのクラン
プである。8は自動動車のドア(図示せず)内に
組み込まれた電装品から延びる第2のワイヤハー
ネスであり、この第2のワイヤハーネス8はグロ
メツト9を用いてドアと隣接するセンターピラー
2内に導かれている。そして、この第2のワイヤ
ハーネス8の先端部は、センターピラー2に形成
された作業穴3からセンターピラー2内に導かれ
た第1のワイヤハーネス6の先端部とコネクタ1
0を介して接続してある。
考案が解決しようとする問題点 上記した如く第1のワイヤハーネス6と第2の
ワイヤハーネス8とを車体構成部材によつて形成
されたセンターピラー2の中空部内に導き、この
中空部内でコネクタ10を用いて上記両者を接続
すれば、ワイヤハーネス同士の接続に用いるコネ
クタ10の収納スペースとして車体に形成された
中空部の如きデツドスペースが利用できるため、
配線作業が容易になる。
しかし、上記方法によつてワイヤハーネス同士
の接続を行うと、コネクタ10はセンターピラー
2の如き車体中空部内に中吊り状態で支持される
ことになるため、自動車走行中の振動等によつて
コネクタ10が作業穴3の周縁部と接触したり、
或いは作業穴3の外方に位置するトリム4と接触
し異音を発するといつた問題があつた。
問題点を解決するための手段 車体構成部材に形成された作業穴から車体構成
部材によつて形成された中空部内に第1のワイヤ
ハーネスを挿入すると共に、グロメツトを用いて
第2のワイヤハーネスを上記中空部内に導き、か
つ、上記第1のワイヤハーネスと第2のワイヤハ
ーネスとをコネクタを介して中空部内で接続する
ものに於いて、上記作業穴の周縁部に、上記第1
のワイヤハーネスと嵌合する樋状部を有するガイ
ドクランプを設置し、かつ、上記樋状部の先端が
上記作業穴の内方を向くように形成したものであ
る。
作 用 作業穴の周縁部に装着したガイドクランプの樋
状部に第1のワイヤハーネスを嵌合固定すること
により、第1のワイヤハーネスの先端部を作業穴
の内方に位置決めするものである。
実施例 第1図及び第2図は本考案に係るワイヤハーネ
スのクランプ構造を示すものであり、図中20は
車体フロア部のサイドメンバ、21はサイドメン
バ20から上方に延びるセンターピラー、22は
センターピラー21に形成された作業穴、23は
センターピラー21の車室内側の面に装着したト
リムである。24はサイドメンバ20に沿つて車
体の前後方向に配線されたフロアハーネス、25
はフロアハーネス24から分岐した第1のワイヤ
ハーネス、26は自動車のドア(図示せず)内に
組み込まれた電装品から延びる第2のワイヤハー
ネスであり、この第2のワイヤハーネス26の先
端部はグロメツト27を用いてドアと隣接するセ
ンターピラー21内に導かれている。
28はセンターピラー21に設けた作業穴22
の周縁部に設置したガイドクランプ、28aはガ
イドクランプ28の樋状部であり、この樋状部2
8aは第1のワイヤハーネス25が嵌合する形状
をしており、又その先端部28a′はセンターピラ
ー21に設けた作業穴22の内方を向くようにし
てある。
上記構成に於いて、フロアハーネス24から分
岐した第1のワイヤハーネス25と、ドアからセ
ンターピラー21内にグロメツト27を用いて導
かれた第2のワイヤハーネス26とをコネクタ2
9を介して接続する時、第1のワイヤハーネス2
5をガイドクランプ28の樋状部28aに嵌合さ
せ、かつ、テーピングによつて第1のワイヤハー
ネス25を樋状部28aに固定する。すると第1
のワイヤハーネス25の先端部は、ガイドクラン
プ28の樋状部28aにガイドされ、センターピ
ラー21に設けた作業穴22の内方で位置決めさ
れる。従つてこの状態で第1のワイヤハーネス2
5と第2のワイヤハーネス26とをコネクタ29
を介して接続すれば、第1のワイヤハーネス25
の先端部はガイドクランプ28の樋状部28aに
よつて位置決めされており、又、第2のワイヤハ
ーネス26の先端部もグロメツト27により位置
決めされているため、コネクタ29をセンターピ
ラー21内に位置決めした状態で支持でき、コネ
クタ29のセンターピラー21或いはトリム23
との干渉を防止できる。
尚、上記実施例は、センターピラー21に設け
た作業穴22を利用してセンターピラー21内で
第1のワイヤハーネス25と第2のワイヤハーネ
ス26とをコネクタ29を用いて接続した例につ
いて説明したが、本考案は車体構成部材に形成し
た作業穴を利用して車体構成部材によつて形成さ
れた中空部内で第1のワイヤハーネスと第2のワ
イヤハーネスとをコネクタを用いて接続する個所
ならば上記した個所以外にも適用できるのは無論
である。
考案の効果 上記した如く、本考案はセンターピラーの如き
車体構成部材に形成した作業穴の周縁部に、先端
が作業穴の内方を向くように形成した樋状部を有
するガイドクランプを設置し、このガイドクラン
プの樋状部に第1のワイヤハーネスを嵌合固定す
ることにより、第1のワイヤハーネスの先端部が
作業穴の内方を向くようにしたから、作業穴の内
部で第1のワイヤハーネスと第2のワイヤハーネ
スとをコネクタを用いて接続する時、コネクタを
作業穴内に位置決めした状態で支持できる。従つ
て、自動車走行中の振動等によりコネクタが作業
穴の周縁部と接触したり、或いは作業穴の外方に
位置するトリムと接触するのを防止でき、当該部
分からの異音の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るワイヤハーネスのクラン
プ構造の一例を示す斜視図、第2図は断面図であ
る。第3図はワイヤハーネスのクランプ構造の従
来例を示す斜視図、第4図は断面図である。 21……センターピラー、22……作業穴、2
5……第1のワイヤハーネス、26……第2のワ
イヤハーネス、27……グロメツト、28……ガ
イドクランプ、28a……樋状部、28a′……樋
状部の先端部、29……コネクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体構成部材に形成された作業穴から車体構成
    部材によつて形成された中空部内に第1のワイヤ
    ハーネスを挿入すると共に、グロメツトを用いて
    第2のワイヤハーネスを上記中空部内に導き、か
    つ、上記第1のワイヤハーネスと第2のワイヤハ
    ーネスとをコネクタを介して中空部内で接続する
    ものに於いて、上記作業穴の周縁部に、上記第1
    のワイヤハーネスと嵌合する樋状部を有するガイ
    ドクランプを設置し、かつ、上記樋状部の先端が
    上記作業穴の内方を向くように形成したことを特
    徴とするワイヤハーネスのクランプ構造。
JP15796786U 1986-10-14 1986-10-14 Expired JPH0343886Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15796786U JPH0343886Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

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JP15796786U JPH0343886Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6363243U JPS6363243U (ja) 1988-04-26
JPH0343886Y2 true JPH0343886Y2 (ja) 1991-09-13

Family

ID=31081010

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15796786U Expired JPH0343886Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

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JPS6363243U (ja) 1988-04-26

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