JPS5835575Y2 - 自動車の遮音装置 - Google Patents
自動車の遮音装置Info
- Publication number
- JPS5835575Y2 JPS5835575Y2 JP15351178U JP15351178U JPS5835575Y2 JP S5835575 Y2 JPS5835575 Y2 JP S5835575Y2 JP 15351178 U JP15351178 U JP 15351178U JP 15351178 U JP15351178 U JP 15351178U JP S5835575 Y2 JPS5835575 Y2 JP S5835575Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- panel
- dash panel
- instrument panel
- dash
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車のエンジンルームと車室との間に設
けられているダッシュパネル部の遮音装置の改良に関す
るものである。
けられているダッシュパネル部の遮音装置の改良に関す
るものである。
従来の自動車のエンジンルームと車室との間に設けられ
ているダッシュパネル部の遮音は、第5図に示すように
、ダッシュパネル2の全体に、該ダッシュパネル2に添
ってインシュレーター3を取付けて行っていた。
ているダッシュパネル部の遮音は、第5図に示すように
、ダッシュパネル2の全体に、該ダッシュパネル2に添
ってインシュレーター3を取付けて行っていた。
又、ダッシュパネル2の上部2aには、インスルメンド
パネル4が設けられ、ダッシュパネル2とインシュレー
ター3にはインスルメンドパネル4に配設された各種の
計器7、あるいはスイッチ等に配線するための貫通孔7
aやステアリングハンドル8を通す貫通孔8a等が明け
られている。
パネル4が設けられ、ダッシュパネル2とインシュレー
ター3にはインスルメンドパネル4に配設された各種の
計器7、あるいはスイッチ等に配線するための貫通孔7
aやステアリングハンドル8を通す貫通孔8a等が明け
られている。
したがって、該貫通孔7 a t8aからエンジンルー
ム5内Q・音が車室6内側にもれ、効果的な遮音効果が
得られない。
ム5内Q・音が車室6内側にもれ、効果的な遮音効果が
得られない。
このため、貫通孔?a 、8aからの音の侵入を少なく
するため、該貫通孔7a 、8aに設けられたグロメッ
ト9a、9bを二重構造にするとか、ダッシュ・ぐネル
2とインシュレーター3の両方にグ爾ノットを設けたり
、あるいは貫通孔7a、8aの周囲のインシュレーター
3を部分的に二重構造にする等しているが、取付作業が
繁雑になるため該作業がやりにくいとか、あるいは部品
点数が増加する等の欠点があった。
するため、該貫通孔7a 、8aに設けられたグロメッ
ト9a、9bを二重構造にするとか、ダッシュ・ぐネル
2とインシュレーター3の両方にグ爾ノットを設けたり
、あるいは貫通孔7a、8aの周囲のインシュレーター
3を部分的に二重構造にする等しているが、取付作業が
繁雑になるため該作業がやりにくいとか、あるいは部品
点数が増加する等の欠点があった。
尚、インスルメンドパネル4は、その裏面がソフトパッ
ド等で覆われ、遮音効果を有するものであるが、該イン
スルメンドパネル4の下端4aはソフトパッドも少なく
、又、ダッシュパネル2との間に間隙1があるためイン
スルメンドパネル4の下面から音が侵入しやすい構造と
なっていた。
ド等で覆われ、遮音効果を有するものであるが、該イン
スルメンドパネル4の下端4aはソフトパッドも少なく
、又、ダッシュパネル2との間に間隙1があるためイン
スルメンドパネル4の下面から音が侵入しやすい構造と
なっていた。
この考案は、ダッシュパネル上部に明けられる各種の貫
通孔に設けられているグロメットからもれるエンジンル
ーム内の音をインスルメンドパネルとインシュレーター
とで吸収し、遮音効果を充分発揮することができ、かつ
、組立容易なインシュレーターを提供することを目的と
するものである。
通孔に設けられているグロメットからもれるエンジンル
ーム内の音をインスルメンドパネルとインシュレーター
とで吸収し、遮音効果を充分発揮することができ、かつ
、組立容易なインシュレーターを提供することを目的と
するものである。
第1図、第2図に示すこの考案の第1実施例について説
明すれば次の通りである。
明すれば次の通りである。
上端がカウルパネル26に、ド端が床パネル11にそれ
ぞれ接合され、エンジンルームaと車室すとの罰に設け
られたダッシュパネル12に、エンジンルームaと車室
すとを遮音するインシュL−−ター13がビス、接着、
あるいはクランプ等の手段で取付けられている。
ぞれ接合され、エンジンルームaと車室すとの罰に設け
られたダッシュパネル12に、エンジンルームaと車室
すとを遮音するインシュL−−ター13がビス、接着、
あるいはクランプ等の手段で取付けられている。
該インシュレーター13は、その上部13aで折曲げら
れ、該折曲げ部29から車室す後方に向って略水平に延
在された横面30と、該折曲げ部29からダッシュパネ
ル12に添い床パネル11に向って延在された縦面31
とで、側断面でみて略「形に形成されている。
れ、該折曲げ部29から車室す後方に向って略水平に延
在された横面30と、該折曲げ部29からダッシュパネ
ル12に添い床パネル11に向って延在された縦面31
とで、側断面でみて略「形に形成されている。
前記インシュレーター13の横面30は、その先端部3
0aがダッシュパネル12の上部に設けられているイン
スルメンドパネル14の下端14aと接するように、該
インスルメンドパネル14にビス17により止着固定さ
れ、−該インスルメンドパネル14の下面に開口された
インスルメンドパネル14の下端14aトタツシユパネ
ル12との間隙32を塞いでいる。
0aがダッシュパネル12の上部に設けられているイン
スルメンドパネル14の下端14aと接するように、該
インスルメンドパネル14にビス17により止着固定さ
れ、−該インスルメンドパネル14の下面に開口された
インスルメンドパネル14の下端14aトタツシユパネ
ル12との間隙32を塞いでいる。
又、前記インシュレーター13の縦面31は、ダッシュ
パネル12に添って延在され、その折曲げ部29に近接
した上部と、床パネル11近傍の下部とはビス17.1
7によりダッシュパネル12に止着固定され、さらに、
その先端部31aは床パネル11上に敷設されたカーペ
ット33で覆われている。
パネル12に添って延在され、その折曲げ部29に近接
した上部と、床パネル11近傍の下部とはビス17.1
7によりダッシュパネル12に止着固定され、さらに、
その先端部31aは床パネル11上に敷設されたカーペ
ット33で覆われている。
19は車体のフロアトンネル部(図示せず)に添うよう
に形成された凹部、20は車体のダッシュサイドパネル
(図示せず)に取付けられる側部インシュレーターであ
って、該側部インシュレーター20は、前記インシュレ
ーク−13の左右端13b、13cに接するように固定
されている。
に形成された凹部、20は車体のダッシュサイドパネル
(図示せず)に取付けられる側部インシュレーターであ
って、該側部インシュレーター20は、前記インシュレ
ーク−13の左右端13b、13cに接するように固定
されている。
23はインシュレーター13に明けられたビス孔、25
はエンジンフード、27はフロントガラス、28はステ
アリングハンドル、34はダッシュパネルに上部に明け
られた貫通孔に嵌込まれたグロメット、35は計器、3
6はハーネスである。
はエンジンフード、27はフロントガラス、28はステ
アリングハンドル、34はダッシュパネルに上部に明け
られた貫通孔に嵌込まれたグロメット、35は計器、3
6はハーネスである。
次に第3図、第4図に示すこの考案の第2実施例につい
て説明する。
て説明する。
インシュレーター13の横面30の先端部30aは、断
面形状が略コ字状をなし、車体の左右方向に延在する取
付バー16によって被覆され、インスルメンドパネル1
4の下端14aにビス17により止着固定されている。
面形状が略コ字状をなし、車体の左右方向に延在する取
付バー16によって被覆され、インスルメンドパネル1
4の下端14aにビス17により止着固定されている。
18は取付バー16に明けられたビス孔である。
又、インシュレーター13の縦面31に配設しなければ
ならない車室す内用ハーネス21は、該ハーネス21を
固定するバンド24をダッシュパネル12に孔明けをし
て固定しなくても良いように、インシュレーター13と
該インシュレーター13を被覆している表皮37にバン
ド24を通す孔22が明けられ、又、インシュレーター
13の裏面13dに溝38が設けられており、該細JL
22と溝38にバンド24を通してハーネス21を固定
する。
ならない車室す内用ハーネス21は、該ハーネス21を
固定するバンド24をダッシュパネル12に孔明けをし
て固定しなくても良いように、インシュレーター13と
該インシュレーター13を被覆している表皮37にバン
ド24を通す孔22が明けられ、又、インシュレーター
13の裏面13dに溝38が設けられており、該細JL
22と溝38にバンド24を通してハーネス21を固定
する。
以上述べたようにこの考案は、インシュレーター上部で
折曲げ、該折曲げ部から車室後方に向って略水平に延在
された横面を形成し、該横面の先端部をインスルメンド
パネルの下端に固定し、インスルメンドパネルの下端と
ダッシュパネル12との間隙を塞いだので、ダッシュパ
ネルの上部に明けられた貫通孔に嵌込まれたグロメット
からエンジンルーム内の音が侵入しても、インスルメン
ドパネル及びインシュレーターの横面で遮音できるので
1.車室内に侵入してくる音を小さくすることができる
。
折曲げ、該折曲げ部から車室後方に向って略水平に延在
された横面を形成し、該横面の先端部をインスルメンド
パネルの下端に固定し、インスルメンドパネルの下端と
ダッシュパネル12との間隙を塞いだので、ダッシュパ
ネルの上部に明けられた貫通孔に嵌込まれたグロメット
からエンジンルーム内の音が侵入しても、インスルメン
ドパネル及びインシュレーターの横面で遮音できるので
1.車室内に侵入してくる音を小さくすることができる
。
又、この考案によれば、従来のようにダッシュパネル上
部の貫通孔に設けたグロメットを二重構造にするとか、
ダッシュパネルとインシュレーターに明けられたそれぞ
れの貫通孔の2箇所に設ける必要がないので、組立が容
易である。
部の貫通孔に設けたグロメットを二重構造にするとか、
ダッシュパネルとインシュレーターに明けられたそれぞ
れの貫通孔の2箇所に設ける必要がないので、組立が容
易である。
さらに、インスルメンドパネル内に種々の機器、例えば
オートエアコン用センサーのファンやモーター、あるい
はサイドデフロスクー用ファンやモーター等音の発生源
となる機器が取付けられているが、この考案によれば、
これらの機器から発生される騒音もインシュレーターの
横面とインスルメンドパネルとによって防止することが
できる等の効果を有するものである。
オートエアコン用センサーのファンやモーター、あるい
はサイドデフロスクー用ファンやモーター等音の発生源
となる機器が取付けられているが、この考案によれば、
これらの機器から発生される騒音もインシュレーターの
横面とインスルメンドパネルとによって防止することが
できる等の効果を有するものである。
第1図はこの考案の第1実施例のインシュレーターの取
付状態を示す側断面図、第2図は同上のインシュレータ
ーの斜祝図、第3図はこの考案の第2実施例のインシュ
レーターの取付状態を示す要部の拡大側断面図、第4図
は取付バーの斜祝図、第5図は従来技術を示す側断面図
である。 aはエンジンルーム、bは車室、11は床パネル、12
はダッシュパネル、13はインシュレーター14はイン
スルメンドパネル、30はインシュレーターの横面、3
1はインシュレーターの縦面。
付状態を示す側断面図、第2図は同上のインシュレータ
ーの斜祝図、第3図はこの考案の第2実施例のインシュ
レーターの取付状態を示す要部の拡大側断面図、第4図
は取付バーの斜祝図、第5図は従来技術を示す側断面図
である。 aはエンジンルーム、bは車室、11は床パネル、12
はダッシュパネル、13はインシュレーター14はイン
スルメンドパネル、30はインシュレーターの横面、3
1はインシュレーターの縦面。
Claims (1)
- エンジンルームaと車室すとの間に設けられているダッ
シュパネル12に、エンジンルームaと車室すとを遮音
するインシュレーター13が取付けられ、該インシュレ
ーター13は、上部13aで折曲げられ、該折曲げ部2
9から車室後方に向って略水平に延在された横面30と
、該折曲げ部29からダッシュパネル12に添い床パネ
ル11に向って延在された縦面31とで側断面が略「形
に形成されていると共に、前記横面30の先端部30a
がダッシュパネル12の上部に設けられたインスルメン
ドパネル14の下端14aに接して固定され、該インス
ルメンドパネル14の下面が該横面30で覆われたこと
を特徴とする自動車の遮音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15351178U JPS5835575Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | 自動車の遮音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15351178U JPS5835575Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | 自動車の遮音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570367U JPS5570367U (ja) | 1980-05-15 |
JPS5835575Y2 true JPS5835575Y2 (ja) | 1983-08-10 |
Family
ID=29140759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15351178U Expired JPS5835575Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | 自動車の遮音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835575Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7063113B2 (ja) * | 2018-05-24 | 2022-05-09 | トヨタ自動車株式会社 | 車室への騒音抑制構造 |
-
1978
- 1978-11-09 JP JP15351178U patent/JPS5835575Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570367U (ja) | 1980-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5835575Y2 (ja) | 自動車の遮音装置 | |
JPH10310002A (ja) | モジュール体 | |
JPS6239974Y2 (ja) | ||
JPS6223318Y2 (ja) | ||
JPH0117476Y2 (ja) | ||
JPS589464Y2 (ja) | バツクドアにおけるワイヤハ−ネスの保持装置 | |
JPH0127968Y2 (ja) | ||
JP2729945B2 (ja) | スライド式ドア車のサイドシル構造 | |
JP3321497B2 (ja) | 自動車の配線構造 | |
JPH0130276Y2 (ja) | ||
JP3428223B2 (ja) | ダッシュサイドプレートの取付構造 | |
JPH0621824Y2 (ja) | 車両の組付構造 | |
KR200146780Y1 (ko) | 트림및 와이어링 장착용 브래킷 | |
JPH0143331Y2 (ja) | ||
JP2572046Y2 (ja) | バスの荷物室を防水するハーネスダクトの構造 | |
JPH0534298Y2 (ja) | ||
JPH0343886Y2 (ja) | ||
JPH0317955U (ja) | ||
JPH069919Y2 (ja) | 自動車のワイヤハーネス取付け構造 | |
JPS5919613Y2 (ja) | 自動車用換気グリル取付構造 | |
JPH05221275A (ja) | 自動車用ワイヤーハーネスの取付構造 | |
JP2601026Y2 (ja) | インストゥルメントパネル用のワイヤハ−ネス | |
JPH06227327A (ja) | 車両のインシュレータ構造 | |
KR960037411A (ko) | 차량의 배선지지구조 | |
JPS631545Y2 (ja) |