JPH0130276Y2 - - Google Patents

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JPH0130276Y2
JPH0130276Y2 JP1981078930U JP7893081U JPH0130276Y2 JP H0130276 Y2 JPH0130276 Y2 JP H0130276Y2 JP 1981078930 U JP1981078930 U JP 1981078930U JP 7893081 U JP7893081 U JP 7893081U JP H0130276 Y2 JPH0130276 Y2 JP H0130276Y2
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JP
Japan
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insulating material
sound insulating
dash
bracket
panel
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JP1981078930U
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JPS57189979U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のダツシユボード内面に取付
けられる遮音材の取付構造に関するものである。
この種遮音材は、通常自動車のフロア上面より
ダツシユボード内面に延びカウルを構成するダツ
シユアツパパネル下面まで延在され、フロアーか
らのロードノイズの車室内への侵入を防止すると
共に、ダツシユボード部分からのエンジンノイズ
の侵入をも防止するように配置される。
ところで、このダツシユアツパパネル下面まで
延在された遮音材は、カウル部が雨天時の雨水に
浸される関係上、カウル構成部材にクリツプ等を
用いて取付けることができず、カウル後部即ち補
強メンバーにクリツプ等を用いて止めており、こ
のクリツプとダツシユボードとの間の遮音材は車
室内へ垂れ下らざるを得ず、これが他の機能部
品、例えば、アクセルリンケージに干渉しないよ
うに支える必要がある。
従来、このために第1図に示す如く、アクセル
ワイヤ20のアウターケーブル23をダツシユボ
ード1に固定する際、同時に遮音材4押さえのブ
ラケツト27を取付け、そのブラケツト27の上
端辺27aを車室内側へ延長して、その端部によ
り遮音材4をカウル下面へ押し上げて、アクセル
ペダル15のペダルアーム16の作動スペースを
確保するようにしていた。
しかしながら、このブラケツト27は、アクセ
ルワイヤ20のアウターケーブル23の取付ブラ
ケツト28の共締めされてダツシユボード1に取
付けられるようになつており、先ずこの取付ブラ
ケツト28と、遮音材押えブラケツト27と、ダ
ツシユボード1のナツト28aとの穴同志を位置
決めしなければならず、作業がめんどうであり、
しかも遮音材押えブラケツト27は、垂れ下る遮
音材4を押し上げながら位置合せしなければなら
ないから、上記作業は一層複雑化する不具合を有
する。
本考案は、このような従来の不具合に着目して
なされたものであり、遮音材の垂れ下りを防止す
るブラケツトを、ペダルブラケツトに取付けるこ
とにより、上記不具合を解決することを目的とし
ている。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す図である。ま
ず、構成を説明すると、1はダツシユパネル、2
は、ダツシユアツパパネルで、このダツシユパネ
ル1上部とダツシユアツパパネル2とでカウルの
一部を形成している。3は、ダツシユアツパパネ
ル2後部に取付けられて、ダツシユアツパパネル
2と共に箱形断面を構成する補強メンバである。
4は遮音材を示し、表皮5を一体に有し、ダツシ
ユパネル1に沿つて配置され、その上端部は車室
内側へ折り曲げられてダツシユアツパパネル2に
沿い、その終端は補強メンバ3にクリツプ6によ
り止められている。
7は、ペダルブラケツトを示し、ダツシユパネ
ル1にカラー8,9を介して遮音材4を挾みつけ
て、ダツシユパネル1から延びたボルト10,1
1にナツト12,13を用いて取付けられてお
り、その車室内側端部は、図示しないステアリン
グポストを支えるステアリングブラケツト14に
図示しないがボルトを用いて取付けられている。
15は、アクセルペダルを示し、ペダルアーム
16の下端に取付けられ、ペダルアーム16は、
その中途部のピン17を介してアクセルペダルブ
ラケツト18に回動自在に支持され、このアクセ
ルペダルブラケツト18は、上述のペダルブラケ
ツト7に溶接等により取付けられている。このペ
ダルアーム16の上端には、アクセルワイヤ20
のインナーケーブル21の端部金具22が係合し
ている。アクセルワイヤ20は、そのアウタケー
ブル23の端部取付具24をダツシユパネル1に
設けた孔および遮音材4に設けた孔を貫通して車
室内に臨み、一体の止め片25によりダツシユパ
ネル1に止められると共に、この端部取付具24
の先端に設けた溝にワツシヤ26を嵌着させて、
これにより遮音材4を同じく押さえている。ま
た、ダツシユアツパパネル2下部の遮音材4に
は、L型ブラケツト30が接触して、同遮音材4
をダツシユアツパパネル2側へ押し上げており、
L型ブラケツト30の基部31はペダルブラケツ
ト7に溶接等により取付けられている。
尚、図中32は、ペダルブラケツト7に支持さ
れたクラツチペダルを示す。
而して、上記実施例によれば、ペダルブラケツ
ト7をダツシユパネル1およびステアリングポス
トブラケツト14にボルト等を用いて取付ける
と、遮音材4をダツシユパネル1に押し付けると
共に、ペダルブラケツト7に取付けたL型ブラケ
ツト30により同じく遮音材4をダツシユアツパ
パネル側へ押し上げて、その下側にスペースを確
保する。従つてアクセルペダル15の操作に関連
してペダルアーム16が揺動しても、何等その動
きを阻害することがない。しかも、このL型ブラ
ケツト30は、ペダルブラケツト7にスポツト等
による溶接をしておくだけで簡単に取付き、従来
の如く、アクセルワイヤ20の止め具に取付ける
場合に比し、安価に構成できる。
そして、アクセルワイヤ20の取付けについて
見ても、その端部取付具24に従来のような遮音
材押し上げブラケツトを取付ける必要がない。従
つて、その止め具自体も簡略化できて、例えば、
単にダツシユパネル1に設けた孔に差し込むだけ
で取付く取付具を用いることができて取付けも簡
便化できる。
以上述べた如く、本考案においては、ペダルを
支持するペダルブラケツトを、ダツシユアツパパ
ネルの下側で車室内に突出させて前記ダツシユパ
ネルに端部を固定するとともに、このペダルブラ
ケツトに、上面に遮音材の支承面が形成された遮
音材支承用のブラケツトを取付け、ダツシユアツ
パパネルの下面にある遮音材を、ダツシユアツパ
パネル側へ押し上げた状態にして前記遮音材支承
用のブラケツトにより下側から支承して構成し
た。このため、遮音材支承用ののブラケツトが取
付けられたペダルブラケツトをダツシユパネルに
固定するだけで、何等他の作業を伴わずに遮音材
をダツシユアツパパネル側に押し上げることがで
き、遮音材の取付作業が簡単化するとともに、ア
クセルワイヤのダツシユパネルへの取付をも簡単
化できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の遮音材の取付構造を示す断面
図、第2図は、本考案の遮音材の取付構造を示す
断面図である。 1……ダツシユパネル、2……ダツシユアツパ
パネル、4……遮音材、7……ペダルブラケツ
ト、15……アクセルペダル、16……ペダルア
ーム、20……アクセルワイヤ、21……インナ
ーケーブル、23……アウターケーブル、24…
…端部取付具、30……ブラケツト、31……基
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のエンジンルームと車室との間にあつて
    両者を仕切る隔壁をなすダツシユパネルの車室側
    の面に、肉厚シート状をなし可撓性ある遮音材を
    取付け、この遮音材を、ダツシユパネル上部から
    車室側に延びてカウルの下部を構成するダツシユ
    アツパパネルの下面に延在させて配置した遮音材
    の取付け構造において、 ペダルを支持するペダルブラケツトを、前記ダ
    ツシユアツパパネルの下側で車室内に突出させて
    前記ダツシユパネルに端部を固定するとともに、
    このペダルブラケツトに、上面に遮音材の支承面
    が形成された遮音材支承用のブラケツトを取付
    け、ダツシユアツパパネルの下面にある前記遮音
    材を、ダツシユアツパパネル側へ押し上げた状態
    にして前記遮音材支承用のブラケツトにより下側
    から支承したことを特徴とする遮音材の取付構
    造。
JP1981078930U 1981-05-29 1981-05-29 Expired JPH0130276Y2 (ja)

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JP1981078930U JPH0130276Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

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JP1981078930U JPH0130276Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

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JPS57189979U JPS57189979U (ja) 1982-12-02
JPH0130276Y2 true JPH0130276Y2 (ja) 1989-09-14

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ID=29874543

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5519015B2 (ja) * 1973-07-14 1980-05-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5519015U (ja) * 1978-07-24 1980-02-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5519015B2 (ja) * 1973-07-14 1980-05-23

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JPS57189979U (ja) 1982-12-02

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