JPS6338659Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6338659Y2
JPS6338659Y2 JP17883581U JP17883581U JPS6338659Y2 JP S6338659 Y2 JPS6338659 Y2 JP S6338659Y2 JP 17883581 U JP17883581 U JP 17883581U JP 17883581 U JP17883581 U JP 17883581U JP S6338659 Y2 JPS6338659 Y2 JP S6338659Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
clip
wire harness
mounting structure
fender
Prior art date
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Expired
Application number
JP17883581U
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English (en)
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JPS5883925U (ja
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Priority to JP17883581U priority Critical patent/JPS5883925U/ja
Publication of JPS5883925U publication Critical patent/JPS5883925U/ja
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Publication of JPS6338659Y2 publication Critical patent/JPS6338659Y2/ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車における主としてヘツドラン
プ等に対するワイヤハーネスの取付構造に関する
ものである。
上記ワイヤハーネスを車室内から車体前端部に
設けられているヘツドランプに対し配線する場
合、エンジンルーム内を通すことは種々の弊害が
あり、従つて一般にホイルエプロンの上端部に沿
つて設けられた閉断面構造のフレームとフエンダ
との間の空間を貫通せしめ、フレームのアウタパ
ネル先端に取付ける方式が採られている(例え
ば、実開昭54−3720号)。しかし、この方式にお
いては、さらに、ワイヤハーネスの取付け作業は
車体の下側から手探りで行なわねばならないとい
う問題がある。
本考案はかゝる点に鑑みてなされたもので、フ
レーム下方に設定量の範囲内で下方へ回動可能な
クリツプを設け、該クリツプによりワイヤハーネ
スを片持支持せしめ、ワイヤハーネスの取付後は
マツドガードにより押上げ保持せしめることによ
り組立てを簡易ならしめ、作業能率の向上を計る
とともに、軽衝突時の変形に対しても保護できる
ようにすることを目的とする。
以下、本考案の構成、作用を実施例について図
面に基づいて説明する。
自動車のホイルエプロン3の上端部に沿つて前
後方向に延びるフレーム1は、レインフオースメ
ントインナ2が内側に取付けられたホイルエプロ
ン3の一側と、レインフオースメントアウタ4及
びレインフオースメントロア5とにより閉断面構
造に形成され、該フレーム1の外方には、空間6
を存してフロントフエンダ7が取付けられてい
る。
10はワイヤハーネス13を片持支持するクリ
ツプで、フレーム1の下面に沿つてフロントフエ
ンダ7側へ延びる直線状の基部11と、該基部先
端に設けられ、上記空間6内に位置するワイヤハ
ーネス13の保持片12と、基部11にそれぞれ
設けられたストツパ部材15及び係止爪16とよ
り構成される。
該ストツパ部材15は、ワイヤハーネス13の
取付作業時、先端の保持片12の取付作業に便な
る位置まで下降を許容するも、必要以上の垂れ下
りを阻止するようにしたもので、好ましくは図示
の如く基部11の長手方向のほぼ中央部に設けら
れ、係止爪16は該基部11の基端部分に設けら
れている。フレーム1の下部を構成するレインフ
オースメントロア5及びレインフオースメントイ
ンナ2には、上記のストツパ部材15、係止爪1
6に対する係止孔17,18が穿設されており、
上記ストツパ部材15、係止爪16は、夫々一端
が基部11に取付けられるアーム20,21と、
該アーム先端に設けられ狭縮可能とした鈎片2
2,23とから成り、夫々の鈎片は係止孔17,
18に対し押し込められるとき、狭縮されて通過
するも、通過後は拡開されて抜け出しを阻止する
如く戻り止めとしたもので、係止爪16は、その
鈎片23が係止孔18に係合することでクリツプ
10をレインホースメントインナ2に取付けてい
る。一方保持片12側に設けられたストツパ部材
15は、そのアーム20が比較的長尺で、これに
よりクリツプ10をフレーム1に取付けたとき、
保持片12がワイヤハーネス13の取付け作業に
便なる位置までの回動を許容するようにしたもの
である。
保持片12は、ワイヤハーネス13を下方から
圧入することにより弾圧保持せしめるよう下方を
切欠した切欠円状の係合部25が設けられてい
る。該保持片12には、前記前照灯用ワイヤハー
ネス13の他に必要により各種のワイヤハーネ
ス、配管等を保持せしめることができ、図例では
ボンネツトレリーズワイヤ26、サイドマーカ用
ハーネス27及びランプクリーナ用ウオツシヤパ
イプ28を夫々取付けるための係合部30,3
1,32を設けた例を示し、それぞれは前記係合
部25と同様に切欠円状とし、挿入されるハーネ
ス等を弾圧支持する如く形成される。
33はフレーム1の下方に配備されたマツドガ
ードで、該マツドガード33の外方端34はフロ
ントフエンダ7の下端に屈曲形成された支承部3
5に支持され、内方端はホイルエプロン3にビス
36により止着されており、フレーム1との対向
面には上方に突出した突出部37が設けられ、該
突出部37により上記クリツプ10の基部11を
フレーム1に対し弾圧挾持せしめるようにしたも
のである。
なお、本実施例において上記クリツプ10は、
ワイヤハーネスの垂れ下りを防止する如く、フレ
ーム1の下部に適宜間隔を存して設けられるもの
で、第1図には1個のクリツプ10が取付けられ
た例を示したが、これに限るものではなく、必要
に応じ2個所或はそれ以上の個所にクリツプ10
を取付け、ワイヤハーネスの垂れ下りを防止せし
める。
次にワイヤハーネスの取付要領について説明す
ると、マツドガード33を取外した状態において
クリツプ10のストツパ部材15、係止爪16を
フレーム1の下面に穿設された係止孔17,18
に挿入し係止爪16を係止孔18に係合せしめ
る。これによつてクリツプ10は、第2図の鎖線
で示す位置まで回動しており、ワイヤハーネス1
3及びボンネツトレリーズワイヤ26等を夫々の
係合部25,30等に押し込んで保持せしめ、次
いでマツドガード33の外方端34をフロントフ
エンダ7の支承部35に係合させ、上記クリツプ
10を押し上げ、突出部37によつてクリツプ基
部11をフレーム1の下面に対し弾圧挾持せし
め、ビス36によりマツドガード33の他端をホ
イルエプロン3に止着する。
これによつてワイヤハーネスの取付けは完了
し、点検時はマツドガード33を取外すことによ
つてワイヤハーネス13は、鎖線に示す位置に降
下し、点検を容易ならしめる。
以上の如く本考案によるときは、ワイヤハーネ
スの取付用クリツプは片持支持とし、且つ取付状
態においてはフレーム下面から所要量の回動が許
容される故、ワイヤハーネスの取付けに際しては
直接目視して取付作業を行うことができる故、従
来の手探りによる作業の欠点を解消すると共に、
マツドガードの取外しによりワイヤハーネスは取
付時の鎖線の位置まで下降し、保守点検が極めて
容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の態様を示すもので、第1
図はワイヤハーネス取付構造を示す自動車の斜視
図、第2図は第1図の−線断面図である。 1……フレーム、3……ホイルエプロン、6…
…空間、7……フロントフエンダ、10……クリ
ツプ、13……ワイヤハーネス、15……ストツ
パ部材、16……係止爪、33……マツドガー
ド、37……突出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ホイルエプロンの上端部に沿つて前後方向に
    延びる閉断面構造のフレームと、フエンダとの
    間の空間に前後に挿通されたワイヤハーネスの
    取付構造であつて、フレーム下方に配置され上
    記ワイヤハーネスを片持支持したクリツプと、
    このクリツプに設けられ該クリツプの設定量以
    上の下方への回動を阻止するストツパ部材と、
    上記フレームとフエンダとの間の空間を閉塞す
    るマツドガードに設けられ、上記クリツプをフ
    レーム下面に下側から押圧保持せしめる突出部
    とから成ることを特徴とする自動車のワイヤハ
    ーネス取付構造。 (2) クリツプは、基端部がフレームの閉断面構造
    の一部を構成するレインフオースメントインナ
    に係止され、先端部が上記フレームの下面に沿
    つて外方へ延び、ワイヤハーネスを片持支持す
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の自動車のワイヤハーネス取付構造。
JP17883581U 1981-11-30 1981-11-30 自動車のワイヤハ−ネス取付構造 Granted JPS5883925U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17883581U JPS5883925U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 自動車のワイヤハ−ネス取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17883581U JPS5883925U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 自動車のワイヤハ−ネス取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5883925U JPS5883925U (ja) 1983-06-07
JPS6338659Y2 true JPS6338659Y2 (ja) 1988-10-12

Family

ID=29973990

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17883581U Granted JPS5883925U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 自動車のワイヤハ−ネス取付構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS5883925U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61420U (ja) * 1984-06-01 1986-01-06 マツダ株式会社 自動車のワイヤハ−ネス取付構造
JP5293333B2 (ja) * 2009-03-26 2013-09-18 株式会社日本自動車部品総合研究所 ケーブルの配線構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5883925U (ja) 1983-06-07

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