JP3237389B2 - トランクフロアトリムの取付け方法 - Google Patents

トランクフロアトリムの取付け方法

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JP3237389B2 JP07868094A JP7868094A JP3237389B2 JP 3237389 B2 JP3237389 B2 JP 3237389B2 JP 07868094 A JP07868094 A JP 07868094A JP 7868094 A JP7868094 A JP 7868094A JP 3237389 B2 JP3237389 B2 JP 3237389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のトランクフロ
アトリムの取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のトランクフロアトリムの
取付け方法としては、例えば図4(実開昭64−474
56号公報参照)に示すように、自動車のパーシェルシ
ェルフ1に連続して形成されたシートバックパネル2の
中央部に乗員室3と荷室4とを連通する開口5が形成さ
れ、該シートバックパネル2の乗員室3側にシートバッ
クセンターパネル6を配設して前記開口5を閉塞すると
共に該シートバックセンターパネル6の荷室4側にトラ
ンクフロアトリム7を配している。該トランクフロアト
リム7は、その上端部7aを前記パーシェルシェルフ1
の荷室4側より垂下するようにして配されたブラケット
8と前記シートバックパネル2の荷室4との間隙9に挟
み込ませ、該トランクフロアトリム7の下端部7bに形
成された後方に延在されたフランジ10を前記シートバ
ックパネル2の荷室4側の下端部2a側に荷室4側より
前方FRに押し込むことにより、前記トランクフロアト
リム7の上端部7aが押し上げられて、前記パーシェル
シェルフ1の荷室4側の面に押圧されて支持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記従来
の自動車のトランクフロアトリムの取付け方法では、前
記シートバックパネル2も前記トランクフロアトリム7
も共に自動車の組立ラインで順序に従って組み立てなけ
ればならず、その分自動車の組立ラインが長いものとな
り、組立にかかる費用の節約が望まれている。また、ト
ランクフロアトリム7の車体への取り付けが、フランジ
10によって押し上げられているとはいっても、トラン
クフロアトリム7の上端部7aがブラケット8とシート
バックパネル2との間隙9に挿入されているだけである
ので、取り付け強度の上で改善が望まれている。更に、
トランクフロアトリム7を荷室4側より前方に押し込む
ことによって支持されるので、荷室4の前後長が長い寸
法の自動車の場合には、作業者11がシートバックパネ
ル2にまで届きづらいことになり、取り付け作業性の改
善が望まれている。そこで、本発明は、以上のような点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、自
動車の組立ラインを可及的に短くし、トランクフロアト
リムが高い取り付け強度で確実に車体に取り付けられ、
荷室の前後長がどんなに長い寸法の自動車の場合でも取
り付け作業性が損なわれない自動車のトランクフロアト
リムの取付け方法を提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の自動
車のトランクフロアトリムの取付け方法としては、シー
トバックパネルの中央部に形成された乗員室と荷室とを
連通する開口の荷室側にトランクフロアトリムを配設す
るトランクフロアトリムの取付け方法において、シート
バックセンターパネルの荷室側の面に予め係止手段によ
りトランクフロアトリムを固設した後、シートバックセ
ンターパネルをシートバックパネルの乗員室側に配設し
て前記開口を閉塞すると同時に、トランクフロアトリム
に前記開口を潜り抜けさせて、シートバックセンターパ
ネルの荷室側にトランクフロアトリムを配設することを
特徴とする。
【0005】また、本発明の請求項2のトランクフロア
トリムの取付け方法としては、前記シートバックセンタ
ーパネルを、前記シートバックパネルの乗員室側に立設
したスタッドボルトに前記シートバックセンターパネル
に形成した開口を貫通させて螺結手段により固設するこ
とで、前記シートバックパネルの乗員室側に配設する
とを特徴とする。
【0006】
【作 用】本発明の請求項1の自動車のトランクフロア
トリムの取付け方法によれば、前記シートバックセンタ
ーパネルの荷室側に予め係止手段により前記トランクフ
ロアトリムを固設しているから、自動車の組立ライン上
で組み立てなくても良いことになり、その分自動車の組
立ラインを可及的に短くすることができ、また、トラン
クフロアトリムが高い取り付け強度で確実に車体に取り
付けられることになる。また、本発明の請求項2のトラ
ンクフロアトリムの取付け方法によれば、前記シートバ
ックセンターパネルは、前記シートバックパネルの乗員
室側からの作業で良いから、荷室の前後長がどんなに長
い寸法の自動車の場合でも取り付け作業性が損なわれな
いことになる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1乃至図3を用いて、本発明の一実施例に係る
ランクフロアトリムの取付け方法を説明する。図中、シ
ートバックパネル2の中央部には、乗員室3と荷室4と
を連通する開口5が形成される。該シートバックパネル
2の乗員室3側の面2bには、前記開口5を囲むように
複数のスタッドボルト20が乗員室3側に向けて立設さ
れる。該スタッドボルト20には、鉄板よりなるシート
バックセンターパネル21に形成された複数の第1貫通
穴22が係合されて、螺結手段としてのナット23によ
り螺結されることで前記開口5が乗員室3側から閉塞さ
れる。該シートバックセンターパネル21の中央部に形
成された荷室4側に突出したエンボス部24には、複数
の第2貫通穴25が形成されてなる。
【0008】該シートバックセンターパネル21の荷室
4側の面26には、合成樹脂原料が含浸された繊維質の
板状部材のトランクフロアトリム27が配され、該トラ
ンクフロアトリム27に形成された第3貫通穴28と前
記シートバックセンターパネル21の第2貫通穴25と
を係止手段としてのクリップ29により一体的に固持さ
れてなる。前記シートバックセンターパネル21と、前
記トランクフロアトリム27とは、該シートバックセン
ターパネル21が前記シートバックパネル2の乗員室3
側に配設される前に一体的に固持されてなる。
【0009】前記トランクフロアトリム27と前記シー
トバックセンターパネル21の荷室4側の面26との間
には、前記開口5を潜り抜けるに必要な所定の間隔30
としての隙間が6ミリ以上の寸法で形成されてなる。符
号31は荷室4の両側部を覆い且つ前記トランクフロア
トリム27の両側を荷室4側より覆うトランクサイドフ
ィニッシャ、32は前記パーシェルシェルフ1の下側に
固設されたパーシェルシェルフレインフォースである。
また、トランクフロアトリム27の下端部には、後方に
延長したフランジ33が形成されてなる。
【0010】本実施例のトランクフロアトリムの取付け
方法によれば、前記シートバックセンターパネル21
、予め前記トランクフロアトリム27を固設する
ら、自動車の組立ライン上で組み立てなくても良いこと
になり、その分自動車の組立ラインを可及的に短くする
ことができる。また、前記トランクフロアトリム27
を、前記シートバックセンターパネル21の荷室4側の
面26にクリップ29により固設するから、トランクフ
ロアトリム27が高い取り付け強度で確実に車体に取り
付けられることになる。また、前記シートバックセンタ
ーパネル21は、前記シートバックパネル2の乗員室3
側からの作業で良いから、荷室4の前後長がどんなに長
い寸法の自動車の場合でも取り付け作業性が損なわれな
い。また、前記トランクフロアトリム27と前記シート
バックセンターパネル21の荷室4側の面26との間に
は、前記開口5を潜り抜けるに必要な所定の間隔30を
設けてなるから、荷室4の体積を可及的に大きいまま保
持できることになる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の自動
車のトランクフロアトリムの取付け方法としては、シー
トバックパネルの中央部に形成された乗員室と荷室とを
連通する開口の荷室側にトランクフロアトリムを配設す
るトランクフロアトリムの取付け方法において、シート
バックセンターパネルの荷室側の面に予め係止手段によ
りトランクフロアトリムを固設した後、シートバックセ
ンターパネルをシートバックパネルの乗員室側に配設し
て前記開口を閉塞すると同時に、トランクフロアトリム
に前記開口を潜り抜けさせて、シートバックセンターパ
ネルの荷室側にトランクフロアトリムを配設することを
特徴とするから、前記シートバックセンターパネルの荷
室側に予め係止手段により前記トランクフロアトリムを
固設しているので、自動車の組立ライン上で組み立てな
くても良いことになり、その分自動車の組立ラインを可
及的に短くすることができ、また、トランクフロアトリ
ムが高い取り付け強度で確実に車体に取り付けられるこ
とになる、という実益的効果を有する。
【0012】また、本発明の請求項2のトランクフロア
トリムの取付け方法としては、前記シートバックセンタ
ーパネルは、前記シートバックパネルの乗員室側に立設
したスタッドボルトに前記シートバックセンターパネル
に形成した開口を貫通させて螺結手段により固設するこ
とで、前記シートバックパネルの乗員室側に配設する
とを特徴とするから、前記シートバックセンターパネル
は、前記シートバックパネルの乗員室側からの作業で良
ので、荷室の前後長がどんなに長い寸法の自動車の場
合でも取り付け作業性が損なわれないことになる、とい
う実益的効果を有する。
【0013】
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるトランクフィニッシ
ャ取付け構造の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1の分解斜視説明図である。
【図4】従来例の図1相当のトランクフィニッシャ取付
け構造の縦断面図である。
【符号の説明】
2 シートバックパネル 2a シートバックパネルの荷室側の下端部 3 乗員室 4 荷室 5 開口 20 スタッドボルト 21 シートバックセンターパネル 22 第1貫通穴 23 螺結手段としてのナット 27 トランクフロアトリム 29 係止手段としてのクリップ 30 所定の間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/02 B60R 5/04 B62D 25/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックパネルの中央部に形成され
    た乗員室と荷室とを連通する開口の荷室側にトランクフ
    ロアトリムを配設するトランクフロアトリムの取付け方
    法において、 シートバックセンターパネルの荷室側の面に予め係止手
    段によりトランクフロアトリムを固設した後、 シートバックセンターパネルをシートバックパネルの乗
    員室側に配設して前記開口を閉塞すると同時に、トラン
    クフロアトリムに前記開口を潜り抜けさせて、シートバ
    ックセンターパネルの荷室側にトランクフロアトリムを
    配設することを特徴とするトランクフロアトリムの取付
    け方法。
  2. 【請求項2】 前記シートバックセンターパネルは、前
    記シートバックパネルの乗員室側に立設したスタッドボ
    ルトに前記シートバックセンターパネルに形成した開口
    を貫通させて螺結手段により固設することで、前記シー
    トバックパネルの乗員室側に配設することを特徴とする
    請求項1記載のトランクフロアトリムの取付け方法。
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