JP3983381B2 - フォグランプ取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する分野】
この発明は、フォグランプの取付構造、詳しくは、車両のバンパフェースに設けられた開口部内にフォグランプを容易に取り付けることができるフォグランプ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のバンパフェースに開口部を設け、この開口部内にフォグランプを取り付けるフォグランプ取付構造としては、フォグランプユニットの上部に設けた取付片をバンパビームに溶接されたビームブラケットにボルト固定するとともに、上記フォグランプユニットの背面側の下部に設けたピン(或いはボルト等)をバンパフェースの開口部奥部に設けた穴部に係合させてフォグランプの振れを防止するものがある。
【0003】
このようなフォグランプ取付構造において、フォグランプを車体に取り付ける際には、先ず、フォグランプユニットに設けられたピンをバンパフェースの穴部に係合させて位置決めを行った後、上記バンパフェースの開口部とフォグランプユニットとの間隙から上記取付片のビームブラケットへのボルト固定を行う。このように、先ず、ピンを穴部に係合させて位置決めを行うことにより、取付片のビームブラケットへのボルト締結作業を容易に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の取付工程において、ピンはフォグランプユニットの背面側にあり、また、穴部は上記フォグランプユニットによって隠れてしまうため、作業者は上記ピンと穴部との係合作業を視認しながら行うことができず、また、ガイドもないため、上記ピンと穴部との係合は手探りでの作業となり、作業性が悪かった。
【0005】
さらに、上記ピンと穴部との係合作業は手探りで行うため、この係合作業中にピン等によってバンパフェース等の周辺部品を傷を付けてしまうことがあった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、周辺部品を傷つけることなく容易に取付作業を行うことができるフォグランプ取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、第1の発明によるフォグランプ取付構造は、バンパフェースに設けられ内部にフォグランプユニットを収容可能な開口部と、バンパ内に配設され強度部材に設けられたブラケットと、上記開口部の奥部に設けられた立て壁に開口された穴部と、を備えた車両に、少なくとも、上記フォグランプユニット上方で前方に傾斜して突出された取付片を上記ブラケットと締結するとともに、上記フォグランプユニットの背面に設けられた貫通係合部材を上記穴部に貫通係合して上記開口部内にフォグランプユニットを支持するフォグランプ取付構造であって、上記取付片に引掛穴を設け、上記ブラケットに上記引掛穴と係合して上記フォグランプユニットを揺動自在に支持可能な爪部を設けるとともに、上記開口部を形成するバンパフェースの上側壁面に、上記ブラケットと対応する位置に切欠き部を設け、上記爪部に上記引掛穴が係合された際に上記フォグランプユニットが上記係合部を中心として車体後方に揺動されることにより上記貫通係合部材が上記穴部に導かれことを特徴とする。
【0008】
また、第2の発明によるフォグランプ取付構造は、上記第1の発明において、上記立て壁の上記穴部周辺を座繰形状の凹部に形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図面は本発明の実施の一形態に係わり、図1はフォグランプ取付構造の要部を示す縦断面図、図2はフォグランプユニットを示す正面図、図3はフォグランプ取付時の動作を示す説明図、である。
【0010】
図中符号1は車両前部に配設される樹脂製のバンパフェースである。このバンパフェース1には、フォグランプユニット2を収容可能な開口部3が形成されている。
【0011】
上記バンパフェース1の開口部3内には、上記フォグランプユニット2が配設され、このフォグランプユニット2は、上記バンパフェース1内であって上記開口部3よりも上方位置に設けられた強度部材であるバンパビーム7と、上記開口部3の奥部下方に上記バンパフェース1と一体形成された立て壁8と、によって支持されている。
【0012】
詳しく説明すると、上記フォグランプユニット2は、フォグランプ本体5と、このフォグランプ本体5を車体に組付保持するためのフォグランプ保持部材6とを備えて構成されている。ここで、上記フォグランプ保持部材6は、上記フォグランプ本体5の上面から背面にかけての部分を覆うような形状となっている。
【0013】
上記フォグランプ保持部材6の上側端部は、図1に示すように、上記フォグランプ本体5の上方で前方に傾斜して延長され、上記バンパビーム7に固定されるための取付片6aとして形成されている。
【0014】
この取付片6aには、矩形の引掛穴10が設けられ、さらに、この引掛穴10の両側には、ボルト穴11がそれぞれ設けられている(図2参)。
【0015】
一方、上記バンパビーム7には、ビームブラケット9が溶着されており、このビームブラケット9には、上記引掛穴10と係合する爪部12が設けられ、さらに、上記ボルト穴11にそれぞれ対応するナット13が溶着されている。
【0016】
そして、上記爪部12に引掛穴10が係合され、また、ナット13にボルト穴11を介してボルト14が螺合されることによって、上記取付片6aは上記ビームブラケット9に固定されている。
【0017】
ここで、図1に示すように、上記開口部3を形成するバンパフェース1の上側壁面には、上記爪部12と引掛穴10との係合作業、及び上記ナット13とボルト14との螺合作業を容易にするための切欠き部15が設けられている。
【0018】
また、上記フォグランプ保持部材6の下端寄りであって上記立て壁8に当接される部分には、貫通係合部材としてのボルト16が後方に指向した状態で溶着されている。
【0019】
一方、上記立て壁8の上記ボルト16に対応する位置には、さら座繰形状の凹部17が設けられている。また、この凹部17には、上記ボルト16が貫通係合可能な穴部としての長穴17aが形成されている。
【0020】
そして、上記ボルト16が上記長穴17aに貫通係合され、ナット18と螺合されることによって、上記フォグランプ保持部材6の下端寄り部分と立て壁8とが締結される。ここで、上記ナット18は、樹脂製のものが採用されている。
【0021】
このようなフォグランプ取付構造において、フォグランプユニット2を車体に組み付ける際は、作業者は、先ず、図3中2点鎖線αで示すように、ビームブラケット9の爪部12に取付片6aの引掛穴10を係合させる。
【0022】
この状態で、作業者は、フォグランプユニット2を、上記爪部12を中心として後方に揺動させる(図3中2点鎖線β参照)。
【0023】
上記フォグランプユニット2が移動されて図3中γで示す位置に達すると、このフォグランプユニット2は、フォグランプ保持部材6に溶着されたボルト16がさら座繰形状の凹部17に当接されることによって移動を停止する。
【0024】
次に、作業者が上記フォグランプユニット2を後方に押圧すると、図1に示すように、記ボルト16は凹部17壁面に沿って移動され、この凹部17に設けられた長穴17aに貫通係合される。このとき、フォグランプ保持部材6の下端寄り部分は、バンパフェース1に設けられた立て壁8に当接される。
【0025】
そして、上記フォグランプユニット2は、上記引掛穴10と爪部12との係合、及びボルト16の長穴17aへの貫通係合によって、概略の取付位置が決められ、仮固定される。
【0026】
すなわち、作業者は、爪部12に引掛穴10を係合させ、この係合部を中心としてフォグランプユニット2を後方に揺動させることによってボルト16を容易に凹部17の場所まで導くことができる。さらに、作業者がフォグランプユニット2を押圧すると、ボルト16は、さら座繰形状の上記凹部17の壁面に沿って長穴17aまで導かれるので、該ボルト16を長穴17aに容易に貫通係合させることができる。
【0027】
次に、作業者は、バンパフェース1の裏側(車体の底面側)から、上記長穴17aに貫通係合されたボルト16にナット18を螺合させる。
【0028】
ここで、上記ナット18は樹脂製のものが用いられているため、作業者は、器具を使わずに上記ナット18をボルト16に容易に螺合させることができる。
【0029】
次に、作業者は、取付片6aに設けられたボルト穴11を介してボルト14をナット13に螺合させ、フォグランプユニット2の取付作業を完了する。
【0030】
このように、ビームブラケット9に爪部12を設けるとともに、取付片6aに引掛穴10を設け、これらを係合させ、この係合部を中心としてフォグランプユニット2を移動させることによってボルト16を容易に凹部17の場所まで移動させることができる。さらに、凹部17の形状をさら座繰形状に形成したので、ボルト16をこの凹部17の壁面に沿って容易に長穴17aまで導くことができる。
【0031】
すなわち、上記構成により、作業者が視認しながら行うことのできないフォグランプユニット2の仮固定作業を容易に行うことができ、フォグランプの組み付け作業性が向上する。
【0032】
従って、奥まった位置等の造形的にフォグランプ取付が困難な場所であっても、該フォグランプ取付作業を簡易に行うことができ、フォグランプ取付の際に造形的な制約を受けることがない。
【0033】
また、上記爪部12と引掛穴10との係合によって、仮固定時にフォグランプユニット2が移動される軌跡が決定されるため、バンパフェース1等の周辺部品を傷つけることなくフォグランプの組み付け作業を行うことができる。
【0034】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、周辺部品を傷つけることなく容易に取付作業を行うことができるフォグランプ取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォグランプ取付構造の要部を示す縦断面図
【図2】フォグランプユニットを示す正面図
【図3】フォグランプ取付時の動作を示す説明図
【符号の説明】
1 … バンパフェース
2 … フォグランプユニット
3 … 開口部
6a … 取付部
7 … バンパビーム(強度部材)
8 … 立て壁
9 … ビームブラケット(ブラケット)
10 … 引掛穴
12 … 爪部
16 … ボルト(貫通係合部材)
17 … 凹部
17a … 長穴(穴部)

Claims (1)

  1. バンパフェースに設けられ内部にフォグランプユニットを収容可能な開口部と、
    バンパ内に配設され強度部材に設けられたブラケットと、
    上記開口部の奥部に設けられた立て壁に開口された穴部と、
    を備えた車両に、
    少なくとも、上記フォグランプユニット上方で前方に傾斜して突出された取付片を上記ブラケットと締結するとともに、上記フォグランプユニットの背面に設けられた貫通係合部材を上記穴部に貫通係合して上記開口部内にフォグランプユニットを支持するフォグランプ取付構造であって、
    上記取付片に引掛穴を設け、
    上記ブラケットに上記引掛穴と係合して上記フォグランプユニットを揺動自在に支持可能な爪部を設けるとともに、
    上記開口部を形成するバンパフェースの上側壁面に、上記ブラケットと対応する位置に切欠き部を設け、
    上記爪部に上記引掛穴が係合された際に上記フォグランプユニットが上記係合部を中心として車体後方に揺動されることにより上記貫通係合部材が上記穴部に導かれことを特徴とするフォグランプ取付構造。
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