JP2510836Y2 - 車両の後部構造 - Google Patents

車両の後部構造

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JP2510836Y2
JP2510836Y2 JP4792690U JP4792690U JP2510836Y2 JP 2510836 Y2 JP2510836 Y2 JP 2510836Y2 JP 4792690 U JP4792690 U JP 4792690U JP 4792690 U JP4792690 U JP 4792690U JP 2510836 Y2 JP2510836 Y2 JP 2510836Y2
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JP
Japan
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vehicle
panel
corner
lamp
bumper
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JP4792690U
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淳一 永野
俊之 鈴木
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両の後部構造に関する。
〔従来の技術〕
従来構造を第3、4図に沿って説明する。
自動車の後部外板は、後輪近傍からリアコンビネーシ
ョンランプ2まで延在するクォータパネル4により形成
されている。またクォータパネル4の後端部4aはその先
端が外部に露出しないように車両内方へ向かって折り曲
げられている。
このクォータパネル4の下方にはリアコンビネーショ
ンランプ2を保持するランプハウジング6が配設されて
おり、その形状はリアコンビネーションランプ2を覆う
ように断面略C字状に形成されている。ランプハウジン
グ6の一端部6aはクォータパネルアウタ4の後端部4aと
係合するように車両内方へ折り曲げられて、この後端部
4aに溶接されている。またランプハウジング6の他端部
6bにはバンパブラケット10が溶接されており、ボルト12
等によりリアバンパ8が固定されている。
リアコンビネーションランプ2はランプケース2aに設
けられたボルト2bをランプハウジング6に設けられたボ
ルト穴6cに通してナット絞めされることでランプハウジ
ング6に固定されている。
〔考案の解決しようとする課題〕
ところで、一般的にはリアバンパ8、リアコンビネー
ションランプ2、ランプハウジング6、バンパブラケッ
ト10は夫々独立して固定されている。
また、近年においては車両の意匠的、空力的な問題か
らクォータパネル4の後端が車幅方向に対して絞り込ま
れているものが多くなっている。
これらのことから、第4図に示すようにクォータパネ
ル4とリアコンビネーションランプ2との合わせ面(矢
印X部)、及びリアバンパ8とリアコンビネーションラ
ンプ2との合わせ面(矢印Y部)の合わせが難しく、そ
の合わせ精度が低下してしまうという不具合があった。
さらに従来構造の場合、クォータパネル4の後端部を
破損してしまった場合修理時にクォータパネル4全体を
取り外さねばならず、修理しにくい等の問題もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑み創案されたもので、車両後コーナ
部が、同車両の後部外板をなすクォータパネルの後端に
密接されるコーナパネルにより形成され、同コーナパネ
ルは、コーナパネル内面が固着される上面部と同上面部
から下方へ延出されその一端がバンパ保持用ブラケット
に固定された延出部からなるサポート部材により保持さ
れるとともに、同サポート部材に上記車両用ランプ装置
が取付けられたことを特徴とする車両の後部構造を要旨
とする。
〔作用〕
本考案によれば、サポート部材にコーナパネルとラン
プ装置とを予め組み立てておき、これをクォータパネル
に取り付けることで、車両の後コーナ部が形成される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について第1図、第2図に基
づき説明する。なお、従来構造と同様の部品は同符号を
施す。
車両の後部外板は後輪近傍からリアコンビネーション
ランプ22近傍にわたってクォータパネル20により形成さ
れており、このクォータパネル20の先端部20aは車両の
下方へ向かって折り曲げられている。
このクォータパネル20の下方にはアウタパネル30とリ
アコンビネーションランプ22を保持するサポート32と対
向するランプハウジング24が配設されており、その形状
は断面略L字状をなしている。ランプハウジング24の一
端部24aはクォータパネルアウタ20の先端部20aと係合す
るように折り曲げられた状態でこの先端部20aに溶接さ
れる。またランプハウジング24の他端部24bにはバンパ
ブラケット10が溶接されており、ボルト12等によりリア
バンパ8が固定される。
またクォータパネルアウタ20の先端部20aとランプハ
ウジング24の一端部24aの係合箇所には、後述するユニ
ットを固定するためのクリップ34が嵌め込まれるクリッ
プ孔26が形成されている。
車両後コーナ部の外板は、クォータパネル20とトラン
クリッドパネル50とリアバンパ8とで囲まれるコーナパ
ネル30により形成されている。
このコーナ部はコーナパネル30と、リヤコンビネーシ
ョンランプ22と、コーナパネル30及びリヤコンビネーシ
ョンランプ22を保持するサポート32とにより構成され
る。
ここで、このコーナ部について説明する。
クォータパネル20と対向するコーナパネル30の一端部
30aは、車両下方に向かって折り曲げられており、この
一端部30aにはクォータパネルアウタ20に形成されたク
リップ孔26に差し込まれるクリップ34と、クォータパネ
ル20の先端部20aとの合わせ面間が密接になるようなス
ペーサ36とが設けられている。またコーナパネル30の他
端部30bは先端が外部に露出しないように車両内方へ向
かって折り曲げられている。
またリアコンビネーションランプ22のランプケース22
aにはサポート32の延出部32bに固定するためのクリップ
22cが突出形成されている。
コーナパネル30の下方に配設されているサポート32は
樹脂等により成形され、コーナパネル30を保持する上面
部32aと、この上面部32aから車両下方に延出する延出部
32bとから構成されている。上面部32aには車両前後方向
に沿う突出部32cが形成されている。
コーナパネル30の保持は、具体的には上面部32aに形
成されたリブ状の突出部32c表面にコーナパネル30の内
面が接着されることにより行われる。また延出部32bに
は開孔32dが穿設されており、この開孔32dにランプケー
ス22aに突設されたクリップ22cを嵌め込むことによりリ
アコンビネーションランプ22を保持している。
また延出部32bの先端部32eはサポート32をバンパブラ
ケット10に固定するためにこのバンパブラケット10に沿
って折り曲げられている。
このようにしてコーナパネル30、及びリアコンビネー
ションランプ22を保持したサポート32はコーナパネル30
の端部に設けられたクリップ34をクォータパネル20に穿
設された開孔26に差込み固定し、且つフランジ32eをリ
ヤバンパ8と共にボルト14等を介してバンパブラケット
10に固定する。
ここで、サポート32をバンパブラケット10に固定する
場合、サポート32及びリアバンパ8は樹脂製であるた
め、樹脂ワッシャ40等を噛ませるようにする。
本実施例によれば、車両後コーナ部は、コーナパネル
30とリアコンビネーションランプ22とを保持したサポー
ト32をこりコーナ部に取り付けることにより構成される
ため、リアコンビネーションランプ22とコーナパネル30
との合わせ面を精度良く容易に決めることができる。さ
らにサポート32の延出部32bの長さを適当に決めること
で、サポート32を車両に固定する際のリアコンビネーシ
ョンランプ22とバンパフェイシャ8aとの合わせ面も精度
良く容易に決めることができる。
さらには、コーナ部を誤って破損してしまった場合で
も、サポート32を取り外すことで修理することができる
ため、修理の能率が格段に向上する。
また、本実施例ではリアコンビネーションランプ22を
クリップ22cにより延出部32bに固定したが、従来のよう
にボルトにより固定しても良い。
また、本実施例ではサポート32の上面部32aに形成さ
れた突出部32cを車両前後方向に沿って形成したが、車
幅方向に沿って形成してもよく、さらには突出部を設け
ず、フェイシャエクステンション30の内面全面にわたっ
て密着されるようにしてもよい。
〔本願考案の効果〕
本願考案の構造によれば、車両後コーナ部は、コーナ
パネルとランプ装置サポート部材をこのコーナ部に取り
付けることにより構成されるため、ランプ装置とコーナ
パネルとの合わせ面を精度良く容易に決めることができ
る。さらにサポート部材の長さを適当に決めることで、
サポート部材を車両に固定する際のランプ装置とバンパ
との合わせ面も精度良く容易に決めることができる。
さらには、コーナ部を誤って破損してしまった場合で
も、サポート32を取り外すことで修理することができる
ため、修理の能率が格段に向上する等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案の実施例を示す車両の後端部図、第2
図は第1図AA断面図、第3図は第2図Cに示すクォータ
パネルとコーナパネルとの取付説明図、第4図は従来構
造を示す車両の後端部図、第5図は第4図のBB断面図で
ある。 8……バンパ 20……クォータパネル 22……ランプ装置 30……コーナパネル 32……サポート部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両後コーナ部が、同車両の後部外板をな
    すクォータパネルの後端に密接されるコーナパネルによ
    り形成され、同コーナパネルは、コーナパネル内面が固
    着される上面部と同上面部から下方へ延出されその一端
    がバンパ保持用ブラケットに固定された延出部からなる
    サポート部材により保持されるとともに、同サポート部
    材に上記車両用ランプ装置が取付けられたことを特徴と
    する車両の後部構造。
JP4792690U 1990-05-08 1990-05-08 車両の後部構造 Expired - Lifetime JP2510836Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH047285U JPH047285U (ja) 1992-01-23
JP2510836Y2 true JP2510836Y2 (ja) 1996-09-18

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ID=31564287

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010100149A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Nissan Motor Co Ltd 車体後部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010100149A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Nissan Motor Co Ltd 車体後部構造

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JPH047285U (ja) 1992-01-23

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