JPH0446084Y2 - - Google Patents

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JPH0446084Y2
JPH0446084Y2 JP1986124467U JP12446786U JPH0446084Y2 JP H0446084 Y2 JPH0446084 Y2 JP H0446084Y2 JP 1986124467 U JP1986124467 U JP 1986124467U JP 12446786 U JP12446786 U JP 12446786U JP H0446084 Y2 JPH0446084 Y2 JP H0446084Y2
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JP
Japan
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clamp
harness
support part
soundproofing material
base end
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JP1986124467U
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JPS6330609U (ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車内装用の防音材とハーネスと
を同時に支持固定することのできるクランプに関
するものである。
〔従来の技術〕
例えば、自動車のエンジンルームと運転席とを
仕切るダツシユパネルには防音材の外に各種電装
品に接続されるワイヤハーネスが取付固定され
る。従来上記ダツシユパネルに防音材およびワイ
ヤハーネスを固定する場合、該防音材およびワイ
ヤハーネスを別途のクランプで個別的に固定して
いた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の如く、ダツシユパネルに、防音材とワイ
ヤハーネスとを別途のクランプで個別的に固定す
ると、多数のクランプを必要とするので、部品点
数が多くなつてコストが高くつくと共に、ダツシ
ユパネルへのクランプの組付工数が多くなつて組
付作業が煩雑となり、作業性がきわめて悪いとい
う問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点に鑑み、提案されたもの
で、板金部材を屈曲成形した1枚板構造のクラン
プであつて、自動車内装用防音材が添設される基
板に取付固定される取付基端部と、上記取付基端
部の先端に形成された自動車内装用防音材を支持
可能な高剛性の支持部と、上記支持部の先端に延
設形成され、かつ、支持部より低剛性の可撓性を
有するハーネスクランプ片とを有するものであ
る。
〔作用〕
クランプの支持部で自動車内装用の防音材を支
持固定すると共に、ハーネスクランプ片でハーネ
スを支持固定することができるので、1つのクラ
ンプで防音材とハーネスを両者を支持固定するこ
とができる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を第1図および第2図を参
照しながら説明すると次の通りである。第1図お
よび第2図において、1は基板、例えば、自動車
のエンジンルームと運転席とを仕切るダツシユパ
ネル、2は上記ダツシユパネル1にそつて添設さ
れるアスフアルトシート等の自動車内装用防音材
(以下防音材と称す)で、この防音材2には固定
穴3を形成してある。4は各種電装品に接続され
るワイヤハーネスで、このワイヤハーネス4は上
記防音材2にそつて配設してある。5は上記防音
材2とワイヤハーネス4とを支持固定するクラン
プである。上記クランプ5は、板金部材6を所定
形状に屈曲形成した1枚板構造であつて、平板状
の取付基端部7の先端に、水平壁8aと垂直壁8
bとからなる断面L字状の高剛性の支持部8を形
成すると共に、該支持部8の先端延設部分に可撓
性を有する低剛性のハーネスクランプ片9を形成
したものである。上記クランプ5のハーネスクラ
ンプ片9には長手方向にそつて長穴10を形成し
てあり、この長穴10によつてハーネスクランプ
片9を所望形状に曲げやすくしてある。
次に上記クランプの使用要領を説明すると次の
通りである。
上記ダツシユパネル1の所定位置に、クランプ
5の取付基端部7を溶接等により取付固定したの
ち、上記クランプ5に、ダツシユパネル1に添設
した防音材2の固定穴3を嵌め込んで、該固定穴
3の開口縁3aをクランプ5の支持部8の水平壁
8aで支持固定する。このときクランプ5の支持
部8は高剛性であるので、上記防音材2を支持固
定しても撓んだりすることがない。しかる後、防
音材2にそつて配設したワイヤハーネス4にそわ
せて上記ハーネスクランプ片9を折曲成形し、該
ハーネスクランプ片9でワイヤハーネス4を支持
固定する。このとき上記クランプ5のハーネスク
ランプ片9は、低剛性で、かつ、長穴10を形成
してあるので、曲げやすく、ワイヤハーネス4を
確実に支持固定することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、自動車内装用防音材とハーネ
スとを簡単な構造の1つのクランプで支持固定す
ることができるので部品点数が少なくなつてコス
トの低減化を図ることができると共に、従来に比
べてクランプの組付工数が少なくなつて作業性の
大幅な向上を図ることができる。
また、本考案のクランプは、取付基端部の一側
に、自動車内装用防音材の支持部、及びハーネス
クランプ片の順序で形成されており、しかも重量
物である自動車内装用防音材を支持する支持部が
高剛性であるのに対し、軽量物であるワイヤハー
ネスを支持するハーネスクランプ片が低剛性で可
撓性を有しているので、クランプへのハーネスの
支持時、自動車内装用防音材の支持部が移動した
り、がたついたりすることがなく、自動車内装用
防音材を確実に支持することができると共に、ハ
ーネスクランプ片を折曲げやすく、ハーネスを自
動車内装用防音材に密着させて支持することが可
能となつて、ハーネスを確実に支持することがで
き、自動車の走行時に発生する振動等によつてハ
ーネスが移動したり、クランプから外れたりする
ことがない。しかも構造が簡単であるので、製作
が容易であつて、製作コストが安い。
さらに、本考案のクランプは、取付基端部の一
側に、支持部及びハーネスクランプ片を設けた1
枚板状であるので、防音材に大きな固定穴を形成
する必要がなく、見栄えが良好であると共に、取
付スペースが少なくてすみ、スペースの有効利用
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクランプの斜視図、第2
図はクランプの使用要領を示した断面説明図であ
る。 6……板金部材、7……取付基端部、8……支
持部、9……ハーネスクランプ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板金部材を屈曲成形した1枚板構造のクランプ
    であつて、自動車内装用防音材が添設される基板
    に取付固定される取付基端部と、上記取付基端部
    の先端に形成された自動車内装用防音材を支持可
    能な高剛性の支持部と、上記支持部の先端に延設
    形成され、かつ、支持部より低剛性の可撓性を有
    するハーネスクランプ片とを有することを特徴と
    するクランプ。
JP1986124467U 1986-08-13 1986-08-13 Expired JPH0446084Y2 (ja)

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JP1986124467U JPH0446084Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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JP1986124467U JPH0446084Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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JPS6330609U JPS6330609U (ja) 1988-02-29
JPH0446084Y2 true JPH0446084Y2 (ja) 1992-10-29

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041611B2 (ja) * 1979-12-19 1985-09-18 三菱重工業株式会社 触媒組成物の処理方法

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JPS6330609U (ja) 1988-02-29

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