JPS6317727Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317727Y2 JPS6317727Y2 JP15070880U JP15070880U JPS6317727Y2 JP S6317727 Y2 JPS6317727 Y2 JP S6317727Y2 JP 15070880 U JP15070880 U JP 15070880U JP 15070880 U JP15070880 U JP 15070880U JP S6317727 Y2 JPS6317727 Y2 JP S6317727Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- under cover
- wall
- dash
- instrument panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車におけるダツシユアンダーカ
バーの取付構造に関する。
バーの取付構造に関する。
此処に、ダツシユアンダーカバーとは、自動車
の車室前部に配置されるインストルメントパネル
の下方に、該インストルメントパネルの下縁から
前方に車室前壁まで渡して取付けられるカバー部
材であつて、従来は、このダツシユアンダーカバ
ーの取付けは、その前縁をダツシユパネルのよう
な車室前壁にボルト結合し、後縁をインストルメ
ントパネル下縁にビス止め等により結合すること
により行なわれていた。この場合、ダツシユパネ
ル後縁の結合を行なうビスは、下から上方に向け
てねじ込むことが必要になるが、インストルメン
トパネル下縁と車室のフロアパネルとの間に十分
な空間がないため、この作業は非常に困難であつ
た。
の車室前部に配置されるインストルメントパネル
の下方に、該インストルメントパネルの下縁から
前方に車室前壁まで渡して取付けられるカバー部
材であつて、従来は、このダツシユアンダーカバ
ーの取付けは、その前縁をダツシユパネルのよう
な車室前壁にボルト結合し、後縁をインストルメ
ントパネル下縁にビス止め等により結合すること
により行なわれていた。この場合、ダツシユパネ
ル後縁の結合を行なうビスは、下から上方に向け
てねじ込むことが必要になるが、インストルメン
トパネル下縁と車室のフロアパネルとの間に十分
な空間がないため、この作業は非常に困難であつ
た。
本考案は、従来のダツシユパネルアンダーカバ
ー取付構造における上述の問題を解決し、作業容
易なカバー取付構造を提供することを目的とする
ものである。
ー取付構造における上述の問題を解決し、作業容
易なカバー取付構造を提供することを目的とする
ものである。
すなわち、本考案は、略水平状に配置されるダ
ツシユアンダーカバーの後縁をインストルメント
パネル下縁に、前縁を車室前壁に取付けるように
した自動車のダツシユアンダーカバー取付構造に
おいて、前記インストルメントパネル下縁には、
車体前方に向かつて下方に傾斜する傾斜部が形成
され、この傾斜部には上壁の突出長さが下壁より
も長い車幅方向に延びる傾斜溝が形成されてお
り、この傾斜溝には、弾性材料により形成される
ダツシユアンダーカバーの後縁が挿入支持され、
このダツシユアンダーカバーは、上面が前記傾斜
溝の上壁により下方向に押圧された状態でその前
縁が車室前壁に固定されていることを特徴とする
ものである。したがつて、本考案によれば、ダツ
シユアンダーカバーの一方の縁を、インストルメ
ントパネル下縁の溝に、該溝の上壁に沿つて挿入
し、次いで反対側の縁を車室前壁に適当な手段に
より取付けるという簡単な操作で、ダツシユアン
ダーカバーの取付けを行なうことができる。しか
も、カバーの縁を溝に挿入する構造を採用して
も、カバーは弾性的に張りを与えられているの
で、車輛走行中又はエンジン振動によりガタツキ
を生じることがない。
ツシユアンダーカバーの後縁をインストルメント
パネル下縁に、前縁を車室前壁に取付けるように
した自動車のダツシユアンダーカバー取付構造に
おいて、前記インストルメントパネル下縁には、
車体前方に向かつて下方に傾斜する傾斜部が形成
され、この傾斜部には上壁の突出長さが下壁より
も長い車幅方向に延びる傾斜溝が形成されてお
り、この傾斜溝には、弾性材料により形成される
ダツシユアンダーカバーの後縁が挿入支持され、
このダツシユアンダーカバーは、上面が前記傾斜
溝の上壁により下方向に押圧された状態でその前
縁が車室前壁に固定されていることを特徴とする
ものである。したがつて、本考案によれば、ダツ
シユアンダーカバーの一方の縁を、インストルメ
ントパネル下縁の溝に、該溝の上壁に沿つて挿入
し、次いで反対側の縁を車室前壁に適当な手段に
より取付けるという簡単な操作で、ダツシユアン
ダーカバーの取付けを行なうことができる。しか
も、カバーの縁を溝に挿入する構造を採用して
も、カバーは弾性的に張りを与えられているの
で、車輛走行中又はエンジン振動によりガタツキ
を生じることがない。
以下、本考案の実施例を図について説明する
と、第１図は自動車におけるインストルメントパ
ネル付近の構造を示すもので、カウルパネル１と
ダツシユパネルアツパー２とによつて構成される
閉断面構造が横方向に延びるように配置され、カ
ウルパネル１の後縁部に沿つて、フロントガラス
３が取付けられている。ダツシユパネルアツパー
２にはダツシユパネルロアー４が結合され、この
ダツシユパネルロアー４には、その下端にフロア
パネル５が結合される。ダツシユパネルロアー４
の車室側の面には吸音材６と表皮７とからなるダ
ツシユインシユレータが装着され車室前壁を構成
する。
と、第１図は自動車におけるインストルメントパ
ネル付近の構造を示すもので、カウルパネル１と
ダツシユパネルアツパー２とによつて構成される
閉断面構造が横方向に延びるように配置され、カ
ウルパネル１の後縁部に沿つて、フロントガラス
３が取付けられている。ダツシユパネルアツパー
２にはダツシユパネルロアー４が結合され、この
ダツシユパネルロアー４には、その下端にフロア
パネル５が結合される。ダツシユパネルロアー４
の車室側の面には吸音材６と表皮７とからなるダ
ツシユインシユレータが装着され車室前壁を構成
する。
ダツシユパネルアツパー２の後方にはインスト
ルメントパネル８が配置されている。このインス
トルメントパネル８は前縁がカウルパネル１の後
縁に結合され、該前縁から後方に延びたのち、下
方に曲げられている。インストルメントパネル８
には適宜グローブボツクス９のための開口１０が
形成される。インストルメントパネル８の下縁に
はアンダーカバー面に対し傾斜しダツシユアンダ
ーカバー取付けるための溝１１が形成されてい
る。この溝１１を形成する上壁１１ａは、下壁１
１ｂより突出長さが大きい。ダツシユアンダーカ
バー１２は、ハードボード、プラスチツク等適当
な弾性材料により形成され、内面にはフエルト等
の吸音材１３が貼られている。ダツシユアンダー
カバー１２は、その後縁１２ａが溝１１に挿入さ
れ、前縁１２ｂはマジツクテープ１４等の手段に
より車室前壁に取付けられる。マジツクテープ１
４の代りに他の締結手段を用いてもよい。インス
トルメントパネル８の下縁の溝１１の上壁１１ａ
は、その突出量が外側側壁１１ｂより大きいた
め、ダツシユアンダーカバー１２の後縁１２ａを
溝１１に挿入する場合、内側側壁１１ａがガイド
となり、挿入作業が容易になるとともにダツシユ
アンダーカバー１２の内面を下向きに押して該カ
バー１２を弾性的に撓ませるため、自由状態では
第２図の想像線のような形状のカバー１２が、取
付状態では実線で示す形状に変形し、この変形に
より与えられる張りのために、ダツシユアンダー
カバー１２の支持は確実になり、ガタツキを生じ
ることがなくなる。
ルメントパネル８が配置されている。このインス
トルメントパネル８は前縁がカウルパネル１の後
縁に結合され、該前縁から後方に延びたのち、下
方に曲げられている。インストルメントパネル８
には適宜グローブボツクス９のための開口１０が
形成される。インストルメントパネル８の下縁に
はアンダーカバー面に対し傾斜しダツシユアンダ
ーカバー取付けるための溝１１が形成されてい
る。この溝１１を形成する上壁１１ａは、下壁１
１ｂより突出長さが大きい。ダツシユアンダーカ
バー１２は、ハードボード、プラスチツク等適当
な弾性材料により形成され、内面にはフエルト等
の吸音材１３が貼られている。ダツシユアンダー
カバー１２は、その後縁１２ａが溝１１に挿入さ
れ、前縁１２ｂはマジツクテープ１４等の手段に
より車室前壁に取付けられる。マジツクテープ１
４の代りに他の締結手段を用いてもよい。インス
トルメントパネル８の下縁の溝１１の上壁１１ａ
は、その突出量が外側側壁１１ｂより大きいた
め、ダツシユアンダーカバー１２の後縁１２ａを
溝１１に挿入する場合、内側側壁１１ａがガイド
となり、挿入作業が容易になるとともにダツシユ
アンダーカバー１２の内面を下向きに押して該カ
バー１２を弾性的に撓ませるため、自由状態では
第２図の想像線のような形状のカバー１２が、取
付状態では実線で示す形状に変形し、この変形に
より与えられる張りのために、ダツシユアンダー
カバー１２の支持は確実になり、ガタツキを生じ
ることがなくなる。
以上のように本考案の構造によれば、ダツシユ
アンダーカバーの後縁を、インストルメントパネ
ル下縁に設けた取付溝を挿入し、前縁を車室前壁
に結合するだけの簡単な操作により、該カバーの
取付けを行なうことができるので、従来に比し取
付作業が非常に簡単になり、しかもその取付状態
は十分に満足なものである。
アンダーカバーの後縁を、インストルメントパネ
ル下縁に設けた取付溝を挿入し、前縁を車室前壁
に結合するだけの簡単な操作により、該カバーの
取付けを行なうことができるので、従来に比し取
付作業が非常に簡単になり、しかもその取付状態
は十分に満足なものである。
第１図は本考案の一実施例を示す車室前部構造
の断面図、第２図はインストルメントパネルへの
ダツシユアンダーカバーの取付けを示す拡大断面
図である。 ４……ダツシユパネルロアー、８……インスト
ルメントパネル、１１……溝、１１ａ……上壁、
１１ｂ……下壁、１２……ダツシユアンダーカバ
ー。
の断面図、第２図はインストルメントパネルへの
ダツシユアンダーカバーの取付けを示す拡大断面
図である。 ４……ダツシユパネルロアー、８……インスト
ルメントパネル、１１……溝、１１ａ……上壁、
１１ｂ……下壁、１２……ダツシユアンダーカバ
ー。
Claims (1)
- 略水平状に配置されるダツシユアンダーカバー
の後縁をインストルメントパネル下縁に、前縁を
車室前壁に取付けるようにした自動車のダツシユ
アンダーカバー取付構造において、前記インスト
ルメントパネル下縁に、車体前方に下方に傾斜す
るように設けた傾斜部と、該傾斜部に、上壁の突
出長さが下壁よりも長く、車幅方向に延びるよう
に形成され、前記ダツシユアンダーカバーの後縁
が挿入支持される傾斜溝を備えたことを特徴とす
る自動車におけるダツシユアンダーカバー取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15070880U JPS6317727Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15070880U JPS6317727Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5772377U JPS5772377U (ja) | 1982-05-04 |
| JPS6317727Y2 true JPS6317727Y2 (ja) | 1988-05-19 |
Family
ID=29510061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15070880U Expired JPS6317727Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6317727Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4533823B2 (ja) * | 2005-08-25 | 2010-09-01 | 株式会社林技術研究所 | 自動車用吸音構造体 |
| JP7063113B2 (ja) * | 2018-05-24 | 2022-05-09 | トヨタ自動車株式会社 | 車室への騒音抑制構造 |
-
1980
- 1980-10-22 JP JP15070880U patent/JPS6317727Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5772377U (ja) | 1982-05-04 |
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