JP2002104075A - コンソールボックスの取付構造 - Google Patents

コンソールボックスの取付構造

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JP2002104075A
JP2002104075A JP2000292697A JP2000292697A JP2002104075A JP 2002104075 A JP2002104075 A JP 2002104075A JP 2000292697 A JP2000292697 A JP 2000292697A JP 2000292697 A JP2000292697 A JP 2000292697A JP 2002104075 A JP2002104075 A JP 2002104075A
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JP
Japan
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console box
floor
console
box body
vehicle body
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JP2000292697A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Takeshige
國彦 竹重
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Daikyo Nishikawa Corp
Original Assignee
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造によりコンソールボックス本体と車
体フロアとの温度変化による長さ変化量の差を吸収する
ようにしたコンソールボックスの取付構造を提供する。 【解決手段】コンソールボックス本体2aを車体フロア
に取り付ける取り付け部4は、ボス部12の挿通孔16
にボルトを挿通して車体フロアに固定するとともに、そ
のボス部12をコンソールボックス本体2aに二つの可
撓性リブ14により連結する。このような構造であるの
で、可撓性リブ14が、温度変化によって膨張や収縮を
したときに生じるフロアとコンソールボックス本体2a
との車体前後方向における長さの変化量の差を吸収す
る。それで、コンソールボックス本体2aとインストル
メントパネルのセンターコンソール部との合わせ部に隙
間が生じることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のコンソー
ルボックスの車体フロアへの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のコンソールボックスは、図1に
示すように運転席1と助手席3との間に置かれ、フロア
に固定されるとともに、インストルメントパネルのコン
ソールボックス側に延びたセンターコンソール部5とも
連結される。ところが、車体のフロアとコンソールボッ
クス2とは材質が異なるため、温度変化によって膨張や
収縮をしたときにフロアとコンソールボックス2の車体
前後方向における長さの変化量に差が生じる。そのた
め、コンソールボックス2と上記センターコンソール部
5との連結部分(合わせ部)6に隙間が生じて見栄えが
悪くなってしまう。
【0003】温度変化によるフロアとコンソールボック
スとの長さの変化量の差を吸収するため、実開平4−1
33952号公報には、コンソールボックス前端内側か
ら水平フックを差し出して、該フックを車体側の垂直孔
に摺動可能に嵌着して、コンソールボックスと車体との
膨張量差・収縮量差を水平フックが垂直孔に対して摺動
することで吸収し対応する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
公開実用新案の技術は、コンソールボックスをインスト
ルメントパネルと連結する場合には、コンソールボック
スとインストルメントパネルとの連結部分に隙間が生じ
ることを防ぐことができない。また、水平フックを差し
出すために別部品をコンソールボックスに取り付けてい
てコストが増加する。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、簡単な構造によ
りコンソールボックス本体と車体フロアとの温度変化に
よる長さ変化量の差を吸収するようにしたコンソールボ
ックスの取付構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、コンソールボックス本体と、車体フロアへのコン
ソールボックス本体の締結部とを可撓性のリブで連結し
た。
【0007】具体的には、本発明は、車両前後方向に延
びる樹脂製のコンソールボックス本体を車体のフロアに
取り付けるコンソールボックスの取付構造であって、締
結具挿通孔を有するボス部と上記コンソールボックス本
体とを、該コンソールボックス本体と上記フロアとの長
手方向の温度変化による伸縮差を撓んで吸収する可撓性
リブによって連結し、上記挿通孔に挿通した締結具によ
り上記ボス部を上記フロアに締結することを特徴とする
コンソールボックスの取付構造である。
【0008】このような構造であれば、簡単な構造でコ
ンソールボックス本体とフロアとの長手方向の温度変化
による伸縮差を吸収することができ、低コストでインス
トルメントパネルのセンターコンソール部との連結部
(合わせ部)に隙間が生じない見栄えの良いコンソール
ボックスとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0010】−第一の実施の形態− 図2は、コンソールボックス2を横から見た図である。
コンソールボックス2のコンソールボックス本体2a
は、前方(図2の左側)先端でインストルメントパネル
(図示せず)から車体後方に延びてきているセンターコ
ンソール部5と連結していて、後方で車体のフロアに取
り付けられたブラケット(図示せず)に取り付け部4で
取り付けられている。取り付け部4は、締結具のボルト
の頭がコンソールボックス本体2aの横面から出っ張ら
ないように、コンソールボックス本体2aの内側方向に
窪んでいる。6は、コンソールボックス本体2aとセン
ターコンソール部5の合わせ部である。7は、小物入れ
の蓋である。コンソールボックス本体2とセンターコン
ソール部5との連結は、後述するが、これらの内部で行
われていて本図には示していない。
【0011】コンソールボックス本体2aは、樹脂を成
形して作成したものであり、成形方法は特に限定されな
い。また、取り付け部4は、通常は座席シートにより隠
れてしまうが、見栄えを良くするためにキャップ等を被
せても良い。
【0012】図3は、コンソールボックス本体2aと一
体の取り付け部4の拡大図である。ボルト等の締結具の
挿通孔16を有するボス部12が、車体前後方向に湾曲
しながら延びている2つの可撓性リブ14によってコン
ソールボックス本体2aに連結されている。ボス部12
及び可撓性リブ14の周りは、空隙18である。
【0013】図4は、図2のA−A線断面図で、取り付
け部4の断面が示されている。ここでは締結具であるボ
ルト10により、車体のフロアに取り付けられたブラケ
ット8に取り付けられているところが示されている。な
お、ここでは車両前方に向かって左側の部分しか示して
いないが、右側も同様の取付構造である。
【0014】図5は、コンソールボックス本体2aとセ
ンターコンソール部5とを連結する前の状態を上側から
見た図である。コンソールボックス本体2aを矢印の方
向に移動させて連結させる。なお、この図は、コンソー
ルボックス本体2a及びセンターコンソール部5の上部
に被せられる蓋を外してあって、内部が見えている状態
である。コンソールボックス本体2aの内側には、セン
ターコンソール部5の方に延びているフランジ25が一
体に成形されていて、その先にボルト挿通孔26を備え
ている。一方センターコンソール部5の内側にも、コン
ソールボックス本体2aとの連結のためにインサートナ
ット23を備えたフランジ24が一体成形されている。
なお、21はコンソールボックス本体2aとセンターコ
ンソール部5とのそれぞれの合わせ面である。
【0015】図6は、コンソールボックス本体2aとセ
ンターコンソール部5との連結部分の拡大図で、図5の
B−B線断面図である。コンソールボックス本体2a側
のフランジ25が、大きな矢印の方向に移動して、セン
ターコンソール部5側のフランジ24に斜め上から重な
って連結するようになっている。そして、ボルト28
が、フランジ25のボルト挿通孔26に挿通されて、イ
ンサートナット23のネジ穴27に固定される。なお、
この構造は、左右両側に一対ずつある。
【0016】ここに示したコンソールボックス本体2a
とセンターコンソール部5との連結構造は、一つの例で
あって、本発明はこの構造に限定されない。連結位置、
連結方法、連結器具などは、コンソールボックス本体2
aとセンターコンソール部5とを連結できればどのよう
なものでも構わない。
【0017】つぎに、作用を説明する。コンソールボッ
クス本体2aは、図5、6に示すようにセンターコンソ
ール部5と連結固定されるとともに、図2、4に示すよ
うに車体フロアからのブラケット8にも固定される。既
に説明したように、温度変化によって膨張や収縮をした
ときにフロアとコンソールボックス本体2aの車体前後
方向における長さの変化量に差が生じる。その変化量の
差を図3に示した取り付け部4の可撓性リブ14が変形
することで吸収し、それによりコンソールボックス本体
2aとセンターコンソール部5との合わせ部6に隙間が
生じてしまうことを防止する。つまり、車体フロアとの
締結部であるボス部12と、コンソールボックス本体2
aとが可撓性リブ14で連結されているので、車体フロ
アの膨張収縮とコンソールボックス本体の膨張収縮との
変化量の差を可撓性リブが吸収しているとも言うことが
できる。温度変化による膨張や収縮は、ゆっくりと生じ
るので、図3に示したような湾曲形状の樹脂製の可撓性
リブ14で十分に対応できる。なお、可撓性リブ14の
材質や形状等は、温度変化によるフロアとコンソールボ
ックス本体2aとの膨張や収縮の変化量差を吸収できる
ものであれば、どのようなものでもよい。また、可撓性
リブ14は、強度の点から、複数あることが好ましい。
ここでは可撓性リブ14は二つであるが、三つ以上であ
っても構わない。
【0018】−第二の実施の形態− 図7は、第二の実施の形態に係る取り付け部4の拡大図
である。第一の実施の形態では、可撓性リブ14が二つ
ともボス部12を挟んで水平方向に延びていたが、本実
施の形態では、可撓性リブ14が二つともボス部12を
挟んで鉛直方向に延びている。可撓性リブ14の延びる
方向は、温度変化による車体フロアとコンソールボック
ス本体2aとの膨張や収縮の変化量差を吸収できるもの
であれば、どの方向でも構わない。また、二つの可撓性
リブ14が延びる方向が別々な方向でも構わない。例え
ば、一つが水平方向でもう一つが鉛直方向であっても良
い。また、可撓性リブ14が三つ以上ある場合でも、そ
れらの延びる方向は特に限定されないし、それぞれ別の
方向に延びていても構わない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に述べる効果を奏する。
【0020】可撓性リブが、温度変化によって膨張や収
縮をしたときに生じる車体フロアとコンソールボックス
本体との車体前後方向における長さの変化量の差を吸収
するので、コンソールボックス本体とインストルメント
パネルから一体に延びているセンターコンソール部との
合わせ部に隙間を生じることがなく、見栄えがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の前側座席の斜視図
【図2】コンソールボックスを横から見た図
【図3】第一の実施の形態に係る取り付け部の拡大図
【図4】図2のA−A線断面図
【図5】コンソールボックスとインストルメントパネル
との連結部分の平面図
【図6】図5のB−B線断面図
【図7】第二の実施の形態に係る取り付け部の拡大図
【符号の説明】
1 運転席 2 コンソールボックス 2a コンソールボックス本体 3 助手席 4 取り付け部 5 インストルメントパネルのセンターコンソール
部 6 合わせ部 7 小物入れ蓋 8 車体フロアに取り付けられたブラケット 10 ボルト 12 ボス部 14 可撓性リブ 16 締結具挿通孔 18 空隙 21 合わせ面 23 インサートナット 24 フランジ 25 フランジ 26 ボルト挿通孔 27 ネジ穴 28 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前後方向に延びる樹脂製のコンソー
    ルボックス本体を車体のフロアに取り付けるコンソール
    ボックスの取付構造であって、 締結具挿通孔を有するボス部と上記コンソールボックス
    本体とを、該コンソールボックス本体と上記フロアとの
    長手方向の温度変化による伸縮差を撓んで吸収する可撓
    性リブによって連結し、 上記挿通孔に挿通した締結具により上記ボス部を上記フ
    ロアに締結することを特徴とするコンソールボックスの
    取付構造。
JP2000292697A 2000-09-26 2000-09-26 コンソールボックスの取付構造 Pending JP2002104075A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008155655A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Calsonic Kansei Corp コンソール取付構造
JP2012245844A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Toyota Motor Corp コンソール衝撃吸収構造
JP2019206282A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 マツダ株式会社 センタコンソール構造

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