JP3934296B2 - ワイヤーハーネスの支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分岐部を持つワイヤーハーネスを、構造材として車両の内装壁材の裏側に配備される帯状のフレームに添わせた状態で位置決め・固定するワイヤーハーネスの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車においては、運転席の前方に配置されるインストルメントパネル上に、運転に必要なスイッチやメータ類等が集中装備されるため、これらのスイッチやメータ類と、車両上の灯火機器や各種の補機類等とを有機的に接続するワイヤーハーネスが、インストルメントパネルと車両のフロントパネルとの間に配設されている。
しかし、フロントパネルとインストルメントパネルとの間のスペースには、ヒータ、ステアリングコラム、ペダル類のブラケット等、各種部品が配置されるため、スペースが一般的に狭い。従って、インストルメントパネルの裏側にワイヤーハーネスを配設する際には、狭いスペース内でこれら部品との干渉を避けるだけでなく、車両に加わる振動等でワイヤーハーネスが損傷を受けることの無いように、ワイヤーハーネスの保護に対しても配慮が必要になる。
また、生産性を高めることから、ワイヤーハーネスの組付け性の向上も重要になる。
【0003】
このような背景から、例えば特開平6−191358号公報に開示された従来のワイヤーハーネスの支持構造では、図10に示すように、インストルメントパネル1の裏側に配備される構造材であって、少なくとも壁面で仕切られて空間を形成する帯状のフレームであるリインフォースメント3に、インストルメントパネル1上のスイッチやメータ類等と電気接続したワイヤーハーネス5が配設されている。
【0004】
なお、リインフォースメント3は、車体の幅方向に延在するように配置され、両端が車体の側面パネルに固定されることで、車両の強度・剛性を高める役割を果たすと同時に、インストルメントパネル1の支持と補強を兼ねるものである。
このリインフォースメント3は、図11に示すように、横断面形状が略コ字状を呈していて、その凹部3aにワイヤーハーネス5が配設されている。
ワイヤーハーネス5は、インストルメントパネル1上に装備されるスイッチ等の配置位置に合わせて分岐部が複数箇所に形成され、各分岐部からスイッチ等と接続するコネクタ5aを先端に装着した分岐ハーネス5bが引き出されている。
リインフォースメント3内に収容されたワイヤーハーネス5の幹線部は、車両の振動等によるガタつきで周囲と干渉して損傷をすることがないよう、図11に示すように、別部品であるクリップ(締結部材)7によって、軸線方向に所定の間隔でリインフォースメント3に固定されている。
クリップ7は、ワイヤーハーネス5に連結される結束バンド部7aと、この結束バンド部7aに一体形成されてリインフォースメント3に形成した取付穴3bに係合する係止部7bとを有する。
【0005】
上記構成によるワイヤーハーネスの支持構造では、ワイヤーハーネス5が、ヒータやステアリングコラム、各種ペダルのブラケット等を含む各種部品と干渉を避けて配置されるリインフォースメント3自体に収容されているため、これらの各種部品と干渉することも確実に回避される。しかも、リインフォースメント3に収容されたワイヤーハーネス5は、クリップ7によって強固にリインフォースメント3に位置決め固定されるので、車両に加わる振動等で損傷を受けることもない。また、ワイヤーハーネス5が予めリインフォースメント3に組み付けられた状態にしておけば、車体への組付け性も向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来のワイヤーハーネスの支持構造では、クリップ7をワイヤーハーネス5に一つ一つ取り付ける際に、位置の割り出しをしながら組付けなければならないために、分岐部が多数形成されてクリップ7による固定箇所が増えたような場合、ワイヤーハーネス5の固定作業に多大な手間がかかり、作業性の低下や、作業工程の増大によるコストアップの上昇が指摘された。
【0007】
また、ワイヤーハーネス5上のクリップ7の装着位置と、リインフォースメント3上の取付穴3bの装備位置は、上記したように、一致させておかねばならないため、例えば車両側の装備のバリエーションに伴って分岐ハーネスの引き出し位置が変わってクリップによる固定位置の変更が必要になった場合、クリップの装着位置の異なる多種のワイヤーハーネスを製造・管理しなければならず、ワイヤーハーネスの品番の増加を招くという問題も指摘されていた。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ワイヤーハーネスの固定に別部品のクリップが必要でなく、クリップ廃止によるワイヤーハーネスアッセンブリにおける部品点数の削減、組立工程数の削減による作業性の向上及びコストの低減を図ることができ、更には、車両装備のバリエーション等に応じたワイヤーハーネスの固定位置の変更に対しても、ワイヤーハーネスの品番の増加を招くことなく、柔軟に対応することができるワイヤーハーネスの支持構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係るワイヤーハーネスの支持構造は、少なくとも壁面で仕切られて空間を形成する帯状のフレームの内壁面に沿って配設されるワイヤーハーネスを前記フレームに位置決め・固定するワイヤーハーネスの支持構造において、前記ワイヤーハーネス上に分岐部を形成する分岐ボックスに、前記フレームに結合・固定するための結合手段を設け、また、前記フレームには、前記分岐ボックスの結合手段と係合することで該分岐ボックスを固定する係合手段を、前記ワイヤーハーネスの長手方向に沿って装備して、前記分岐ボックスの結合手段と係合させる前記フレームの係合手段の位置を変更することで、前記フレームに対する前記ワイヤーハーネスの固定位置を変更させることができることを特徴とする。
【0010】
このようにすると、分岐ボックスに装備した結合手段が、ワイヤーハーネスをフレームに位置決め・固定するクリップの役割を果たすため、別部品としてのクリップが必要なくなり、ワイヤーハーネスアッセンブリにおける部品点数の削減、並びに、組立工程数の削減による作業性向上及びコスト低減を図ることができる。
また、分岐ボックスを係合させるフレーム上の係合手段の位置を変更することで、ワイヤーハーネスの固定位置を変更させることができる。従って、例えば車両装備のバリエーション等に応じてワイヤーハーネスのフレームへの固定位置が変更される場合でも、フレーム上の係合手段の選択変更だけで簡単に対応することができ、ワイヤーハーネスの品番の増加を招くことなく、柔軟に対応することができる。
【0011】
なお、好ましくは、上記のワイヤーハーネスの支持構造において、前記フレームの係合手段は、前記ワイヤーハーネスの長手方向に沿って間欠的、又は連続的に装備した構成とするとよい。
【0012】
また、好ましくは、上記のワイヤーハーネスの支持構造において、前記フレームは、横断面形状が略H字形の構造材で、このH字形の一方の凹部にワイヤーハーネスを配設すると共に、前記分岐ボックスの結合手段は、H字形の他方の凹部を画成しているフランジ部端縁に係合する突出長の長い係合アームとした構成とするとよい。このようにすると、フレームのフランジ部の端縁が、そのまま、分岐ボックスと係合する係合手段として機能するため、係合手段としての特別な加工が不要となって、フレームの構造の単純化によるコスト低減を図ることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るワイヤーハーネスの支持構造の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図5は本発明に係るワイヤーハーネスの支持構造の第1の実施形態を示し、図1は支持構造とインストルメントパネルとの位置関係を示す分解斜視図、図2はワイヤーハーネスの支持構造の拡大斜視図、図3は図2に示したワイヤーハーネスの支持構造に適用される分岐ボックスの分解斜視図、図4は分岐ボックスとリインフォースメントとの取り付け構造を示す分解斜視図、図5はリインフォースメントに分岐ボックスを組み付けた状態の横断面図である。
【0014】
この第1の実施形態のワイヤーハーネスの支持構造は、自動車の運転に必要なスイッチやメータ類が集中配置される運転席前方のインストルメントパネル11の裏側に配備される構造材であって、少なくとも壁面で仕切られて空間を形成する帯状のフレームであるリインフォースメント13に、インストルメントパネル11上のスイッチやメータ類等に結線されるワイヤーハーネス15を配設したものである。
【0015】
インストルメントパネル11は、合成樹脂材の成形によって形成される車両の内装壁材で、本実施の形態の場合、ステアリングモジュール11aや、各種のメータを集中配置したメータモジュール11b、各種補機の制御を行うコントロールユニットやAV用デバイス等をユニット化したセンタークラスタモジュール11cなどが装着される。
【0016】
上記のリインフォースメント13は、車体の幅方向に延在するように配置され、両端が車体の側面パネルに固定されることで、車両の強度・剛性を高める役割を果たすと同時に、インストルメントパネル11の支持と補強を兼ねる。
ここに示すリインフォースメント13は、図2に示すように、横断面形状が略H字状を呈していて、その前面側の凹部13aにワイヤーハーネス15が配設されている。
【0017】
ワイヤーハーネス15は、インストルメントパネル11上に装備される各モジュールの配置位置に合わせて後述する分岐部が複数箇所にわたって形成され、各分岐部からそれぞれのモジュールのスイッチ等と接続するコネクタ15aを先端に装着した分岐ハーネス15bが引き出されている。なお、ワイヤーハーネス15の分岐部は、図3に示す分岐ボックス17によって形成されている。
【0018】
この分岐ボックス17は、複数本の電線17aを横一列に整列保持したハーネス基板17bを複数枚積層することで、幹線用のワイヤーハーネス15と分岐ハーネス15bとを収容(図参照)しており、外形寸法は、リインフォースメント13の凹部13aに収容される大きさに設定されている。また、積層されたハーネス基板17b上の各電線相互は、ハーネス基板17bを貫通する長尺タブ17cと、この長尺タブ17cが導接される嵌合接続部17dを有して各ハーネス基板17b上の電線端に圧着される電線圧着端子17eとによって適宜にジョイント接続されることで、幹線用のワイヤーハーネス15に分岐ハーネス15bが分岐接続された分岐部を形成する。
【0019】
更に、本実施形態の分岐ボックス17は、リインフォースメント13に結合・固定するための結合手段18が設けられている。
この結合手段18は、リインフォースメント13のフランジ部13bの端縁に起立状態に形成されたガイドリブ19aに係合して、分岐ボックス17をリインフォースメント13の長手方向(即ち、配設する幹線用のワイヤーハーネス15の軸線方向)にのみ移動可能に位置規制する係合アーム18aと、リインフォースメント13のフランジ部13bの内面に形成された係合溝19bに係合して分岐ボックス17をリインフォースメント13の長手方向に対して移動不能に位置規制する位置決めリブ18bとを備えた構成である。
即ち、リインフォースメント13のガイドリブ19a,係合溝19bは、分岐ボックス17の結合手段18として装備した係合アーム18a,位置決めリブ18bと係合して、分岐ボックス17を固定する係合手段19である。そして、本実施形態では、これらの結合手段18,19の係合によって分岐ボックス17をリインフォースメント13の所定位置に固定することで、リインフォースメント13に対するワイヤーハーネス15の位置決め・固定がなされる。
【0020】
以上のように構成された第1の実施形態によるワイヤーハーネスの支持構造では、分岐ボックス17に装備した結合手段18が、ワイヤーハーネス15をリインフォースメント13に位置決め・固定するクリップの役割を果たすため、従前のワイヤーハーネス15をリインフォースメント13に固定する別部品としてのクリップが必要なくなり、ワイヤーハーネスアッセンブリにおける部品点数の削減、並びに、組立工程数の削減による作業性向上及びコスト低減を図ることができる。
そして、リインフォースメント13の凹部13aに収容された幹線用のワイヤーハーネス15は、分岐ボックス17を介してリインフォースメント13にしっかりと位置決め固定されているため、車両の振動等によるガタつきで周囲に干渉して損傷をすることがない。
【0021】
また、上記の第1の実施形態では、リインフォースメント13には、分岐ボックス17の結合手段18と係合することで、この分岐ボックス17を固定する係合手段19を、ワイヤーハーネス15の長手方向に沿って間欠的、あるいは連続的に装備している。
このため、分岐ボックス17の位置決めリブ18bと係合するリインフォースメント13上の係合溝19bを変更することによって、ワイヤーハーネス15の固定位置を簡単に変更することができ、例えば車両の装備のバリエーション等に応じてワイヤーハーネス15のリインフォースメント13への固定位置が変更される場合でも、使用するリインフォースメント13上の係合溝19bの選択変更だけで簡単に対応することができ、ワイヤーハーネス15の品番の増加を招くこともなく、柔軟に対応することができる。
【0022】
なお、分岐ボックス17の結合手段18と係合し分岐ボックス17を位置決め・固定するリインフォースメント13上の係合手段19の具体的な構造は、上記の実施形態のものに限定するものではない。
例えば、リインフォースメント13上の係合手段は、図6に示すように、分岐ボックス17に結合手段18として装備された係合アーム18aの突起部を係合する係合穴20aで、長手方向に沿って所定の間隔で間欠的に配備した構成としてもよく、また図7に示すように、リインフォースメント13の長手方向に連続して延在する係合溝21aとしてもよい。なお、係合溝19bは、図6及び図7のいずれのものにも形成してある。
【0023】
図8は本発明に係るワイヤーハーネスの支持構造の第2の実施形態の分解斜視図、図9は図8に示したリインフォースメントに分岐ボックスを組み付けた状態の横断面図である。
この第2の実施形態の帯状のフレームであるリインフォースメント23は、横断面形状が略H字形の構造材で、第1の実施形態に示したリインフォースメント13からガイドリブ19aを削除した構成である。
従って、このリインフォースメント23は、分岐ボックス27を位置決め・固定する係合手段としては、一方の凹部23aを画成するフランジ部23bの内面に形成される係合溝19bのみを装備した構成である。
【0024】
また、分岐ボックス27は、第1の実施形態で示した分岐ボックス17の係合アーム18aを、突出長の長い係合アーム27aに置き換えたもので、それ以外の構成は、第1の実施形態に示した分岐ボックス17と同様である。
この分岐ボックス27における係合アーム27aは、先端突起が、図9に示すように、リインフォースメント23の他方の凹部23aを画成しているフランジ部端縁23cに係合するように、突出長を設定したものである。
【0025】
このようにすると、例えば、横断面形状が略H字形のリインフォースメント23のフランジ部端縁23cが、そのまま、分岐ボックス27の係合アーム27aと係合する係合手段として機能するため、リインフォースメント23のフランジ部に係止リブ等の特別な加工が必要とならず、リインフォースメント23の構造の単純化によって更にコストの低減を図ることが可能になる。
【0026】
なお、以上の実施形態では、インストルメントパネルの裏側に装備されるリインフォースメントにワイヤーハーネスを配設する場合を示したが、本発明は車両の上記以外の部位に装備される帯状のフレームにも適用できることは、言うまでもない。
また、本発明に係る少なくとも壁面で仕切られて空間を形成する帯状のフレームであるリインフォースメントの横断面形状は、上記のH字形に限らない。例えば、横断面形状が略コ字状となるフレーム等にも、応用可能である。
【0027】
【発明の効果】
本発明のワイヤーハーネスの支持構造によれば、分岐ボックスに装備した結合手段が、ワイヤーハーネスを少なくとも壁面で仕切られて空間を形成する帯状のフレームに位置決め・固定するクリップの役割を果たすため、ワイヤーハーネスのフレームへの固定に別部品のクリップが不要になって、クリップの廃止によるワイヤーハーネスアッセンブリにおける部品点数の削減、組立工程数の削減による作業性向上及びコスト低減を図ることができる。
【0028】
また、分岐ボックスの結合手段を係合させるフレーム上の係合手段の位置を変更することで、ワイヤーハーネスのフレームへの固定位置を変更することができ、例えば車両の装備のバリエーション等に応じてワイヤーハーネスのフレームへの固定位置が変更される場合でも、フレーム上の係合手段の選択変更だけで簡単に対応することができ、ワイヤーハーネスの品番の増加を招くことなく、柔軟に対応することができる。
【0029】
また、前記フレームを横断面形状が略H字形のフレームとすれば、フランジ部の端縁が、そのまま分岐ボックスの係合手段と係合する係合手段として機能するため、特別な加工が必要とならず、フレームの構造の単純化によりコストの低減を図ることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤーハーネスの支持構造の第1の実施の形態とインストルメントパネルとの位置関係を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示したワイヤーハーネスの支持構造の拡大斜視図である。
【図3】図2に示したワイヤーハーネスの支持構造で使用している分岐ボックスの構成を示す分解斜視図である。
【図4】図1に示した分岐ボックスとリインフォースメントとの取り付け構造を示す分解斜視図である。
【図5】図1に示したワイヤーハーネスの支持構造において、リインフォースメントに分岐ボックスを組み付けた状態の横断面図である。
【図6】本発明で使用するリインフォースメントの別の実施の形態を示す斜視図である。
【図7】本発明で使用するリインフォースメントの更に別の実施の形態を示す斜視図である。
【図8】本発明に係るワイヤーハーネスの支持構造の第2の実施形態を示す分解斜視図である。
【図9】図8に示したワイヤーハーネスの支持構造のリインフォースメントに分岐ボックスを組み付けた状態の横断面図である。
【図10】従来のワイヤーハーネスの支持構造の分解斜視図である。
【図11】図10に示したワイヤーハーネスの支持構造で使用しているリインフォースメントの横断面図である。
【符号の説明】
11 インストルメントパネル
13 リインフォースメント(帯状のフレーム)
15 ワイヤーハーネス
17 分岐ボックス
18 結合手段
18a 係合アーム
18b 位置決めリブ
19 係合手段
19a ガイドリブ
19b 係合溝
20a 係合穴
21a 係合溝
23 リインフォースメント(帯状のフレーム)
23a 凹部
23b フランジ部
23c フランジ部端縁
27 分岐ボックス
27a 係合アーム

Claims (3)

  1. 少なくとも壁面で仕切られて空間を形成する帯状のフレームの内壁面に沿って配設されるワイヤーハーネスを前記フレームに位置決め・固定するワイヤーハーネスの支持構造において、
    前記ワイヤーハーネス上に分岐部を形成する分岐ボックスに、前記フレームに結合・固定するための結合手段を設け、また、前記フレームには、前記分岐ボックスの結合手段と係合することで該分岐ボックスを固定する係合手段を、前記ワイヤーハーネスの長手方向に沿って装備して、前記分岐ボックスの結合手段と係合させる前記フレームの係合手段の位置を変更することで、前記フレームに対する前記ワイヤーハーネスの固定位置を変更させることができることを特徴とするワイヤーハーネスの支持構造。
  2. 前記フレームの係合手段は、前記ワイヤーハーネスの長手方向に沿って間欠的、又は連続的に装備したことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネスの支持構造。
  3. 前記フレームは、横断面形状が略H字形の構造材で、このH字形の一方の凹部に前記ワイヤーハーネスを配設すると共に、前記分岐ボックスの結合手段は、突出長の長い係合アームとし、前記フレームの係合手段は、前記H字形の他方の凹部を画成しているフランジ部端縁としたことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネスの支持構造。
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