JPH0234982Y2 - - Google Patents

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JPH0234982Y2
JPH0234982Y2 JP15262183U JP15262183U JPH0234982Y2 JP H0234982 Y2 JPH0234982 Y2 JP H0234982Y2 JP 15262183 U JP15262183 U JP 15262183U JP 15262183 U JP15262183 U JP 15262183U JP H0234982 Y2 JPH0234982 Y2 JP H0234982Y2
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JP
Japan
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notch
support rod
instrument panel
rod
handle
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JP15262183U
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JPS6058535U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車の車室内前部に設けられる
計器パネルの構造に関する。
自動車のハンドルは、この自動車の使用される
国の事情によつて車室内前部の右もしくは左側に
取着されるものである。そこで、使用される各国
の事情に容易に対応できるよう、車室前部の右も
しくは左側に選択的にハンドルを取着できる構成
とされた自動車がある。一方、車室内前部には計
器パネルが取着されており(例えば実開昭56−
35470号公報)、上記のような自動車の場合には、
ハンドルが左右いずれの位置に取着された場合で
もこのハンドルのシヤフトと計器パネルとの干渉
を避けるようにこの計器パネルの下縁に予め左右
一対の切欠部が形成される。そして、ハンドルの
非取着側の切欠部を有効利用するために、この切
欠部にグローブボツクス等機器が設けられる。こ
の場合、一般に、この機器が左側の切欠部に設け
られた場合と、右側の切欠部に設けられた場合に
おけるこの機器の各位置は、これら左右両切欠部
間の中央に対し左右対称とされる。そして、この
機器は切欠部の左右縁部に架設される支持杆によ
り支持される。
ところで、上記構成において、機器の取付部が
支持杆の左右いずれかに偏つて形成されている場
合には、この支持杆を左側の切欠部に架設した場
合と、右側の切欠部に架設した場合とにおける各
取付部位置は左右両切欠部間の中央に対し左右対
称の位置とはならない。このため、左側の切欠部
と右側の切欠部に取着される各支持杆の間には互
換性がなく、これらは各切欠部に対し個々に形成
されている。この結果、計器パネルの部品点数が
増大してその分型費が増加することとなつてい
る。
この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ハンドルの左右いずれかの選択的な
取着に伴い組み替えが要求される計器パネルにお
いて、この計器パネルの型費を減少させることを
目的とする。
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、ハンドルのシヤフトとの干渉を避け
るように計器パネルの下縁に左右一対の切欠部が
形成され、この切欠部の左右縁部間に機器を支持
する支持杆が架設され、この支持杆が、上記機器
の取付部を有して左右対称に形成された主杆と、
この主杆両端のいずれか一端に、選択的に一端が
連結される補助杆とを有し、これら両杆の各他端
がそれぞれ対応する切欠部の左右縁部に連結され
る点にある。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図と第2図において、1はハンドルであつ
て、ステアリングホイール2と、このステアリン
グホイール2のシヤフト3を有している。このハ
ンドル1は車室内前部の左右いずれかに選択的に
取着される。図例では、このハンドル1は右側に
設けられている(図中一点鎖線図示)。
同上車体車室内前部には計器パネル4が設けら
れる。この計器パネル4下縁には左右一対の切欠
部6,6′が形成される。この切欠部6,6′は、
ハンドル1が左右いずれに取着された場合でもこ
のハンドル1のシヤフト3と計器パネル4とが干
渉しないように形成されるもので、図例では、ハ
ンドル1のシヤフト3は右側の切欠部6′内を貫
通するように設けられている。そして、このハン
ドル1の非取着側たる左側の切欠部6の左右縁部
間にグローブボツクス等機器を支持する支持杆7
が架設される。この支持杆7は切欠部6に通常架
設することによつてこの縁部の剛性が向上せしめ
られる一方、この支持杆7を取り外すことによつ
て切欠部6が開放され、この部分での作業性が向
上せしめられる。
上記支持杆7は、主杆8と補助杆9を有し、主
杆8は上記機器の取付部たる左右一対の取付孔1
1,11を有している。そして、この支持杆7が
左側の切欠部6に架設された場合と、右側の切欠
部6′に架設された場合における両取付孔11,
11の各位置が、両切欠部6,6′間の中央に対
し左右対称となるよう上記支持杆7が構成され
る。
即ち、上記主杆8は左右対称に形成され、補助
杆9は、その一端が主杆8両端のいずれか一端に
選択的に連結できる形状とされる。図例では補助
杆9は主杆8の左端にスポツト溶接にて連結され
ている。そして、主杆8の右端が上記切欠部6の
右縁部に設けられた突片12に連結され、一方、
補助杆9の左端が同上切欠部6の左縁部に設けら
れた突片13に連結される。この場合、取付孔1
1,11は支持杆7の右方に偏つて位置すること
となる。
第1図と第3図において、上記と逆にハンドル
1が左側に取着される場合には支持杆7は右側の
切欠部6′に架設される(図中二点鎖線図示)。こ
の場合、補助杆9は主杆8の右端に連結され、主
杆8の左端が上記切欠部6′の左縁部に設けられ
た突片12′に連結され、一方、補助杆9の右端
が同上切欠部6′の右縁部に設けられた突片1
3′に連結される。この場合、取付孔11,11
は支持杆7の左方に偏つて位置することとなる。
この考案によれば、支持杆が、上記機器の取付
部を有して左右対称に形成された主杆と、この主
杆両端のいずれか一端に、選択的に一端が連結さ
れる補助杆とを有し、これら両杆の各他端がそれ
ぞれ対応する切欠部の左右縁部に連結されるた
め、支持杆における機器の取付部が支持杆の左右
いずれかに偏つて形成されていても、主杆に対す
る補助杆の連結を主杆の一方端から他方端に変換
することによつて、各切欠部に架設された場合に
おける支持杆の機器取付部を両切欠部間の中央に
対し左右対称となるように位置させることができ
る。そして、この支持杆の取付部によつて、非取
着側切欠部のいずれにおいてもグローブボツクス
等機器を所定の位置に支持させることができる。
従つて、この支持杆は左右切欠部のいずれにも適
用できるため、計器パネルの型費が低減され、特
に、多種少量生産の自動車にとつて最適である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はその全
体斜視図、第2図は第1図の部分を拡大した支持
杆の斜視図、第3図は第2図の支持杆における補
助杆を主杆の一方端から他方端に変換したものを
示す斜視図である。 1…ハンドル、3…シヤフト、4…計器パネ
ル、6,6′…切欠部、7…支持杆、8…主杆、
9…補助杆、11…取付孔(取付部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内の左右いずれかにハンドルが選択的に取
    着される一方、同上車室内に計器パネルが取着さ
    れ、上記左右各位置のハンドルのシヤフトとの干
    渉を避けるように上記計器パネル下縁に左右一対
    の切欠部が形成され、上記ハンドルの非取着側切
    欠部の左右縁部間にグローブボツクス等機器を支
    持する支持杆が架設されるものにおいて、上記支
    持杆が、上記グローブボツクス等機器の取付部を
    有して左右対称に形成された主杆と、この主杆両
    端のいずれか一端に、選択的に一端が連結される
    補助杆とを有し、これら両杆の各他端がそれぞれ
    対応する切欠部の左右縁部に連結されることを特
    徴とする自動車の計器パネル構造。
JP15262183U 1983-09-30 1983-09-30 自動車の計器パネル構造 Granted JPS6058535U (ja)

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JP15262183U JPS6058535U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 自動車の計器パネル構造

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JP15262183U JPS6058535U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 自動車の計器パネル構造

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Publication Number Publication Date
JPS6058535U JPS6058535U (ja) 1985-04-23
JPH0234982Y2 true JPH0234982Y2 (ja) 1990-09-20

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ID=30337890

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JP15262183U Granted JPS6058535U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 自動車の計器パネル構造

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JP2017019444A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 いすゞ自動車株式会社 インストルメントパネル

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JPS6058535U (ja) 1985-04-23

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