JPS6310968Y2 - - Google Patents

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JPS6310968Y2
JPS6310968Y2 JP1984018538U JP1853884U JPS6310968Y2 JP S6310968 Y2 JPS6310968 Y2 JP S6310968Y2 JP 1984018538 U JP1984018538 U JP 1984018538U JP 1853884 U JP1853884 U JP 1853884U JP S6310968 Y2 JPS6310968 Y2 JP S6310968Y2
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JP
Japan
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air
air guide
biased
outlet
case
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JP1984018538U
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JPS60130118U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車の空気調和装置における空気
吹出部構造に関する。
(従来技術) 一般に、自動車用空気調和装置の空気吹出部で
は、車室に向つて開口する空気吹出口がインスツ
ルメントパネルに設けられ、また、同上吹出口か
らの空気を車室の所望方向に案内する空気ガイド
が設けられる(例えば実開昭58−164865号公報)。
ところで、自動車のハンドルは左側に取り付け
られる場合と右側に取り付けられる場合とがあ
る。そして、このハンドルの取付位置に対応し
て、上記空気ガイドが車巾方向中央から左右のい
ずれか一側に偏つて配置される場合がある。
このような構成の場合、従来では、空気ガイド
の左右各配置部位に対応するように上記空気吹出
口が予めそれぞれ形成されており、そのため、常
にいずれか一方の吹出口が不使用のままで残るこ
ととなる。従つて、これは空気吹出部における部
品点数を徒に多くするものであり、構成が複雑と
なつて好ましくない。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、空気ガイドが左右のいずれか一側に
偏つて配置される場合において、空気吹出部での
部品点数を減少させ構成を簡素化することを目的
とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、左側に偏つて配置されたと仮定した
空気ガイドケースの一部と右側に偏つて配置され
たと仮定した空気ガイドケースの一部とが互いに
重なり合うようにし、この重なり合う部分に対応
させて上記吹出口を形成した点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車の空気調和装置で、車室に向つて開
口する空気吹出口2がインスツルメントパネル3
に設けられ、この吹出口2はダクト4を介して車
外や、図示しない暖房装置などに連通されてい
る。また、上記吹出口2からの空気を車室の所望
方向に案内する空気ガイド5が上記インスツルメ
ントパネル3に取り付けられる。
上記空気ガイド5は詳記しない風向変更板によ
り構成されるグリル7と、このグリル7を内蔵す
る空気ガイドケース8とで構成されている。図例
では、上記グリル7は左グリル7Lと右グリル7
Rとで構成されており、また、空気ガイドケース
8も左ケース8Lと右ケース8Rとで構成されて
いる。そして、左グリル7Lは左ケース8Lに、
右グリル7Rは右ケース8Rにそれぞれ内蔵され
ている。
また、図示しないハンドルの左右いずれかの取
付位置に対応して、空気ガイド5は車巾方向中央
Aから左右のいずれか一側に偏つて配置されてい
る。そして、これに伴い、空気ガイドケース8も
車巾方向中央Aから左右のいずれか一側に偏つて
配置される。
第3図において、実線で示したものは上記空気
ガイド5が右側に偏つて配置された場合を示して
おり、二点鎖線で示したものは同上空気ガイド5
が左側に偏つて配置されたと仮定した場合を示し
ている。
そして、右側に偏つて配置された空気ガイド5
の左右ケース8L,8Rの部分(B′,B)と、
左側に偏つて配置されたと仮定した二点鎖線図示
の空気ガイド5の左右ケース8L,8Rの部分
(C′,C)とは一部が重なり合つており、かつ、
この重なり合う部分(D′,D)に対応して上記
吹出口2が形成されている。
(考案の効果) この考案によれば、左側に偏つて配置されたと
仮定した空気ガイドケースの一部と右側に偏つて
配置されたと仮定した空気ガイドケースの一部と
が互いに重なり合うようにし、この重なり合う部
分に対応させて上記吹出口を形成したため、ハン
ドルの取付位置に対応するように空気ガイドを左
右いずれの側に偏つて配置しても、いずれの空気
ガイドの空気ガイドケースにも吹出口が対応する
ことから、左右いずれの側に偏つて配置される両
空気ガイドに対してもこの吹出口を兼用させるこ
とができる。従つて、従来のように空気ガイドの
左右各配置部位に対応するように空気吹出口を予
めそれぞれ形成してあることに比較して、空気調
和装置の空気吹出部における部品点数を減少させ
ることができ構成の簡素化が達成される。
なお、上記構成では、空気ガイドを左右のいず
れか一側に偏つて配置したとき、吹出口はこの空
気ガイドの空気ガイドケースの一部に対応して、
この吹出口からの空気が空気ガイドケース内を偏
流するおそれがある。しかし、この考案では、空
気ガイドは風向変更板と、これを内蔵する空気ガ
イドケースとで構成されているため、上記のよう
な吹出口と空気ガイドケースとの相対位置にかか
わらず、吹出口からの空気は風向変更板により車
室の所望方向に案内することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はインス
ツルメントパネルの全体斜視図、第2図は第1図
の−線矢視断面図、第3図は第2図の−
線矢視断面図である。 1……空気調和装置、2……吹出口、5……空
気ガイド、7……グリル(風向変更板)、8……
空気ガイドケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室に向つて開口する空気吹出口が設けられる
    と共に、この吹出口からの空気を車室の所望方向
    に案内する空気ガイドが設けられ、この空気ガイ
    ドが風向変更板と、この風向変更板を内蔵する空
    気ガイドケースとで構成され、この空気ガイドケ
    ースが車巾方向中央から左右のいずれか一側に偏
    つて配置される自動車の空気調和装置において、
    左側に偏つて配置されたと仮定した空気ガイドケ
    ースの一部と右側に偏つて配置されたと仮定した
    空気ガイドケースの一部とが互いに重なり合うよ
    うにし、この重なり合う部分に対応させて上記吹
    出口を形成したことを特徴とする空気調和装置の
    空気吹出部構造。
JP1853884U 1984-02-10 1984-02-10 空気調和装置の空気吹出部構造 Granted JPS60130118U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1853884U JPS60130118U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 空気調和装置の空気吹出部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1853884U JPS60130118U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 空気調和装置の空気吹出部構造

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Publication Number Publication Date
JPS60130118U JPS60130118U (ja) 1985-08-31
JPS6310968Y2 true JPS6310968Y2 (ja) 1988-04-01

Family

ID=30507273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1853884U Granted JPS60130118U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 空気調和装置の空気吹出部構造

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JP (1) JPS60130118U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57170311U (ja) * 1981-04-21 1982-10-27

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JPS60130118U (ja) 1985-08-31

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