JPH0617623Y2 - 自動車の操作レバー取付構造 - Google Patents

自動車の操作レバー取付構造

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JPH0617623Y2
JPH0617623Y2 JP11860888U JP11860888U JPH0617623Y2 JP H0617623 Y2 JPH0617623 Y2 JP H0617623Y2 JP 11860888 U JP11860888 U JP 11860888U JP 11860888 U JP11860888 U JP 11860888U JP H0617623 Y2 JPH0617623 Y2 JP H0617623Y2
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敏隆 西井
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、自動車の操作レバー取付構造に係り、特にイ
ンストルメントパネルの下部に設けるチェンジレバーと
パーキングレバーの取付構造に関する。
b.従来の技術 従来、例えば第7図に示すようなフロアシフト型のチェ
ンジレバー51は、運転席と助手席との間に配置されてお
り、チェンジレバー51はフロア52より起立して取付けら
れている。そしてチェンジレバー51の後方位置には、パ
ーキングレバー53が間隔を置いて取付けられている。
c.考案が解決しようとする課題 しかして、上述した従来の操作レバー取付構造にあって
は、チェンジレバー51およびパーキングレバー53が突出
してフロア52を占有しているので、フロアシートの巾が
規制されると共に、乗員の太腿や膝の付近におけるスペ
ースが狭くなり、とくに軽量自動車において良好な居住
性を得ることが困難であった。それに加えて、このよう
なチェンジレバー51とパーキングレバー53との配置関係
では、デザインの自由度が大巾に制約されて類型的にな
ってしまい、最近のユーザが要望している斬新なデザイ
ンの室内を提供することができなかった。一方、変速操
作装置やパーキングブレーキ操作装置が集中する場合に
は組付性が悪くなるおそれがあると共に、簡単な取付構
造では各機能部品の取付部の剛性を充分に確保すること
ができないという欠点があった。
本考案はこのような実状に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、上述の如き欠点を解消し得る自動車の
操作レバー取付構造を提供することにある。
d.課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本考案に
おいては、車巾方向に沿って延びる支持部材の両端部を
車体側面に設けた張出し部の後面に締付固定し、前記支
持部材のほぼ中央部に変速操作装置を取付ける取付板の
上端部を固定すると共に、該取付板の下端部を車体フロ
ア側に固定する一方、ステアリングブラケットの下面に
パーキングブレーキ操作装置を取付けるパーキングブラ
ケットの上端部を固定すると共に、該パーキングブラケ
ットの下端部を前記支持部材に固定して前記ステアリン
グブラケットと支持部材とを前記パーキングブラケット
を介して連結し、前記変速操作装置のチェンジレバーお
よびパーキングブレーキ操作装置のパーキングレバーを
運転席前方の車体中央寄りに配置している。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、図に
おいて1は運転席前方のカウルアッパパネル2に突設さ
れたステアリングブラケット、3はステアリングブラケ
ット1に回転自在に保持されるステアリングシャフト、
4は車巾方向に沿って延びるパイプ状の支持部材であ
る。支持部材4の両端部は、車体前方のダッシュパネル
5側へほぼ直角に折曲げられ、サイドブラケット6を介
して張出し部7に締付固定されている。しかして、サイ
ドブラケット6にはナット8と螺合するスクリュ9を挿
入するスクリュ孔10が上下に穿設されている。また張出
し部7は、第2図に示す如く車体側面を構成するサイド
ボディアウタパネル11に固着されるフロントピラーイン
ナロアパネル12を室内側(図中右側)に張り出させるこ
とにより形成され、かつ車体後方側に位置する後面7aは
段状に形成することによりサイドブラケット6の取付面
となっている。張出し部7の後面7aには、スクリュ孔10
と対応して挿通孔13が穿設されている。なお、14は支持
部材4の取付部を補強する補強板である。
上記支持部材4のほぼ中央部には、断面ハット状の固定
ブラケット15がスポト溶接などにて固着されており、固
定ブラケット15にはボルト孔16が上下左右に穿設されて
いる。固定ブラケット15には、第1図および第3図に示
す如く変速操作装置17を取付ける取付板18の上端部がボ
ルト19およびナット20によって締付固定されるようにな
っている。このため、取付板18の上端部には固定ブラケ
ット15のボルト孔16と対応して挿入孔21が穿設されてい
る。
上記取付板18は、支持部材4と車体フロア22に固着され
たダッシュパネル5下面との間を掛け渡し得る長さに形
成され、縦方向に設置されるようになっている。取付板
18の上端部は、第3図に示す如く固定ブラケット15を覆
うように断面コ字状に形成され、下端部は第1図に示す
如く、ダッシュパネル5側に湾曲させて形成されてい
る。また取付板18の上端部には固定ブラケット15と対向
して変速操作装置17を取付ける4個の取付孔23が縦横に
配設されている。そして取付板18の下端部には、第4図
に示す如くダッシュパネル5に固設された溶接ボルト24
を差込む差込孔25が設けられており、取付板18の下端部
は溶接ボルト24にナット26を螺合させることによりダッ
シュパネル5に締付固定されるようになっている。
上記変速操作装置17は、第1図に示す如く基盤27と、該
基盤27に組付けられる変速操作用のチェンジレバー28を
含む機能部品29とから構成されており、基盤27には取付
板18の取付孔23と対応してボルト30を挿入するボルト挿
入孔31が穿設されている。
一方、上記ステアリングブラケット1の下面には、第1
図および第5図に示す如く下面部がスポット溶接にて支
持部材4に固着されたパーキングブラケット32の上端部
がスクリュ33およびナット34により締付固定されてい
る。しかして、パーキングブラケット32は取付板18に隣
接して配設されており、上端部はほぼ水平方向に折曲げ
られてパーキングブレーキ操作装置35が取付けられるよ
うになっている。このため、パーキングブラケット32の
上端部にはスクリュ33を挿入するスクリュ挿入孔36が穿
設されていると共に、第6図に示す如く共締め用のスク
リュ37を挿入する一対のスクリュ挿入孔38が穿設されて
いる。なお、39はステアリングブラケット1の下面に穿
設された取付孔、40はパーキングブラケット32の取付部
を補強する補強板である。
上記パーキングブレーキ操作装置35は、第1図および第
6図に示す如くパーキングブラケット32に取付けられる
ガイドフレーム41と、平行に配設されたパイプ状操作ロ
ッド42および棒状ガイド43と、ピン44によって取付ブラ
ケット45に回動自在に支持された支持フレーム46とをそ
れぞれ具備している。操作ロッド42は、一端にパーキン
グレバー47を備え、他端に作動フレーム48を備えてい
る。そして操作ロッド42は、その一端部がガイドフレー
ム41に摺動自在に保持され、取付ブラケット45はピン49
によってガイドフレーム41に支持されている。一方、作
動フレーム48はピン50によって支持フレーム46に保持さ
れており、支持フレーム46にはブレーキワイヤ51の一端
が係止されている。また棒状ガイド43は、その一端が上
記ピン49によって取付ブラケット45に支持され、他端が
作動フレーム48に摺動自在に保持されている。この棒状
ガイド43の周面にはラチェット歯が形成され、作動フレ
ーム48にはこのラチェット歯と係合するラチェット爪が
設けられている。なお、ガイドフレーム41にはコーナブ
ラケット32のスクリュ挿入孔38と対応して一対の貫通孔
52が穿設されている。
次に、上記操作レバーたるチェンジレバー28およびパー
キングレバー47の取付手順について述べる。先ず、予め
支持部材4の両端部にサイドブラケット6をスポット溶
接などにて固着すると共に、支持部材4のほぼ中央部に
固定ブラケット15およびパーキングブラケット32の下端
部を固定しておく。そして支持部材4に固着したサイド
ブラケット6を張出し部7の後面7aに重ね合せると共
に、車体後方よりスクリュ9をスクリュ孔10を介して挿
通孔13に挿通させてナット8と螺合させることによって
支持部材4を張出し部7に締付固定する(第2図参
照)。
次いで、取付板18の上端部を固定ブラケット15に重ね合
せ、ボルト19を挿入孔21を介してボルト孔16に挿入させ
てナット20と螺合させることにより取付板18を固定ブラ
ケット15に締付固定する(第3図参照)。また、取付板
18の下端部をダッシュパネル5の下面に配置し、溶接ボ
ルト24を差込孔25に差込んでナット26と螺合させること
によって取付板18をダッシュパネル5に締付固定する
(第4図参照)。一方、パーキングブラケット32の上端
部をステアリングブラケット1の下面に重ね合せ、スク
リュ33をスクリュ挿入孔36を介して取付孔39に挿入させ
てナット34と螺合させることによりパーキングブラケッ
ト32をステアリングブラケット1に締付固定する(第5
図参照)。
この状態で、取付板18に変速操作装置17の基盤27を重ね
合せると共に、ボルト30をボルト挿入孔31を介して取付
孔23に挿入させて図外のナットと螺合させることによ
り、変速操作装置17を取付板18に取付ける。また、パー
キングブラケット32にパーキングブラケット操作装置35
のガイドフレーム41を対応させて配置し、スクリュ37を
貫通孔52を介してスクリュ挿入孔38および取付孔39に挿
入させてナット34と螺合させることにより、パーキング
ブレーキ操作装置35をパーキングブラケット32に取付け
る。しかして、チェンジレバー28およびパーキングレバ
ー47は運転席前方の車体中央寄りの位置に配置される。
なお、操作レバーの取付手順については本実施例のもの
に限られない。
このように構成した操作レバーの取付構造によれば、変
速操作装置17およびパーキングブレーキ操作装置35を支
持部材4に固定された取付板18およびパーキングブラケ
ット32にそれぞれ取付けているため、各機能部品を集中
させることが可能となると共に、フロントシート間に操
作レバーの突起物がなくなる。また、支持部材4の両端
部は車体後方より張出し部7の後面7aに締付固定されて
いるため、組付が容易となる。さらに、ステアリングブ
ラケット1と支持部材4とはパーキングブラケット32を
介して連結され、かつ支持部材4とダッシュパネル5と
は取付板18を介して連結されているため、各機能部品の
取付部および車体の剛性向上が可能となる。
以上、本考案の一実施例につき述べたが、本考案は既述
の実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的思
想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施例における取付板18およびパーキン
グブラケット32の形状は図に示すものに限られず、取付
ける支持部材4とダッシュパネル5やステアリングブラ
ケット1との配置関係などに対応させて適宜選択するこ
とができることは言う迄もない。また、変速操作装置17
およびパーキングブレーキ操作装置35も適用車種などに
応じて他の機種を使用できることは勿論である。
e.考案の効果 上述の如く、本考案に係る自動車の操作レバー取付構造
は、車巾方向に沿って延びる支持部材のほぼ中央部に変
速操作装置を取付ける取付板の上端部を固定すると共
に、この取付板の下端部を車体フロア側に固定する一
方、ステアリングブラケットの下面にパーキングブレー
キ操作装置を取付けるパーキングブラケットの上端部を
固定すると共に、このパーキングブラケットの下端部を
支持部材に固定したので、各機能部品を集中させること
ができ、デザイン面の自由度の拡大化が図れ、斬新なデ
ザインの室内を備えた自動車を実現できる。しかも、チ
ェンジレバーおよびパーキングレバーを運転席前方の車
体中央寄りに配置したので、フロントシート間に操作レ
バーの突起物がなくなり、乗員の膝もとのスペースが拡
大してシート巾を広げることができ、良好な居住性を確
保できる。
また、本考案の取付構造では、取付板を介して支持部材
と車体フロアとを連結し、かつパーキングブラケットを
介してステアリングブラケットと支持部材とを連結した
ので、簡単な構造にて各機能部品の取付部および車体の
強度・剛性を高めることができる。それに加えて、支持
部材の両端部は張出し部の後面に締付固定しているの
で、車体後方より締付作業を行うことができ、取付作業
の能率向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の一実施例に係り、第1図は支
持部材に固定された取付板およびパーキングブラケット
に変速操作装置およびパーキングブレーキ操作装置を取
付ける状態を示す概念的分解斜視図、第2図は第1図に
おけるA−A線断面図、第3図は第1図におけるB−B
線断面図、第4図は第1図におけるC−C線断面図、第
5図は第1図におけるD−D線断面図、第6図は第1図
におけるE−E線断面図、第7図は従来の操作レバーの
取付状態を示す概念的斜視図である。 1……ステアリングブラケット、 2……カウルアッパパネル、 4……支持部材、5……ダッシュパネル、 7……張出し部、8,20,26,34……ナット、 9,33,37……スクリュ、10……スクリュ孔、 13……挿通孔、15……固定ブラケット、 16……ボルト孔、17……変速操作装置、 18……取付板、19,30……ボルト、 21……挿入孔、23……取付孔、 24……溶接ボルト、25……差込孔、 27……基盤、28……チェンジレバー、 31……ボルト挿入孔、 32……パーキングブラケット、 35……パーキングブレーキ操作装置、 36,38……スクリュ挿入孔、 39……取付孔、41……ガイドフレーム、 47……パーキングレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車巾方向に沿って延びる支持部材の両端部
    を車体側面に設けた張出し部の後面に締付固定し、前記
    支持部材のほぼ中央部に変速操作装置を取付ける取付板
    の上端部を固定すると共に、該取付板の下端部を車体フ
    ロア側に固定する一方、ステアリングブラケットの下面
    にパーキングブレーキ操作装置を取付けるパーキングブ
    ラケットの上端部を固定すると共に、該パーキングブラ
    ケットの下端部を前記支持部材に固定して前記ステアリ
    ングブラケットと支持部材とを前記パーキングブラケッ
    トを介して連結し、前記変速操作装置のチェンジレバー
    およびパーキングブレーキ操作装置のパーキングレバー
    を運転席前方の車体中央寄りに配置したことを特徴とす
    る自動車の操作レバー取付構造。
JP11860888U 1988-09-09 1988-09-09 自動車の操作レバー取付構造 Expired - Lifetime JPH0617623Y2 (ja)

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