JP3435891B2 - 自動車用空調機ユニットの取付構造 - Google Patents

自動車用空調機ユニットの取付構造

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JP3435891B2 JP10224295A JP10224295A JP3435891B2 JP 3435891 B2 JP3435891 B2 JP 3435891B2 JP 10224295 A JP10224295 A JP 10224295A JP 10224295 A JP10224295 A JP 10224295A JP 3435891 B2 JP3435891 B2 JP 3435891B2
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尋章 佐々木
公太郎 花田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は自動車用空調機ユニット
の取付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の自動車用空調機ユニットの取付構
造としては、例えば実開昭57−10945号公報、実
開昭57−39829号公報等に示されているように、
空調機ユニットをダッシュパネルの上下部にブラケット
を介して取付けたものが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】空調機ユニットは比較
的大型で、かつ、重量が大きいため、ダッシュパネルに
取付ける際の位置調整に手間取って作業性が悪くなって
しまうことは否めない。 【0004】また、ダッシュパネルはその上端部に車幅
方向強度部材となるカウルボックスを構成し、底部中央
にはフロアトンネルを形成して面剛性を高めてあるた
め、空調機ユニットをこのカウルボックスの後面とフロ
アトンネル上とに取付けるようにしているが、ダッシュ
パネルおよびフロアトンネル自体は何れも1枚パネルで
あるため空調機ユニットの取付剛性を高めるためには専
用の補強部材が必要となってしまう。 【0005】そこで、本発明は取付作業性を向上できる
と共に専用の補強部材を必要とすることなく取付剛性を
高めることができる自動車用空調機ユニットの取付構造
を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、空
調機ユニットの前側部をダッシュパネルの上端部に構成
したカウルボックスに固定すると共に、該空調機ユニッ
トの後側部をダッシュパネルとインストルメントパネル
との間に車幅方向に配置したステアリングメンバに固定
した構造であって、前記ステアリングメンバを断面6角
形のパイプ材で形成してその平坦面部の1つを前方に向
けて配置して、該ステアリングメンバ前面の平坦面部に
空調機ユニットの後側面を重合当接すると共に、空調機
ユニットの後側部にブラケットを突設し、該ブラケット
をステアリングメンバの下面側中央稜線の後方に隣接す
る傾斜した平坦面部に重合当接して、該ブラケットを介
して締結固定したことを特徴としている。 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【作用】請求項1によれば、空調機ユニットはその前側
部を車幅方向強度部材であるカウルボックスに固定し、
後側部を重量のあるステアリングコラムを装着支持する
高剛性の車幅方向強度部材であるステアリングメンバに
固定して、これらカウルボックスとステアリングメンバ
との間に挟持した状態に取付けてあるため、前後方向の
転がりを生じることがなく、しかも、専用の補強部材を
用いることなく取付剛性を高めることができることは勿
論、断面6角形のパイプ材からなるステアリングメンバ
の前面の平坦面部に空調機ユニットの後側面を重合当接
し、ブラケットを該ステアリングメンバの下面側中央稜
線の後方に隣接する傾斜した平坦面部にブラケットを重
合当接するため、これら空調機ユニットの後側面および
ブラケットと、ステアリングメンバとをテーパ面同志の
係合状態にして締結固定することができて、空調機ユニ
ットの結合安定性および取付安定性を更に高めることが
できる。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。 【0018】図1,2において、1はエンジンルームE
・Rと車室Rとを隔成するダッシュパネルで、その上端
部にはカウルトップパネル2と共に車幅方向強度部材と
なるカウルボックス3を構成している。 【0019】4は車体フロア5上に載置した空調機ユニ
ットで、前側部をカウルボックス3に固定すると共に後
側部をカウルボックス3とインストルメントパネル7と
の間に車幅方向に配置されるステアリングメンバ6に固
定してある。 【0020】本実施例にあっては、空調機ユニット4の
上側部前面に前方へ張り出すブラケット8を設けて、こ
のブラケット8をカウルボックス3を構成するダッシュ
パネル1のアッパ部1Aの縦壁面1aに重合し、該縦壁
面1aに突設したスタッドボルト9にナット10を螺合
して締結固定してある。 【0021】一方、ステアリングメンバ6は重量のある
図外のステアリングコラムの支持剛性を十分に確保し得
るように円形に近い断面正6角形のパイプ材で形成して
ある。 【0022】このステアリングメンバ6はその平坦面部
の1つ6aを前方に略垂直に向けて配置して、該平坦面
部6aに空調機ユニット4の後側面を重合当接して支持
している。 【0023】空調機ユニット4の後側面の前記平坦面部
6aとの当接部分よりも下側の部位には、後側斜め上方
に向けて張り出すブラケット11を設けてあり、ステア
リングメンバ6の下面側中央稜線6cの後方に隣接する
平坦面部6bにこのブラケット11を重合当接し、該平
坦面部6bに突設したスタッドボルト12にナット13
を螺合して締結固定してある。 【0024】ステアリングメンバ6はその両側端部をブ
ラケットを介してダッシュサイドパネル(ブラケットお
よびダッシュサイドパネルは何れも図示省略)に締結固
定するが、好ましくは該ステアリングメンバ6と空調機
ユニット4とを予め前記ブラケット11を介して締結固
定してサブアッセンブリしておき、空調機ユニット4の
車体フロア5上への搭載時に該ステアリングメンバ6の
両側端部をダッシュサイドパネルに締結固定するように
するとよい。 【0025】以上の実施例構造によれば、空調機ユニッ
ト4はその前側部をブラケット8を介して車幅方向強度
部材であるカウルボックス3の後面に締結固定し、後側
部をブラケット11を介して高剛性の車幅方向強度部材
であるステアリングメンバ6に締結固定して、これらカ
ウルボックス3とステアリングメンバ6との間に挟持し
た状態で取付けてあるため、前後方向の転がりを生じる
ことがなくしっかりと固定することができる。 【0026】カウルボックス3の後面はダッシュパネル
1のアッパ部1Aで1枚パネル構造であるため、該アッ
パ部1A自体のパネル剛性はそれ程高くはないが、カウ
ルボックス3の閉断面構造全体で空調機ユニット4の荷
重を分散負担できることと、該空調機ユニット4の後側
部を高剛性のステアリングメンバ6で支持していること
から、専用の補強部材を用いることなく空調機ユニット
4の取付剛性を高めることができる。 【0027】しかも、空調機ユニット4を何れも地上高
の高いフロントウエスト部分のカウルボックス3とステ
アリングメンバ6とに取付けるため、作業者に無理な姿
勢を強いることがなく取付作業を容易に行うことができ
る。 【0028】特に本実施例にあっては、ステアリングメ
ンバ6を円形に近い断面正6角形のパイプ材で形成して
その前面の平坦面部6aに空調機ユニット4の後側面を
重合当接して支持し、更に、下面側中央稜線6cの後方
に隣接する平坦面部6bに空調機ユニット4後部のブラ
ケット11を重合当接して、該ブラケット11を介して
締結固定してあるため、ステアリングメンバ6の剛性低
下を伴うことなく平坦面部6a,6bの面積を確保でき
ることと、空調機ユニット4の後側面およびブラケット
11とステアリングメンバ6とをテーパ面同志の係合状
態として締結固定することができることによって、空調
機ユニット4の結合安定性と取付安定性とをより一層高
めることができる。 【0029】なお、前記実施例では空調機ユニット4の
後側部をブラケット11によってステアリングメンバ6
の平坦面部6bに締結固定するようにしているが、場合
によって該ブラケット11をステアリングメンバ6の上
側に張り出すように設けて、該ステアリングメンバ6の
上側後面の傾斜した平坦面部6d又は後面の垂直な平坦
面部6eに締結固定するようにしてもよい。 【0030】 【0031】 【発明の効果】以上、本発明によれば、空調機ユニット
はその前側部を車幅方向強度部材のカウルボックスに固
定し、後側部を高剛性の車幅方向強度部材のステアリン
グメンバに固定してあるため、前後方向の転がりを生じ
ることがなく、しかも、このように車幅方向強度部材の
カウルボックスとステアリングメンバとによって空調機
ユニットを前後方向で挟持した状態で固定するため、専
用の補強部材を用いることなく取付剛性を高めることが
できることは勿論、断面6角形のパイプ材からなるステ
アリングメンバの前面の平坦面部に空調機ユニットの後
側面を重合当接し、ブラケットを該ステアリングメンバ
の下面側中央稜線の後方に隣接する傾斜した平坦面部に
ブラケットを重合当接するため、これら空調機ユニット
の後側面およびブラケットと、ステアリングメンバとを
テーパ面同志の係合状態にして締結固定することができ
て、空調機ユニットの結合安定性および取付安定性を更
に高めることができる。 【0032】 【0033】 【0034】 【0035】 【0036】 【0037】 【0038】 【0039】また、空調機ユニットとステアリングメン
バとをサブアッセンブリする場合、空調機ユニットの後
側面とブラケットとにステアリングメンバの平坦面部の
2つが係合して、該ステアリングメンバを安定して仮り
保持できるから締結作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す断面図。 【図2】同実施例の空調機ユニットとステアリングメン
バとの結合部分を示す拡大断面図。 【符号の説明】 1 ダッシュパネル 3 カウルボックス 4 空調機ユニット 6 ステアリングメンバ 6a 前面の平坦面部 6b 下面後方の平坦面部 6c 下面側中央稜線 7 インストルメントパネル 11 ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−52683(JP,A) 特開 平5−238421(JP,A) 実開 昭61−115776(JP,U) 実開 平4−20877(JP,U) 実開 昭63−101286(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 37/02 B60H 1/00 102 B62D 25/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 空調機ユニットの前側部をダッシュパネ
    ルの上端部に構成したカウルボックスに固定すると共
    に、該空調機ユニットの後側部をダッシュパネルとイン
    ストルメントパネルとの間に車幅方向に配置したステア
    リングメンバに固定した構造であって、前記ステアリン
    グメンバを断面6角形のパイプ材で形成してその平坦面
    部の1つを前方に向けて配置して、該ステアリングメン
    バ前面の平坦面部に空調機ユニットの後側面を重合当接
    すると共に、空調機ユニットの後側部にブラケットを突
    設し、該ブラケットをステアリングメンバの下面側中央
    稜線の後方に隣接する傾斜した平坦面部に重合当接し
    て、該ブラケットを介して締結固定したことを特徴とす
    る自動車用空調機ユニットの取付構造
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