JPH09240374A - 自動車用ミラー - Google Patents

自動車用ミラー

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Publication number
JPH09240374A
JPH09240374A JP5596596A JP5596596A JPH09240374A JP H09240374 A JPH09240374 A JP H09240374A JP 5596596 A JP5596596 A JP 5596596A JP 5596596 A JP5596596 A JP 5596596A JP H09240374 A JPH09240374 A JP H09240374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
gasket
support base
temporary placement
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5596596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuharu Komoro
靖治 小師
Yoshinobu Owaki
善信 大脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP5596596A priority Critical patent/JPH09240374A/ja
Publication of JPH09240374A publication Critical patent/JPH09240374A/ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成の簡素化を図ると共に効率的な組付作業
を実現し得る自動車用ミラーを提供する。 【解決手段】 ミラー本体21を支持する支持ベース2
2を介してパネル材2の所定部位に取り付ける。支持ベ
ース22及びパネル材2間に介着するガスケット24と
支持ベース22とをパネル材2側へ突出させることによ
り仮置き用突部26を形成し、仮置き用突部26をパネ
ル材2に設けた開口部2bに嵌入させることによりミラ
ー本体21をパネル材2に保持する。仮置き用突部26
は、支持ベース22の適所を折曲形成して成る突片22
aと突片22aに被着するようにガスケット24の対応
部位を突出形成して成る凸状部24aとにより構成さ
れ、パネル材2の開口部2bに弾発的に嵌入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の車両に
おいて特にサイドドア等に取り付けられる自動車用ミラ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両では、図5に示すようにサ
イドドア1の所定部位にサイドミラー10が取り付けら
れるようになっている。このミラー10は、サイドドア
1のアウタパネル2にボルト等の手段によって固定され
る。ミラー10をサイドドア1に組み付ける場合、固定
用のボルト等を取り出し、或いはそのボルト等を所定の
工具によって締め付ける等の作業が行われる。
【0003】これらの作業を行うために、作業者の両手
は一時的にミラー10から離れることになり、そこで従
来ではミラー10の取付けに際して、図6に示したよう
に仮置きクリップ15を使用していた。この仮置きクリ
ップ15は、ミラー本体11を支持する支持ベース12
をサイドドア1のアウタパネル2に仮固定するようにし
たものである。即ち、仮置きクリップ15を図示のよう
にアウタパネル2の仮置き孔2aに挿入し、これにより
ミラー10を一旦サイドドア1に保持しておくことで、
他の作業で両手が塞がっている作業者が支障なく組付作
業を行えるようにしている。
【0004】その際、図6に示されるようにミラー本体
11に接続するリード線13は、アウタパネル2或いは
リインフォース6にそれぞれ形成された孔に挿通するよ
うになっている。なお、図6において、3はサイドドア
1のインナパネル、4はドアトリム、5はドアガラスで
ある。また、支持ベース12とアウタパネル2の間にガ
スケット14が介着するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記した
従来の自動車用ミラーでは、その取付けに際して、前述
のように仮置きクリップ15が不可欠となっており、こ
のため部品種類もしくは点数が増加せざるを得なかっ
た。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、構成の簡素化を
図ると共に効率的な組付作業を実現し得る自動車用ミラ
ーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の自動車
用ミラーは、ミラー本体を支持する支持ベースを介して
パネル材の所定部位に取り付けるようにしたものであっ
て、パネル材及び支持ベース間に介着するガスケット
と、このガスケットと前記支持ベースとをパネル材側へ
突出させることにより形成した仮置き用突部を備え、こ
の仮置き用突部をパネル材に設けた開口部に嵌入させる
ことによりミラー本体をパネル材に保持し得るようにし
たものである。
【0008】請求項2に記載の自動車用ミラーでは、前
記仮置き用突部を、前記支持ベースの適所を折曲形成し
て成る突片とこの突片に被着するように前記ガスケット
の対応部位を突出形成して成る凸状部とにより構成し、
パネル材の開口部に弾発的に嵌入するようにしている。
【0009】請求項3に記載の自動車用ミラーでは、前
記仮置き用突部を構成する前記ガスケットの凸状部の先
端部にテーパを付して構成した。
【0010】また、請求項3に記載の自動車用ミラーで
は、前記ミラー本体に接続するリード線を前記パネル材
の開口部に挿通するように構成した。
【0011】本発明によれば、ミラー本体を支持する支
持ベースの一部を折曲することで突片を形成すると共
に、ガスケットの対応部位を突出形成して成る凸状部を
支持ベースの上記突片に被着させることにより仮置き用
突部を形成する。この仮置き用突部をパネル材、即ちサ
イドドアのアウタパネルに設けた開口部に嵌入させるこ
とにより、ミラー本体をアウタパネルに仮置きすること
ができる。
【0012】ここで仮置き用突部において、ガスケット
の凸状部が被着しているため、これをアウタパネルの開
口部に嵌入させることで、仮置き用突部を該開口部に弾
発的に、即ち軽圧入状態で隙間なく嵌め込むことができ
る。従って、ミラー本体を適度な結合強度でアウタパネ
ルに仮置き固定することができる。また、ガスケットの
凸状部の先端部にテーパを付すことにより、仮置き用突
部を円滑且つ的確に開口部に嵌入させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に基づき、従来
例と実質的に同一又は対応する部材には同一符号を用い
て、本発明による自動車用ミラーの好適な実施の形態を
説明する。
【0014】図1は、この実施形態におけるサイドミラ
ー20の構成例を示している。サイドミラー20は、既
に図5に示したようにサイドドア1の所定部位に取り付
けられるものとする。このミラー20は、後述するよう
にサイドドア1のアウタパネル2にボルト等の手段によ
って固定される。
【0015】図1において、21はミラー本体、22は
ミラー本体21を支持するための支持ベース、23はミ
ラー本体21に接続しているリード線である。リード線
23の先端にはコネクタ23aが設けられている。24
は支持ベース22とアウタパネル2の間に介着するよう
にしたガスケットである。このガスケット24は、好適
にはポリ塩化ビニル等の材料により形成される。支持ベ
ース22の外側にはベースカバー25が被着するように
なっている。
【0016】支持ベース22は、サイドドア1のアウタ
パネル2を挟むかたちでアウタリインフォース6に締結
されるようになっている。この場合複数のボルト27〜
29を用いて支持ベース22の外側、或いはアウタリイ
ンフォース6の内側から締付固定する。
【0017】さらに、図2に示されるように支持ベース
22とガスケット24のそれぞれ所定部位をアウタパネ
ル2側へ突出形成して成る仮置き用突部26(図2、B
部)が設けられ、この仮置き用突部26がアウタパネル
2に設けた開口部2bに嵌入するようになっている。こ
の実施形態において、仮置き用突部26は、支持ベース
22の適所を折曲形成して成る一対の突片22aとこの
突片22aに被着するようにガスケット24の対応部位
を突出形成して成る凸状部24aとにより構成される。
【0018】支持ベース22における一対の突片22a
の間は開口部22bとなっており、この開口部22bに
リード線23が挿通するようになっている。また、ガス
ケット24の凸状部24aの先端には孔24bが開口し
ており、この孔24bにリード線23が挿通するように
なっている(図3及び図4参照)。ガスケット24の凸
状部24aの先端部には、図3及び図4に示されるよう
に適宜のテーパが付されている。即ち、凸状部24aの
先端部を適度に先細に形成している。
【0019】本発明による自動車用ミラーは上記のよう
に構成されており、次にその作用を説明する。サイドド
ア1のアウタパネル2にミラー20を組み付ける場合、
前述のように固定用のボルト27〜29を用いて支持ベ
ース22の外側、或いはアウタリインフォース6の内側
から締付固定する。その際、仮置き用突部26をサイド
ドア1のアウタパネル2に設けた開口部2bに嵌入させ
ておくことにより、ミラー本体21をアウタパネル2に
仮置きすることができる。
【0020】つまりミラー20の取付けに際して、仮置
き用突部26でミラー20を一旦サイドドア1に保持し
ておくことができ、これによりボルト27〜29の締付
等の組付作業を円滑に行うことができる。この場合、従
来のような仮置きクリップを用いることなく、即ちミラ
ー20の構成部品を有効活用して仮置き用突部26を形
成しているため、余分な部材を省略することができる。
【0021】上記の場合、仮置き用突部26がアウタパ
ネル2の開口部2bに弾発的に即ち軽圧入状態で隙間な
く嵌め込まれる程度に、各構成部材を寸法設定するとよ
い。これによりミラー本体21を適度な結合強度でアウ
タパネル2に仮置き固定することができる。仮置き用突
部26の嵌入時、ガスケット24の凸状部24aはその
内側から支持ベース22の突片22aによって支持され
るため、仮置き用突部26はガタつかずにぴったりと嵌
入されると共に、ガスケット24の位置ずれ等を防止す
ることができる。
【0022】また、ガスケット24の先端部に設けたテ
ーパによれば、仮置き用突部26をアウタパネル2の開
口部2bに嵌入させる際のガイド機能を発揮すること
で、円滑且つ的確な作業を行い得る。このようにミラー
本体21をアウタパネル2に仮置きする際、リード線2
3をそのコネクタ23aから支持ベース22の開口部2
2b及びガスケット24の孔24bに順次挿通させる。
そして、このようにリード線23を開口部22b及び孔
24bを利用してサイドドア1内にセットすることがで
き、別途挿通用の孔等を設けないで済むようになってい
る。
【0023】上記実施形態においては、サイドドア1に
取り付けられるミラー20の例を説明したが、サイドド
ア1の場合に限らずボディのいずれの部位にミラーを取
り付ける場合に対しても本発明に係る取付構造を適用可
能であり、上記の場合と同様な作用効果を得ることがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
にこの種のドアアウタパネル付けミラーにおいて、従来
不可欠であった仮置きクリップを廃止することができ、
しかも円滑且つ的確にミラーを組み付けることができ
る。そして、部品種類を減少させて構造を簡素化すると
共に、コスト低減を図ることができる等の利点を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるサイドミラーの構成
例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態におけるサイドミラーの内部
構造を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る仮置き用突部まわりを示す図2の
B部拡大斜視図である。
【図4】図3のC−C線に沿う断面図である。
【図5】従来の自動車用ミラーに係る車両の部分斜視図
である。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 サイドドア 2 アウタパネル 3 インナパネル 4 リインフォース 5 ドアガラス 6 アウタリインフォース 20 ミラー 21 ミラー本体 22 支持ベース 22a 支持ベースの突片 23 リード線 23a コネクタ 24 ガスケット 24a ガスケットの凸状部 25 ベースカバー 26 仮置き用突部 27〜29 ボルト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラー本体を支持する支持ベースを介し
    てパネル材の所定部位に取り付けるようにした自動車用
    ミラーであって、 前記パネル材及び前記支持ベース間に介着するガスケッ
    トと、このガスケットと前記支持ベースとを該パネル材
    側へ突出させることにより形成した仮置き用突部とを備
    え、この仮置き用突部を前記パネル材に設けた開口部に
    嵌入させることにより、前記ミラー本体を前記パネル材
    に保持し得るようにしたことを特徴とする自動車用ミラ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記仮置き用突部は、前記支持ベースの
    適所を折曲形成して成る突片とこの突片に被着するよう
    に前記ガスケットの対応部位を突出形成して成る凸状部
    とにより構成され、前記パネル材の開口部に弾発的に嵌
    入するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自
    動車用ミラー。
  3. 【請求項3】 前記仮置き用突部を構成する前記ガスケ
    ットの凸状部の先端部にテーパを付したことを特徴とす
    る請求項1に記載の自動車用ミラー。
  4. 【請求項4】 前記ミラー本体に接続するリード線が前
    記パネル材の開口部に挿通するようにしたことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の自動車用ミラ
    ー。
JP5596596A 1996-03-13 1996-03-13 自動車用ミラー Pending JPH09240374A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007125629A1 (ja) * 2006-04-28 2007-11-08 Murakami Corporation ドアミラー
JP2008302738A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Tokai Rika Co Ltd 車両用アウタミラー装置
FR2978714A1 (fr) * 2011-08-03 2013-02-08 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif d'etancheite acoustique pour retroviseur exterieur, en particulier de vehicule automobile

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WO2007125629A1 (ja) * 2006-04-28 2007-11-08 Murakami Corporation ドアミラー
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